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2025-08-06 29:06

【異分野トーク】絵本作家でコピーライターのナージャさんに聞くサバイブ術【ゲスト:電通・キリーロバ・ナージャ】[#055]

【異分野トーク】

さまざまなジャンルのゲストをお招きし、その活動や経験から学びのヒントを探っていきます。

<今回の内容>

  • ナージャさんの経歴紹介
  • 「レア」との衝撃的な出会い
  • 教育以外の業務は?


<出演>

桜井陽(NIKKEIリスキリング編集長)

キリーロバ・ナージャ(電通クリエイティブディレクター・絵本作家)


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聴くNIKKEIリスキリング
こんにちは、NIKKEIリスキリングの作家 ライヨウです。
この番組では、ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報をお届けします。
様々なジャンルのゲストから学びのヒントを探る異分野トークシリーズ。
本日のゲストは、電通のクリエイティブディレクターで、絵本作家でもあるキリーロバ・ナージャさんです。
2回にわたってお届けします。
前編である今回の聞きどころは、
6カ国、4つの言語で学んできたナージャさんが、
なぜ教育という分野でお仕事をするようになったのか。
そして、小学2年生の時に身につけたサバイバルスキルが、いかに役立っているのかです。
それでは本編、どうぞ。
じゃあ、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
はい、ナージャさん、どうも。
もう、なかなか来ずに。
いや、本当ですね。やっと実現しました。
やっと実現しました。
この間、ウェビナーに出ていただく時は、何か食事に当たった?
ちょっと牡蠣に当たりまして。
牡蠣でしたっけ?
はい。ちょっと牡蠣を食べ過ぎてしまいまして、毎日食べてたらついに当たりました。
毎日食べてたらついに当たったんですね。
食べ過ぎて当たって、かなり大変でしたね。
牡蠣の破壊力を知りました。
牡蠣の破壊力を知って、そうでしょうね。
でも、あれももう何ヶ月前ですかね。
そうですね。もう半年まではいかないけど、確か2月くらいでしたっけね。
でしたかね。
確か。
なので、そろそろ破壊力が薄れてきたんで、いつ牡蠣を再開するかについて悩んでいるところです。
牡蠣についての話。
そうそう。
今日ここグラスロックっていうですね、トラノモヒルズのところにあるんですけど、いつもとちょっとスタジオが違うんですよ。
ガラス張りで、やや音も反響が違う感じなんですけど、どうですか?
ちょうど電車が見えると。
すごい。降りてくる皆さんが眺められて、すごい面白い場所ですよね、ガラス張りで。
そうなんですよね。
なかなか見れないですよね、この駅の向こう側。
ちょうど日比谷線と同じ、ホームと同じレベルにある。
そう、目線の高さがあるから、こんな人たちが降りてきたとかすぐわかります。
っていう感じですね。
リサーチに良さそうですね、この駅にどういう人が降りてくるか。
リサーチのお話も、リサーチの話後半かな?前半でも少しお伺いしたいんですけど、
NARJAさんは、今ここにたくさん本が持ってきましたけども、
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六カ国転校生NARJAの発見とか、ロールモデルがいない君へとかですね、
ジャンピエール七つの海を行く、唐揚げビーチ、ジャガイモ変なの、秘密の左利きクラブとか、
いろんなタイトルの本がありますけど、
何のお仕事の方なのかっていうのをちょっと少しお話をしたいんですけど、
今、デンツーでクリエイティブディレクターをされているんですか?
そうですね、クリエイティブディレクターをしています。
なので、もともと企画がすごい好きで、アイデアが好きなので、
アイデアでいろんな課題とか困ってる人の困りごとを解決するっていう、
仕事をいろいろ分野領域を超えてやっているっていう、そんな感じです。
最初の絵本っていつでしたっけね?
最初の絵本はここに実はないんですけど、
NARJAの五つの学校っていう黄色い表紙の本で、
それは2018年ぐらいに出したもので、
小学校五つの国で通っているので、
いろんな比較をしたりとか、こんな教室こんな持ち物とか、
そこから、教室いろんな形があってもいいから、
