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83|福岡県春日市「龍神池」の行方
2026-05-29 14:32

83|福岡県春日市「龍神池」の行方

あなたの声が社会を変える。読者と記者がSNSでつながり、暮らしの疑問から地域の困り事、不正の告発まで徹底調査し、あなたの「知りたい」にこたえるオンデマンド調査報道「あなたの特命取材班」(あな特)。

春日市春日原(かすがばる)地区の住民から、かつて数千本の桜の名所として知られた同地区の龍神池周辺で桜が伐採され、池の埋め立て工事が始まるとSOSが寄せられました。
記者が取材すると、地域の景観などに役立つ反面、水質の悪化などリスクを所有者が背負うため池の問題が見えてきました。

◆出演:田代芳樹(報道センター記者)、黒田加那(MC/報道センター記者)/ 音声編集:中富一史(販売部)/ 映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)、三笘真理子(me戦略担当)

◆収録日:2026年5月21日

◆今回の記事
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サマリー

福岡県春日市の龍神池で、かつて桜の名所として親しまれた場所で桜の伐採と埋め立て工事が進められています。かつてはレクリエーション施設や球場も存在したこの池は、農業用のため池としての役割を終え、所有者である水利組合が管理の負担や老朽化、安全性の問題から工事を決断しました。住民からは生き物の保護や景観への懸念の声も上がっていますが、外来種の問題や移植の困難さ、費用面など、ため池が抱える現実的な課題が浮き彫りになっています。この記事は、全国各地で今後起こりうる同様の問題を提起しています。

