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2024-11-06 30:41

04|一緒にV~ビバ!ホークス(前編)

西日本新聞で記者生活の大半を、スポーツ取材で過ごしてきた大窪正一さんが、アスリートの素顔や裏話、スポーツの可能性についてお話しする「西日本新聞スポーツ余聞」。 スローガン「ビバ(美破)!」を掲げて圧倒的な強さで4年ぶりのリーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズも負けなしで突破して日本シリーズに進んだ小久保監督率いる福岡ソフトバンクホークス。指導陣や選手たちだけでなく、チームを後押しする人たちを2回にわたって紹介します。1回目は、勝利の花火とハニーズのお話です。 ◆関連記事 高さ60㍍から「勝利の花火」30年 「万が一でも物落としたら…」 福岡の花火師・児島さん https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1259462/ 最近のお気に入りの日本語は「待ち遠しい」 ハニーズ初の外国人メンバーもV待望 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1260008/ 大窪正一記者の記事一覧 https://www.nishinippon.co.jp/writer/show/203/ ◆出演・スタッフ ・出演:大窪正一(スポーツ記者/宗像支局長)、中富一史(販売部)、横山智徳(MC) ・音声編集:中富一史 ・映像編集:井上知哉 ◆収録日 ・2024年10月29日 ◆西日本新聞Podcast情報 ・Xの公式アカウントです。フォローをお願いします。メッセージは「#西ポキャ」をつけて投稿お願いします。→https://x.com/nishinippon_poc ・メッセージ受付フォーム→https://x.gd/O5RFS ・収録スタジオ「N-Studio TENJIN」(福岡市)→https://n-studiotenjin.jp/ #西日本新聞 #西日本新聞me #西日本新聞ポッドキャスト #西ポキャ #西日本新聞スポーツ余聞 #福岡ソフトバンクホークス #福岡ドーム #ハニーズ #勝利の花火 #みずほPayPayドーム福岡

00:08
西日本新聞スポーツ余聞。この番組は、記者生活の大半をスポーツ取材で過ごしてきた大久保翔一さんが、アスリートの素顔やスポーツの可能性についてお話しするポッドキャストです。
こんにちは、福岡のニュースアプリ西日本新聞MEの横山です。今回は、一緒にVス>ビバ!ホークスと題しまして、福岡ソフトバンクホークスの選手や監督ではない人たちのお話をお聞きしようと思っております。
今日もよろしくお願いします。
スタジオには、もう一人、西日本新聞社販売部でホークスの熱狂的なファン中富一文さんにも来てもらいました。
今日もよろしくお願いします。
中富さん、本題に入る前になんですけども、ポッドキャストもYouTubeも、我らが西日本新聞スポーツ余聞、絶好調みたいですね。
すごいですね。
言っていいですか?
ポッドキャストランキングっていうのがありまして、そのスポーツニュースのカテゴリーで、なんと1位でございまして。
いきなりです。
いきなり、一発目の1話目から1位。
1位です。
すごいですよね。
すごいです。
YouTube、ポッドキャスト以上にですね、YouTubeの再生回数が順調に伸びておりまして、とても順調でございます。
ありがとうございます。
こちらこそは、すごい嬉しい反応で。
コメントも届いていますね。
そうですね。ちょっとお読みしますね。
YouTube、拝見させていただきました。本当に面白かった。素人がプロスポーツを取材する大変さや醍醐味をわかりやすく説明されておりました。
大久保さんの優しい人間性も滲み出ていて、だから久保さんは取材に応じてくれたんだろうなと思いました。改めて新聞社YouTubeの可能性を感じました。
ということです。
桜じゃないよね。
本当にありがとうございます。
ありがとうございます。
あとはですね、久保さんら25年前の初優勝選手たちの話が聞きたいですという方もいらっしゃいます。
聞きたいですね。
そうですよね。
僕も聞きたいです。
前回は、久保選手としてのいわゆる最後、晩年の頃の話が中心だったんで、よかったらまた、チャンスがあったらまた久保選手の25年前になるのが、ぜひよろしくお願いします。
あとはですね、久保さんと飲みに行けるなんて。
それは羨ましいですね。
これは何回目?2回目?3回目?
