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おはようございます。挑戦する経営者のパートナー、中小企業診断士のオサナイ先生こと、オサナイ和志です。
普段は、AAを使って、経営者さんと作戦会議をしたり、挑戦する人を応援するイベントを開いたりしています。
本日は、2025年7月16日水曜日です。
朝のスタートに、みなさんの心に気づきと元気をお届けします。
今日は、収録環境が異なっており、事前収録をさせていただいております。
実は、今、移動中です。
明日の朝も、収録している時間がないものですから、
前日の夕方、移動しながら収録させていただいているということで、
収録環境が異なりますので、車の中の環境になりますので、
ウインカーの音であったり、ナビの音であったり、聞こえるかもしれませんが、
ご了承いただければと思います。
複雑な問題へのアプローチ
早速ですが、今日のテーマはこちらです。
もう何から手をつけていいか、と悩むあなたへ、として送り出します。
みなさん、仕事やプライベートで、問題が複雑に絡み合いすぎて、
もう何から手をつけていいか、わからないと言って、
頭を抱えてしまった経験ってないでしょうか?
先日、僕の元にまさにそんな状況に陥ってしまった、
あるご家族から、ご相談があったんですね。
複数の借り入れだったり、どんぶり勘定になってしまった家計と、
事業のお金、そして金融機関からの厳しい言葉とかですね。
相談に来た娘さんの頭の中は、まるで固く絡まってしまった、
毛糸玉みたいな感じだったんですね。
今日は、どこから解けばいいのか、わからないほど絡まってしまった問題を、
僕たち中小企業診断士が、どうやって一本ずつ丁寧に解きほぐしていくか、
その思考のプロセスを、みなさんと共有していきたいと思っております。
本題に入る前に、少しお知らせをさせてください。
西巻広講演会、青森県弘前市が開催されます。
ということで、連日お伝えしているとおりでございますが、
9月22日月曜日、祝日の毎日になりますけれども、
弘前市民文化交流館ホールにて、近国西巻広さんの講演会が開催されます。
翌日がお休みでございますので、来やすいかなと思っていますので、
ぜひ振ってお越しいただければなと思っております。
昨日、FM御所河原にお邪魔させていただきまして、
西巻広講演会のPRをさせていただきましたけれども、
パーソナリティの鈴木舞美さんにもありがとうございました。
鈴木さんが今回、ボランティアスタッフにもなられてくれていましたので、
そのご縁もあって、FM御所河原さんにお邪魔させてもらったということで、
5分延長させてお話させてもらったんですけれども、
本当にありがたかったなというふうに思っています。
チケットもかなり売れてきておりますので、
ぜひお早めにご購入いただければなと思います。
概要欄の方にPTXのサイトをリンク貼っておきますので、
そちらからご購入いただければなと思います。
全席、自由席、3000円となっておりますので、よろしくお願いいたします。
借金の整理方法
ということで、今日の本題に戻りたいと思うんですけども、
今日のテーマは皆さんもあるかなというふうに、
僕も思っているところではあるんですが、
非常に何から手をつけていいかわからないという問題。
本当にめちゃくちゃ大変だなと僕は思うんです。
今回ご相談いただいたのは、ご家族で事業を営んでいる方だったんですね。
お父様がAの事業、お母様がBの事業、
そして娘さんがお手伝いをされているという非常に素敵なお家族だったんですね。
ところがお話を伺うと深刻な問題が見えてきたんですね。
何かというと、お父様もお母様も事業資金とか生活費のために、
金利の高いフリーローンであったりとか、クレジットカードのリボ払い、
これを複数利用されていたんですね。
毎月の返済額が、お父様も年金生活者なんですけども、
年金収入を大きく超える本当に危険な状態に陥っていたということだったんですよ。
何でこんなことになってしまったのかということなんですけども、
きっかけの一つは、実は家族3人でAの事業を行うためにスクールに通うと。
スクールに通うのに急いで100万円以上のお金を用意する必要があったということだったんですね。
結局、事業融資だと間に合わないと。
3日後にスクールにお支払いしなきゃいけないから間に合わないという話で、
そういった焦りから金利14.5%という非常に高いフリーローンに手を出してしまったんですよ。
相談に来られた娘さんもパニック寸前で、借金も返せない、事業もどうすればいいかわからない。
金融秘化に相談しても冷たくあしらわれて、何から手をつけていいかというふうな感じだったんですよ。
こうなった時、皆さんだったらこの絡まった糸をどこから解き始めますか?
