上半期ベストの紹介
特集)カルチャープログラム、NOIZ NOIZ NOIZ FM。今回は、現代メタル通信の2025年6月号をお送りいたします。
本日もSHIさんこと、和田信一郎さん、それから青木さくのさんをお迎えしてお送りしていきます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、本日は6月末で、驚くべきことに今年が半分終わりつつあるわけなんですけども、今年の上半期ベストみたいな話をしていこうと思います。
事前に2人からそれぞれ10曲ずつ選んでいただいたプレイリストがありますので、基本的にはそちらを聞いていただきつつ、その内容について本日は解説していただくという感じでやっていこうと思います。
はい、そしたら、あれですかね、もうプレイリストの順番通りにやっていっていいかなと思うんですけども、そしたら最初に10曲、和田さんから選んでいただいたものがあるので、そちらからやっていこうと思いますけれども、その前にあれかな、ちょっとこう全体を通してのコメントみたいなのってありますか。
えーっと、まあ、こういうのか。
今年の傾向みたいなこととか。
そうですね、その今年の傾向的なものを反映させようと思いつつ、やっぱりその個人的に好きなものを繰り返ししたいというふうに思うタイプの人間なので、
そういうことで、たぶん今年の傾向も反映してそうなやつがいくつか入っている一方で、いろいろ出会った結果、気に入ったものっていうのも、そうですね、3対7ぐらいかな、で知ればという感じですね。
はい、ちなみにこれ、津田さんは和田さんの選曲を見て、思うところと言うか、感想とかは何かありますかね。
最初に自分の分を絞り込んでいく段階で、和田さんが出してきそうだから避けようかなみたいなのも一部あり、あったんですけど、意外とインペリアル・トライアンファントが入らなかったのが、
めっちゃ最初にパッと見たときは一番意外だった。
確かに。
なるほど、なるほど。
でしたね。
インペリアル・トライアンファントは先回の放送?番組でも言ったと思うんですけど、すごいと思いつつ、個人的なすごいにものすごく刺さるかというと、ちょっと多少ずれるかなみたいな感じなので、
これは今回というか、今回に限らずこういうプレイリストで自分が選んでいるのは、繰り返し聴きたくなるっていう、様々な意味でですね。
なんか壺にハマったりとか、なんかのハマったりハマらなかったりする理由を掘り過ぎるために繰り返し聴きたいみたいな、いうものを選ぶもので、
インペリアル・トライアンファントは何でしょうね、まあすごいバンドなのかもしれないんですけど、
味の傾向的に自分に刺さり染め刺さらない感じがついているので、
それを毎回今後の課題にしたいなと思いながらも、他に優先順位が高いものがたくさん出てしまうみたいな感じで。
それはあれですか、割とインペリアル・トライアンファントは過去作も含めて割とそんな感じっていうのか、それとも特に今回のアルバムがそういう感じっていうか。
なんか毎度話題作であると思うので、自分ここで話ししとくのもいいと思うので。
言うと、個人的な好みで言うと、ジャズの系統で言うと、
ジョン・コール・トレインとマイルス・デイブスって言ったらコール・トレインに近いと思うんですよ、インペリアル・トライアンファントって。
モードよりもコードよりっていうか、60年代、50年代後半、真っ直ぐらいの。
結構アバンギャルドな印象をたくさん施していて、それがしかも発展しているのはいいんだけど、
味覚としてはこのコード感の好みの傾向的な割と保守的なバンドなのかなと思っていて、
それが自分の思考で言うと、やっぱりマイルス的なものの方が好きなんですよね。
ブルース感はあるんだけれども、なんかアウトっていうか、だいぶ浮遊感がある方向に行っているものの方が好きで、
そういう意味で言うと、マイルスだと、例えば60年代末の最強のクインテッドと言われるようなコードの、
マイルス・マイルスとかエフェルティアとかがすごい好きなんですけど、
そういう方ではあんまり言ってないっていうふうな、
それが成長とか発展の経負的に良し悪しを生むんではなくて、
味わいの感覚的に自分の思考からずれるっていう感じなんです。
だから多分一般的な評価を生むとは別に自分が選ばない理由は多分そうかなって。
なるほど。
評価っていう軸と好みっていう軸で言うと、要は好みの方を優先した結果こうなったって感じですかね。
今年のシーン的なことで言ったら、例えば、GO曲を、GOアルバムを10個あげるんだとすると、
ウィーピング・ソワーズのレビュー
例えばゴーストとかも入ると思うんですよ。
全部一緒に取ったやつなので。
でもそこまで繰り返し聞く優先順位が上の方に行かなかったので、
良し悪しを判定する前にはあんまり聞いてないっていうようなことになってしまっているので。
ここのあげたものは全部そういう意味ですごい刺さったものが多いかなって思います。
特に初めの2曲はそうですね。
なるほど。
みたいな。
はい。
わかりました。
では早速リストに入っていこうと思うんですけれども。
最初がまずはこれ。
ウィーピング・ソワーズですね。
名前的な、番組的な知名度はあんまりないと思うんですけど、
ただそのメンバーがピーロンっていう、
去年自分が年間ベストに選んだバイトの不協和音ディスメタル方面に行ってるぐらいのコアとして素晴らしい、
