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2025-12-17 13:45

60|大相撲とラグビーの異色コラボ 錣山部屋、ラグビー場でちゃんこ鍋会

西日本新聞で記者生活の大半をスポーツ取材で過ごしてきた大窪正一記者が、アスリートの素顔や裏話、スポーツの可能性についてお話しする「西日本新聞スポーツ余聞」。

日本ラグビー協会は、大相撲九州場所の間、錣山(しころやま)部屋に、協会の日本代表強化拠点「JAPAN BASE」(福岡市東区)を宿舎や稽古場として提供しました。ラグビーと大相撲による異色のコラボレーションの意義について大窪さんが話します。

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◆出演:大窪正一(スポーツ記者/宗像支局長)、中富一史(販売部)、横山智徳(MC/メディア戦略局)、音声編集:中富一史、映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年11月19日

◆大窪正一記者の記事一覧
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サマリー

大相撲の錣山部屋と日本ラグビー協会の特別なコラボレーションに関するエピソードです。九州場所に向けて、大相撲はラグビーチームに宿舎を提供し、トレーニングや食事の利点について話し合いが行われます。錣山部屋がラグビー場で開催したちゃんこ鍋会では、相撲とラグビーの交流がテーマとなり、両競技の選手たちが互いにリスペクトし合う重要性が語られます。また、今後のコラボレーションの可能性についても話し合われます。