子どもたちが最後、教室の新しい形を考えるっていう。
そうかそうか、そういう話?
そうです。っていう本が2018年に初めて出たものですね。
そっか。で、いろいろね、レアキッズっていうね。
いろんな個性を持った子どもたちのために書いたって、そういう感じですか?
そうです。初めて絵本出したのはすごくたまたまだったんですよね。
その前に一回、私は自分のいろいろ転校、六カ国転校生っていうのは、
他の人生は知らないので、普通のことだったんですよね、自分にとっては。
ナージさんにとってはですね。
そうです。比較対象がないっていうかね。
だけど、そういう話ってあまり他の人にとって面白いということを考えたこともなかったんですけど、
ちょっと話したら、面白いじゃんってなって、これも書き始めたんですよ、最初。
ペン通報で。
そっかそっか。
そうなんです。それを12本だっけ、15本だっけ、もう忘れちゃったけど、書いて、
それを見た絵本の出版社の方が、子どもたちにもこういうの伝えたいから、
絵本にしませんかっていう声をかけてくださって、
で、もう絵本のことなんて何にも分からない。
読んだことはもちろんありますけど、子どもたちに分からず、その絵本を作ったんですけど、
そしたら、やっぱり絵本ってすごく面白いなと思って、
やっぱりページ数も決まってて、強い絵と少ない言葉で表現するっていうものじゃないですか。
06:00
CMとかとほぼ一緒だなって思って。
30ページか30秒かっていう。
で、起承転結があって、強く見せて、少ない言葉でみんなに伝えるっていうのが面白いなと思って、
でもせっかく私は変な幼少期を過ごしてるから、変な子どもだったんでしょう。
多分今から思うと、当時は普通だと思ってたけど、
だからちょっと個性があったりする子どもたち、自分みたいな子どもたちを応援したいなって思いがあったんですよね。
それで、レアという言葉を使ってるんですけど、やっぱりマイノリティとかっていうと、
固みが狭かったりとか、やっぱり他の人がいて、少数派っていう風になって縮まりやすいけど、
レアって言えばレアキャラとかあるじゃないですか、例えば。
レアキャラは痛い、欲しい、レアポケモンとかみんな盛り上がるから、
発想変えたら、すごいそれってポジティブなものになるなと思って、
自分もそういうレアな部分について結構嫌だったんですよ、子どもの時。
でも意外と今はそれが自分の強みとかに変わったから、
そのおかげに今があるけど、子どもの時嫌だったから、
いろんなレアを持った子どもたちにそれを伝えたいと思って、
このレアキッズのシリーズを始めたいと思って、
文教者さんから出してるんですけど、そこに自主プレイしに行きまして、
マニアックなテーマなんですけど、ちょっと一緒にできませんかねっていうのが始まりで、
今、レアキッズシリーズは4冊あります。
レアポケモン、そうですね。レアっていうふうに言い換えたってそこですよね。
すごいですね、そこがやっぱりクリエイティブディレクション的な感じ。
結構言葉ってそういう意味ではすごく強くて、見方が変わるので、
強み弱みとかって表裏一体じゃないですか、ネガティブのポジティブの捉え方次第だから、
言葉とかも変えてしまったらそこが変わるっていうのが、
確かにそういうクリエイティブとかコピーライティング、大込みではあるから、
なんかそういうふうなちょっとしたことですごく子どもたちの、大人たちの目線が変われば、
こういうテーマとかも全然違うものになるのになと思って、
そういう言葉をたまたまオーストラリアで発見したんですけどね。
オーストラリアで発見したの?
はい。オーストラリアにレアっていうイベントがもともとあったんですよ。
それは向こうのいろんなレアなバックグラウンドを持つ、
例えば移民として来ましたとかLGBTですとか、
クリエイティブコミュニティの中のレアな人たちを集めたイベントをやってたんです。
そこに私も、日本で私みたいな日本語のコピーライトをしてる人ってほとんどいないから、
あなたも面白そうだから来て、レアな自分の体験を共有してくださいって言われて行ったら、
私みたいな人がめちゃくちゃ集まってて、
レアっていう言葉で何これと思って、自分もすごく捉え方が変わったんですね。
そのキッズ版、今もいいけどもっと早く知りたかったよっていうことがあったから、
09:05
キッズ版を作りたいって言って、その創業者たちにお話しして、
このレアっていう言葉をちょっと私も使いたいんですけどいいですかっていう許可をもらって、
実は使ってます。
そういう出会い、私も衝撃的な出会いがあって。