ものすごく素晴らしいアルバムを残した、何年も作ってくれたバンドがいるんですけど、
そのうちの2人が組んでるの、このウィーピング・ソワーズっていうバンドで。
ああ、なるほど。そうなんですね。
2人組なんですよね、ドラムとあとその他全パートみたいな。
はい。
ダグ・ムーアーっていう人が多分作曲とかメインでやってると思うんですけど、
この人がピーロンではボーカルのみなんですけど、
ここでギターとベースもやってて、
そのピーロンっていうバンドのドラムが、ステファンっていう方がここでも叩いてるっていう風な。
やっぱそのピーロンの昨年のアルバムは全パートものすごく素晴らしかったので、
それは本業、一応ギタリストとかベーシストとして売ってるわけではない、
ダグが弾いてるのがどうなのかなと思い聞いたら、これがまた素晴らしい。
で、このアルバムの音楽性は5月あたりの不協和音で進めたら変わると、
スラチとかドゥームのアイノコみたいな感じになるんですよね。
裏アイノコではなくて、チェンバーロック寄りのドゥームストロナー的なものがすごい上手く感じられてる。
他のバンドで例えるんだとすると、2010年代くらいの5月と、
それから例えばアイヘッドウォッキーとかモビッドエンジェルのあたりを、
キングクリムゾン初期のリザードあたりのチェンバージャズ、
ちょっと欧州雑誌の方につながっていく感じで上手くまとめてるようなアルバムで、
これは本当に個人的な好みって言うと本気で育たれるんですね。
なるほど。
なんかね、ちょっとその、今キングクリムゾンって名前も出ましたけど、
ちょっとやっぱり70年代プログレ感みたいなのもちょっと感じる曲だなっていうのは思いましたね、確かに。
そうですね。
これがアルバムの1曲目で、アルバム全体本当に素晴らしいので是非聴いて欲しいんですけど。
ピエロとの対比で言うと、
昨年のピエロで何が個人的に良させたかっていうと、
さっき言ってるような不協和音ディスメタル的な曲の良さももちろんあるんですけど、
とにかくボーカルが素晴らしいんですよね。
高音から低音までさまざまな声をなく使うっていうこと以上に、
リズムフレージング的な意味で、
なんかその、自分昨年の年間ベスト記事ではスクリームでストリームを描くっていうようなことを言ったんですけど、
語尾の入りきりとか、それからちゃんとグリッドを押さえてグループするみたいな腕前が多分、
グロール系っていうか、あんまりメロディを歌わないがなり声、歪み、歪み声的なタイプの声でも、
本当は世界福祉なんじゃないかっていうぐらいすごかったんですけど、
これが今回のウィーピングストアースのような遅いビートとかBPMでそれがうまく活かされて、
これが本当にこの種のエクストリームメタルの可能性を見事に広げてくれるということで、
ぜひ聴いてほしいなって思います。
聖傑さんこちらはいかがでした?
実は出た時に多分2週ぐらい聴いたんですけど、いまいちピンとこなくてその時、
なんか聴いてなんかいい気がするけど、どこがめちゃめちゃいいって言えないなと思って、
自分の新聞で紹介するリストから外したっていうのがあったんですけど、
今回聴いて先日のジャズ特集とかも踏まえるとやっぱ展開が本当にプログの感じがあって、
アンサンブルも良くてっていうので、もう一回ちゃんと何週かしてみようかなと思いましたね。
でも最初これ来た時、和田さんこれ入れてるんだと思って意外でしたちょっと。
ヘクスベセルの特徴
個人的なそのツボにはまったので言うと、
初めにブラックサブスとか、それからスティーブとか、アイヘイトゴッドドライン、
ブルース、ハードロック的な意味でのブルース的な系譜を紹介したイヴから、
いきなりなんか妙な感じのコードが決められて入る瞬間があって、
そこがやっぱそのゴーカツが好きな趣向からすると、
それからブラックサブス的なものが好きな趣向からすると、
両方にハマってくる感じがあって、すごい。
そこで自分は捧げましたね。
なるほど。
みたいな個人的な思考でした。
なるほど。わかりました。ありがとうございます。
じゃあ続けて2曲目に行きまして、これはヘクスベセルっていうんですかね。
フィンランドのバンドになりますけれども。
これはヘクスベセルっていうのが、ブラックメタルの歴史的に言うと、
このバンドの音楽性自体はフォーク寄りな、
初期はサイケデリックフォークロックとか言われてたような感じなんですけど、
ノルウェーとかイギリスとかないから、
ブラックメタル人脈のすごい重要人物がリーダーで、
これクォストって読むんですかね。
ボーカルの人がリーダーなんですけど、ギターも担当してて。
この人が、ドドヘムスガルドっていうバンドの、
2017年くらいのアルバムかな。
666インターナショナルっていう、
アヴァンギャルド、ブラックメタル的な歴史的見栄版があるんですけど、
その次の、2007年か、スーパービリアンアウトキャストっていう、
よりインダストリアルとか電子音楽に近づいた、
多少迷走してる感もあるアルバムに参加して、
多分直せた方だと思うんですけど、
その一方でイギリスのコードっていう、
ダークスノーンを、
ブラックメタルの進化
例えばウイルスとかベドベンセンあたりに寄せたような、
ちょっとアヴァンギャルドなブラックメタルなんだけど、
インディロック的なフォーマーに向かっていくぐらい、
