サマリー
ロバート・キャパの写真展「ロバート・キャパ 戦争」では、彼の戦争報道写真を通じて戦争の真実や技術的な革新について考察されています。展示には、キャパが撮影した歴史的な瞬間や写真の捏造問題についての言及もあります。
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こんにちは、ninjinkunです。
今日は、これは先週の土曜日ですね。
ロバート・キャパの写真展
今日ももう土曜日なんですけど、先週の土曜日に、東京都写真美術館でやっている
ロバート・キャパ 戦争展に行ってきたんで、その話をしたいんですけど、
ちょっとね、最近写真に興味が出てきて、この前ね、河野さんにもいろいろ教えてもらったのもあるんですけど、
写真といってもね、めちゃめちゃ幅が広いですよね。 普通にスナップからポートレートから報道写真からいろいろあるわけですけど、
私は映画とかも、やっぱ戦争もとかね、そういう、あとはドキュメンタリーとか、そういうのも興味があるんで、
今回はこのロバート・キャパの展示に行ってみました。 ロバート・キャパの名前は自分でも知ってるぐらいだから、めっちゃ有名な
その戦争の報道写真家の先駆けの人ですけど、この人はね、
第二次大戦前、年古ついてるわ、1913年生まれ、それで、もともとハンガリーのブラベスト出身のユダヤ人なんですけど、
途中でパリに出てきて、そこで写真家になり始めると。 そこからスペイン内戦ですよね。
このスペインの内戦に写真家として行った時の写真がすごく評判になって、特に
「崩れ落ちる兵士」っていう写真がめちゃめちゃ有名で、そこを機に非常に国際的に有名になっていくと。
その後、この写真展でもスペイン内戦の写真もあるし、
日中戦争の時の中国側の写真も撮っているし、
その後の、その後はやっぱりだいぶ第二次大戦の方に行くのかな。
でそうそう、ノルマンディ上陸作戦のね、凄まじい写真。
ノルマンディ上陸作戦はプライベートライアンという映画で、とても恐ろしく描かれてますけど、
あれの、実際に上陸の時に同行して、必死で写真を撮って、
本当にね、まさに海を渡って兵士が上陸する手前の写真とかが残ってるんですけど、
この時のフィルムは、現像の時のミスで、
フィルム2本分撮ったけど、12カットぐらいしか、12か14カットぐらいしか作れなかったという、
なかなかひどい話であるらしいですけど、
でもとても残っている、すごい鮮烈な写真がありますと。
でその後で、パリ海洋砲の時の写真、これも非常に感動的というか、
すごく印象的な、もともとキャパがその青春を過ごした町パリに、
ドイツ軍の撤退と共に、フランス軍とアメリカ軍に同行してパリに入るというね、
本当にこの時のパリの市民たちが、統領埋め尽くしている写真なんかはね、
これ多分すごい有名なやつですよね。
これは確かパリ俺だよみたいなタイトルがついているはずなんですけど、
これもとても強烈な写真ですね。
でその後は、戦後は確か日本に招待されて、
その後でベトナム戦争の方に急遽撮ってくれという依頼で行って、
その最中に地雷に触って亡くなってしまうという感じの、
去年40歳、若いですね、自分より1歳若くして亡くなっているという感じの人ですね。
なんで、そもそもこの、
多分彼はLeicaをもともと使っているんですけど、
この非常にポータブルなカメラを使ったそのスナップというか、
その機動力を生かして、実際の戦場の写真とかを撮ってくるってこと自体がまだとても新しいし、
技術的にも誰でもできるものでなかった。
今みたいにスマホをね、パチッと撮れば撮れるわけではなくて、
写真の技術がまだ必要な、一部の専門家だけが使える技術だった時代に、
とてもね、鮮烈な写真を撮ってきたということで、評判になった人ですね。
ですしやっぱ写真自体もね、本当に映画のシーンみたいな写真もとても多いし、
あの、群衆がねすごくいて、その中で真ん中のモチーフにフォーカスしている写真、
例えば、パリにもう一回入る際にドイツ兵とね、子供を設けてしまったフランス人女性が丸飼いにされて、
子供を抱いて周りの人がはやし立てているっていうね、非常にショッキングな写真があるんですよ。
これなんかも真ん中の人にフォーカスしているけど、手前にちゃんと人がいなくてですね。
でも周りの人はちゃんと写ってるっていうね、非常になんでしょうね、こういうのは。
うん、あの、状態を整理して、その画面の中を整理してね、きちんと対象にフォーカスさせるっていうことができている写真なんで、
とてもね、スッとね、見たいものに目が行くっていう感じに整理されてるんで、
これやはりとてもね、写真に立ててる人なんだなっていうのが、白骨の自分にもわかるっていう感じですね。
はい、というわけで、さすがにキャッパの写真が何枚かはね、自分も見たことあったし、
でもこの展示ではね、彼のフィルモグラフィーが多分かなりほとんど展示されてるんじゃないのかな。
はい、というわけで、非常にね、自分の見たかったものがとてもたくさん見れたんで満足しましたし、
キャパの報道写真の評価
あとそのズロックを買ったら、いろんな人のキャッパに対する言葉とか、あとは年表とか、バックグラウンドも解説されてたんで、これもだいぶ満足度高かったですね。