2回目です。
2回目の放送の時に、いわゆる大久保記者と久保選手が2人で居酒屋さんに飲みに行ったという話をされた時の回の話です。
本当幸運でした。
大久保さんそれこそせっかくなんで、今コメントいただいた方にお返事かなと思いますかね。
そうですね。
いただいたもの以外でですね、DMの方でもちょっといろいろ反応が来ていまして、すごくありがたかったですね。
03:02
例えば同業のですね、スポーツ記者の方が聞いてくださったりしていて、私が質問イップスになったという話を前回したかと思うんですけど、その子と私も同じような経験があるとか。
すごい同志が生まれたような気持ちがして嬉しかったですし、本当にありがたい反応ばかり結構届きました。
大久保さんはですね、Xでまめに情報発信をしていますので、ぜひフォローをしてください。
せっかくなんで、ハッシュタグ西ポキャ、西日本新聞の西にポキャですね。
カタカナですね。
カタカナでポキャで、感想とかコメントとかいただければと思っております。
同時にですね、ポッドキャストの番組の感想とかメッセージの受付のフォームも作ってますので、概要欄にリンク貼ってますので、そちらの方からもよかったらメッセージをお送りいただければと思っております。
本題なんですが、ちょっとその前にですね、今日何日っていうのだけをちゃんと説明しておかないといけない。
何日というと、配信は11月6日なんですが、今日は10月29日です。
10月29日というのは、フォークスと横浜の日本シリーズの真っ只中で、26、27、フォークス2連勝。
再作曲2戦勝をして、そして間28日が移動日であって、今日29日から30、31日との3連戦が福岡であるというのが日程ですので、いわゆる真っ只中で今僕らは収録をしていると。
だから今日3戦目が今からあるという感じですね。
まだお昼ですけど、今日の夕方から3戦目が福岡でありますと。
フォークスファンとしてはこの3連戦で。
もうそのままできるなら4連勝で。
行ってもらいたいですね。
あとは11月2日、3日で横浜にも7戦目、8戦目ということになるんでしょうけど。
そこまでね、もうそわそわというか。
もう勢いで来ないです。
ということですね。よろしく。よろしくお願いしますってなんなん。
今日は本編なんですけど、どんなお話をと思っておりますか。
お答えお願いします。
ありがとうございます。
今日はですね、西日本新聞の紙面の方で取材させていただいて、掲載させていただいた話を中心になるんですけれども。
この福岡の地方版の方ですね。
とか社会面のところで掲載したお話なんですけども。
いわゆるその選手や監督さん、ソフトバンクフォークスすごい強さで勝ちに進みましたけど。
その人たちが主役といえば裏方じゃないですけども、それを支えるようなチームを後押しするような人たち。
その人たちを今回紹介したいなと思っております。
横山さんも中富さんも勝利の花火って言うんですね。
ドームの方で勝った日にあるんですけど。
これご存知でしょうか。
もちろんです。もちろんです。
06:00
何度も見たことあります。
私も花火を見ながら、今日も勝ってよかったな。
あのドームの花火なんですけど、勝利の花火。
これは恒例イベントとしてですね。
1995年から30年近く続いている恒例のイベントでして。
しかもこれ無事行って進んでいます。
確かにずっと昔からやってますよね。
そうですね。
花火自体は昔からやっているんですけど。
この屋内で花火というのが私自身最初はとても驚きました。
そうですね。
屋内の花火とかあそこでやっぱりドームで初めて見たってことだろうね。
そうですよね。
この花火をなさっている花火職人の方に取材させていただいたんですけども。
この方はですね。
実はそのフォークスの前というか。
フォークスがこちらに来る前、福岡に来る前。
西鉄ライオンズその時代からご縁があるそうです。
西鉄ライオンズが平和大球場大堀公園の部分ですかね。
あそこにあった時から花火のイベントとかで携わっていた方らしくてですね。
そうなんですね。
その流れでフォークスが来ましたという時に。
イベントとしてドームを盛り上げる一つとして。
屋内花火というものができないかという相談を受けたそうなんですね。
この花火の今回紹介する方のお父様とこの方がそういう試行錯誤して。
花火というものを完成させたようなことらしいんですけど。
そうなんですね。
それまで以前はカナダかどこかで。
