集客力の悩み
こんにちは、中小企業診断士のオサナイ先生こと、オサナイ和志です。 本日は、2025年の8月12日火曜日でございます。
夏休み特別企画、オサナイ先生の加害授業2日目をお届けしていきたいと思います。
昨日はですね、初日だったということで、商品力ということでお話をさせていただきました。
商品の価値ってね、機能だけじゃなくて、お客様から得られる素敵な未来、ベネフィット、冗長的価値と言いましたけれども、
そういうのが大事なんですよ、というふうな内容でございましたけれども、聞いてくださったリスナーの皆さん、本当にありがとうございます。
ただですね、せっかくそんな素晴らしい価値があっても、お客様に知ってもらえなければ届かないわけですよ。
それは、存在しないと同じことになってしまいますので、そこで2日目、加害授業2日目のテーマは、集客力でございます。
これもですね、本当に多くの方が悩んでいまして、いろいろご質問を受けるんですけれども、
今日の疑問はこちらにいたしました。
ブログやSNSを毎日頑張っているのに全くお客さんが出来ません。何がダメなんでしょうか?というですね、
これもですね、一生懸命やってるだけ辛いですよね。
毎日時間かけてですね、思い込めて文章書いてですね、写真撮ってアップしてるんですけども、反応がシーンっていうですね、
そういうふうになると、自分のやってること無駄なんじゃないかなってね、心が折れそうになる気持ちって、
僕も本当にわかりますよ。スタンドFMって音声配信やってるじゃないですか。
やっぱり再生回数伸びるときと伸びないときってめちゃ差があるんですよ。
本当にね、伸びないとき、なんでこんなに伸びないんだろうって思ったりもするんです。
心が折れそうなこともありますよね。500、600回近くやってるときもあります。
でも、皆さんの、あなたの頑張りが足りないわけでも、それからあなたのサービスに魅力がないわけでもないかもしれないです。
もしかしたらほんの少しだけ頑張る場所で間違えているだけかもしれないんです。
ということでちょっと今日はね、お話ししていきたいんですけども、結論から言いますと、
その発信もしかしたらですね、届けたい相手に届いて届いていないのかもしれません。
毎日発信頑張っているのに反応がないときって、多くの場合は不特定多数に向かって、
例えばメガホンでね、「誰か来てください!お店やってます!」っていう風に叫んでいるような、
例えばですよ、例えば、そんな状態にお尻がちなんですよ。
じゃあどうすればいいかということなんですけども、まず最初にやるべきこと、これたった一つです。
それはたった一人の理想のお客様を決めることなんです。
これをマーケティングの世界では、ペルソナ設定っていうふうに言います。
例えば、キングコングの西野昭弘さんいますね。
キングコングの西野昭弘さんのペルソナっていうのは何かというと、小学4年生の自分なんですよ。
兵庫県川西市に住んでいる西野昭弘くんという少年に、
この今自分がやっているサービスが届くかどうかということ。
それが西野さんのペルソナなんですね。
そういう形で、たった一人の理想のお客様を決めることをここから始めるんですね。
難しく考える必要はなくて、ゲームのキャラクター設定みたいに楽しみながら考えていけばいいんじゃないかなというふうに思うんですね。
あなたが一番来てほしいお客さんってどんな人ですか?
年齢は?性別は?どんな仕事をしていて、どんな家族がいて、普段何を悩んでいて、休みの日は何をして過ごしているでしょうか?
そしてそのたった一人のお客さんが決まったら次のステップに進みます。
それはその人は普段どこで情報を探しているんだろうというふうにリサーチすることなんですね。
これが一番大きなポイントなんですけども、
理想のお客様の設定
例えばあなたが地域の80代の方に向けたお弁当の宅配サービスをしているとします。
そのサービスを届けるために若者がたくさんいるインスタグラムであったりとかTikTokであったりとか毎日発信しても、
正直なかなか見つけてもらえそうにないじゃないですか。
その場合はどうするかというと、
お客さんがよく行く、例えば公民館だったりとかスーパーに紙のチラシを貸してもらったりとか、あるいは町内会の会覧板で案内してもらったりする方が、
これはずっと効果的かもしれません。
お客さんがいる場所で声をかけるっていうのは鉄則なんですよ。
だから今の場合でいくと、80代の方にTikTokってわかんないじゃないですか。
やってる人いるかもしれませんけど、そうじゃなくて原始的なこっちの方がいいよね。
だから何でもかんでもSNSで発信していいかというと、そうじゃないということなんですね。
じゃあ逆の例考えてみましょう。
もしあなたがIT企業の社長さん向けの専門的なコンサルティングサービスを売りたいとしたらどうでしょうか。
これはもうFacebookとかもうさっき言ったInstagram、TikTokであったりとか、
そういったビジネスでSNSで発信したり、経営者が集まるオンラインセミナーで話をしたりするのが有効そうですよね。
つまり誰に届けたいのかっていうそのパルスナを決めれば、どこで発信すべきか。
その媒体が自ずと見えてくるはずなんです。
どうでしょう。
これを聞いているあなたのたった一人のお客様はどんな人でしょうか。
そしてその人は毎日スマホで何を見てどんな雑誌を読んで、どこに出かけて情報を探しているでしょうか。
一回ちょっとその発信する手を止めてですね、そのリサーチに時間を使ってみるのもいいんじゃないかなというふうに思います。
はいということで今日の考え授業のまとめでございます。
集客に悩んだら思い出してほしい3つのポイントはこちらです。
1つ目、集客の第一歩は届けたい相手をたった一人に絞ること。
2つ目、その人が普段どこから情報を得ているのか徹底的にリサーチしよう。
3つ目、闇雲の発信は卒業。お客様がいる場所でお客様が求める情報を届けよう。
この発信のですね、量をこなす前にまずは誰にどこでを定めるということです。
これが遠回りに見えて実は一番近道だということを覚えておいていただければなというふうに思います。
はいということで尾崎先生の考え授業2日目はいかがでしたでしょうか。
明日のテーマはですね販売力というテーマでお送りしたいと思います。
お客様はね目の前に来てくれました。でもなかなか買いますと言ってもらえない。
そんなお悩みにですね明日はお答えしていきたいなというふうに思いますのでぜひ明日もお聞きください。
ということで今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
挑戦が人生だ。Don't worry. Be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。
今日も元気にいってらっしゃい。