番組紹介とゲスト紹介
西日本新聞Podcast
西日本新聞あな特Podcast
このPodcastは、読者の調査依頼に応える 西日本新聞の課題解決型調査報道
あなたの匿名取材班の果敢な挑戦を紹介し、 リスナーの皆さんからの取材リクエストにも応えちゃおう
という番組です。
こんにちは、あなたの匿名取材班の黒田香菜です。
今日は、報道センターの田代義貴記者をゲストにお呼びしています。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。田代です。
はい。私のMCの回に来てもらうのは初めてなんですけれど、
改めて自己紹介をお願いしてもよろしいですか?
そうですね。まだ2回目なんですけど、報道センターで今、
あな特や速報なんかを担当しております。
実は結構、社歴としては長くて、40年くらいになるんですけれど。
大先輩です。
その割にはあまり生地も知らないんですけど。
最近また、あな特でいろいろな寄せられたことを取材するうちに、
いろいろな発見があって、毎日非常に新鮮な日々を送っております。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
龍神池の過去と現状
はい。では今日のエピソードですが、竜神池の行方をお届けします。
春日市春日丸地区の住民から、かつて数千本の桜の名所として知られた
同地区の竜神池周辺で桜が伐採され、
池の埋め立て工事が始まるとSOSが寄せられました。
私、この記事を読んで初めてこの竜神池、実は知ったんですけれども、
これ、昔からかなり桜が有名な場所だったんですね。
そうですね。私も昔からちょっとそこに住んでいたわけではないので、
あれなんですけど、いろいろそれを受けて調べるとですね、
昔は今の広さの8倍ぐらいの広さの池があって、
一番思い浮かべてもらうとわかるかもしれないんですけど、
大堀公園があります。大堀公園の近くには陸上空中場があったり、
昔は平和台球場とかありましたけど、
あれと同じようなものがそのままそこにあったというふうに
考えてもらうとわかるんですけれど、さらにその上に競馬場があってですね、
遊園地とかもあって、その竜神池ではまさに大堀公園と同じように
冒頭が浮かべてですね、みんな結構楽しんでいたそうです。
今は想像ができないですけどね。
昔のこの地域の方からするとそういうみんなが集まるような場所だったんですね。
本当はですね、住宅地にする予定だったんですけれど、
昭和の時の恐慌があってですね、全部そういう計画なくなっちゃって、
じゃあ何もできない、どうするかということで、
当時の西鉄さんの前身の会社なんかがいろいろ考えて、
こういういろいろな、当時でいうと一大レクレーションランドというか、
逆にあそこにあんなものがあったのかというのを調べてびっくりしたんですけれど、
西鉄ライオンズの試合なんかもやってたりですね、
パリーグの公式戦の開幕戦なんかもやってたそうなんですよ。
そうなんですね、かなりちゃんとした球場といったら。
そうなんですよ、それはNPP、日本プロ野球機構の球場の、
ため池の歴史的役割と変化
昔の紹介する割にも選ばれていまして、
一つ面白かったのが、実はベイブルースが来たという話もあったりしたんだけど、
それは何かいろいろ調べると確証はちょっと得られなかったんですけどね。
小説は。
昭和の時に北九州で試合はしてるんですけど、
その時にここの球場に寄ったかどうかというのは、
残念ながら取材では確証は得られませんでしたけど、
とにかく素晴らしい球場であったことは間違いないし、
その周辺も本当に一大レクリエーションというか、
当時としては珍しいんですよね。
こんだけいっぱい集積したのは。
この龍神池はもともと農業用のため池だったかと思うんですけれども、
それが今回保全地区からの指定が解除されて、
工事が行われるようになったと。
実は笠川とかですね、
昔農業が盛んだ時は川がないじゃないですか。
だから水の確保というのは常に大きな課題だったらしいんですよね。
当時川がないところで水を水田とかに流すには、
やっぱり溜め池で水を溜めるというのがものすごく大きな要素だったらしくてですね。
当時はだからすごいいっぱいの溜め池があって、
それで水を水田とかに供給していたんですけれども、
だんだん住宅地になっていったりですね。
あと水も今溜め池じゃなくて、
ここの龍神池の水利圏を持っていた方々は、
龍神池からじゃなくて別の川のところから引いているらしくて、
もう用を足さなくなったので、こういう形で。
その間いろいろと埋め立てられたりどんどんしていって、
残ったのが今の狭いエリアというか、
狭いというか今でいうと狭いですよね。
昔でいうと広いんですけど。
そこの残ったところが最後みたいなところだったんですよね。
今回その伐採と埋め立てが行われる土地というのは、
所有権と管理の課題
所有しているのはどちらに?
水利組合、要するに民有地なんですよね。
だから民有地だから、実際溜め池というのは基本的に5割以上が、
私個人とかそういう組合とか民間の人たちが持っていてですね。
管理はやっぱりその人たちがしなくちゃいけないんですよ。
自治体が持っている溜め池は自治体がしなくちゃいけないんですけれど、
そうなってくると水田土なんかで水の確保で利用しているときは良かったんですけれど、
使えなくなると今度は管理が大変なんですよね。
ここの場合は五眼のところのコンクリートが結構傷んできたりしたりして、
桜もですね、樹齢100年というとすごくもったいないなと思うんですけど、
100年も経つと木がボロボロになっててですね、
そのまま折れる可能性も十分あるんですよね。
だからそういうのもあってちょっと危ないのでということで、
もう役目も果たしたしですね。
ということで今回こういう形になったようです。
もうすでに桜の木も一部4月の15日に伐採されたということですけれど、
やっぱり先ほどおっしゃったように桜の木も樹齢100年とか超えてくるこの老木になると、
なかなか近所の人からすると移植したりっていうのもしてほしいのかもしれないけど。
中でも桜というのはもうすごく移植が難しいらしいんですよ。
そうなんですね。