大相撲九州場所の盛り上がり
西日本新聞ポッドキャスト。
西日本新聞スポーツ余聞。
この番組は、記者生活の大半をスポーツの現場で過ごしてきた大久保さんが、
アスリートの素顔やスポーツの可能性についてお話しします。
こんにちは。福岡のニュースアプリ西日本新聞Bの横山智則です。
西日本新聞社の大久保翔一です。よろしくお願いします。
同じく西日本新聞社の中富一文です。よろしくお願いします。
収録日は11月の19日でした。
はい。
九州ではですね。
福岡ではですね。大相撲九州場所が盛り上がっております。
昨日大野里に初めて土が付いたみたいなニュースが、
今日時点の、収録日時点の現在地ですが。
中富さん、さすがに相撲はいますか?
ラグビーと相撲のコラボレーション
九州場所行ったことある?
ありますよ。
私もあります。子供を連れて。
へー!
行ったことないんですか?
もうね、なんかね、前夜祭がなんかあってるでしょ?
あー、前夜祭とかありますね。
これだけ行ったことある?
これ2、3回ありますよ。
なんなら小学校の時、うちのじいちゃんに連れて来られて。
へー!
平日でしたけど、行った記憶があります。
あ、そう。
はい。
そうですか。
さすがに相撲はないかと思ったんやけど。
まあ、中富さんですから。
そうね。
スポーツ関係じゃなくて、もう全般的に興味があるんですよ。
物事の。
物事の。
確かにね。
確かにね。
確かに。
で、今日は番組としては初めての相撲の話ということでいいんですかね?
はい。
相撲の話というよりも。
相撲というよりも、ちょっと異色のコラボといった話なんですけども、僕の大好きなラグビー。
そうですね。ラグビー×相撲の話です。
日本ラグビー協会っていうところがですね、10月の27日に大相撲吸収場所、今言ってる大相撲吸収場所のために各相撲部屋が九州に来てるんです。
そうですね。
その中のしころ山部屋という部屋、そこに協会の日本代表ラグビー教科拠点、ジャパンベースって何回かここでお話したことあるんですよ。
福岡市東区にあるんですけども、ここを宿舎や稽古場として提供すると発表したんですよ。
動画を見てる方わかるかと思うんですけども、一番私が、私の後ろにいらっしゃる方がしころ山親方。
真ん中が阿備関。一番右が日本ラグビー協会の松田さんという方なんですけど、拝見をジャパンベースの方で開いている。
こちらをちょっと取材に行きましたので、お話しできればなと思いました。
このラグビースポーツと大相撲スポーツ、同じ体をぶつけ合うという部分では共通点がありますけども、
ただやっぱり一触のコラボレーションですね。これ非常に僕もびっくりして、
なんでこういう動きが実現したんですかというお話を聞いたりもしたんですけども。
発端は別にラグビー協会が絶対にどこかとコラボするんだという感じではなくて、
九州場所に向けて大相撲のしころ山部屋の知人というか関係者と日本ラグビー協会の関係者がつながったみたいな感じで、
宿舎みたいなものが探してるんだけどということで、
もともとしころ山部屋は別の場所ですね。これまでは福岡県内の別の場所でやってたんですけども、
より住民との交流がしたいということで探してるということで、その中で話がトントン拍子に進んで、
ラグビー日本代表の教科拠点というところで、大相撲の部屋が開かれるという。
駐車場に土俵を特設で作って、すごくびっくりしましたですね。
地域との交流
ジャパンベースというのは最先端のトレーニングルームとか。
マシンがあるんですね。
管理栄養士もいらっしゃるんですよ。食堂があってですね。
バランスの取れた食事みたいなものを取れますし、
ジャパンベース自体に宿舎もあるんですよ。ベッド。
ただ、そのベッドのある個室を使うのは、親方やこういう関取の皆さんで、
その他の皆さんは大部屋って畳部屋もあるんで、そこで寝るという形をとってですね。
うちの自宅の近くにも部屋があるんですね。九州場所で来るときの臨時の。
そこってほぼ公民館というか、そういうとこを借りてやったイメージですけど、
そんな筋トレルームとかあるわけないし。
いい施設でやるんでしょうね。すごいですね。
最先端の設備。会見でも親方はこの最先端の設備を使えると。
大相撲は昔ながらの伝統というか、鉄砲、至高運というか、
そういう旧来のこれまでおもんじられてきたトレーニングというか、
稽古で体を鍛えていますけれども、そこにそれを別に捨てるわけじゃない。
それをベースにこういう最先端の器具だとかを使って、
トレーニングできるというのがすごく嬉しいと言ってましたし。
浴び席、この出席した浴び席はちょっと面白いこと言ってて、
今中富さんがおっしゃったように公民館だとか、あとお寺とか。
お寺あります、神社。
神社やお寺とか。
近所の神社も吸収場所になると、仮設のプレハブみたいなのを立ててしてます。
そうですね。
という状況なので、やっぱり水回りにしろトイレにしろ、
そういったものが、もちろんご協力いただいていて、
それは感謝という思いは前提なんですけど、
やはりこのジャパンベースというのが、2023年に開所した、まだ2年しか経ってないんで、
めちゃくちゃ綺麗なんですよ。
なので浴び席が言ってたのは、私はトイレが綺麗かどうかがすごくメンタル。
めちゃくちゃわかります。
その時点で、このジャパンベースのトイレに入ってテンションが上がりましたという。
じゃあもうわかる。
それはそうだよ。
トイレって落ち着く場所なんですよ。
それがやっぱり綺麗だと。
絶対そうですね。
まさに今中田さんが言った通りの落ち着く場所でトイレにいる時間が、私は長いんですって。
すごくすごくそういうのを聞いていて、面白いなと思ってですね。
