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160|遅咲きの「キモカワ」キャラ?! たまごあしの魅力に迫る
2026-11-09 15:46

160|遅咲きの「キモカワ」キャラ?! たまごあしの魅力に迫る

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西日本新聞の記者が、取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれやをお話しする「西日本新聞me Podcast」。

たまご型の鳥の顔にすらっとした足が生えた「キモカワ」な姿―。子どもたちに大人気のキャラクター「たまごあし」は、実は福岡の企業から生まれました。

人気男性アイドルグループ「Snow Man」のメンバーが購入していたのをきっかけに話題が広がり、「シル活」ブームを背景に誕生から約10年を経て人気が爆発した遅咲きのキャラ。取材した記者にその魅力を語ってもらいました。


#西日本新聞 #西日本新聞me #ポッドキャスト #たまごあし #シル活 #キャラクター #シール #キモカワ #SnowMan


◆収録日:2026年10月29日(木)

◆出演:井崎圭(報道センター記者)、黒田加那(MC/報道センター記者)/ 音声編集:伊東朋宏(メディア戦略局)


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サマリー

福岡市の企業グロリアが生み出したキャラクター「たまごあし」について、取材のきっかけや誕生から人気爆発までの経緯を聞く。2014年に「飛べない鳥」をイメージして描かれ、2015年ごろにブランド化されたが、長く売れず撤収も検討された。展示会をきっかけに沖縄向け商品が作られ、Snow Manのメンバーが購入した動画やシールブームを通じて注目が広がった。現在はシールだけでなく、生活雑貨やご当地・コラボ商品など100種類以上に展開されている。社員がキャラクターを諦めず育て続けたことが、約10年後のブレイクにつながったと語られる。

