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2024-08-06 13:30

「インドの食卓: そこに『カレー』はない」を読んだ

書籍「インドの食卓: そこに『カレー』はない」を読んだ話をします。

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こんにちは、ninjinkunです。
えーっと、インドから帰ってきて、ずっと続いていたゲリが、ようやくこの前の週末治って、結構2週間ぐらいずっとやってましたね。
薬を飲んだりして、ようやく治って、治ったのはいいんですけど、なんかその間お酒をほとんど飲んでなかったんですけど、その結果お酒にやたら弱くなってしまって、
もともと自分、お酒そんなにすごく強いというわけじゃないんですけど、多分ずっと飲んでた時期の前にもともと弱い状態に戻ったのか、
もしくは何かしらまだ体が弱っているのか、もしくはカレーが進んでどんどんお酒が弱くなっているのか、おそらくその合わせ技という気はしますが、
前はまあそうですね、ワイン1本飲むと結構翌日残る、500mlぐらいだとちょうどいいみたいな感じだったんですけど、
今はワイン、ボトル半分でも結構すぐ眠くなっちゃうみたいな感じですね。
なのでお酒の量が減ること自体は健康にいいんですけど、前と同じペースで飲んでいるとすぐ眠くなって寝てしまうという、
私は酒をいっぱい飲むと寝てしまうタイプなんですけど、というので気をつけたいなと思います。
今日はですね、相変わらずまだインドづいていてですね、
これは帰ってきてから図書館で借りてきたんですけど、
インドの食卓そこにカレーはない、という笠井良平さんという方の本を読みました。
インドの食に興味がもっと湧いてきたので、
たまたまこの本タイトルだけ何か知っていて、前から読みたいなと思ったんですけど、
たまたま図書館のインドで検索したときに出てきたので、読もうかとなりましたね。
これはとても面白い本で、タイトルにある通りそこにカレーはないという、
インドではカレーという言葉は現地語では使われてなくて、
外国人向けのメニューとかに書いてあって、
カレーという言葉自体もインド料理を紹介するときにイギリス人が作った言葉ということで、
インドではカレーというジャンルのほぼほぼインド料理全体を指すので、
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もっと多様な食があるよということがいっぱい書いてある本です。
インド料理というのがどういう風になりたってきたかとか、
あとはベジタリアン食のこととか色々書いてあって、
そうそう、このビリヤニとかこういう料理がムガル帝国の統治の時代にもたらされて、
確か帝国が崩壊した後にその料理人とかが街で開いたレストランで、
普通の市の人も食べれるようになったというのは何かで知ってたんですけど、
そのあたりも結構書かれていて、
このムガル帝国がプラオですね。
ピラフの語源になっていると言われるプラオ。
これ確か中東の方では結構いろんなところで食べられてるはずで、
私一回まだ行ったことないんですけど、
ウェズベキスタンの旅行について調べてたときにもすごくでかいプラオの窯がある、
名物店があるとかそういうことが書いてあって美味しいよと書いてあったんですけど、
そういう炊き込みご飯的なものがインドに、ムガル帝国によってもたらされ、
それがインド風の様々なスパイスを加えられて、
オリジナルというかその味としてビリヤニになったという流れがあるというのもちゃんと書いてあって、
勉強になりますね。
なのでペルシア料理の流れを組んでいるのがビリヤニという感じですね。
あとは面白かったのが、
バターチキンカレーとか、
タンドリーチキンとかタンドルガマで焼く色々って、
とてもインド料理のスタンダードなものとされてますけど、
こういうものが結構最近発明されたもので、
この本によると70年前ぐらいにインドが独立してパキスタンと別れたときに、
パキスタンの方はムスリムの国になったんですけど、
そこでムスリムの人とヒンドゥの人がマダラになった地域から大移動が起こって、
パキスタンのエリアに住んでいたヒンドゥの人がデリーとかの方にやってくるわけですね。
そのときにそっちのパキスタンの料理になるエリアでレストラン行った人が、
デリーで料理屋を開いて、
そのときにバターチキンを発明したらしいです。
モーティマハルというお店だそうですね。
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なので、意外と最近できたものという感じっぽいですね。
なので、タンドリー窯でチキンを焼くのもこのお店で始まったらしいですね。
で、そのタンドリーチキンの冷めたやつを再利用するためにバターチキンが考案されたらしいです。
普通にいいお店で食べると、
結構焼き立てのタンドリーチキンが放り込まれたバターチキンカレーができて、
これはとてもおいしいんですけど、