ワイトアリス・インチリンスあたりに通じて歌心を持っているバンドがあって、
そこですごい素晴らしいボーカルを披露して、
ちょっとひねったブラックメタルの歴史に名を残してきた方なんですけど、
その人主催のフォーク寄りのブラックメタルバンドで、
すごい良いんだけど、個人的にはもう一個弾けてほしいなと思ってたのが、
2年ぶりの今回のアルバムで、
ノクターンというアルバムで、
これが2年前のアルバムのカラフルなかつ魅力的なジャケットの、
ネッカバン的なジャケットだったので、
どうなのかなと思いながら聴いてみたら、本当にこれが素晴らしいんですよね。
数少ない、聴いてる人はあんまり多くないっぽいんですけど、
聴いた人は割とみんな接参してて、
このアルバムは、この番組の文脈的に多分興味深いのが、
ローバンの2024で、これがアルバム出す前にフルセット再演奏してるんですよ。
それが今回のバンディアンプで売られているデラックス版2のみついてて、
サブスクでは聴けないんですけど、デラックス版で聴きます。
そっちのほうだと、割とチェンバーホークというか、
チェンバーロックよりの、
割と締まりがなさめなサウンドで、
いい旨味のあるようなサンプルをしてたのが、
今回はだいぶ初期ブラックメタルのほうに接近してきた感じで、
それがさっきから言ってきたような、
ワンギャランダブラックメタルの文脈とかが、
シデパメンスを確証している一方で、
例えばバソリとか、初期のメンヘンみたいな、
あそこら辺のフレージングとか、
プリミテッドブラックメタル感的な響きも、
すごいうまく混ぜてて、
これが本当に、そっちのほうが警報されてきた人間からすると、
さっきから言ってるような、
思考の都合をすごいうまく好かれた上で、
しかも先に進んでいるというアルバムなので、
これもぜひ聴いてほしいですね。
スーマック&ムーママザーの音楽
はい。
聖ペさん、こちらはいかがでした?
前作が個人的に良かったので、
今回も出たら聴こうと思いつつ、
忘れてたので、
私のプレイリスト出てそうだと思って聴いたんですけど、
本当に良かったですね。
結構、クリーンボーカルが個人的に好きで、
なんていうんですかね、
夜の化け物みたいな、
ちょっと不気味、
昔の欧州の童話に出てきそうじゃないですか、
の感じが私は割と都合です。
メタル系のボーカルってパワーとか、
響きの太さみたいなことが、
すごい求められがちだと思うんですけど、
そういうことができる上で、
力加減のチューニングみたいなのがすごい上手い。
雰囲気に追いつけるみたいな歌い回しが、
クリーンでも、
グロールっていうか絶叫系のブラックメタルの歌い方でも
すごい上手い人で、
このアルバムはやっぱり、
両方とも活かされてるんですけど、
すごい不穏な感じを、
クリーンよりの比率を埋める上手くやってて、
それがまた素晴らしいなって思いますね。
じゃあ続いてが、
今もロードバウンの話が出ましたけども、
今年のロードバウンでも、
おそらく話題になったと思われる、
スーマック&ムーママザーが次に入ってるわけですけども、
これは選んでいただいた曲には、
カエルキッドっていう人がもう1人参加してる感じですかね。
カエルキッドさんが、
スーマック&ムーママザーが、
スーマック&ムーママザーが、
選んでいただいた曲には、
カエルキッドっていう人がもう1人参加してる感じですけど、
これはあれかな、ボーカル?
うーん、というか、
このアルバムもう30回くらい聴いてる間に、
全然調べてないんで、
申し訳ないんですけどね。
簡単にこのスーマック&ムーママザーの経緯的なことを言うと、
スーマックは、
この番組でも前にお話ししましたけど、
ロードバーントクシューの時に。
本当に経緯だけざっくり言っちゃうと、
アイシスっていうポストメタルの頂点を極めたような、
ニューロシスの、
ポストロック的な方に接近しつつ、
ものすごいアルバムを年発した、
アイシスっていうバンドのリーダーであった、
アロン・タナーっていう人が主催してるトリオで、
ただその一方では、
ハイノケイジさんみたいな、
日本の即興音楽神とすごい繋がりがある人たちで、
昨年出したアルバムは、
そういったことを、
例えばエレクトリックマイレスとか、
それからゲームリズムみたいな、
歴史上の様々な即興音楽とか、
フリージャズよりロックの、
音源をうまく組み合わせで発展させたような、
定番的にアルバムを出して、
それを引き下げてきた、
といったようなイメージがあったんですけど、
その一方でムアマザっていう人が、
たしかNKINGのブラックライムスマーター特集でも、
インタビューを受けたと思うんですけど、
そうですね、表紙になってた方ですね。
ポエトリーリーディングとか言われるタイプの、
女性のスタイルの方なんですけども、
ラッパーとしても素晴らしい人で、
その一方で、
インターナショナルアンセムっていう、
現代ジャズというか、
現代ジャズというと、
ヒップホップとかビートミュージックとかの印象が、
強いと思うんですけど、
そういうものよりも、
フリージャズとか方面で、
ただし現代ならではのジャズの、
新しい地域を切り開いているレベルがあって、
そこで様々なバンドとか、
自分の作品、
ビートプラスポエトリーリーディング、
ラップみたいなことで、
自由な仕事をたくさんしている人で、