たまごあしを知ったきっかけ
西日本新聞 Podcast
西日本新聞me Podcast
この番組では、西日本新聞の記者が、取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれやをお話ししています。
こんにちは、報道センターの黒田香菜です。
今日は、報道センターの伊崎慶記者をお呼びしています。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。伊崎と申します。
伊崎さん、初めてのポッドキャスト出演かと思うんですけれど、軽く自己紹介みたいな経歴をお話しいただいてもいいですか?
私は2005年入社で、本社の社会部だったり、北九州駐在だったり、東京駐在だったりをして、今年の8月から福岡に戻ってきました。
社歴の中で、20年ぐらいこの会社に勤めているんですが、勤務地が北九州が12年と、かなり北九州に寄っちゃっていて、北九州専属社員とも言われています、社内では。
伊崎さんというのは、中須の取材に強いイメージがありますので。
そうですか。それはいつかまたお祝い話しましょうか。
今日はよろしくお願いします。
今日は伊崎さんが取材したキモカワイイキャラクター、卵足の記事について聞いていきます。
透明でぷっくりしたシールが世代を超えて人気を集める汁活ブームの中、福岡市の企業が開発した異色のキャラクター、卵足が注目を集めています。
卵にスラッとした足が生えた不思議な姿のシールは、販売枚数が300万枚を突破しました。
実はこのキャラクターが誕生したのは10年以上前で、泣かず飛ばずの日々を経て、令和のようにようやく羽ばたきました。
はい、というわけでですね、これ、そもそも取材のきっかけから伺ってもいいですか。
取材のきっかけはですね、娘の汁活なんですよ、そのままなんですけど。
うちの娘ですね、いわゆるメジャーなボンボンドロップシール、この人気の引き付け役になったボンボンドロップ集めてたんですけど、ボンボンドロップなかなか買えないんですよ。
でもなんか買いたい買いたいっていうストレスがあって、いろんな店回るけど買えないと。
そこに卵足がいてくれたんですよ、雑貨店とかで。
卵足があって、これ卵足もかわいいって言って、結構買ってたんですよ、うちの娘が。
後ろ裏を見たら福岡の会社だったんで、福岡の会社がシール作ってんだと思ってですね、ずっと記憶にあったんですよね。
その時はまだ北九州に、去年でしたかね、去年から今年の春ぐらいにかけて、そういう汁活に付き合う中で卵足を知って。
8月にこちら本社に帰ってきて、新店長を取材しててですね、ある雑貨店を取材してたんですけど、その雑貨店に異様に卵足が並んでるんですよ。
なんでこんなに並んでるのって聞いたら、実はうちのグループ会社がやってました、雑貨店の運営会社の。
そしたら一回取材していいですかと。福岡初でこんな全国にシール広がってるのは知ってたんで、何かいろんなキャラクターの言われだったりとか背景みたいなのがあるんじゃないかと思ってですね、取材申し込んで。
グロリアさんっていうですね、福岡市東区田の角にある流通センターですね、流通センターの服飾生活雑貨メーカーグロリアさんっていうところがやってまして、ここに取材に行きました。
そうなんですね、このグロリアのデザイナーの方がこの卵足の前身みたいなキャラクターを描かれたってことですけれど。
誕生と世界観
2014年にですね、たくさんTシャツのデザインを考えるという企画があったらしくて、50枚ぐらいTシャツをいろんなデザインを考えているうちにこの卵足を思いついたらしいんですよ。
その時は卵足ってもちろん名前もなくて、飛べない鳥をイメージしてずっと描いてたら、この形になったらしくて。
そのデザイナーが商品になって、そのTシャツのデザインが、案外店で売ると評判だったらしいんですよね、これかわいいと。
で、結構売れ行きも良くて、これブランド化したらいいんじゃないかっていう、そこのホールディングスのトップの方も含めてですね、ブランド化して卵足というそこで初めて名前を付けて、服とか雑貨とかを売り出した
っていう経緯があります。
最初はTシャツから始まって、他の雑貨とかも。
卵足なんですけど、音声で聞いてるとイメージもあれかなと思うんですけど、卵型の鳥に足がくの字型というかスッと生えてて、すごくシュールなデザインですよね。
設定とかもあるんですか?
設定はですね、ちょっと会社に聞くとですね、ちょっと私もこれよくわからないというかあれなんですけど、美脚の妖精という設定で、結構世界観もありましてですね、卵足ワールドに住んでいるらしいんですよ。
スクランブルシティとかプリンシティ、卵に関係があるものですね。
そういう都市とか観光地とかがあって、その中で暮らしてるんですけど、仕事とか勉強とかはしなくていいらしいんですよ。
たまに人間界に遊びに来て、変装が好きらしくてですね、いろんな変装をして人間界に出てくるという、こういう面白い設定ではない。
面白いですね。
なんかちょっとキモカワイイ系だと思うんですけど、やっぱりあの関西万博、大阪の関西万博の時にミャクミャクっていうのが最初キモカワイイっていうので人気になりましたけど、やっぱりそういうのも経て今のブームに
つながってるんですかね。
まあそんな感じがしますね。ミャクミャクもなんか最初はなんだこいつはって言われたけど、なんかよく見てるとなんか面白いよねとか可愛いよねってなってきて、あれだけ私も関西万博に行きましたけど、みんなミャクミ
ャクいろんなところにつけて被ってみたいなことしてたし、
ちょっとそれに近いものはあるかなというのは思いました。
あと何か今最近の世の中でちょっと思うのは、
少し最後後ろの方でも書きましたけど、この最初の設定が飛べない鳥っていうコンセプトだったんですよね。
こういう卵足、ストレスの多い世の中でありますから、卵足の存在、完璧でなくてもいいみたいな飛べない鳥とかですね。
そういうコンセプトも共感されたんじゃないかなと。
例えば今、地域川もそんな感じですよね。
子どもたちに大ブームですけど、地域川も困ったりよく泣いたりとかするけど、でも頑張って生きるみたいな。