僕がやったのは、まず全ての問題を書き出して、1個ずつ丁寧に仕分けることから始めていったんですよ。
何をやったかというと、まず最初に出欠を止めるという話なんですね。
一番の問題は金利が年14%以上に上るリボバラインなんですよ。
これが放置すればするほど傷口がどんどん広がっていくので、大きなところは同じなんですよ。
ですから、最優先でやるべきことはリボバラインを一括で返済して、これ以上金利を払わないようにするということなんですね。
これが一番大事なんですよ。
仮に一括返済ができないのであれば、少しずつ返済額を増やしていくということが大事なんです。
次、ステップ2なんですけども、借金をあるべき姿に整理するということなんですよ。
複数ある高金利のフリーローンがあるんですけども、これらはもともとは事業のために借りたお金なんですね。
であれば、本来あるべき姿、つまり金利の低い事業性融資として一方にまとめる交渉を金融機関とするべきだと僕は思います。
娘さんは金融機関に相談したらまとめても意味がないとか、冷たく足洗われたと言っているんですけども、
でもね、それはその金融機関の担当者の意見でしかないんですよ。
ダメなら別の金融機関に相談すればいいわけであって、選択肢は一つではないんですね。
ですから、世界中に金融機関が一個しかないんだったらそれは困るかもしれません。
そうなるかもしれませんけど、そうじゃないでしょって話をさせて、
ここがダメだったら取引がなかったPの金融機関さんに行ってもいいでしょうしっていう話をしたんです。
それが2番目ですね。最後ステップの3番目ですけども、根本原因にメスを入れるっていうことなんですね。
これが最も重要なんですね。何かというと借金問題っていうのはあくまでもこれ症状なわけで、
その本当の病気っていうのは事業のキャッシュが足りてないっていうことにあるんですね。
お話を伺っていくと提供しているAの事業のサービスはめちゃくちゃ素晴らしいのに価格が安すぎたんですよ。
常連産を結局失うのが怖くて値上げができなかったって言うんですね。
ですから僕は勇気を振り絞って、勇気を持って適正な価格に値上げして新規の保険金を獲得する努力を始めること、
そして事業と関係の支出を徹底的に見直すこと、これをやってくださいっていうふうに僕はお話しました。
この根本原因に手を付けない限りですね、いくら借金を整理してもまた同じことを繰り返してしまうんですよ。
ですからもう一回整理しますと、まず最初に一番の出血点、つまりリボーラ払いがあったんでこれを止めること、
次に複雑な骨折、借金ですね、これをあるべき姿に整えること、
そして3番目はそもそも怪我をしない体質、つまり儲かる事業構造に変えていくっていうことですね。
事業構造の改善
こうやって一つ一つですね、やるべきことの順番を整理して、そして具体的なアクションプランをお示ししたんです。
そうしたらね、相談が終わる頃には娘さんの顔には何すればいいか道筋が見えましたっていうふうに明るい表情が戻っていたんですね。
僕の仕事って魔法みたいにですね、問題解決することではないんですよ。
絡まってしまった糸を一本ずつ解きほぐして、本人が自分の力で前に進めるように地図を一緒に描くことなんですよ。
そういうことを僕はやっているということをお話ししたかったということでございます。
ということで今日の話を一言でまとめますと、問題が複雑に絡み合っているときこそ、
焦らず一つ一つの問題を仕分けし、最も重要な根本原因から手をつけること。
仕事でもですね、プライベートでももう何から手をつけていいかわからないってパニックになりそうなときはですね、一度深呼吸をしてみてください。
そして目の前にある問題を全部書き出してみる。
そうすると不思議とですね、頭が整理されてまずこれからやろうっていうふうに最初の一歩が見えてくるはずなんです。
ですからまずはそういうことをやってみる。
やっぱり頭で考えていると書き出すのと全然違いますから、アウトプットするとですね、本当に目で見えますからこれだけでもだいぶ違いますので、
ぜひ皆さんもやってみてはいかがかなというふうに思います。
こうした小さな一歩から大きな一歩が一歩になっていく、小さな築きから大きな一歩になっていくということでございます。
聖愛高校野球部への支援
はい、ということで今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
皆さんがね、今もう何から手をつけていいかわからないっていうふうな、そういう悩んでいることがあればですね、
ぜひ、もしよろしければスタンドFMのコメント欄でですね、その絡まった糸をですね、僕にも見せていただければなというふうに、何かヒントが見つかるかもしれません。
はい、ということで今日はですね、もう何から手をつけていいかと悩むあなたへというテーマでお送りいたしました。
挑戦が人生だ。Don't worry, be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。
今日も元気にいってらっしゃい。
すみません、最後にご報告させてください。
聖愛高校野球部に書籍を寄贈するプロジェクトを行っておりますけども、現在まで集まっている本の冊数が112冊となりました。
ありがとうございます。
160冊を目指しておりますので、残り48冊となりました。
こちらはですね、鎌橋良人さんの夢と金が9割、こちらの方をですね、聖愛高校野球部に送りましょうというプロジェクトでございます。
今までご支援いただいた皆様方のお名前を読み上げさせていただきます。
まずは、もうすでにですね、コミュニケーション大全、こちらの方をですね、お送りしてますけども、
このコミュニケーション大全黒金バージョン、特別仕様バージョンを、なんと80冊もご支援いただきました。
神谷さんこと神村圭司さんです。ありがとうございます。
それからクラウドファンディングの方でね、以前行ったクラウドファンディングの3冊1セットでご支援いただいた方々のお名前でございます。
羽田ひかるさん、谷畑まさかどさん、宮城翔さん、伊藤かな子さん、西田健二さん、黒田光平さん、三上ゆうきさん、伊藤の方々でございます。ありがとうございます。
それから4冊ね、購入して支援していただいた方々のお名前でございます。
梅ちゃんこと奥水梅香さん、ありがとうございます。
それから先ほどのクラウドファンディングと合わせて4冊の方々でございます。
黒田光平さん、三上ゆうきさん、ありがとうございます。
それから2冊ですね、ご支援いただいた方のお名前です。
大中美香さん、ありがとうございます。
それから1冊ご支援いただいた方々のお名前です。
堀井誠さん、原美希さん、田中雄介さん、松島涼さん、福田康原さん、山増久美さん、後藤健太郎さん、辻後陣さん、小澤幸恵さん、中原和原さん、以上の皆様の方でございます。ありがとうございます。
皆様のご支援によって112冊のね、今本が集まっております。
残り48冊となっておりますので、ぜひ皆様概要欄の方にですね、ベースショップのリンクを貼っておきますので、そちらからご支援いただければなと思います。
聖愛高校野球部の感想文がね、リターンとして返ってきますので、よろしくお願いします。
そして今日、いよいよですね、聖愛高校野球部は今週に向けて出発をいたします。
本当にね、一戦一戦頑張っていただいて、津軽から日本一を目指していただきたいと思います。
頑張れ!聖愛高校9!