このレベルなんか、
トタツのジムバーカーみたいな、
他にも自由なアーティストたくさんいて、
掘り下げるとすごい面白いんですけど、
そこでスマークとムアマザーが、
組み合わさることによって、
アロン・タラーはちょっとね、
演奏はすごいし、
グロールもいいんだけれども、
ボーカル表現としては、
あんまりないタイプの人で、
曲に対する、
曲の広がりを、
ちょっとボトルネック的なものになってたか、
印象もなきゃいけない話なんですけど、
そこを今回ムアマザーになったことによって、
こういったフリー寄りな、
ヘビーロックに乗せるタイプ、
ボーカルの表現としても、
こういうポエトリーリーディングとか、
リーディングとか、
ラップにどういうトラック、
音楽を組み合わせるかっていう、
表現においても、
本当に新しい、
正解っていうか、
絶妙な調和っていうか、
消化というか、
変勝法でいうか、
広がりをもたらした作品になってるんじゃないかと、
思います。
ポエトリーリーディングの影響
個人的には、
曲だけ見ても、
数マク関わってるアルバムの中で、
一番好きなので、
これは、
そうですね、
数マクの、
さっきまでいろいろ言ってきた理由で、
何気にあんまりハマってなかったんですけど、
本当にスキップ30回以上聴いてますね。
で、この曲は、
3×5の15拍子と、
3×2×4×3×…
分け方はどうでもいいんですけど、
15拍と16拍が、
15×3×16みたいな感じの、
なんだろう…
キング・プリンソンで言ったら、
太陽と旋律のパートすぐ遅くやってる感じの、
フィーリングもあるんですけど、
そこに、
無甘さの、
フリーフォームな、
ポエトリー・リーディングが、
すごい上手い感じに乗ってる、
とてもいいシアファイの曲で、
わりとハイライトの一つになってると思うので、
これを入れました。
はい、
こちらはセイケさんいかがでしょう。
はい、
やっぱポエトリー・リーディングのパワーが、
かなりすごくて、
そういう系は好きなんですけど、
前に、
寺山修司じゃないな、
寺山修司なんですけど、
ジェイ・シーザーの、
体現ライブを、
先輩たちがやってるのを見に行った時に、
I Have No Countryかな、
って何回も何回も言う、
曲があって、
そうですね、
やっぱ、
なんか結構くらうなーと思って、
ライブで見るのがあったんですけど、
このスマックのやつにも、
同じフレーズを何回も、
人が力強く繰り返すっていう場面があって、
結構なんか同室のくらい方をするので、
そこが、
演奏よりも結構そこが自分は、
強烈だったかなって感じですね。
そうですね、
なんか、
曲としてまたうまくできてる上に、
すごい聞き取りやすい発声で、
強靭な、
強靭なだけではなくて、
ところの深さもあるような、
声を出せてくれるので、
それが、
曲の世界というか、
表現力を増やしてるかなって思いますね。
ですね。
じゃあ、
バンドキャンプで買ったりすると、
PDFで歌詞が付いてくるとかあるんですかね?
これはなかった気がする。
ちょっと今調べますね。
これは結構重要な情報だと思う。
そういうことをね、
買った人が教えてほしいと思いながら、
これはないですね。
カバーはないんだけど。
自分は、
HFプレイヤーっていう、
ハイレスを取り込める、
有用アプリみたいなので、
聴いてて、
それをやると、
カラオケの歌詞みたいに、
歌詞が、
この曲のどの場所で、
この歌詞のこの場所を歌ってるよ、
っていうのが出てくるんですけど、
そういう表示で、
そのまま、
歌詞を探した結果、
これに関しては、
たぶん全部、
メタルシーンの多様性
全曲なかった気がしますね。
シングルとして発表された曲だけ、
歌詞があったりするものもあるんですけど。
バンドキャンプのページにも、
1曲だけ歌詞が載ってる感じだったような気がするんですけど。
なるほど。
これはたぶん聴き取ってくれっていう風な、
それから、
あんまりイメージを限定しないようにする感じでもあるのかなって思いますね。
なるほど。
そうですね。
ハイレスは本当に素晴らしいサウンドなので、
ぜひバンドキャンプで買って弾いてみてください。
なるほど。
続いて次のメッサーもあれですけどね、
オード・バーンの時にも話題に出たバンドだったかと思いますけども。
前はハマんなかったって言ったんですけど、
これはハマりましたね。
その後。
その番組に行ったか覚えてないんですけど、
ジュイラス・フリーストの
Dimension of the BeastのB面の、
当時のニューウェーブとかゴシックな感じが、
セイトウェア・ヘビーメイドみたいなところと上手く混ざって、
サウンド的にも曲的にも今聴き直すと、
これがアンダーグラウンドで開拓されてるところなんじゃないかな、
みたいな印象が、
このアルバムで個人的にはピッタリ。
勘所みたいなのも得られたので。
そういった感覚で興味を持ちながら聴いていくと、
曲も本当に素晴らしくて、
全てのフレーズがいいなって、
繰り返し聴いて思ってますね。
もともとこの番組ではセイキさんが先に言っていたんですけど、
なので、やっぱり繰り返し聴くの大事だなって思います。
自分も全然ベスト候補ではあります。
なるほど。
セイキさんが選んだものは、自分も入れようかなと思ってたのが、
2、3あったので、
