中国の自民党総裁選が終わりましたね久米さん。
いろいろ語りたいことがあふれている顔つきで、ざっつり総括していただきましょうか。では小川さん、具体的にお願いいたします。
今回の総裁選は4日に投開票が。
振り返ると、どの候補も安全運転というか、自分の主張を控える。
真ん中に寄せると言われましたけど、皆さんあんまり差がつかない選で、すごく定調だったと言われるのが特徴なんですけど。
そうですね。久米さんは前の番組でね、いろんなそういう骨太な議論を期待すると言ってたにもかかわらず。
その声を聞いてなかったんですかね、5人とも。
かなり定調な感じだったんです。何で盛り上がらなかったのか。
なぜ、それぞれの論戦を戦わせずに定調のままだったのか。
それはだからこそ、今回の総裁選挙でみんな定調だったんでしょ。
同じようなことしか言ってなくて、結局議員たちがどちらにくっつくのか、くっつかないみたいなような話ばっかりで。
それぞれの候補者はみんな同じようなことしか言ってないわけだ。
馬の鼻先に人間をぶら下げるような話しかしてないわけだから、だから特徴が出てこないわけでしょ。
そうです。だからみんな野党の今、少数与党だっていうことを逆手に取るじゃないですけど、野党の政策に寄せてるような感じですよね。
急な総裁選挙だったってこともあるんだろうけど、しかし今日のこの事態がある程度想定されてたわけでしょ。
石破政権がそこまで長くは持たないだろうっていうのは発足した時から。
にもかかわらずきちっとした、負けた理由を明らかにしなくて、国民の目の前の関心を得るような内容ばっかりだったわけじゃないですか。
だから馬の鼻先に人間をぶら下げるようなね。
しかしそれが実現されなかったから、今日ここに事態に至ってにもかかわらず、相変わらず同じこと言ってるわけだ。
だから国民はそのまま信用しないわけですよ。だから国民の関心が非常に低かった。それが第一じゃないですかね。
なるほど。しかも5人のメンバーは去年も、昨年も総裁選も坂本さん出た同じメンツだから、準備する期間はどういうことが求められるかっていうのも十分分かってる人たちなのにって感じでしたよね。
おっしゃる通りだと思います。9人中、石破さんを除いて8人、そのうちの5人が出ましたよ。
だからそもそもなんで衆議院選挙に負けたのかっていう総括もなくて、ただ単に石破卸しだけにみんな救急として、
結局石破さんが参議院選挙終わってから粘りに粘ってようやく辞めたと。
しかし本来だったら石破さんの政治を否定すべき公約を掲げるのが推移じゃないですか。
だからそのうちの1人は岸田石破政権を引き継ぐって言ってるわけじゃん。
で、他の人たちも石破政治を否定してないわけじゃん。
そうですね。
強くは否定しなかったです。
それじゃあね、じゃあ石破さんと何が変わるのって言ってね、新しい色なんか出るはずがないよね。
そこは驚き、継承の人たちはちょっと置いておいて、変えようとする人たちは下ろした側の人たちだから、
そこはもっと事前の予想では強く出してくるのかなとじゃないと。
本来はだからそういうふうにすべきでしたね。
売りにならないわけですよね。
だから高市さんとか小林さんとかは、去年は割とやれ防災庁のこととかも厳しく言ってたり、
かなりスタンスの違いがあったのに。
高市さんとかは安国には総理になっても行くっていうのは去年一番打ち出してたところだと思うんですけど、
今回はもう完全にその明言しなくて。
それじゃあ高市さんを下した人からするとね、この裏切れ者になりますわな。
だから必ず行くって言ったんだから。
しばらく言ってましたからね。
反省しないとまでも言ってました。
あれが範囲だと言われてた。
そうするとね、やっぱり右の人たち保守的な人からするとね、なんだこの人も変わりないじゃないかと。
そういうことになってイベントシリーズが上がらないよね。
それは外交的な理由といろいろあるんだけども、
それだったら最初からそういうこと言うべきじゃないじゃないですか。
安国人には参拝できる環境を作るとか、そういうこと言えばいいのに必ず行くって言ったんだから。
そういうこと言ってるから政治に対する信用信頼がなくなっていくんじゃないですか。
なるほど、そうですね。
我々総裁選で小川さんが当日に、なんだったんだこの総裁選はっていうのをかなり厳しく、
回答的出直しのスタートラインにも立っていないと。
回答的出直しじゃなくて回答しますよね。