すみませんちょっと詳しく覚えてないんですけども。
屋内球場というのがあったんですけども。
そちらの方でそういう屋内の花火か何かこうそういうものがあったのをビデオか何か取り寄せて。
それを見て研究とかさせたらしいんですね。
そうか。30年前ですよね。
すごい。
そうですよね。
もう一つ一つ試行錯誤で。
要は屋内花火っていうのはすごい難しい技術が求められるそうなんです。
花火の火玉ですね。
これがトカーンと大きすぎると客席に届いちゃうんですよね。
火花がね。
危ない原理です。
逆に小さすぎると綺麗な円を描かないので。
絶妙なバランスがいるんですね。
ちょうどいい分量にするために非常にご苦労なさったというお話を聞いてですね。
それがまたこの30年近く無事故で続いているという。
事故があっては大変なことなんですけど。
これは非常にすごいなと聞いておりました。
ちなみにこの30年間この同じ親子がずっと毎試合やってるんですか。
09:01
そうなんです。
お父様の方は現役の方を数年前引退なさったんですけど。
それも受け継ぐ形で息子さんの方が今も続けてらっしゃるという恒例イベントなんです。
ドームに来られた時この勝利。
今年なんかすごく多かったかと思うんですけど。
花火が上がってるのを見て今日のお話を思い出していただいてありがとうございます。
すごいですね。
日本初でしょうしね。
そうですね。
屋内。
花火としては。
屋内球場でやるチーム自体がですね。
屋外は結構あるんですけど。
そもそも30年前って福岡ドームと東京ドームぐらいしかないだろうし。
当時はね。
そうですよね。
東京ドームでやってなかったとしたらやっぱりこっちが初めてっていう感じですね。
聞いておりますね。
そうですね。
実際の花火なんですけども当然なんですけどもこのドームで試合がある日。
そして勝った試合というところになるので。
まずホームゲームというのがシーズン約70試合ほどあります。
この花火。
私自身も取材する前まではどういう状況でどういう形でっていうのがわからなかったんですけれども。
イメージどうですか。
思いつく部分とかありますか。
要は準備までにですね。
どういうことをなさっているのかっていうところですね。
準備。
実は自分あれなんですよ。
ボールボーイしてた時に。
本当?
ヒーローインタビューがあっている間に二塁ベースの間シートを引くんですよ。
なのでなんとなくわかってるんですよ。
なるほどですね。
吊るし花火でね。
吊るしてるんで。
せっかくなんですよ。
花火市の方のお名前を紹介しておきましょうか。
みません。
花火市のお名前さん小島さんとおっしゃってですね62歳でらっしゃいます。
じゃあ数年前に引退されたお父さんは80代ですか。
84ぐらいで。
それまで元気でされてたんですね。
お二人すごい。
今もお元気で実際のこのドームの方には携わってないけども
会社の方での業務は一応社員としてまだやってらっしゃるというふうには聞いております。
その今言った花火の準備なんですけども
ナイターの大体夕方6時ぐらいか。
6時半とか。
この試合でもですね午前7時ぐらい試合前ですねから始めるんです。
これはそのなぜか。
午前7時。
朝7時ですか。
朝なんですよ。
僕もえっとなったんですけど。
実際花火が上がるのは12時間以降なんですよ。
実際8時9時。
9時10時ですね。
なぜかと言いますとドームナイターの試合でもですね午前中から若い選手を中心として。
練習するんだ。
おっしゃる通りです。
さすが。
練習する。
練習をしてるんです。
午前中から練習していて万が一屋根の上で作業するんですけど。
12:00
そのものが落ちてきて下がると危ない。
そこを見越して朝7時から準備作業を始めて。
すごい。
そうか。
誰も来る前にやらないといけないってことですね。
そうなんです。
一人もいないときにっていうのは。
ドームに来られた方も中留さんだったらよくご存知かと思うんですけれども。
屋根を見たら小さな階段がですね。
ありますね。
ドームの屋根を這うようになるんです。
あるあるある。
あれ見たらめちゃくちゃ怖いんですよ。
あれは観客席から分かりますよね。
今度お聞きの皆さんが来た時に確認していただきたいんですけど。
その屋根が大体作業場まで約220段ぐらいの小さな階段があるんですよね。
私取材でそばまで行って登りますかって言われましたけど。
絶対言うですよね。
私はちょっとできなかったんですけども。