へー、ちょっと初めて聞きました。
そうだったんですね。
うちの息子、中一にこの間慣れましたけど、
このナージャさんに話を聞くので、これ引っ張り出してテーブルの上に置いてたら、
あ、ナージャさんだとか言って。
あ、すごい。
俺何?なんで?とか。
いやちょっと、パパ明日ナージャさんに会って話を聞くの。
えー?とか言って。いいな、俺ファンなんだよとか言って。
すごい嬉しい。それはめちゃくちゃ嬉しいです。
絵本読んでました。
どれが好きなのかな?
ちなみにこれ左利きの話もあるじゃないですか。
うちの奥さん左利きでこれ読んですごい共感してました。
ねー、左利きも不思議ですよね。
別になんかすごい変わってないけど、なんか独特の不便とかいろんな世界観があるから、
なかなか共有しづらいけど、同じ左利きの人に会うと、
あー、左利きですねって言って、
そういう謎の仲間意識がめちゃくちゃ強いですよね。
謎の仲間意識が強いし。
それをテーマにしてみたっていうのがそれですね。
これ唐揚げ僕好きなんですよね。
唐揚げでいいし。
衣になると。衣の状態だとみんな同じ。
同じだけど、
この話は唐揚げ家族が弁当かによってビーチに行くんですけど、
世界中の唐揚げが来てて、裏に実はジッパーがついてて、衣。
ジッパーを下げるというか上げると、中からいろんな唐揚げの中身が出てくるんですよね。
みんなほらやっぱ唐揚げといえば鶏肉だと思いがちだけど、
実は別にタコとかサトイモとかいろんな中身があり得るじゃないですか。
同じに見えても。
あとグレーテンフリーの衣着てるやつとか。
みんなついつい同じ鶏肉しかないと思ってるけど、
実はこんなにあるんだよっていうことを食の多様性として伝えるっていう本なんですけど、
私がお肉を食べないくて、いつもみんなが美味しそうに唐揚げにレモンとかかけて食べてるのが羨ましくて、
ちょっと違う唐揚げの世界を届けたっていう裏テーマもありつつ、
やっぱり固みがまだ狭いんですよね、その主義で食べないと。
私も中学校の時やっぱ食べるものが給食なくて、牛乳だけ1年ぐらい飲むっていうのを好き嫌いですとか言われて。
だから子供の時から見方が変わったりすれば考え方も変わるし、
あとタコとかブリとか唐揚げとかめちゃくちゃ美味しいじゃないですか。
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タコカラースとか最高ですよね。
ブリカラー?ブリカラーあるんですか?
ブリも美味しいし、いろんなのが本当にあるんですけど、
みんな知らない、知ってる方もいるけど、ついつい鶏に行きますけど、
そういういろんな味に出会えたりとかもするし、
みんなでいろんな食の多様性がある方で集まって、
じゃあみんなが食べる唐揚げってなんだろうって考えたら絶対なんかあるんですよ。
そういうふうに考えていけば、
より豊かな食の体験とみんなが仲間外れにされずに生きられるっていうことを子供の時から。
唐揚げぎゃははって言いながら花びると大人になったらどっかに唐揚げが思い出されて、
そういうものに対しても面白くそして尊敬できるっていうことになるんじゃないかなっていう。
これね、今その絵本の話をいろいろしていただきましたけど、
一方でデンツーというイメージで想像されるような、
いろんなその企業のクライアントさんとか、
行政のクライアントさん、たぶんいろんなお仕事もされていると思うんですけど、
なあさんのお仕事って、今すごい教育的なお話がバーッとなんとなくわかったんですけど、
他になんでしょう?どんなようなお仕事?
どんなようなお仕事?
最近はね、でももういわゆる広告とかはそんなに作ってはいないですけど、
前はいろいろありましたけど、何がわかりやすいだろう?
今例えば、それこそネーミングとかをつける仕事のチームを作って、
それでネーミングっていうのはもちろん商品とかいろんなものにあるけれども、
さっきのレアキッズとかもそうだし、六カ国展構成みたいなものもそうだし、
なんかそういうみんながまだ知らない概念とか、
あとこういうふうに言ったら考え方が変わるっていうことも、
ネーミングでかなり変わってくるので、もちろん物もそうだけど、
もっとみんなが知らない考え方だったり、習慣だったり、プロジェクトだったり、
いろんなところに違う発想の切り方で名前をつけることで、
それをムーブメントにしたりとか、広がりを作っていくっていう、
ネーミングの仕事とかもしたりしているので、
自分の本は全部本に戻っちゃうけど、ネーミングもするし、
いわゆる世の中にある商品だったり、コンセプトだったり、