そっちに行っちゃった。スタートライン切るどころか。逆戻りしちゃった。
本当に回答するって、僕は他の番組で言ってるんだけど、ひょっとすると自民党最後の総裁選挙になるかもしれない。
総理大臣になるための最後の総裁選挙になるかもしれない。
総裁選はできるけれどもっていうことですね。なるほど。
それぐらい厳しい。打ち向きで。
おそらくだから、やっぱり5人の審議としてはあまり尖りすぎると、
党員票とか国会議員票がもらえないから、その標本しさでやっぱり丸くなったってことなんですかね。
まあ言っちゃうんだけど、そのぐらいの強い信念を持っていないかもしれないね。
つまり公約と一緒でさ、選挙と一緒でね。
昔の選挙だったら中選挙区とかが定数5でしょ。みんなそれぞれの個性が売り物だった。
例えばこの人は防衛関係、この人は商工、この人は農林って、それぞれ個性が売りで政治家になった。
ところが今の政治家って小選挙区制度になったから、選挙区内に敵を作ったら勝てないわけじゃない。
だからオールマイティーというか、つまり誰に対してもいい顔をするような選挙運動をせざるを得なくなっちゃってるから。
だからごとく個性になっちゃってるんじゃないですかね。
それで特に誰っていうと、その住賃だとか、公認権を持っているような幹部たちには絶対歯向かえないような感じがする。
だから地方議員に対しても、今までだったら中選挙区で言ったら自破の県会議員を作る。
自破の市会議員を作る。そこが選挙のまずタイプだった。
ところが今は自分の敵を作らないようにしてるから、そうすると本当の熱心な信者が逆に言うとできなくなっちゃう。
なるほど。熱心な信者を増やすより、とにかく嫌われないことを。
そう、敵を作らないようにしてるから、そうすると逆に熱心な信者が少なくなってくる。
そこ向いてる。
なるほど。
悪循環ですよね。
悪循環に陥って、それを断ち切れなかったってことですね。
だから地方選挙区制度も30年間続いてるんだけど、だんだんとそういう傾向が捕まってるんじゃないですかね。
そんな中でも結果は独自職を高市さん打ち出さなかったにも関わらず、大半のマスコミの予想も覆して、高市さん。
自民党の総裁になるのってね、前も言ってるんだけど、必要なのはやっぱり経験とか実績とかじゃないですか。
例えば、自民党の総裁になるため、何か総理大臣になるためには、3役のうちの幹事長とか政調課長やるとか、
例えば大臣だったら外務とか、あるいは財政の財務大臣とか、そういうことをやって、初めて総裁選挙に出る切符が得られたわけですよ。
そういう意味では、今回の5人のうちの、全く総裁候補者として資生不可欠なものを持ち合わせてない人が2人いるわけですよ。
あと3人はそれぞれ経験も実績もあるんだけども、つまり手勢がいないわけじゃん。
昔だったら総理総裁を目指した人に、人が自ら集まってきたね。自然的に集まってグループ派閥ができたでしょ。
正直今回の場合は、つまり手勢もいないと、派閥もいない、そういった中で戦っている。
あと経験のない人と経験のある人と、あるけど、この5人の全員で共通しているのは、本当の意味のいわゆる陳判、古文、それがいないってことだよね。
高市さんは前回も番組で指摘されましたが、仲間不足というのはずっと言われていた中、その3人の経験者の中でも最後押し上げた要因は何だろう。
これはやっぱり投員の票で圧倒的に勝ったからですね。だから小泉さんと高市さんだと、たぶん高市の投員票とある程度差がついても、議員票で小泉さんは当然カバーできると思ったわけじゃん。
そういう戦略でした。
しかし実際は小泉さんは予想外に議員票が少なくて、投員票で負けた分カバーしきれなかった。
80ですね。
だって100って言われたんだから。
3桁に乗るって言われてましたし、出馬の会見の時ですらね、代理とかもいるんでしょうけど90を超えるぐらいいて、それよりも目減りしている感があると。
だから事前にマスコミの世論調査で、投員調査で高市が投員票でかなり優勢だったってことも結構議員審理に影響したじゃないですか。
あと決戦投票で47のうちの36だったでしょ。これもすごく大きいと思いますね。
そうですね。だからやっぱり投員票、地方の声。
だから投員っていうのはね、結局非常に常識的っていうかな。やっぱり経験がない人が総理総裁で大丈夫かなっていうね、そういった部分があったんじゃないかと。
小泉さんに対して。