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2025-12-05 10:00

群馬県立近代美術館

上にボスがいるタイプの階段

サマリー

群馬県立近代美術館を訪れ、建築や常設展、特別展について語っています。また、美術館周辺の公園での紅葉を楽しむ様子も描かれています。

美術館の印象
こんにちは、ninjinkunです。 先日、群馬県に行ってきて、
群馬県立近代美術館に行ってきました。 ここは前から行きたかった美術館の一つで、
まず一つは、建築が結構有名なところで、 磯崎新人という人が作った建築の結構代表作として知られているようで、
実際に行ってみて、外から見るよりも、中に入ってみた時の方が印象がとても良かったですね。 中にはかなり大きな階段があって、
これがね、建物の真ん中をバーンと貫いて、そこを上がっていって常設展のコレクション展の方に入るような構成になってたんですけど、
これはね、かなり存在感がある感じになっていて、 ぜひこの階段を上り降りしながらね、結構写真を私は何枚も撮ってしまいました。
この美術館は群馬の高崎というところにあるんですけど、高崎駅からはかなり離れていて、
群馬の森というね、昔の陸軍の道も工場があった跡を再開発して公園にして、さらに美術館を設置したらしいんですが、
私は高崎の一つ手前の駅で降りて、そこから歩いてみたんですけど、あんまお勧めしないですね、歩くのは。
車がビュンビュン通って行き、誰も歩いてる人間などいないという地域でしたんで、
まあおとなしく、その駅からもバスはあるんですけど、1時間に1本あったりなかったりで、
高崎駅からだとバスがわりと1時間に1本ぐらいはありそうな雰囲気でした。
ただそれでもね、3,40分ぐらいかかるみたいですね、バスでも。
そういうちょっとね、車がないと行きづらいとこですけど、普通にバスをうまくちゃんと時間を調べていけば行くことができます。
公園自体もね、かなり綺麗な公園で、行くまでは道に誰もいなかったんで不安だったんですけど、着いたらとてもたくさんの人が公園で、
秋のね、その紅葉を楽しんでいました。
で、肝心のね、美術館の中の方はですね、今回入った時は常設展はあったんですけど、
その特別展が、県の美術展、つまり日展みたいにおそらくアマチュアの人たちが出して、新聞社とかNHKとかから賞をもらうような、
そういう県のアマチュアの展示みたいなのが行われていて、それがかなりの面積を占めていてですね、
そっちは人もいっぱい来てたんですけど、基本的にそっちにスペースが割かれておりました。
コレクションと特別展
で、自分はコレクション展の方から入って、入場料は確か300円だったかな。安いですね。
ここは結構コレクションも充実しているのが割と有名で、まず入ってすぐにルノワールありましたね。
あとモネとかもあるし、藤田嗣晴とか、そういうエコールドパリとか、その印象派的な人たちが結構目玉として置かれていて、ピカソもあったし、
私が好きだったのは、ルオですね。ジョルジュ・ルオ。この人の絵よかったですね。他でも見たことあるんですけど。
という感じで、そういう西洋画家が並んでいて、さらにその正面に日本の画家たちのコレクションもあって、
岩瀬一郎っていう人のやつがよかったと記憶しております。
あとは、やっぱりその地域の美術館ですんで、その地域に関係がある人たちのやっぱり書道も多くて、
ちょうど行った時は、水野明、四角の僧、絵画の僧というね、そのコレクション展の中での特別展みたいなことをやっていて、
この水野明さんという人は全然知らなかったんですけど、ここの、
小島軍、小島であったよね。町出身ということで、一時期スペインとかに留学していたらしいんですけど、今は自分の生まれて、故郷に戻ってアトリエを構えてずっと絵を描いている方らしいです。
かなりこの人の作品は写実的というか、すごいリアリスティックな感じで、本当に自然、特に木とか葉っぱとかをですね、すごい細かく大判に描いてたりして、これなんか本当に見応えあったし、すごい印象的でよかったですね。
あとは、お母さんをずっと描いたシリーズがあって、お母さんがパーキンソン病に犯されてしまったらしくて、だんだんいろんな部分が動かなくなっていくのかな、パーキンソンは。いや、ちょっとそれはエイレスか。
ですけど、たぶん麻痺が出てくるようなものじゃなかったかなと思うんですけど、手足が震えるのか。
とか、体が揺れてしまうということが起こるらしいんですけど、そういうお母さんをドローイングで結構線で捉えて、それをたくさん何枚も描くことで、その瞬間瞬間のスナップショットを捉えるような一連のマザーという連作があって、それは本当に見応えがあったし、
その最後にお母さんが亡くなってしまうんですけど、その後に焼いて骨になった頭蓋骨を描いた絵とかもあって、これは本当に一連の作者の方が実家に戻ってアトリエを構えて、お母さんを最後に見取るまでという歴史の思想が感じられて、かなり意義深い作品だったなと思います。
はい。あとはですね、日本画の部分もあったかな。
あの、ヤマタネ美術館って東京にあったらしい。すごい好きなんですけど、そこを作ったヤマタネ証券の創業者の人がどうもこの群馬の出身なのかな。
なのでそのコレクションの一部はこっちにもあるらしくて、そのヤマタネ記念室みたいなのがあって、そこでは今回は風景画、日本画の風景画が展示されていて、ここもなかなか良かったですね。
やっぱり群馬は山に囲まれているところでもありますので、春菜さんとかそういうものを描いた絵が多くて良かったですね。
という感じで、なかなか楽しんだんですけど、その後最後に県のアマチュアの展示の方にも行ってみたんですけど、いや本当に全員アマチュアかわからないです。プロもいるかもしれないですけど、行ってみたらですね、
結構レベルが高くて、というかかなり高くて、そういう地域の人たちでもこんなにレベルが高い人っていっぱいいるんだっていうので軽く衝撃を覚えましたね。
ただ言ってもそのキュレーションされてないので、どういう背景の人がどうしてこれを描いたかがわかんないものなので、なんかすごいレベルが高く感じるんだけど、そのストーリーをそこから自分が知らないから、どういうふうに授与していいかわかんないっていう感じになって、
なんかすごいだけどすごい以上のことがわからないなという感じで、やっぱり普段見てる美術作品っていうのはちゃんとキュレーションされてるんだなということがわかって逆に面白かったですね。
そんな感じで、でもレベル的にはさっきまで見てきたコレクション展の絵とこれって何が違うんだろうって思うと、なかなかわからなくなるというか、それぐらいクオリティが高い絵とか彫刻とかそういうものが多くて、どこの地域もこういう感じなのかなっていうのがあまりこういうやつに行ったことがないんでわからなかったんですけど、結構そこは楽しめました。
美術館訪問の楽しさ
聴ける人たちは多分知り合いが出品してるのを見に来てるのかなという感じの人が多かったですね。賑わってました。
という感じで群馬県立近代美術館に行ってきました。
横には歴史博物館もついてたんですけど、こちらは今入れ替え中ということで入れなくて、どうも来年にまた特別展をやる雰囲気でしたね。
なので、本来はこっちの近代美術館と横の歴史博物館でおそらく1日楽しめるような場所だと思うので、また機会があれば行ってみたいかなと思います。
なかなかお勧めです。高崎方面に行くことがあったら、ぜひ自分としてはお勧めしたいスポットですね。
はい、ではありがとうございました。
10:00

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