その220段ぐらいの階段を登って大体作業場が約60メーターぐらいの高さのところにあるんです。
それはそうですね。天井の一番上ですからね。
そうなんです。
そこに行って作業場の広さは半径3メーターぐらいの円形の広さのところらしいんですけど。
そこに上がって荷物を担いで上がる花火とかですね。
上がってそこから作業をするんですけども。
8発の花火玉を吊るし花火なんで吊るすような形に準備をして。
あとその作業、実際にはボタンを押したら点火するというような。
それもこの親子が開発したそうなんですよね。
そうか。
火付けに行くわけに関係ですね。
そうです。おっしゃる通り。
それ自体も100項目ぐらいチェック項目があるので。
すごいですね。
それをこう全部チェックして終えると当然朝なので、
ないたあの日だとまだ時間があるので、
単そこから220弾降りて戻ってこられるということです。
試合が始まる1時間ぐらい前にまた再び220弾を持って上がるそうなんですけど。
お弁当持って、水筒とか持って。
作業場の方にはトイレとかがないんでしょうね。
試合時間の間はそういうトイレにはいけないので、
携帯用のトイレみたいなものも持って行って。
一度上がれば戻ってくるのも時間かかるし。
試合中は階段の上でおられるんですね。
もうその作業場にずっといらっしゃって。
その作業場、先ほど言った半径3メーターほどの変形のところ。
その場っていうのはドーム自体空調があるんですけれども、
やはり60メーターのところに全く空調が届かないそうなんですね。
そうか、そうですね。
だから春先のオープン戦から開幕した春先とかはめちゃくちゃ寒くて。
夏場に入る前、5月ゴルネウィーク過ぎたぐらいからは逆に暑くて。
15:04
すごい暑いらしくて。
暑い方が大変ですね。
それを聞いてあの花火がそうやって上がってるんだという。
気楽に見れないですよ。
そういうふうな作業場には一応夏場には小型扇風機みたいなのを持って行くんですけど、
でも実際にそれを使っても熱風でドライヤーを浴びてるような、そんなような暑さだっていう。
暑い空気だから。
暑い空気の中で風を食ってもやっぱ温風ですよね。
そうか、見たみたいな話がある。
あともう一つなんか面白いお話だったのは、
ファン、熱気っていうのはよく言葉で熱気って言うけど、
実際に本当に熱気っていうのが上がってくる。
試合が盛り上がってきたら、
熱い熱気っていうものが、
熱さがそれで増したりするそうなんですね。
ホームラン打ったり逆転したりしてワーッと感性が上がると、
ワーッと熱くなるんですね。
熱気を感じる場所ってなかなかないですね。
私もなんか新聞記事で熱気がとかいう表現を使ったりするんですけど、
実際にその熱気が浴びるというか、
体感、肌感で感じるということがあるというのを初めて聞いて、
と思ったですね。
なるほど。
あとその試合時間、先ほど言ったように、
通常というか順調に進めば3時間なんですけど、
延長戦があったりもして、
もうこうなってくると非常にきついっておっしゃってました。
で、過去にはですね、日をまたぐような試合があったりして、
その間も一回試合が始まると降りてこられないから待つしかなくてですね。
いやー大変。なんか降りてこれんのか。
そうなんです。
なんか一つ面白い話、取材中、記事には盛り込まなかったんですけど、
なんか同業のテレビ局の方が、
実際私のようにそういう花火師さんのお仕事を取材したいということで、
その方はテレビ局の方が一緒に上られたそうなんですね。
で、その試合はデイゲームでだったので、
まあ夕方ぐらいには降りれるだろうということで上がったらしいんですけど、
なんか非常にその試合が長引いて、
たまたま。
たまたま。
8時ぐらいまでなんか降りてこられなくて、
その方が仕事の兼ね合いでなんかもう慌てて、
60メートルの上からなんか電話して、
なんか業務の作業をして、
あの方は大変だったなというようなお話をされていることもありました。
だったら8回ぐらいになって上がればいいんじゃないとというわけにもいかないんですね。
そうですね。
ドームが始まるとですね、
もうやっぱり万一のこともありますので、
そこで物が落ちてもいけない。
そうですね。
試合中にですね。
そうですね。
まあそこでなんかこう人がいるということが、
18:01
プレイの妨げになってもいけないということで、
もうとにかく試合が始まる前に上がったら、
