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火曜日となります。
2022年度の授業も、私が勤めている慶和学園大学の方でも、今日から授業が始まるということで、本格的な新学期ということに、我々大学関係者はなる季節になってきました。
既に始まっているところもあるんですけども。
毎年この季節になると、春休み中にいろいろやってて、もうちょっと頑張れたな、みたいなことをいろいろ引きずられながら、日々の授業だけじゃないんですよ。
そういういろんなものに駆り出されていくわけですけど、というタイミングですが。
一方で、昨日は履修相談というのがあってですね。
朝から晩まで一人、どんどん順番に学生がやってきて、成績の状況とか、今年度の授業の取り方とか、いろいろ相談してですね。
いろいろ、別の授業のこと以外のいろんな問題を抱えてないかとかですね。
いろんなことを確認していく作業というか、面談ですよね。
そういうのがありまして、結構大変だったということですね。
何にも問題ない人たちばっかりが私の担当になってればいいんですけど、いろいろあるわけですよ。
でこぼこあるわけで、いろいろ時間も取られたりして、夜遅くまでやっておりました。
今日から授業ということになりますが、今日からの授業の中でも多分一番重要というか、ここ数年で大きな問題になってきたところを、
昨日から大きく動いたということで、今日ちょっとお話ししたいと思います。
テレビ東京、テレビ東京だけではないんですが、ニュースとして大きく出ていたのはテレビ東京のことなんですよね。
TVerでリアルタイム配信というのをテレビ東京が始めた。テレビ朝日というのも一緒に出たのかな。
テレビ東京が大きくクローズアップされているので、テレビ東京の話題ばっかり出てますが、
テレビ東京、テレビ朝日、その他日常派各局のTVerでの同日再配信というのは本格的に始まったということなんですよね。
テレビ東京では昨日の午後6時25分に、ゆうは何しに日本へと。これ新潟でもやってるよね。やってるはずですけど。
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これがTVerでのリアルタイム配信が始まりました。
2月でやってるとしてもテレビ東京系列の局はないので、クロスネットといって別の系列に入っている局がこの部分だけこの番組を入れているという形になっていると思います。
なので番組の配信が遅れるということですね。
テレビ東京系は記事によると、1都6県以外ですと、北海道、愛知、大阪、岡山、香川、福岡、いわゆる3大都市圏プラスアルファぐらいにしか系列局がないので、
テレビ東京系列の番組は長らく地方の人たちには見ることができない番組だったということなんですね。
これはずっと東京とか首都圏で暮らしてた人にはちょっと意味がわからないと思うんですが、
全国のテレビ局が全く同じように各県で民放5局があるというふうに東京の人は思ってる人も結構いると思うんですが、そんなことはなくて、
新潟県で最後にテレビ局ができたのは90年代ですかね。80年代か。80年代に最後、NT21という名前で、現在のUX。
UXなのかNT21なのかそこはちょっと私もはっきりわかんないですが、今一般にUXと呼ばれているテレビ朝日系列の新潟テレビ21が開局をして、
それが最後だ。80年代ですね。新潟県は4局再生ですので、5局目のテレビ東京系列は結局できないままに今に至っているということです。
結局そうすると、テレビ東京系の全国ネットの番組というのは新潟では放送されないということになりますので、
何が放送されないんだろう。結局別の局で部分的にネットしたりするので、人気番組、アドマチックとか、もう全然わかんないんですけど、
そういう番組も、テレ東系の番組も別の時間帯にやったりしますけど、リアルタイムでは配信されないという状況が続いてきました。
2月テレビ21はよっぽどインパクトがあったんですかね。放送前後?放送前に流れてるんですかね。
放送前に流れるコールサインとか送信所とかが出る時間帯なのかな。その時間帯に流れる愛しのキャサリンという番組の曲が結構有名で、
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有名っていうか、有名な私の世代ぐらいの人たちはみんな知っている曲で秋元靖さんが作った曲だって。ずっと愛しのキャサリンが流れてたんでしょうね。
というぐらいテレビっていうのはそれだけ80年代ぐらいの人たちにとって大きなインパクトがあったし、
その中でテレビ東京見られなかったっていうのは大きなハンデっていうか、新潟は田舎だからみたいな感覚に繋がっていたわけですね。
私は青森県の出身なので、青森県の80年代をもっと聞いたんで、青森県は現在でも民放は3局、富士テレビ系列がない地域です。
90年代、本当に最後NT21よりちょっと後だと思いますけど、テレビ朝日系列が朝日放送っていうのができて、
それから当時人気があったニュースステーションとかも放送されるようになるんですが、結局富士テレビ系列は未だにできてないと。
もちろんテレビ東京系列もないということなんで、青森県にいると笑っていいとも夕方に見るとか、
私の世代ですと氷金族だよね。氷金族は土曜日の夜じゃないんですよ。昼間とかに放送されていたりとかでしたね。
それぐらい地方の人たちにとってはテレビが全局ネットされてないということの渇望感みたいなのはあったわけですね。
これがこの後どう解消されていくのかということで言うと、解消されないんですよね。ずっと解消されないままできて、
大体的な同じような形でBSの曲が各曲できていって、それぞれ地上波の系列の曲ができていくから、ここで流れるのかなと思いきやそうならないわけですよね。
そういう意味でだんだん整っていくのかなと思ったら整わない。整わないまま今に至るわけですけど、
その間にどんどんテレビのリアルタイム視聴というのがなくなっていくわけですよね。
テレビ局としては番組票に乗っ取ってその時間にテレビを見てもらって、同時にそこでCMを見てもらうということで営業が成り立っているわけで、
全てCM飛ばしで録画してみたいなことを前提にされてしまったら成り立たない。そういうことをテレビ局が言っていた時代もあったわけですが、