しころ山親方って元小結びの法馬賞という歴史で出しちゃったんですけども、
ラグビーの昔の人気の番組でスクールオーズというラグビー番組を、
これを昔見たことがあって、学生時代の。
ラグビーにもちょっと関心があったそうなんですよね。
なのでこういう縁画ということですごく喜んでいらっしゃいました。
設備というところもありますし、基本大相撲の部屋の食事っていうのはちゃんこですね。
ちゃんこなんですけど、ジャパンベース今言ったように管理栄養士がいる食事も提供できるということで、
夜はちゃんこではなくその食事をする。
そうですか。
昼はちゃんこですね。
夜はジャパンベースの食事を取るということで、その時間、ちゃんこを作る時間が空きますよね。
私が作ったりしてますよね。
その時間を使ってトレーニングできるということで、すごくメリットが非常に大きいということで喜んでいらっしゃいましたし、
逆にですね、ラグビー側の方もすごく提供するだけではなくて、
この他競技とのコラボという交流というのはすごく歓迎しているんですね。
ジャパンベースっていうのはラグビーの強化拠点ですけれども、
もう一方の使命というか目的を持っていらっしゃって、地域により開かれた施設にしたいというところがあるそうで、
こういう大相撲の部屋が来てくれることによって朝稽古の見学だとか、ちゃんこ鍋買いとかもしたんですよ、無料。
相撲とラグビーの交流
そういうので地域の方が来てくださって交流できたということ、交流もできてよかったということもおっしゃってましたし、
あとラグビー協会として、今日本少子化がすごく減っていってる時代で、スポーツやる人口も当然ながら減っていく中で、
その選手の奪い合いをする時代じゃないんですと。
もう互いに競技をリスペクトし合って、お互いにラグビーも相撲も知っているというような子供、やったことがあるというような子供とかが生まれていって、
例えば相撲をやっていて、やっぱりラグビー。ラグビーをやっていて、やっぱり相撲とかそういうコラボレーションというのが生まれればというような思いもあると。
監督とかだったら、お互い引き抜きたくなるような力士とか選手いますよね。
その引き抜くっていう話は、ちょっと今の奥畑さんの話と違うのかもしれませんけど。
でも似たとこで、やっぱ体格とかもどっちもがっちりしてないとできないし。
だから最初これ見た時、力士の方がラグビーをスポーツとしてやるのかと思ったら、違うんですよね。
だからその場所の提供とかっていうコラボレーションってことですよね。
そうです。行く行くは、今はこういう場所の提供とかコラボですけど、例えば力士とラグビーの代表選手が交流してコラボレーションができない。
今言ったように、立ち合いのぶつかり稽古は、選手にとってもすごく。
タックルとか。
そっちに、体のぶつけ合いの部分できるし。
じゃあラグビー選手が相撲さんの練習方法を取り入れたりとか。
そうです。
コラボ、あとはアスリートとしての交流、そういう経験とかですね。
そういうものをできていけばというようなことをおっしゃってましたし。
本当、ただ今中止さんがおっしゃったように、公民館とかお寺とか神社とかで宿舎をやっている部屋も多いわけで、水園の的になってるんじゃないかと。
要はここの施設を迎えるっていうのは。
羨ましいと思います。
で、なってるんじゃないのかなと思うんですけどもですね。
なので、しころ山部屋としては、継続して九州場所にはジャパンベースを使いたいという思いは持ってらっしゃるようですね。
阿部関の方は、こんな環境で不甲斐ない成績を残せないということで、今奮闘しております。
まださっき言ったように、今収録日は11月19日なので、最後まで行ってないので勝ち越し負け越しとかそういうのはまだ決まってない状況なんですけども。
頑張っているというお話ですね。
ありがとうございました。中注さん、今日はいかがでしたか。
中井 僕は若いとき、会社入って若いときに、仕事の関係で力士の方と友達になったこと。
一緒に飲んだりとか。
一緒に飲んだりとか。
中井 そういう飲み物も含めて大相撲にすごく興味があったりしたんですけど。
一つちょっと横浜さん、ちゃんこ鍋って定義わかります?
知ってますよ。
中井 知ってますか?
お相撲さんが食べるものは全部ちゃんこ?
中井 違います。もともと力士が作る料理が。
そのほうがちゃんこか。鍋だけじゃないっていうのは頭にあった。
中井 だから、お相撲さんが作ったら全てちゃんこなんですよ。
食べたらじゃない。
中井 食べたらすじもちゃんこじゃない。
でも理屈はそうなんでしょ?
お相撲さんが作るものがちゃんこだから。
そのいわゆる水滝みたいな鍋だけがちゃんこじゃないっていうのはね、固まりがあって。
ちゃんこ鍋。
あ、そっかそっか。
ちゃんこ鍋。
そのすじでも握ればちゃんこだってことですよ。
ちゃんこ寿司ってこと。
そうそうそう。
ちょっと一つうんちくでございました。
うんちくでございました。
西日本新聞からお知らせです。
西日本新聞のベテラン記者によるニュース開設イベントを1月22日19時から福岡市天神で開催いたします。
参加は無料、応募多数の場合は抽選です。
お申し込みは概要欄からできます。
ぜひご参加ください。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
大久保さんのスポーツ余分は西日本新聞とスマホアプリ西日本新聞MEで好評連載中です。
ぜひご購読をお願いいたします。
本日はありがとうございました。
西日本新聞ありがとうございました。
ありがとうございました。
13:45

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