そこは上手く外しててよかったなって思いますね。
そうですね。
相手が入れるかもっていうのを除いたら、
また別の感じになるかもしれないっていうところもある。
そうですね。
自分の場合、
神ハンキーベストなりメーカーベストなりっていうと、
本当にどうしても大事だっていうのが、
他に比べて優先順位というかハマったところが高いので、
意外と50あったら5ぐらいで、
あとは割と並列の中で、
10局でしたけど、
いくらでも20局でも選べるなっていう風なやつで、
これは割と思い過ぎた順っていうか、
割となんか、
比較的シーンの状況っていうか、
ポピュラリティとか知名度みたいなのもある程度、
その20の中で意識して選んでる感じでもありますね。
そこに関しては。
で、
次に挙げていただいてるのが、
アンドロポシーンって言うんですかね。
これはなんか結構、
ブラジル音楽っぽい感じの曲だったかと思うんですけれども。
はい。
なんかこれ、
メザルの系譜で評価するというよりも、
例えばそのパラフォルトがエッジダンブローみたいな、
ビル・シャルターの新作
インターネットミュージック的な繋がりで認知されてきた人だったり、
ソンマスとワンコンタっていう、
昨年ブラジルのポストブラックメタル的なところで注目されたアルバムで、
自分は昨年の年間ベストに載せた素晴らしいアルバムがあるんですけど、
そのベストメディで、
アンドロポシーンっていうのをやってる人で、
で、それが、
今年の年初にまずEPが出てて、
で、それが、
アンドロポシーンの中で、
多分的にデスメタルっていう、
ブラックメタルとか載ってるんですけど、
まあ、
あえて他のバンドの名前を挙げて比較するんだったら、
K.O.とか、
モーディリン・オムザベリューみたいな、
ちょっとアバンディアンドなゴシックな、
でもインディロック寄りのエクストリームメタルっていうのを、
ブラジル音楽的な、
感じで上手く弾いて、
で、この人の中ではブラックメタル寄りではあるんですけど、
その今一体、
1枚目のEPに関してはオイドショピーでデスメタル的なフィーリングがあって、
面白いなと思って聴いてて、
ですけど、
その後のシガスカなんかに、
2枚目のEPが出てて、
これはビルドナシメントのカバーみたいなのが確かあって、
で、そもそも、
さっき言ったような、
さっきの言ったユニットの方で活動していく中で、
ブラジル人としてのニュースに
立ち返って、
折り下げていったような流れがあるみたいで、
そういったボサランバ的な感覚を
持ち込んだのがさっき言った、
昨年のアルバムだったと思うんですけど、
そういったことを言っている間に、
ポストロックとかポストブラックメタル的なフレーズが
中心にあったのが面白いことだったと思うんですけど、
2枚目のEPが2月に出て、
それが、
こっちでも全くメタルではなくて、
さっき言ったような流れの
軸足に進む、
ブラジル音楽的なものを
折り下げた曲もありますね。
多分、
いわゆるマシカドクラブに入っている曲だったのかな、
そういったものを経た上で、
出たフルアルバムが、
今回選んだアルバムに延長が入っているんですね。
さっきからチラチラ言っているような、
昨年のアルバム的なものの延長戦で、
ブラックメタル的な、
ササブレだったり、質感は奥に引っ込んでいるんだけれど、
メタルを薄化しなければ作れないようなサウンドができていて、
ポストブラックメタルと
ブラジル的な響きというか、
コード感の融合としても、
すごい面白いところに行っている作品だなということを思います。
アルバム単位で素晴らしい作品です。
このユニットは、
わりとプリティカルというか、
ブラジルの農業ビジネスによる環境破壊みたいなことを、
レジスタンスというか、
レベルミュージック性を積極的に
アピールしている作品で、
それはバンドキャンプで、
英語とポルトガル語で
説明されているので、
それも見せて聴くと、
理解が深まると思います。
今回のプレイリストの中で、
唯一、
これを見るまでアーティスト自体知らなかったので、
どういう系なんだろうと思って聞いたら、
結構ラテン系だったので、
意外というか、
ロゴみたいな衣装はデスメタルを使っていたので、
そういう人なんだというのも驚きがあり、
ラテンミュージックに
馴染みがなかったりするので、
もうちょっと繰り返し聴かないと、
都合が分からないなとは思っています。
結構リフ自体は、
ポストロックというか、
KFとしては80年代の
キング・ミズドンからの
アネマレス・アズ・ギタスあたりの
リフも結構あると思うので、
ラテン色が強まってきているけれども、
プログメテル的な感覚からで聞いても、
いい入り口になるのかなという気もしますね。
次は、
ビルとシャルターですね。
今の話から繋がりましたね。
アネマレス・アズ・ギタスというとマンバイトジェント
的な方で言われますが、
メシが延長化で、ペリペリみたいなジェントが出てきて、
それを極端にした、
本人たちしか言っていなかった
ジャンル名なんだけれども、
サウンドが甘いので誰にも真似しきれない。
真似している人たちは結構いると思いますけど、
しきれないので、
ジャンル名になってしまったようなものがある。
KFの最強の存在ではあるんですけど。
前のアルバム、
4、5年前かな。
結構長い活動歴があるにも関わらず、
フルアルバムも3かな?