そういうのをやってたりもしますね。
あとは、最近日本の都道府県とか市に英語のコピーをつけるっていう、
英語のスローガンを作るっていう仕事もしていて、
それはなぜかというと、コロナの時に全然観光客、海外から来てなかったじゃないですか。
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その時にちょうど誰もいなかったので、
ふと日本のそういう町とかって英語のスローガンがないなと思って、
でも海外とかだとだいたいあるんですよ。
アメリカとかに行くと、アメリカのナンバープレートとかに各種のスローガン書いてあるんですよ。
例えばアイダホってジャガイモが有名なんですけど、
ベストポティトスとか、アラスカはザラストフロンティアとか書いてあって、
行きたいみたいな、ジョージア市は桃が美味しいですとか、
いろんな各地のアピールが載ってるわけですよ。
それを私とかも行くと、駐車場に停まってる車を見て、
何この州みたいな、湖が一番何みたいになるから、行きたくなっちゃうわけですよ。
それなのに日本はそれがないから、
日本ってメジャーなところはもちろん素晴らしいけど、
マニアックな、まだ知られざるところがいっぱいあるから、
それにそういう面白いスローガンがついてたら、
結構みんな行くんじゃないかと思って、
それでそういうスローガンをつけるっていう仕事をいくつかの街とやってたんですけど、
でも私がそのスローガンを考えちゃうとあんまり面白くないので、
なぜなら地元の皆さんも自分の街が好きになったりとか、
何を伝えたいかという方がムーブメントが起こるから、
大学生とか中学校1年生と一緒にスローガンを作ったりもしてるんですよ。
それが実際に決まって今使われてるんですけど、
どういう風にしたらスローガンが生まれるかっていう手法、
ゲームのルールみたいなのを作ると、
中学校1年生の英語をまだ学び始めたばかりの子でも、
かなりいいスローガンができて、それを本当に1000くらい授業で2時間とかで作って、
そこからいろいろ選んでいったんですけど、結構うまくいいのに決まって、
そうするとやっぱり自分が考えたものだとかなるじゃないですか、
そこに愛着もあくし、それを使って何かみんなに伝えたいとか、
盛り上げていこうという気持ちになるから、
同じコピーライティングのスキルでも自分でそれをやるのと、
自分が学んでいるノウハウとかをそういう風にシステムにして、
他の人に伝授していった方がやっぱりうまくいく場合もあるから、
そういうことも最近やったりしてますね。
そうなんですね、やっぱりなぜか教育者的な、
教育者って言うとまたちょっと違いかもしれないですけど、
やっぱりその教育とか次の世代に対する思いとかっていうのをすごく感じるんですよね。
この本たちからもそうだし、まさにこの六カ国転校生もそうだし、
18:01
このロールモデルがいないと見えても、
若い世代でなかなか自分がお手本にする人がいない子たちに向けてると思いますし、
ちょっと前半の一つのテーマかなと思いますけども、
次世代に向けた思いというのがどういうところから来てるのかっていうところを、
少しもうちょっとお話いただきたいなと思って。
もともと教育に興味があるとかでは全然実はなかったんですけど、
ただ自分の人生において教育というものが色濃く残っていて、
それはすごくその良い面も見ましたし、やっぱり合わないなとか苦労した面もすごくあるんですけど、
その中で自分のサバイブ術を身についていったんですね、幼少期から。
教育方針が全然違う学校に毎年言葉もしゃべらない中で行くと、
こうすればサバイブできるんじゃないかっていうのを見つけてきて、
それで今に至るので、
たぶん私は承認からやってることが変わらないんですよ。
逆に言えばアイデアの逆転して苦手なものを逆手に取るとか、
そういうものって全部承認で発見しちゃったんですよね。
承認で発見した。
今も承認とやってることは基本一緒。
だからそういうものを発見しちゃったから、
教育ってものって今の自分をすごく作ってるなというふうに感謝している部分と、
あともっとこうなったら苦労せずに、
もうちょっと幼少期の頃からいろいろうまくできたりとか、
苦労せずにもっと自分らしくこれでよかったんだっていうのを思えたんじゃないかなと思って、
そうするとその見つけたこととかものみたいなことを、
今自分みたいな子供たちとかに伝えることが、
それを発見してしまった自分のやるべきことなんじゃないかって勝手に思い込んでいるっていうことがあって、
