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2024-07-12 11:18

最近読んだ小説の話

小川哲「君のクイズ」と劉慈欣「三体」(再読)を読んだ話をします。

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こんにちは、ninjinkunです。
明日からインドに旅行に行くので、なんちゃかんちゃ準備を済ませて、今日は普通に仕事をしています。
せっかくインドに行くので、何かしら自分を見つめ直したりしようかなと思うんですが、
実際はたぶん何もせずにホテルでゴロゴロネットリックスを見て終わるかもしれません。
今日は、最近読んだ話の本でもしようと思うんですけど、忘れてしまう前に話そうと思いますが、
まずは小川さとしさんという方の君のクイズという本を読みました。
この方は、私が聞いているTBSラジオのアフターシックスジャンクションにいて、結構前に取り上げられて、その後何回か多分出演されてたんですよね。
なので興味はあったんですけど、たまたまパッと思い出して図書館で予約してたやつが来たので読んでみました。
これクイズプレイヤーの方の話で、ちょっとミステリー仕立てみたいな。
主人公はクイズプレイヤーで、あるクイズの大会で非常に惜しいところで負けてしまうんですけど、その相手がどうやって勝ったか全然わからないっていう問題を…
まあいいか。ダバレする必要ないかな。そんなに長い本じゃないんで。
とにかく相手がどうやって勝ったかわからないのをクイズプレイヤーとしての思考を使いながら解き明かしていくっていう本で、
私そのクイズに全く馴染みないんですけど、クイズ番組でやっているクイズで、
いろんな大学にはクイズ堂公開みたいなのがあるってことはなんとなく知ってたんですけど、
そのクイズプレイヤーがどう考えているかとか、そういうのが非常にクイズプレイヤーの頭の中に入ったように書かれるので、
実際かなりクイズプレイヤーの友人に取材しながら書かれたっぽいので、非常にまずその思考が面白いなっていう。
なので、例えば正解らしいものが頭の中にちらつくんですけど、その時に直感能が先に働いてピンポンを押してしまう。
それからもうその後の数十秒の間に答えを探すとか、いろいろそういうクイズプレイヤーの思考法がトレースできて面白かったです。
ミステリー的要素はそこまで強くないんですけど、終わりもね、あ、なるほどって感じでシュッと終わる感じなんで、200ページないぐらいなんでパパッと読めるかなと思います。
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もう一つは、リュウジキンの3体をですね、もう1回最近読みまして、最初出た時に読んで、
確か結構時差があって、最初のやつ2冊目、黒暗森林、そして最後の死神衛生と、確か1年か2年ごとぐらいに翻訳出てたと思うんですけど、
それ、ちょうどコロナ禍の時に読んでたんですけど、最近この春にNetflixの実写化があったので、この3体。
そういえば、Netflix版を見てからどういう話だったか全く覚えてなかったなと思って、もう1回読んでみようと思って読みました。
で、あの3体多分結構時間も経つんで、読んだ人も多いと思うんですけど、私は主にそのNetflix版との対比をしながら読んで、
Netflix版ではですね、主人公は中国人から、舞台がそもそもロンドンに移されていたり、主人公の何人かが中国人から別の人種に置き換えられていたりして、
そういう変更はあるんですけど、それはね、見たらわかるってところなんですけど、結構その時間軸みたいなことが、時間軸は同じなんですけど、
登場する順番が小説版とNetflix版ってだいぶ変えてあるんだなというのがわかって、
例えば、黒暗森林2巻目ですね、こちらでウォールブレーカー計画っていうのが発動するんですけど、
これがね、中二病的な感じでいいんですけど、3体人と地球人が基本的に戦っていく話、戦っていくというか、
お互いをこう、3体人からの攻撃から地球をいかに守るかっていう話がメインなんですけど、
その時に、ある特定の一人の人間、一人ではないですね、特定の人間にその計画を立案させて、
その人間の行動は外から、頭の中は敵は覗けないから、その人に全て一任されるっていう、なかなかすごい計画なんですけど、