終わるまでは降りてこれないということらしいです。
でもその小島さん立場からすれば、
勝ってほしいですよね。
せっかくなのに。
そうでもそれを、
それが一番の願いで、
勝ったら、
仕事ができるわけですね。
ですけど負けたらその花火を、
吊るした花火を、
戻す。
戻して、
はっついて、
また220段の階段を降りて、
何時間上引いてですね、
そうなるので、
もうかなり寂しい思いです。
そうですね。
でも今年はですね、
まあその史上初の100勝ペースじゃないですけど、
非常に勝ち進んだので、
すごくやりがいを感じていらっしゃったらしくで。
とにかくその、
もうこの30年近く続く、
そういう恒例の勝利の花火ですけれども、
やはりもう毎回毎回点火をする瞬間は、
やっぱりそういう事故があってもいけませんし、
やっぱり緊張感は、
これはもう何十年も変わらないそうです。
この花火を押して、
実際に綺麗な花火があって、
お客さんが喜んでくださった、
こうして勝利を、
今日1日花を添えることができたなというのが、
これが何よりの喜びだということをおっしゃってまして、
まあでもそういう今お話ししました苦労とかですね、
流れを聞くと、
いやまあその通りなんだろうなというふうにですね。
大変ですね。
大変ですね、本当に。
ああ、そうか。
30年ね、ずっとされてるんだからすごいですよね。
体調管理とかどうなさってるのかなとか、
汗とか非常にかくから大変なんじゃないですか、
ということをお聞きしたこともあるんですけども、
なんか体がだんだん順応してきて、
あまり汗かかないんですよね、
みたいなことを言ってましたね。
すごい。
あとまあただやっぱりそういう、
痙攣とかこうしてはいけないので、
そういうミネラル分をサプリメントで補給するなど、
そういう体調管理の部分は非常に気をつけてらっしゃるというお話をされていました。
なるほど。
今日はこんな感じであれなんですね。
選手とか監督ではない人たちが登場してくるわけですね。
面白い。
面白い。
続いていきましょうか。
分かりました。
続いてなんですけども、
勝利の前とか試合の前後とかね、
ダンスを華やかに踊ってらっしゃった方とか、
ご存知でしょうか。
あの球団のオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム、
ハニーズというものなんですけども、
ここにですね、
今期から初めての外国人メンバーが入ったんです。
外国人メンバーなんですね。
このダンス&パフォーマンスチーム、
ハニーズになっては初めての外国人メンバーで、
台湾出身のチューピンハンさんという女性です。
この方が今期から初めて入った方ですね。
どんな方なんですかね。
チューさんは台湾、台北のご出身で、
21:00
以前はアイドルグループ、
日本で有名なAKB48ですかね。
台湾版のAKB48チームTPということで、
そこでご活動なさっていた元アイドルでもあるんです。
台湾にAKBの子あるんですね。
去年アイドルを卒業しまして、
一時はインフルエンサーという形で活動をなさっていたんですけれども、
その活動がちょっと足りないというかですね、
あと野球が好きだっていうこともあって、
あとチアの踊りとかそういうのも好きだったらしくてですね、
台湾にいる日本のプロ野球に詳しい友人たちから、
フォークスの話とかそういうのも聞いたりしてですね、
その興味をわいて日本で暮らしてみたいと、
日本の文化とか野球とか、
日本語も勉強してみたいというふうに思うようになったんです。
ご自身で、自らインターネットで検索して、
ハニーズのメンバーの募集告知というのを発見して、
応募なさって、
昨年の12月ですね、オーディションを受けに初めて福岡市に来た。
すごいですね。
今どきのコースすごいですね。
ネットで、だって中国語でもない、今どきはもうすぐ翻訳とかするんだろうね、サイトも。
当然日本語は全然の状態でしょ。
全くできなくて、ついて博多駅ですね。
博多駅、12月のクリスマスのシーズンくらいなんですけど、
すごくキラキラしたイルミネーションと、
あと屋台というのが印象に最初に残ってるっておっしゃってたんですけど、
実際このハニーズの募集にかかったのは、
過去最多の217人の応募者がいたらしいんですけど、
その中から22人選ばれるこのメンバーの中に、
チューピンハンさんが入ったんですよね。
10倍?