はい、そう、で、その中で触れられてるのがですね、ロバートキャパにはね、捏造問題っていうのがあってですね、
さっきのスペイン内戦の崩れ落ちる兵士っていうね、有名なやつは、どうも本当は演習で、しかもなんか、
まあこれはね、別に確定してる捏造じゃないらしいんですけど、まあほぼほぼそうじゃないかと言われてるっぽい。
しかもね、それを調べたのが、深夜特急とかの沢木孝太郎がめっちゃ調べたらしくて、でも彼はこれで本を書いてるんですよね。
そう、沢木孝太郎の文章もこの通録には入ってるんですけど、実際に現地に行ってみたら、いろんなデータと付き合わせたら、どうもこうはならんやろうということがあったっぽく、
しかもその写真にキャプションをつけて、この崩れ落ちる兵士っていうふうにしたのは、その写真を載せた雑誌の方ではあるんですけど、
つまり事実とは違うキャプションがついたのを放置したのはキャパであるということっぽいですね。
で、まあどうも撃たれて崩れ落ちてるんじゃなくて、足を滑らしたのではという話もあるらしい、
などなどそういうこともね、図録には書かれておりますと。
で、あとですね、この写真展に行って、当日ね、実際に報道写真をされている方のトークがある日に行ってですね、
元からそのトーク目当てで行ったんですけど、当日の写真展の件があれば無料でそのトークが聞けるというので、これはお得ということでね、行って、
写真家のね、日本人の写真家の方と、あとは写真史を研究している、あとキュレーターもされている方がモデレーターというか劇役で、
主に話すのはその報道写真の方だったんですが、これはね、正直結構ちょっと期待外れだったかなっていう、
その方のね、経歴というかやってこられた話はまあ面白かったんですけど、
オウム真理教の朝原将校たちを追った写真とか、そういういろんな仕事、
もともとは週刊誌のカメラマンからキャリアをスタートして、
あとは南極観測船の知らせに同乗して、南極の基地を取材した話とか、いろいろあったんですけど、
ほぼほぼね、この方はキャパに憧れて、報道写真を始めたらしいんですけど、
だいぶご自身の話が多かったかな、キャパの話はそこまでなかったかな、あとね結構気になったのが、
この人たちは犯罪者の目をしてますねとか言って、ちょっとそういう顔つきだけで犯罪、
多分ね、そういう現場いっぱい見られてるから多分めちゃめちゃ意見がある人だと思うんですけど、
自分的にはそういう決めつけは受けられないなっていうので、
いやちょっとそういうのはわっと思ってしまったし、
あとそのキャパの捏造問題に関しても、この方はキャパっていうのはね、
まあそういう適当な人だっていう風に知られてるし、
まあ今更そういう墓をぶちくり返すようなことはせんでもいいんじゃないかみたいな、
だいぶ擁護派というか、だったんですけど、
それは自分としては、その態度はジャーナリストとしては、
まあ失格ではという、おかしくないっていう、
つまり事実を検証するための仕事なはずなのに、
なぜその自分が事実が検証されたときには、
それはほっといた方がいいんじゃないかっていう態度を取れるのかっていうのはね、
正直だいぶ受け入れられないものがありましたね。
他にもね、このズロックにも同じようなことを言ってる人もいて、
ちょっとこの人たちミューチビリティ強えなっていうのがあって、
別に自分は後からでもそういう事実を検証していくことにはとても意味があると思うんで、
しかもこれだけ歴史的にも意味がある写真ではあるので、
それに対して後からね、あれは違っていたと検証することはとても意味があると思うから、
それをその墓をね、ぶちくり返すようなことだみたいに思うのは、
いやいやそれちゃうでしょっていうね、とは思いますね。
まあね、その方も今から自分もぶちくり返されると困ることの1つや2つあるみたいなね、
それはそれで別にいいんだけど、
展示会の感想
それをね、暴けとは誰も言ってないんだから、
せめてこういうキャパの意味がある仕事に対して、
後からね、ちゃんと批判の目が向けられるってことは僕はフェアなことだと思うんで、
いやそれ擁護する必要ないんじゃないかなっていうのはね、
なかなか相入れないものを感じましたね。
はい、ということもあり、
でも展示会そのものはとても面白かったんで、
良かったですね。
そう、イスラエル建国のね、ときのいろんな、
まだ霊明期のイスラエルの写真とかもあって、
それに対しては別に批判とかそういうものは特に書いてはいないんですけど、
でもね、展示会の写真、キャプションには、
その後のパリシスナ問題の原因を作ったとも書いてあったんで、
どうもキャパ自体自身がイダイ人だから、
相当イスラエルには思い入れがあるというか、
支援する側ではあったっぽいんですけど、
はい、一応展示会としては、
両方書いておきようというスタンスっぽかったですね。
はい、という感じで、なかなか、
ちょうどね、写真に興味を持ち始めたタイミングで、
このキャパの展示に行けたのは良かったかなと思いますね。
確かまだ6月ぐらいまでやってると思いますんで、
写真美術館の戦争ロバートキャプテン、
はい、とても良かったです。
それではありがとうございました。
14:06
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