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そう言ってももうしょうがないみたいな状態にここまでたどり着き、今に至るというわけですよね。
今に至ってはもうみんなテレビもそんな見てないみたいな。テレビを見ていると言ってもだらみみたいな感じで、
この番組を見たいというふうにして見ているわけでもなく、なんとなくつけている。
この番組を見たいと思って見るものについては、TVerの見逃し配信ももちろんあれば、
それ以外にいっぱいYouTubeに載せられている番組もあれば、自分で録画してみるものもあれば、
とにかくいっぱいある。しかもテレビ以外もいっぱいあるわけですよね。
テレビ以外もYouTubeを含めて、いろんな動画の番組、動画のコンテンツがいっぱいある中で、
そういう中でクオリティが高いとはいえ、なかなかテレビ局の番組にみんなの関心が向かなくなってきた。
ましてリアルタイム視聴に関心が向かなくなってきたというこの30年、40年ですよね。
こういう時間が過ぎていく中で、ついにここに来たということなんだろうと思います。
ついに完全24時間ではないんですけど、東京のキー局のテレビ番組がTVerでリアルタイムに流れるということになりました。
全部ではないですけど、なりました。
これはテレビ東京系列は地方にはないので影響はないんですけど、
それ以外の各県、いわゆる地方局と言われる局にとっては結構大きな問題ですよね。
もともとテレビが見られていない中で流れていってしまうと、
みんなさらにテレビ画面でテレビを見るという習慣がどんどん消えていくということになるんだと思いますね。
なので、何か記事で見たところでは、このテレビのTVerのリアルタイム配信は大画面で見られる、なんだっけ、
クロームキャストとかですね、
ああいうテレビのネット機能みたいな、テレビの中に入っているアプリとかですね、
それでは見れないのかなというふうになっていまして、
そういう意味ではまだ限定的にスマホで小さい画面で見るんだったら解放していくというふうな、
今のところそういうことになるみたいですよね。
でもそれでもみんなそういうのでしか見ていない人も多いですよね。
だからだんだんそういう方向へ向かっていくと、
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でもまあそれでとにかく画面小さくてもそうじゃなくても、
コンテンツそのもので見たいものだったらリアルタイムでも見られるようになると、
私で言ったら何だろうな、ずっと見てないですけど、
ワールドビジネスサテライトとかですかね、
さっき見たらワールドビジネスサテライトはリアルタイムで流れてくるみたいですし、
あと何でしょうね、
まあやっぱりありますよね、いくつかその人気の番組、
でもこれリアルタイムで見たいかっていうと、
実際に流れ始めると結局録画してみちゃうかなっていうのがやっぱり多いですけどね。
でまあそれでじゃあ見逃し配信でTVerまで行って見に行くかみたいなところまで行くと、
またさらにハードルが上がるっていうような感じもありますよね。
なのでちょっと自分でどういうふうに行動するかもわからないし、
私が普段接している大学生たちがこれでTVerが流れてくるからじゃあテレビ東京見に行きましょうみたいな感じになるのかというと、
なんかそうではないような気がしますよね。
アニメファンとかだったらテレ東でしか流れないアニメとかあったらいいなみたいな、
かつてありましたけど今はもっといろいろ配信の系列もいろいろ変わってきてるので、
テレ東がないと見られない番組っていうのはどれぐらいあるのかちょっとよくわかりませんが、
でも多少やっぱりツイッターで反応があるのはそういう番組があるということなんだろうなとは思います。
あと影響があるのはこの時常波局と、
あとどれほど今意味があるのかそこはわかんないですけど、
ケーブルテレビ局は多少影響があるんですよね。
ケーブルテレビ局ですと新潟県はもう終わったんですよ。
さっき調べたら2014年の7月まで上越ケーブルビジョンがテレビ東京の番組を放送していましたが、
これがですね終了しました。
だから今は新潟県内はその県をまたいで地上波放送局の再送信をしているというのはなかったと思います。
それはなんでなんでしょうね。よくわかんない。
完全地デジ化したところで、激変緩和措置の期限がやってきているという話なので、
地デジ化されることに伴ってケーブルテレビの再送信ができなくなったと、
単純に言えばそういう結果の話なんですが、
ちょっとその辺の条件がよくわからないんですが、
というのは片屋青森県、その藤テレビ系列がないわけですけど、
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テレビ東京系列もないですよね。
なんですが青森のケーブルテレビ局は、
北海道のテレビ北海道と北海道文化放送、
これ藤テレビ系列とテレビ東京系列ですが、
この2つが今しっかりケーブルテレビの再配信の地上波チャンネルの中に入っているんですよね。
だからなんで青森はOKで新潟はダメなのかちょっとよくわかんないんですけど、
新潟の場合は多分林県じゃなくて越えてますよね。
越えてるからダメなのかな。
青森の場合は林県で、なおかつ県で放送されていないワーク局の番組だからっていうことなのかな。
そういうことなんで、そこが違うところなのかもしれませんが、
でもいずれにせよケーブルテレビ局にとっては結構ここが差別化の一つの要因になってきたわけですが、
これも完全になくなるわけではないけれども、やっぱりちょっと変化の兆しということになってきていますね。
というふうにちょっと語ってみましたけど、
我々の世代までですよね、ここまでテレビが変化することによって自分のメディア環境が変化するという意識を感じるのは、
少なくとも大学生はあまり気がついてないと思いますけど、
今日から授業が始まるので、大学生の皆さんの反応を見ながらまたお話できればと思います。
今日はここまでにしたいと思います。ありがとうございました。
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