すごいですね。
10人に1人ですよ。
やはり元アイドルということで、
実際取材したときも思ったんですけど、
すごい笑顔がすごく魅力的で、
やっぱり人を惹きつけるオーラですかね、
そういうものを取材でも感じましたけども、
実際でも合格なさると一気に不安が来たらしいんですね。
台湾でしかこれまで住んでいらっしゃったこともなくて、
日本で住んだこともない中で、
そういう喜びより不安が大きくなって、
実際国家に来るってことになると、
初めての一人暮らしをするとね。
そうですね。
ということで、実際にはご家族に相談したら、
ご家族は本当に行くの?みたいな形で、
ちょっと不安がられたらしいんですけど。
親も心配ですよ、本当に。
でもやはり自分の思いっていうのが強くて、
24:02
やろうと思ったらしいんですけど、
その一つの後押しになったのが、
実はフォークスの旧団会長でいらっしゃる、
王貞治会長。
そうですよね。
中止さんってご存知ですかね。
台湾出身ですからね。
ルーツが台湾でいらっしゃって、
やはり台湾でもすごく有名な方で。
今でも若い子も知ってるんですかね。
僕もそこを聞いたんですけど、
知っているということで、
アナウンスというか、
そういう親世代の方からも聞いたりして、
すごく勝手に親近感を覚えていて、
福岡に来れば、そしてフォークスのそこに来れば、
王さんがいるという、
背中を押してもらったような気持ちになって。
王さんの存在すごいですね。
すごいですね、大きいですね。
やはりもう王さん、やっぱり偉大ですね。
いろんな方の人生を左右されるということで。
でも会えたんだろうか、王会長には。
実際にはですね、
王さんにはですね、
グラウンドレベルにはよく降りてこられてますね。
実際にお話ししたかとか、
その取材の際にはお聞きしなかったんですけど、
でも目の前では絶対に見ている機会はあると思います。
ちなみにちゅうさんって、
もともとアイドルだと思うので、
ダンスは得意だったんでしょうね。
踊りは得意だったんですけれども、
日本語がわからないので、
ダンスの指導の時に、
肘とか膝とか言われても、
それが何を言っているのかが、
全くわからなかったからですね。
難しいですよね。
通訳もなくてですね。
日本語を覚えるために、
何をして日本語を覚えたんですかっていうと、
日本人ユーチューバーの動画とかを見続けたり、
あと日本のテレビドラマ、
ちょっと内容まで聞かなくて、
そういうのも聞いたりして、
部屋の中では日本語づけにするみたいな、
作業をされてたんですけども、
1月にチームに合流したんですけども、
実際僕が取材したのこの秋口なんですが、
日本語はもうペラペラでですね。
半年ちょっと1年足らず。
これすごいなと思ってですね。
ついてらっしゃる方だとメンバーも、
この吸収力というか、
そこはもうすごいびっくりするぐらいだったんです。
すごいな。
やっぱすごい。
若いってすごいなみたいな話でいいんだけど。
勉強熱心で、
YouTubeとかもずっと聞いてたらすんでしまう。
なので取材の応対もですね、
念のために通訳の方がいらっしゃってくださってたんですけど、
ほとんど私が話す言葉は理解して、
答えるのも日本語で、
少しちょっと難しい言葉があった時だけ、
その通訳の方に確認するというか、
助け船がというような形で、
ほとんど会話には主張がない。
なんでそんなに早かったんですかってお聞きした時に、
お話であったのが、
ドームでそういうダンスを実際開幕してすると、
たくさんの方に、
ファンの方に話しかけてもらう機会もあるそうなんです。
27:01
だけどその日本語が何を言ってるのかが、
わからないのがとても悔しいと、
せっかくこうやって私に対して、