3つしか出していないやつで、
ファンからしたら本当に待望の
アルバムが今回のやつだったんですけど、
それがまた、
意外と
過去作に比べてどうかという好みの
やつはあると思うんですけど、
クオリティ的には本当に今回も素晴らしいアルバムで、
それが
どういう音楽性かを言葉で説明するよりも、
どういう複雑なタイプのやつかを
聴いていただいた方が一発で分かると思うので、
聴いてほしいんですけど、
全曲こういう感じで、それぞれ作り方は違うので、
複雑さのイメージが共通しながらも、
全然違うことをやっているような
バンドですね。
今回のアルバムはクリーンボーカルの品質が増えて、
ファーストアルバムとは並んで好きですね。
セカンドはいいんだけど長すぎるので、
みたいな感じですね。
【佐藤】こちらが聖傑さんはいかがでしょうか。
【聖傑】これは被らなければ多分入れていた
ぐらいですね。
【佐藤】聖傑さんのアルバムは
聖傑さんのアルバムの中で一番
聖傑さんのアルバムを
一番好きにさせていただいたぐらい。
多分メタルシーン全体でも入ってくるだろうなって、
年間ベストみたいな
神ハンキーベストですかね。
にも入ってくるだろうなってぐらい完成度とか話題性も
あり、確か今年の
3月ぐらいにメンバーが一人脱退して
ちょっと何曲かは
その人が携わっているのを
収録されてるらしいんですけど、でもその後に作ったにしても全然期待を裏切らない 出来だったのでかなり良かったなっていうのと
自分はあのミラーですかね、ミラールって言うのかな あーいいね、はい
あのー そうですね本当にこの人たちの
後がまみたいな多分この人たちが長い間アルバムを出してなかった時期に ちょっともう自分で作るしかないみたいな感じで出てきた
サールっていうそのイベントの系統の人たちがいてその人たちもかなり あの2年ぐらいかな
すごい話題になってて今年アルバム出してたんで ちょっと今回入れようかなぁと思いつつ
このバンドにはまだちょっと買ってないかも アルバムって思ったので今回は入れてないっていう感じです
はい 今センキューさんおっしゃったミラール、ミラールかな、スペルはMIRか
なんですけど、なんかこっちの方は今回選んだビル・ジャルターのギターサウンドとか
君島大空の音楽的影響
なんかそのリフの感じはそのまま持っていきつつ ものすごいソクイっぽい方に宣伝されているっていうか
なんか初音とか終弁当あたりっぽい感じのメロディーやすさとなんかダブステップのノリやすさを組み合わせることによって
総合の差とチャラスがうまく中和し合ってるみたいな すごい良いアルバムを出してて
でビル・ジャルターとはかなり気味は違うんだけど でも別方向に行ってる一つの可能性としてすごい良いアルバムになったなってのを出してるので
合わせて聞いてみると両方とも理解が深まるかなって思いますね
どっちかが好きな方は多分両方好きかなって
なるほど
続いてあれですね 君島大沢が入ってきておりますけれども
とにかくやっぱり多分これは次のスリープトークンともちょっとセットになっている感があるかなと個人的には思うんですけど
まあいわゆるポップのメタル展開 またはメタルのポップ展開みたいなのが
近年のキーワードみたいなものとしてもある気はするんですけども
君島さん的には自分のルースを少々意識に出しただけの作品だと思うので あんまりそういう方面でジャンルを背負ってるみたいな意識はほぼないとは思うんですけど
ただこの人なんか前々からツイッターとかで言ってたように
ドリームシェルターとかプログメタルから入った一方でジェントとかプログレッションメタルコア的なものですごい
ルースの一つとして持ってきている人で 君島さんの名前でビルドシェルターに連作すると
リプライか何かですごい好きだっていう人に 文章の中身をお勧めしてるのが出てきたりするので
で そうですねこれはもう本当ジェントやりたいって言って作った曲ですね
この人は でディスメディアのチーズケーキとインシステムは職員でディスメディア的な感じはほぼないんですけど
それはご本人もわかってるっていうことをちゃんとインタビューで言ってて
で まさにビルドシェルターと並んで聴けるようなフレーズが
しかもこの人とか 日本のシーンというかこの人に接するような塩梅で構築されてて
しかもギターボーカルに限らず演奏も素晴らしいので メタルファンの人から聴いてこれをぜひ聴いてみてほしいし
で その一方でなんかその 今の日本のシーンが日本というか放録的なものがちょっと違いますね
日本のポックス周辺が好きな人がここからメタル的なサウンドにじわじわ慣れていく 入り口にもなってくれてるかなって思いますね
あの 君島大空合奏携帯っていう4人組のライブが本当に素晴らしいので
でなんかもうゼフツアーできるぐらいの大きくなってきてるので それからなんかフジロックなんか2日目か
まああのどれかの日のあのグリーンステージでもモデルと決まっているので だんだん多分そこであのこういう曲やってでなんかその
まあ前にブラディウッドがすごいあの人気を読んだみたいなことが別の角度から 起こり得るかと思います
生計さんこちらはいかがでしょう はいえっとこれも未調だったんですけど今回聞いてみて
あの前曲めちゃめちゃ良かったです で一曲目が
一番好きで あのなんですかでコンストラクテッドというか
ブリッジーな感じでこれなんか結構 国問わずインターネット系の音楽好きな人が好きだろうなーっていう感じで
ものすごくツボだったんですけどこのデスメタルチーズケーキは えっと和田さんもおっしゃったようにデスメタルかって言われると
多分あのデスメタルをかなり聞いている人からするとこれ あのリフの感じとか別にデスメタルではないって思うかもしれないんですけど
まぁこの方がやってくれたのが嬉しいっていうのはありますね でこれからもちょっとこの系統でこういうディスボイスっぽいものを
入れつつメタル寄りの曲をまた作って欲しいなぁという 期待が
かなりあります EP全体全体で聴いてみて欲しいなぁ
全曲はい 元々EPだけでたくさん出してきた人で今回4枚目なんですけど
それが3枚EPだけ3枚出してきた流れで昨年か 昨年いきなりフレアアルバムを2作出して
特にその2作目がもう日本の6周年では多分一番評価されたアルバムの一つかなって 思うんですけど2枚目のアルバムの放送に入っている
初詩って曲がもう なんかまぁその時もまぁジェントー意識してるっていうようなことを言ってて