もともとはもうちょっと冷めたチキンで作られるものだったという感じっぽいですね。
別に今、例えば和食の寿司だってそんなに昔からあるものじゃないし、
食の歴史というのは結構近年になってから広まったものって多いですし、
あとは外国の影響を受けて独自に広まった食文化というのも多いので、
このタンドリーチキンとかが結構新しいものだというのも最初はおっと思ったんですけど、
そういうものかなというふうに思いました。
で、タンドリーチキンはインド生まれなんですけど、
チキンティッカマサラという、
これもどうも見てる感じタンドリーチキンと似たようなものに見えるんですけど、
これはイギリス生まれと。
これは同僚のインド人とも話したことがあって、
イギリスはもともとインドを支配した国なので、
イギリスでもかなりインド経由の料理が食べられていて、
そのチキンティッカマサラというのは、
もう今ではイギリスの国民食というふうに言われているぐらいな料理になっているということです。
こんな感じかな。
あと面白かったのは、ベジタリアンについてですね。
インドって一応ベジタリアン食というジャンルが確立されているというか、
どのメニューにもベジかノンベジか、
ノンベジという表記はインドが中心らしいんですけど、
他の国だとベジタリアンというんじゃないかな。
じゃあノンベジは肉食ですよね。
他の国は何て言うんだろう。肉食っていうのかな。
それから何を書かないかな。
ノンベジとインドでは良いんですけど、肉食のことを。
ベジタリアンというのがインドの中でもかなりグラデーションがあって、
私もそのインドで、まずベジとノンベジのメニューが、
ベジは緑のポッチが、
緑の四角の枠に緑の点が中に書かれているのがベジで、
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それが赤になっているのがノンベジという風に、
これは徹底されているんですけど、どのメニューにもあります。
飛行機の中のメニューもそうなんですけど、
ベジを頼んでみたら、カッテージチーズが入ったりして、
ベジでもこういう乳製品はOKなんだという風に最初に驚いたんですけど、
私がイメージしていたベジタリアンが、
多分ヴィーガン的なものをイメージしたので、ちょっと驚いたんですけど、
ベジタリアンって一口に言っても、世界的にもいっぱいありますし、
インドの中でもかなり別れているというか、人によるみたいですね。
卵も食べる人もいるし、魚も食べる人もいると。
あとは面白いのが、
曜日でベジタリアンになるみたいな。
これは特定の曜日の日は、この神様の日だから、
この神様を俺は信じているから、この曜日の日は肉は食べない。
他の日は食べるみたいな。
面白いですね。曜日でベジタリアンになるっていうのは。
あとは家の中だってベジタリアンとか、
これね、飲酒時だけ肉食になるとか。
この本だと学生によく見られるって書かれてるんですけど、面白いですね。
酒飲みベジタリアンって書かれてますね。
あとは、どうだろう。
そして料理の卵は食べないけど、ケーキやクッキーは買っている人もいるという感じで、
非常にバリエーションがあるようなので、そこを本当にみんなバラバラでやっているみたいですね。
あと一番厳しいベジタリアンというか、ベジタリアンの中でも一番厳しいのが何教だったかな。
ジャイナ教かな。
が、コンサイを食べれないと。
これはそもそも虫を殺してはいけないという教えで、
コンサイは虫を殺すからコンサイダメっていう非常に厳格な教理がある宗教もあるらしいです。
ジャイナ教ですね。あってました。
なんで、これは厳しいですね。
野菜の中にもさらにダメなものがあるというのは。
青ネギとかも刺激作用があるからダメ。これはなんか別の理由って書いてますね。ニンニクもダメ。
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カイフレやほうれん草は飯がついている可能性があるからという意味で避けられる。
なるほど。
めちゃめちゃ厳しいですね。
あとこの本はですね、日本でこういうものを食べたかったらどこへ食べればいいかっていう、そういうのも言及してくれてて、
ほぼほぼ東京中心になりますけど、西火祭にあるいろんなお店だとか、東京のもうちょっと中心の方にもいろいろお店があるようなので、
私もこの本に出てきたお店をGoogleマップにメモしておきましたので、また行ってみようかなと思います。
なんかどうもインド式アフタヌーンティーのお店が割と行きやすいところにあることがわかったので、これは行ってみたいですね。
はい。なのでインドの食に興味がある人は、このインドの食卓そこにカレーはないを読むと、かなり解像度は広がるかなと思います。
私が前触れたインド中華とかについても触れられてますね。あとはチベット料理だ、ももとか、餃子っぽいやつですね。
この辺り、こんなもんかな。
今日は最近読んだ本、インドの食卓そこにカレーはないについてお話ししました。ありがとうございました。
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