こういう関心を持ってくださった方々と交流したいという、
そういう思いもあって、
とにかく早く日本語を覚えたいというような思いで、
そういうのも頑張るモチベーションになった。
すごいな。
でも先ほど中止さんがおっしゃったように、
パフォーマンスの上手さというのは、
やはりアイドルの経験があって、
すごい上手らしくてですね、
すぐにファンみたいな方がついて、
つくというか関心を持ってくれる方ができたそうなんですけど、
実際ドームにはですね、
アジアからのインバウンドというか、
観光客の方もよくドームには見られているんですけど、
そこに台湾の方が来られたりすることも多くて、
実際に台湾からの観光客にも声をかけてもらえることになっているそうです。
自分の存在がそういう台湾とですね、
かけはしじゃないんですけど、
自分がいることでつながりが生まれて、
交流のですね。
そこがすごく嬉しいということをおっしゃってました。
すごいな。
その取材の最後にですね、
最近、その時はまだ日本シリーズどころか、
シーズンの中間、シーズンの終盤ですね、
優勝が決まるかどうか、
マジックが出た頃にお話を聞いてたんですけど、
その時に最近覚えたお気に入りの言葉っていうのは、
待ち遠しい。
優勝が待ち遠しい。
優勝が待ち遠しい。
だから、
そらくですね、今はもう、
日本一が待ち遠しい。
なるほど。
やってるんじゃないかなと。
もう少しですよ。
そうですね。
もう結果が出てくるんですね。
待ち遠しいですね。
高冨さん、今日はどうでしたか。
いや、面白かったですね。
やっぱりね、今回みたいに野球とはまた一つ違ってますけど、
やっぱりそのドームを盛り上げる花火市だったり、
ハニーズって、やっぱりお客さんにとっては非常にこう、
それも目的だったりするし、
だってちっちゃい頃から試合、ドーム行ってますけど、
やっぱりどうしても勝利の花火を見に行くっていう、
勝つっていうよりも、
なんかそういう気持ちだったりあるので、
すごくいいですよね、この花火だったり、
ハニーズっていうのは。
高冨さん、ボールボーイもしてたけどね。
やっぱこう、親近感というか。
そうです。
確かにボールボーイの皆さんも支える大事な役割ですからね。
ボールボーイもやっぱりこう、勝つとやっぱり違うし、
モチベーションが変わってくるし、
やっぱりフォークスが勝ってくれるっていうのが一番楽しさの一つだと思います。
今日もありがとうございました。
エンディングの前にちょっと一つだけ、
この西スポからお知らせをさせてもらいたくて、
この度ですね、西日本新聞社では、
西スポ復刻フォークス優勝特別号というのを作りました。
配信の時点でひょっとしたら売り切れになっていたら申し訳ないんですけども、
概要欄に販売サイトのリンクをつけております。
手前味噌ですが、さすが地元氏という仕上がりになっております。
30:02
ぜひ興味のある方はチェックをしてください。
よろしくお願いします。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
大久保さんの記事は、西日本新聞ニュースアプリ、
西日本新聞MEでお読みいただけます。
記事のリンクは概要欄に貼っています。
大久保さんの記事が読みたい西日本新聞や、
この番組を応援したいと思っていただける方、
ぜひご購読をお願いします。
次回はですね、元フォークスの党首で、
今は選手とは別の形で球団を支えている方などが登場します。
後編となります。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
30:41

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