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2025-08-03 14:31

27|陣屋ってなに?城とも奉行所とも違う陣屋とは【秋月城編③】

この番組は、福岡県内だけでも1,000近くあったとされる戦国時代の山城の魅力を、現地探訪を交えて紐解き、熱く語り合う番組です。山城研究は地理学、歴史学、軍事学、地域経済学などいくつもの側面があります。かつて、その地で暮らした人々の息吹をあなたも一緒に感じてみませんかー。

前々回から引き続き秋月からお送りします。城とも奉行所とも違う陣屋。その発祥を紐解くと、江戸幕府と大名の葛藤が見えてきました。

◆出演:堀切凡夫(お城映像クリエーター)、中山紘一郎(しかのすけ/販売部)、横山智徳(MC/メディア戦略局)/ 音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:中山 紘一郎/ディレクション:坂本信博(報道センター総合デスク)、梁京燮(豆吉郎社長)

◆収録日:2025年7月13日

◆「空から攻める」堀切凡夫Neo2(YouTube)
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◆城・九州戦国ドローン(関連記事)
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サマリー

このエピソードでは、秋月城とその神社について説明されています。江戸時代の城に対する制約や、城を建設するために必要な許可についても語られています。また、城ではない陣屋の特徴や秋月の歴史的背景が取り上げられています。ポッドキャストでは、秋月城に関連する陣屋の歴史や特徴について詳しく紹介されており、地方の小京都やその周辺の文化、歴史的な背景にも触れられています。