このウォールブレーカー計画が黒暗森林という2つ目の方で展開されていくんですけど、
これは最初の第1巻には出てこないはずなんですけど、Netflix版では結構この時のキーになる、
リョウジーっていうキャラクターに相当するキャラが最初から出ているんですね。
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なので、結構その2巻目に出てくる要素が、Netflix版では最初からぶち込まれていて、
あと3巻目に出てくる要素、例えば、3体って日本語読みと中国読みが両方、
基本的には中国読みが書いてあるんですけど、別に日本語読みで覚えてしまったりもするんで、
ユン・テンミンだったかな。この人はすごくて、もうすぐ死んでしまう、
嫁行くばっかの人なんですけど、ある人に思い寄せていて、そのある人が結構キーマンで、
その経緯でこのユン・テンミンはすごい奇妙な運命をたどるんですけど、
これの人は3巻目の死神衛星に出てくる人ですけど、これの人も最初から出ていると。
その3巻目の主人公であるチェンシンもこれも最初から出ているので、
なので、Netflix版はもうその1,2,3巻に出てくる登場人物を割と最初から集めてしまって、
そこから同時刻的に物語が展開していくっていう展開を取ってるんで、
そういう実写用の翻訳と言いますか、作り替えが面白いなと思って、
別にそれで変な原作と違ってたりするような感じもしないので、
これはこれで面白い作りだなと思って、今後Netflix版、まだシーズン1なんで展開していくと思いますけど、
どういうふうに原作を変えているのか見守りたいなと思いました。
で、肝心のその本の方の小説の方の3体は、久しぶりに読み返すと、
そうですね、やっぱり2巻目の黒暗森林が盛り上がりとして一番盛り上がるし、
おお、なるほどっていう展開としてはやっぱり一番面白いっていうのは、
多分結構後書きの方にも書いてあったんで、いろんな人が思うことかなと思いますけど、
3巻目がめちゃくちゃいろんなことがスペクタクル的に展開されていくんですけど、
最後の方ですね、正直全然覚えてなかったんですね。
で、見てたんですけど、なんかもう1回見返すと、
なんか思ってたよりは結構最後めちゃくちゃなスケールになって終わるっていうことをなんとなく覚えてたんですけど、
読み返してみると、思ったよりはそんなにスケールとしてはわかる範囲かなっていうところで終わってたので、
しかも終わりもこれで終わりかっていう感じだったんで、
当時の印象と読み返すときの印象は、3巻目は面白いけどちょっと弱いという感じで感じましたかね。
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当時も3巻目はなんだか分かれて終わったなって感じだったんですけど、
でも面白い小説ではあると思います。
で、確か中国版のドラマがあるんですよね。
前は多分UNEXTで見れて、今はアマプラでも見れるみたいなんで、
こっちの方は先に完結してるはずなんで結構話数あったと思いますけど、
中国版もどんな感じかなと思って見てみようかなと思います。
特にやっぱり3巻目の非常にいろんな攻撃が食い出されるんですけど、
小説では非常にかなり描写が上手い人なので、
例えば4次元世界みたいなものとか、2次元攻撃とかですね。
次元がいろいろ操作されたりするような描写があったり、
その時にどう見えるかとかが書かれてるんですけど、
なんとなく想像してみるものの文章としてはわかるけど、
やっぱ頭の中でよくわからんみたいなことがよく起こるので、
映像としてどういうふうに書かれてるかは結構興味あると思うので、
中国版とNetflix版で見ていきたいなと思います。
というわけで小川さとしさんの君のクイズと3巻分読みましたという話でした。
しかし3巻分は長いですね。
そんなに難しい本じゃないからパパッと読めますけど、
でも久しぶりに読むと面白いなと思いました。
この小川さとしさんの本は結構軽めの感じで読めるので、
他の本も読んでみたいかなと思います。
では次回はインドからになるのかな。
多分そうなると思いますけど、また近況を話していこうと思います。
ありがとうございました。
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