あのなんかあのアナホールズアワースは和平か その辺りを思いっきり意識してギター弾いてみたいなことを言ってるんですけど
まぁ7拍子のリフにしろ コード進行とかメロディー感じにしろ思いっきりシンクっぽい感じの曲を出してたりするので
掘り下げて聴いてもまぁすごいいいかなって思いますね お父さんがハマりかけているというか
あのもうぜひライブ見に行ってほしいですね よりハマると思うんですよ
なんか君島さんって人知ってるみたいなこと言ったね レースメタルチーズケーキを聴かせようと思います
新たなメタルの流れ
なんかそうあのさっきも先ほどおっしゃったようになんかすごいインターネット音楽的な まあその派生がアクシティとかとはまた別のラインのそうですね
ハイパーポップっていうのともまた違うようなずまあほんと最近の感じなそう 生教授の生演奏でやってる一方でなんかその
6070年代のソロミュージック的なフィーリングをあったりして もうそれそこらへんがすごいうまい感じに溶け合ってて素晴らしいなって思いますね
まあ次がまあこれもやっぱりねあの結構 今年最大の話題作と現時点で入っていいんじゃないかと思うんですけどスリープトークン
ですね スリープトークンはこれだけでも人番組できると思うのちょっとまああれなんですけどね
とりあえずなんかその国史的なことをね絡めて言うとあの 一応自分もヘドマンの双冠ようにあのえっと
その長めのライナーの素敵なレビューを書いたのであの 既に出てるあのいろんな素晴らしい記事でもあれもまあそうでもない記事もありますけど
あの組はあのあたりとあの 比べて見ていただければいいと思うんですけど
そこでざっと書いたのがやっぱりその メタルギター的な秘密で言うと全体の半分以下なんですけどこれでもあの
サウンドに質感的でも見たら通過してなければあの出せないようなものをまあ僕ら 西のドラムに忍ばしているので個人的なメタル判定的にはもうメタルだっていうふうに
思ってますでそういったのジャンル的な様々な様々なジャンルの方すごい まあもうすごいうまいですね
配分させた上で 歌者として
しかもまあメタルの系譜ではあんまりなかったタイプのその荒伸びの発展版的なものを あのやってくれているっていう意味で
まあなんだろう 全体ますこまで新しいものかっていうとまあ個々の要素で言うと別に新しくない
って言われしまいそうなんだけれどもでも歴史文脈的に言うともすごい新しいことを やってはいる
でそれがもう全米市 あの全位置まあかっこいい子ですね
クソエグナルヒットしてるってことによってまあまあ すごい強力なファンダムが繰り返し聞いてるかこうなっている感じもするんですけど
でも行列の行列を見たような効果でなんか影響を与えていくんじゃないこともあるん じゃないかなって思ってましてでなんかその日本のソニーがものすごいプッシュしてて
でなんかまあ自分は今京都住んで変わりですけどあの 東京のタワーレコードでも思いっきりあのプッシュしてるみたいなので
まあぜひ来日も実現させていただいてで まあより話題になってほしいですねって思ってますはい
スイケさんこちらいかがでしょう はいえっと
なんですかねポストをブリングミーザホライズみたいなところにいるんじゃないかなと あの音楽的な経歴とか
音楽性はそんなに似てないんですけど多分主戦場にするフェスとか あのリスナーみたいなところは結構かぶっていると思ってその次に来る
ぐらいのポジションに行くんじゃないかなっていう感性と あの歌もすごい良いですし
やっぱでかい会場のライブで見てみんなが 盛り上がれる感じがあり
なんていうかね広くアピールするメタル メタルコアではないんですけどなんかメタルコア的な音楽っていうので
本当に個人的な好みじゃないところで言うと本当に今年の年間 ベストには入るだろうという感じはあります
多分自分はもうちょっと変な曲が好きなので引っかかりがあるというか ここで言うとめちゃめちゃ好みかというとそうじゃないんですけど
そうだね 結構面白いですね
そういう意味でそれを考えて 歌っている人が多いとあまり聞いてないんですけど
一生懸命作って歌っている人が多いとあまり聞いてないんですけど
その上で、例えばマイケル・ジャクソンの今がフェイク的に様々なフレーズを
即興的にやるときに、何か無駄に音数を多くしすぎないで
壺をついてくれるようなことができるのは面白い、そういうことだと思っているんですけど
そういう感じに、何かうまく磨き上げられた歌目のときになっているのもよくて
そういうとこにフォーカスして弾いていると何だろう
自分の好みとしてはもうちょっと工夫を持った
さっき一番初めに上げた2曲みたいなのがメインではあるんだけれども
やっぱり繰り返し聴いてハマっていくのがいいなと思えるようなアルバムでもありますね
次がジンジャーですかね
ジンジャーの登場
ウクライナのメタルコアになるんですかね、ジャンルとしては
今年の3月に来ていて、このアルバムを見逃した後に聴いてもすごい後悔した
何で後悔したかというと、たしか渋谷サイクロンで
今はかなりフェスの上の方に行っているバンドなので
何が実現するかどうか自体、ちょっと難しくなっていくかなと思うんですけど
さっきメタルコアって説明していただいて、たしかにwikipediaとかにも書いてあるんですけど
スタイル的には、たぶん昔のアルバムの中で
アンインクスペクトとかアトロックスとかサイクティックワースとかスパイダーアーキテクトみたいな
ちょっとゴシックみがあるひねりの効いたプログメタルあたりの感じが近いかなって自分は思います
サイクティックワースとかスパイダーアーキテクトとか
歌めるのがすごいひねられているのもいいんですけど
これはボーカル女性の方なんですけど、これぐらいイカスイグロールを出している人は
性別関係なくあんまりいないだろうなという一方で、クリーンもお前
そのクリーンがすごいコード的な面でもあるんですけど、
そういう配合がバウンドサウンドとしても強いし、曲も面白くて
よくわかんないんだけど魅力的だっていう感じがあるので、繰り返し弾ける
そういうのが一番好きなんですけど、
そういうのが一番好きなんですけど、
そういうのが一番好きなんですけど、
昨年の段階でライアンロースを書かないかっていう
上半期のベストアルバム
これは来ればよかったなって思いましたね
すごい好きで繰り返し聴いているアルバムです
シェルバー・セイクさんはいかがでしょう?