00:00
西日本新聞Podcast
西日本新聞、戦国山城Podcast
この番組では、福岡県内だけでも戦地核あったとされる、戦国時代の山城の魅力を現地を歩きながらお話ししてまいります。
こんにちは、福岡のニュースアプリ、西日本新聞Bの岡山智則です。
こんにちは、お城映像クリエイターの堀木立直です。
こんにちは、西日本新聞の鹿之助こと中山小一郎です。
引き続き、秋月回をこちら、くずきり屋さんのかじかさんというくずきり屋さんからお届けをしております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて、どうしますか?
秋月城と神社の歴史
前々回が秋月市のお話、そして秋月市の巨像であった古書山城のお話でした。
山残ってないけど山の上の話でした。
はい、そうです。
で、3話目は?
3話目は、我々秋月といえば秋月の城下町というか、その中心である秋月城、秋月神社についてのお話をしていきたいなと思います。
ありがとうございます。
ちょうど僕らが今1時間くらいかけて歩いてきたところですよね。
はい。
それこそ今は中学校になってましたね。
そうですね。
それもなんか雰囲気のある。
そう、風情のある感じで。
木造2階建ての中学校でしたね。
いや、なんか映画で出てくるような。
本当にそんな感じでしたよね。
えーと思いながら。
あれはあのまんま戦前からあの形でしたっていう雰囲気じゃないね。
新しく建ててるけど雰囲気出してるっていう感じの。
なるほどね。
で、あそこが神谷跡だったということになった。
そうですね、神谷跡。
江戸時代の城づくりの制約
ちなみに神谷とはから教えていただきたいんですか?
自分も聞いた、調べた限りなんですけど。
こういう、ざっくり言うと江戸時代になって
様々な化粧ハットとかいろいろ縛りができて
お城を改修する一つ次第でも
それで半が取り潰されたりとかっていう例も
広島城とかもそうなんですけど。
そうなんですね。
そういったのがあったりする中で
お城を建てるっていう事自体がなかなかできない時代で
様々な事情で各大名
反種の巨漢を作りたいとか
そういう理由で作った神谷という
なんて言うでしょうね。
お城になりきれなかったお城のことを神谷みたいな感じで。
結局江戸時代になって
あちこちに城作ってもらったら困るわけですね。
友沢さんからすれば。
そうですね。
そういうことですよね。
なんで城って
城って何か建物を作ろうにもある意味許可がいるんですか?
そうですね。やっぱり地面とかも提出して
そうなんですね。
こんな感じで作ってよろしいでしょうかね。
そうですね。
秋月とは脱線しちゃうんですけど
大分の真ん中に文武の森っていうところ
そこは今九州になってるんですけど
あそこにいわゆる
久留島家という
久留島水軍から来た久留島家がいたんですね。
そこが
お城が津野村城だったんですよ。廃城になって。
そこで
本当はそこで終わるとこだったんですけど
実は母の母大地を作りたいんですって言って
母大地のそういうのを作りたいんでってことで
図面とかいろいろ出したらもうそれは完全にお城で
なんですけど
お寺を作るって言うといて
設計図見たらもう城やんけという
石垣も城の壁も立派なのが今も残ってるんですけど
それが残ってるのと
久留島陣やっていうんですけど
しかも明らかにこれ天守じゃないかっていう
2階建ての建物があって
それはちゃんとお堂みたいにあるんですけど
当時のおそらく藩主はそれを意識して作ったものがあって
そんな面白いものも
それはでも図面出して
いやこれ城じゃございませんと
ぽく見えるだけですって言って
じゃあオッケーと一応言われて作ると
っていうのがおそらく全国各地あって
秋月もそういった形で
作ったんだと
なるほど
なんで立派な建物ではあるけど
城ではないという
それを陣やだった
秋月の陣屋に関する考察
1階建てだったんですよ
大名都幕府の葛藤の
一種の
そこですね
現れというか
そこまでだったらいいよって
江戸幕府もオッケーを出すってことでしょ
ただあんまりしたものを作ろうとすると
やっぱりお取り潰しとかなるんですよ
そうですね
実際広島城の福島雅之とかは
石垣が崩れたところを補修をしたんですけど
それを届出を出してなかったために
こちら工儀に
縦を作るんだよねってことになって
福島県はそこでお取り潰しになっちゃう
めちゃめちゃな
ドSと言えばドSですけど
そんなこともあって
そういうことなんですね
でも権力者が必ずすることといえばすることですよね
すごいですよね
いわゆる秀吉だって肩流れをしたとか
いわゆる同じような話ですよね結局
それはしないと
どこの藩もガタガタになっちゃう
一つの見せしめじゃないですけど
したというのもあるのかもしれない
堀切さんに言われたと思いますけど
幕府から見たときの
仮に黒田藩も
滅多に城やら何やら作ってもらったら困るって話になるけど
同時に黒田家
いわゆる黒田仲間さからしても
各地にちっちゃなお城みたいなのがあるっていうのは
これはこれで困った話って
いずれにされてましたよね
私も一国一条例が
それ岡寺さんの考察にもあるんですけど
一国一条例はいわゆる上からのトップダウンということではなくて
意外と各地の藩主からも
毎日うちの部下たちが反乱を起こして
めっちゃ困ることになるかもしれない
城を一個にしましょうっていうのを作ってもらっていいですかみたいな
下から言ったかもしれない
そういうことですよね
だからそういう意味では
全てが対徳川に対する
っていう話でもないということですよね
かもしれないですね
なるほどなるほど
我々見てきたところは
それこそ本当に今となっては
中学校の立派なグランドもありましたけども
いわゆるそこは石垣もありましたよね
石垣と堀の一部もちゃんと残ってましたよね
秀に残っているもんですね
そうですね
ただ面白かったのは
入口ちょっと坂道の石橋っていうのがある
河原坂っていうんですか
は残っているんだけど
そこから入口に入れなくなってましたね
