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2025-12-01 10:10

国立映画アーカイブ「映画監督 森田芳光」2

サマリー

国立映画アーカイブで森田芳光監督の作品について語られ、特に『キッチン』や『家族ゲーム』が紹介されています。それぞれの作品の特徴や撮影場所、俳優の演技について話されており、森田監督の鉄道への情熱にも触れられています。

森田芳光監督の作品
こんにちは、ninjinkunです。
前回に続いて、森田芳光監督の開庫上映の話をします。
他に見た作品、キッチンと、マミア兄弟家族ゲーム、そして僕たち急行へ列車で行こうについて、割とバババッと喋っちゃおうと思うんですけど、
キッチンはですね、これは非常に有名な吉本バナナ原作のキッチンですね。
私はキッチンは、多分30年くらい前に、ティーネイジャーの頃に読んだきりなんで、どんな話か、どんなセリフがあったかとか全部忘れてたんですけど、
最初に結構違和感があったのが、割と書き言葉みたいなセリフをそのまま喋ってるっていうタイプの映画で、
小説の原作のセリフをそのまま喋ってるのかちょっと覚えてないんで分からなかったんですけど、おそらくそれかそれに近いものだろうと思います。
なので、かなり違和感はありますけど、だんだん慣れてくると、こういう映画の作りなんだなっていう、
わざとやってるんだなというね、別に下手でやってるわけじゃなくて、わざとこういうふうに喋らせて作ってるんだなというのが、
だんだんね、分かってきて、慣人できて、これはこれでいいかという感じで見れるという作品ですね。
内容はあれですね、こう、何が起こるっていう作品になるんだろうな。
人口が、おばあさんが亡くなって天外孤独になってしまう若い女性三陰が、
友達の友一家のところに転がり込むっていうか、うち来なよって言われていくと、そこがなかなか変わったお宅で、
お父さんは今は女性になっていて、昔で言うとオカマバーみたいなことをしていると。
で、そう、お父さんはね、私は母親にならなくちゃいけないと思って母親になったのって言ってて、なかなか面白いですよね。
で、そんな感じの作品で、キッチンっていうぐらいずっとね、料理のシーンとかね、そういうのがあって、とてもね、料理もね、凝った料理ばっかで美味しそうに作られていて、
その辺りが映像化すごくいいなと思いましたね。
あと、函館で撮影していて、路面電車が結構気になるんですけど、この函館は今でも路面電車が残っている街で、私も行ったことあるんで、
私が行った時と、この映画自体は1989年の映画なんで、さらに昔はもっとレトロな路面電車だったはずなんですけど、
私が行った時もこれと似たような自転車が走ってたんで、ずっとね、そういうものが使い続けられているのかもしれないですね。
おそらく原作のキッチンは特にどこと書いてないけど、多分その路面電車が普通に走ってた時代を書いている作品ではないかなと思ったんですけど、
この映画版の時点では多分東京の路面電車はほとんど廃止された後のはずなんで、多分わざわざ函館まで行って撮影したのかなと思います。
路面電車が向こうにグーって行くシーンを映して、バックがすごく緑で、暗闇の中に緑が生えているっていうすごい印象的なシーンとかがあって、
こういうやっぱりルックのコントロールみたいなのが本当に森田監督って美しい演出をするなって思わされて、美しい路面電車と思って唸ってました。
森田監督は結構列車とか電車の演出が好きなんで、本人も結構列車が好きな人らしくて、こういう映画では割と列車がよく使われます。
キッチンは特に路面電車が割と品になるというか、路面電車のシーンがめちゃめちゃ多いっていう特徴的な作品ですね。
最初の違和感さえ乗り越えれば結構楽しく見れると思いますね。
で、次がマミア兄弟。
これはね、あんま乗れなかったかな。
独特の感じが見れるんですけど、そんなに他に比べると乗れなかった感じかな。
30代の仲がいい兄と弟が楽しく暮らしてますという作品で、いろんな恋愛模様が起こるんだけど、結局2人で楽しくやってるからいいよねという感じの作品ですね。