そんなのがやっぱり今の世の中共感するんだなみたいなですね。
というのはありましたね。
確かにですね。立派な存在とかでもなくて、癒し系じゃないですけど。
遅咲きの人気爆発
デザイン最初の原型ができたのが2014年で10年以上前で、
ブームのきっかけみたいなところっていうのはどういうきっかけで?
これですね、2015年にブランド化して発売し始めたのかな。
そのぐらいで始まったんですけど、全然売れなかったらしくてですね。
商品出してもあんまり売れないんで、ずっと在庫が溜まっていて、
社内でももうちょっとやめようかねっていう、このブランド自体を撤収しようという感じの雰囲気もあったらしいんですよね。
でも社内のファンの人たちがですね、やっぱりこのままじゃこのキャラクター終わらんぞと。
2024年だったかな。結構ブランドが始まってから10年ぐらい経って、
改めてそこでお金を少しかけてですね、ギフトショー、展示会みたいなところですね。
東京の大きな展示会に出してみて、そこで沖縄のお土産物店から声がかかったと。
そのお土産物店用の卵足ストラップを作ったんですよ。
そしたらその後ですね、もう作った1年後ぐらいだと思うんですけど、
これ多分記事には書きませんでしたけど、YouTubeに載ってるので言っていいと思うんですが、
人気男性アイドルグループのメンバーがあるんですけど、スノーマンなんですよ。
スノーマンのメンバーがですね、沖縄の宮城ゲームの店にYouTubeで訪問して、
この卵足を、自分のチームカラーっていうのがあるんですよ、メンバーカラー。
メンバーカラー2が紫の方で、その紫の卵足を買って行ったんですよ。
それを見たファンが、なんだこれと、かわいいじゃないかと、一緒の欲しいみたいなので、
一気に関連商品の売り上げがバーッと上がったらしくてです。
そういうネットのバズりみたいなのがきっかけで魅力に気づく人たちなんですね。
そういう人たちがいたってことですね。
その動画は200数十万、300万近く再生されてたんじゃないでしょうかね。
それでまたシールブームっていうのもあったんで、
この透明なぷっくりしたシールっていうのもどんどん広がってたんですかね。
そうなんですよね。
商品展開とコラボ
当時ですね、シールさっき言ったようにどこも品薄だったんですよ。
その中でグロリアっていうのは、
1964年に創業したアドベンチャーホールディングスっていうアパレル雑貨企業なんですけど、
基本的には卸しをする会社ですね。
作って製造もやってるんですよ。
海外で製造して、中国とかインドとかで製造して、こっち日本に持ってきて卸す。
自分たちの小売店でも販売するっていう企業さんなんですけど、
アドベンチャーホールディングスですね。
今まで培った経験でシールをなんとか品薄の時代にわっと作れたんですよね。
それでうちの娘みたいにないないっていう欲してる人たちがそこにちょうどはまったんですよね。
ちょうどここの会社だけが流通、
うまく流通に乗せた機械にちょうどそこにシールを欲しいっていう人たちがちょうどマッチしたんですね。
それで大きく広がってニトリだとか、
大手の生活雑貨販売店みたいなところはかなり浸透して販売してたようですね。
シール以外の商品だと今どんなものもあるんですか?
これも子供に結構流行ってるんですけど、スクイーズっていう触ると気持ちいいやつ。
これも流行ってますよね。
これの卵わしバージョンもあるし、
あとチャームってまたストラップみたいな目印チャームとか言いやすいですかね。
目印チャームは商品名なので使えないと思うんですけど、
そのチャームも用意してるみたいです。
あともう本当生活雑貨、弁当箱だったりタオルだったりポーチ、
こういうのも含めるともう100種類以上の商品があるそうです。
いっぱい展開されてるんですね。
デザインも結構、生地でもいろんなバージョンの卵わしが載ってますけど、
ご当地デザインとか他のコラボみたいなのも結構あるんですか?
そうなんですよね。九州7県もありますし、全国各県のご当地ものがあるんですよ。
それとオリジナルのデザインもたくさんあるし、
今やってるのはコラボものですね。
福岡ソフトバンクホークスとコラボしたりとか、
あとは広島テレビさんとコラボしたりとか、
あと沖縄のオリオンビールとコラボしたりとかして、
そういう卵わしのデザインがたくさん出てます。
本当に九州、福岡初で全国で今活躍してるわけですね。
諦めなかった社員たち
不思議な魅力の卵わしなんですけど、取材してて一番印象的だったのってどうなんですか?
印象的だったんですね。やっぱり先ほどちょっと話しましたけど、
ようやく去年から今年にかけて10年前にできたものがブレイクしたと。
やっぱりそこには絶対に諦めない社員たちがいたんじゃないかなと思うんですよ。
企業って基本的に新商品、ヒット商品作ろうとするんですけど、
1,000個に3個しかヒット商品って作れないって言われてるんですよ。
だからもう997個は屍が転がってるわけですよ。
その中でもこれ屍になりそうだったけれども、
なんとかキャラクターに対する愛情でしょうね。
それを持ってたから粘って粘って最後に大ヒットにしたっていう。
このアドベンチャーグループグロリアさんの会社のドラマがあるなというところが一番印象に残りましたね。
やっぱりこの社内のファンの方が諦めずにまだいけるっていうので、
そういう思いのある社員が仕事をしたからこそ成果に繋がったのかなという感じですね。
そうだと思います。
粗試簡潔って言ってから必ず最初に作った時に志を立てたら最後まで諦めるなって
僕はある政治家から言われたんですけど、
それをまさに玉子体現してるなみたいなことは思いましたね。
プロジェクトXみたいな感じですね。
このシュールなキャラクターですけどプロジェクトX的なドラマがあったということですね。
ありがとうございます。
福岡発キャラクターの現在
今日は福岡初の人気キャラクター玉子足について伊崎記者に聞きました。
今回の記事は西日本新聞とニュースアプリ西日本新聞民でお読みいただけます。
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