本当にやろうと思ったら2,3年前から準備して、樹木の先生なんかに見てもらってですね、
どこに移すとかそういうのをきちっとやらないと難しいらしくて、
お金もですね、だいたい何千万単位らしいんですよ、1本。
そうですか、それはなかなかちょっとできないですね。
それを民間の人がというのもなかなか、かわいそうじゃないですけど、
そういう気持ちはあるにしても現実的な問題として、それをもし保存するのはお金の問題とかですね。
それを外から見ている人たちはかわいそうだからなんとかっていうけど、
負担しなくちゃいけない人たちにとってみればですね、なかなかやっぱ大変なところが。
そうですよね。
水質と生き物の問題
やっぱり池にしても、ため池ですか、実は雨水台割りみたいな感じなんですよね。
だから水質みたいなのの管理って大変ですよね。
そうですね、水質もそうなんですよ。
かなりもう淀んでいて、周りの魚も押し向こうに回る反面、なんとかしてくれると匂いも含めてと。
そうですね、やっぱりボウフラが湧いたりとかいろんな問題もありますね。
そうですか、この埋め立ては夏頃にされる予定ですか?
今もう準備してるんで、完成するのが夏頃という感じなんでしょうね。
もう今どんどんやってるみたいです。
その後は埋め立てた後はどう利用されるとか見込まれるんですか?
現時点でお話聞いたところではもう駐車場にとりあえずということのようですね。
ただあそこは春日原駅にも近いし一等地ですけどね。
だからいずれ何かそういう住宅地とかになるのかなという想像はできますけれど。
確かに春日市は今は結構ベッドタウンじゃないですけど、福岡市辺りに通勤する方とかがお家買ったりとかっていう需要はありますもんね。
中でも特に春日原駅ですからね、近いからかなりありがたいと思います。
そうですね。取材班には桜の木の他に池に住み着いたカメとかコイとかカモですとか、
生き物の実を案じる声も結構寄せられていたようですね。
心情的にはすごく私もわかるんですけど、でも聞けば聞くとですね、なかなかかわいそうだけでは済まないところが現実問題があってですね。
あそこに池の中に住んでいる生き物はほとんど外来種なんですよ。
なぜかというと平地のため息というのはですね、やっぱりあのそういうかわいそうという人もいる反面、
ブラックマスとかそういう外来種を勝手に投げ込む人がいるんですよ。
そうなるともう外来種の方が強いですから、昔はメダドカとかいたのかもしれないですけど、
全部駆逐されていって、それしか残ってないんですよ。カメも。
日本はもういなくなっているんですよ、外来種に全部駆逐されて。
今聞いていると、その山の中の対面系はまだ残っているらしいんですよ。
人がそういうことをしないから。
だからまあそういうことは本当にやめてほしいなという気がしますよね。
そうですよね。やっぱりそうなるとじゃあ他の川とか池に放してやろうというのもちょっとできないわけですね。
それはダメなんですよ。法律違反になるから捕まっちゃいますからね。
そうですよね。生態圏にとって良くないし。
鳥も野鳥はダメなんですよ。ものすごく厳格な取り扱い。
勝手にかわいそうだから持って帰ってみたいなのはできなくて、都道府県知事の許可がいたりするので、
なかなか難しいけどもそれはもう生物の論理というか障害のないところもあるのかなという気がします。
全国的な課題としての「ため池」
今回は笠ヶ市の対面系の話ですけど、結構全国にも通じるような話なのかなと。
これ多分おそらく今全国で全部取材することはできませんけど、各地で同じような問題いっぱいいずれ今後も起きると思うんですよね。
福岡県は特に全国で8弁目に対面域が多くて、笠ヶだけじゃなくて北九州とか羽田地区とかも結構多いんですよね。
だから同じような問題というのはいっぱい出てくると思うんですよ。
ほとんどが民間の処理地ですから、行政もなかなか立ち入れないところがあるんですよ。やっぱり民有地なので。
それをどうやっていくかというのは考えなくちゃいけないなという気がするんですけど。
農業用に使わなくなったとしても、例えば雨の時の貯水ダムみたいな災害を防ぐ、
そういうので活用しているところもあるらしいんですよね。
だからその辺を知恵を出しながらどうするかというのは考えていけない。
なかなかこれを見ていると、最近下水道管がよく来るかなというのがあるんですけど、
結局やるときはいいけれど、先のことを見通していないもんだから、
それが例えば更新時期とか入れなくなったときに全くどうするかが考えられていないからですね。
これも大変だなと調べれば調べるほどちょっとどうするんだろうという気になるかもしれない。
この流人圏のように地域の警官とか子どもたちが水辺で遊んだりとかそういう役割もある一方で、
ただ管理とか費用とかそういう責任みたいなのをどう払担するのかということですもんね。
現実は責任は所有者になってしまいますからね。
かわいそうっていうのは所有者じゃない人が言うんでしょうけれど、
所有者にとってみればどうするのっていうのもあるんでしょうからね。
だからその辺が難しいなという感じはします。
ここの場合はため池として潰して新議会で死ぬときになるべく水面の割を残すようにというのが
積極をつけられているみたいなので、今度そういうところにも配慮していくんだろうなとは思いますけれど、
どっちにしろでもこれはため池の問題というのは実はあまり表に出せないけど大変だろうなという気がしますね。
今後も各地でちょっと問題になっていったりする可能性もありますね。
まとめと番組告知
はいありがとうございました。
画数画紙の流人意見について田代芳樹記者に聞きました。
今回の記事は西日本新聞とニュースアプリ西日本新聞ミーでお読みいただけます。
記事のリンクは概要欄に貼っています。
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リスナーの皆様からのメッセージをお待ちしております。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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