なかなか若い頃の沢尻エリカとかが出ててね、すごくいい味を出してました。
という作品があって、コメディですね。
家族ゲームの魅力
で、次が家族ゲーム。
これはね、多分森田監督の中では有名な1本なんですけど、めっちゃ面白いですね。
これもね、結構ブラックなコメディっていうか、
正直言って、何これって思わされるシーン結構あって、ドギモを抜かれること必至なんで、ぜひ私はお勧めでございます。
ある家族で、父・母、男2人兄弟のところに下の子が高校受験ということでね、
最近ね、小田陣さんの息子さんも高校受験らしいんで、ちょっと思い出してしまいましたけど、
でも彼はね、あんま成績が良くないんで、そこに家庭教師として、松田裕作演じる家庭教師が来るんですけど、
こいつがだいぶ変なやつで、変なことがどんどん起こると。
でも追跡は上がっていくというね、何て言うんでしょうね。
うーん、面白いです。
めちゃめちゃ笑いました。
もうね、最後の方のシーンのあれを見て欲しい。
映画館で、えーって声出しそうになりました。
こうね、松田裕作ってやっぱすごい俳優だったんですね。
森田監督とはどうも家族ゲームとそれからしかやってないのかな。
この後亡くなっちゃうんですかね、どうだったかな。
ちょっとね、松田裕作さんそんなに経歴を知らないんで、分かってないとこですけど、
やっぱとても有名な方だけあって、すごい存在感だしすごい演技でした。
あと、自分の高校受験の頃とか思い出してしまって、それは微妙な気持ちになりましたね。
私はなかなか危ない橋を渡って高校に入ったんで、
いや、変なことしてるわけじゃなくて、成績が悪かったんで落ちたらどうしようもないって感じだったんですよ。
なんとかなったっていう感じです。
家族ゲームよかったな、また見たいですね。
鉄道趣味が盛り込まれた作品
それで、あと最後に見たのが、僕たち急行へ列車で行こう。
これもコメディですね。
これがどうも森田監督の遺作になった一本ということで、
これは多分そんなに有名ではないけど、私は…なんでしょうね。
これは森田監督の鉄道趣味が全開になった作品で、
それまでも鉄道を映画にどんどん出して、鉄道好き監督ではあったんですけど、
この作品はもう諸に鉄道で、
まず鉄を追った二人が主人公っていうね、松山健一と栄田の二人が、
松山健一はおそらく三菱自所的な会社に勤めるエリートサラリーマン、
だけどまだ若手なんで、勝手だしと。
で、栄田の方はお父さんの鉄工場で働いている若者なんですけど、
二人が鉄道旅行中に知り合って、なかなか助け合って、
いろんなビジネス的な困難とか、女性関係とか、
そういうものを経験して成長していくという話で、
話としてはだいたい釣りばかり的な感じかなと私は思いました。
それよりもね、鉄道本当に好きなんだなっていうね、
とにかく鉄道、鉄道、鉄道、さらに鉄道ギャグ。
鉄道ギャグなかなか冴えててよかったですね。
ぜひ見てほしいです。
なんで、結構気楽に楽しいコメディー見たいっていう人は、
これもなかなかいいんじゃないかなと思います。
僕たち急行へ列車で行こうっていう、タイトルからもう緩い感じが出てますよね。
こんな感じかな。
なんで今回見た中で、これは文句なくすごいっていうのは、
刑法第39条と家族ゲーム。
あとは自転でアシュラのごとくとキッチンぐらいかな。
だったんですけど、どれもそこそこ楽しめたんでよかったかなと思います。
この機会にまとめて見れてよかったですし、
あと、たまるさんが毎年割とそういう最上映をやってるんで、
またね、おそらく森田監督の作品見る機会あると思いますんで、
そういう場合は、私も恥さんじようかなと思います。
今度名古屋でやるって言ってたな。
名古屋まで行くのはさすがにちょっと遠いですけど。
という感じですね。
森田監督、その特集条約を見てきましたという話でした。
ありがとうございました。
10:10

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