あれなんてとこでしたっけ
河原坂っていうのの続きが五門になっていたんですよ
あそこがメインの本来入口だったと
そうですね
あそこも本当神谷って言いながらお城ですよね
マス型っていうのを入り組んだ
ちょっと一瞬一回曲がるような形で
一つの箱のような形になってたので
でもそれも今ちょっとなくなってしまって
新しく神戸に石垣が建っているので
そちら見ることはできないんですけども
他にも行こうとしては
先ほどおっしゃった石垣
橋である河原坂と
移築された
そうですね黒門が
黒門埠頭が残っているような
あともう一個僕らがくぐったあれ
長山門
長山門は当時
いつが当時という
おそらく江戸期明治時代
明治時代の初めの方も
おそらく一つの秋月という場所の
地裁というか中心であったので
しばらく機能していたので
そういうことになるの
すごい立派でしたよね
子供たちはどこまでそれがよく分かって
学校で勉強しようとか
でも教えてもらうでしょうね
ここはねって言っている人はそうでしょうね
お城のファンとかの友達とかと話すんですけども
お城自体になっている学校に通われて
すごいよねっていう話が
すごいですよね
全国各地確かに
城跡が実は○○高校だったり
よくあるんですけど
ありますね
秋月城と陣屋の歴史
福岡にもあります?
柳川城とかまさに
柳川城が柳川高校○○なので
柳川高校の周りそそぼりがあるんですよ
ちゃんとあるんです
そういうことなんですね
しかも柳川高校の校章は立花家の家紋なので
何気に戦国ファンからしたら
おーって思っちゃう
学校の校紋みたいな
そう言われてみれば違ってない
柳川高校って私立ですよね
そうですよね
地名がついているから公立かなったから
それもそういう話の流れからいくのかな
ちなみに秋月に戻ると
今それこそ
お店のテーブルにも書いてますけど
400年って何から
去年か400年
秋月ファンが成立してから400年
そういうことですね
秋月ファン
1624年
そういうことになるんです
はい
結構あちこち400年多いですよね
この時期多分多いと思う
400年
年450年とか
いろいろ
真ん中ぐらいにいろいろな節目があったっていうので
地域のイベントがあったり
よくありますね
さっき雑談みたいにしてましたけども
秋月は小京都と呼ばれておりますが
そう言われてみれば
秋月だけじゃなくて小京都ってあちこちあるよ
全国小京都問題じゃないですけど
九州で言っても小京都ってどこあります?
どこあります?
先ほど調べていただいた
鬼月とか大分県
なるほど
こんな感じですか
そうですね
鬼月もすごいいい町ですね
坂が多いんですよね
石段とか坂があって
結構一部の時代劇とかでうまく
加工されて使われたりして
あとはどこある?
そうです
人吉
そうですね
秋月も本当そうだけど
城下町とか白壁が
ちょっとあったりするとすぐ
小京都と
さっき
あとどこって言ったかな
九州から離れたらもっとあるでしょ
萩とか
あれでしょうね
小京都の文化
一時期JTBのキャンペーンが
あちでもこちでもみたいな
話もあったんでしょうね
社名を出したらいいのかいけないのか
日本の昭和ですごい元気だった時に
いっぱい作っちゃった
小京都
名乗った本菓子みたいになったんで
あと今日は何か話
足りないところがありましたか
そうですね
この辺りも話しましょうか
さっきびっくりしてたんですけど
島原の
雨草の島原の欄って
こっから出兵してるんですよ
そうですね
だいぶ遠い気がする
関原の
大阪夏野陣が
1600年の20年代が
確かあるんですけど
20年近く後に
島原の難が起きて
大規模な反乱があって
全国各地からある意味
出兵命令が出るんですよね
確かそうですよね
かなりの大群で島原に行った
っていう話
10万近い兵で
小規模な原城に立てこもってるんですけど
戦う経験をしたことがない人が
ほとんどなので
戦国時代が終わっちゃったから
加えて原城が
なかなか堅固な城だったので
相当時間が落とすのに
かかったという
そういった背景もあるかと思います
2000人
2000余りの兵を率いて
この辺りで2000って言ったら
かなりの人ですよね
狩り出された
それも意外と
みんな戦をしたことがない
20年してなかったら
父ちゃんの時代とかじいちゃんの時代は
してたかもしれんけど
今の若い子は
平和に生きてきたはずの
0歳から20歳まで
おそらく鉄砲を
飛んでるのを見たことがないかもしれない
すごい大変な
状況だったのではないかと思います
なるほど
そういう意味ではだいぶ
島原から遠い秋月からも
島原だなんて言ったんですね
そんなことは言えない
ここはまだ近い方だったということですね
そういうことでしょうね
本州の有名な大名とかも
高年齢でありながら三人死ぬ
方も結構いたので
本当に昔の戦を知ってる
知ってる
例えばを言うと
隣で言うと橘宗介
はいはい
結構年齢いってたはずなんですけど
いってますし
そういうことになる
ぼちぼちしますか
暑いですし
くたびれましたね
今日はあんまり歩いてませんけど
もうちょっと涼しくなってから
歩きましょう
最後に一つお知らせです
西日本新聞社では西日本新聞民
法人会員様向けのサービスとして
会社や団体の研修会に
記者を講師として派遣いたします
実際に取材で得た情報を交えて
政治や経済
地域の課題など
ご要望に応じてお話しいたします
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ご連絡いただければお理解をいたします
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ここまで聞いていただきありがとうございました
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本日はありがとうございました
ありがとうございました
14:31

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