意外と聴いたときはまらなくて、
もうちょっと聴く必要があるという感じです、現段階では
チェンジャーって結構前からいます
だったのでのイメージもあって、今回すごくいつもと違うアルバムっていう感じもなかったので
個人的に和田さんが入れてたのが割と意外でした
これも好みですね
世界の芯的に言うと、沈黙度的にもかなり大事なところに来ているかなという気もするので
聴いておくといいかなと思いますね
和田さん的に言うと、過去作と比べても今回はいいぞっていう感じではあるんですか?
そうですね、個人的なことを見に行ったら
和田さんの最後の10曲目が
Deaf Heavenですね
いわゆるブラック・ウェイズの代表作という感じでいいかと思うんですけども
何かあれですよね。
ブラック・ウェイズの代表作というか
ドリーミー路線に振り切ってた感じだったのが
今回いきなり思いっきりブラック・メタルボーカルが戻ってきた感じで
ちょっとおおって思ったんですけども
前回はいつだったかな
いわゆるブラック・メタル的ながなり声を完全に振り切って
アルバムを2021年に出して
それが黒糖スインスとかスローダイムっていうライブとか
シューゲイザー色の強い歌物のメインのアルバムを出してて
曲自体は水準ぐらいには良かったので
むしろシューゲイザーの方面の人から擁護する票もたくさんあったので
でもそこまで突き抜けたインパクトがあったかなっていう風に思ってしまった人も
かなり多かったのではないかなっていう
その4年後に出たのが今回のシンプルで
ざっくり言うと名盤であるセカンドのサンメイザーみたいな質感が戻ってきたんだけれども
完成度はさらに上なことに加えて
構成性も実は意外とかなり変わっていて
前はシューゲイザーとかインディーロック的な
当時のインディーロックを押さえた感じだったのが
今回は自分がどっかのレビューかなんかで書いたと思うのを
クレアロジーの名前出してたか覚えてないんですけど
そこでこれを作っていったんですけど
その時期に一番好きなのは
あのスカンとか曲の進行感とか
あとニュエージみたいなものを取り込みながら
曲もサウンドも思いっきり刷新して
これが一番好きだって言ってる人も結構見かけますね
聖傑さんはこちらはいかがでした?
自分も今回のアルバムすごく好きでして
前作前々作が言うほどハマらずだったので
まずこのブラックメタルの要素が結構また戻ってきたのも嬉しいですし
インシデンタルっていうインターバル的な感じかな
の曲がどれもすごい良くて
意外とブラックメタルが戻ってきたとこよりも
この曖昧な曲が良いなっていうのがあり
ブラックメタル要素なくすにしても
こっちが良かったのかなとかって思いつつ
アルバム全体の構成も全体で聴く価値もあるので
すごく良いアルバムだと思います
今おっしゃったやつで言うと
割とパワーエレクトリックスとか
そういった感じもサウンド感覚がうまく入ってて
そういったところがアルバム全体の色を広げたりとか
ザ・オーディとかそのあたりにも繋がる
現代メタル感みたいなやつも出てて
すごい良いと思います
昨年の8月かな
来日公演があって
今回のCFが発表される前に
それがすごい個人的に良かったので
そこで見て
さっき言った2021年のアルバムの曲が
意外とハマってないなというか
このバンドに関してはクリーンボーカルよりも
高音絶叫の方が
繊細なブラック芸術的なサウンドに
うまくハマるんだなと
実感した後だったので
それを踏まえて今回のアルバムを聴くと
これが本当に曲が素晴らしい
これを是非やる来日をやって欲しかったなって
思ってたので
8月頭も早速来日公演が実現したので
これは是非自分も行きたいし
みんなも見て欲しいなって思いますね
という感じで
まず前半
和田さん選曲の10枚というのを
解説していただきました
前後編に分けて
しまおうかなと思うんですけども
前半一旦ここで切りまして
後半のセレクション
後半の整形さんセレクションに
行くという形にしたいと思います