他のもちろん、今今日さっき話さなかったけど、
一般的ないわゆる広告のストレートな表現とかもやりましたけど、
それはそれですごく面白いしやりがいがあると思いつつ、
でも自分にしかできないことってなんだろうって考えたときに、
やっぱりそこの何か気づきとか、
何か新しい可能性手法とかを形作って伝えていった方が、
自分一人だとやっぱりできることってすごいちっちゃいけど、
それを受け継いだ何人もの人がいるとしたら、
一気にやっぱり広がっていくわけじゃないですか。
だからそういうことにすごく興味があるとかやりがいがあるというか、
今までは自分のために手法を使ってきたけど、
21:00
それを他の人のために使うとどうなるかというのをずらしてみると、
そういうものになっていくので、
いろんな人に影響というか何かのきっかけを作るためには、
まだ子供のときに頭が柔らかかったりとか、
一気に多くの人に伝えられるということにすごく興味があるんですよね。
多分それは自分の幼少期の頃にいろいろ感じていた疑問とか、
いろんなものを解決するためにやりながら自分のセラピーじゃないですけど、
あれはこうだったんだとか、こんな感じだったんだという体系化したりとか、
そこにルールを生み出していくことになるから、
それがすごい面白いというか、
そのルールを次の世代に伝えたらどういうふうに使って、
その子たちはどうなるかという、ある種のリサーチじゃないですけど、
そういうふうなことを思って、
教育といっても、教育者になりたいとは思わないけど、
そこにきっかけを作る、違う目線を与えられるということにすごく興味というか、
自分のミッションだと勝手に今思っているというところですかね。
この六カ国転校生ナージャの発見、他にもたくさんいい本ありますけど、
でもこれは本当にみんな読んだほうがいい。みんな読んでほしい。
見てください、どんだけ折ってるんだ。
折ってますね。
折りまくってるんですけど。
すごい数だ。
めちゃくちゃ折ってるんですけど、さっきアロラ、小児でっておっしゃったじゃないですか。
ちょっと聞いていらっしゃる方も、なかなか変遷をご存じないかなと思います。
ざっと、ヒストリーを少しだけご説明をいただいたほうがいいかもしれません。
ちょっと今更ですけど、私の転校ヒストリーを話しますと、
私はロシアのサンクトペゼルブルグという西の端っこの町に生まれて、
6歳まで住んでたんですけど、6歳まではそこの学校に通ってたけど、
ある日7歳になったら、親に今度海外に日本に行くことになったよって言われまして、
それで7歳の時に日本に行くんですけど、
でもその時小児だったけど、あまりにも生活が違うから弟とセットで保育園に行きまして、
もう一回年長になって、小学生のプライドがズタズタにされる経験をしましてですね、
毎日脱走してましたけど。
その後に小学校3年生の時にイギリスのケンブリジに行きまして、
前半ケンブリジ、後半がフランスのパリで過ごしまして、
その後小4の時に日本の東京に来まして、1年間いて、
その次はアメリカ・ウィスコンシン州のマディソンという町に小学校5年生の時1年間いまして、
6年生はまた日本の東京に戻ってきて、
24:03
中学生は中1と中2がカナダのモントリオールという場所に行きまして、
その後中3の時は2学期ぐらいの時に日本の札幌に戻ってきたっていう、
小学校は豪華国という感じで毎年違う言葉に行くっていう。
うちの両親は現地校に入れる方針だったから、
8割は言語もわからない中でサバイブするっていう生活で、
なんとかなったかなとは思うんですけど、
そういう幼少期を過ごしていますので、
でも私は負けず嫌いなんで、
それでも落ちこぼれないためにどうしたらいいかということのために、
さっきの小2の話が出てくるんですけど、
小2行ったことないって話したんですけど、
実は2、3週間だけいたんですよ。
最後の小2の一番後ろでロシアの学校に戻って、
ロシアの小学校って留年があるんですよ。
テストで不合格になったら小2やり直し。
私も保育園とかで遊んでるから、そんな勉強がついて、
それなりに家で勉強してましたけどついていけなくて、
国語のテストがあって作文をする試験で、
黒板に5個ぐらい単語が書いてあって、
それを使って作文しなさいっていう試験で、
これ落ちたら私は留年決定なんですよ。
小2で留年って何事だって。
小2の時私勉強できた方だったのにって思うわけじゃないですか。
でもスペルとか苦手だし、
そんなに文章力も文法も得意じゃないからどうしたもんかなと思って悩んだところ、
技術展は捨てようと。
でも日本に行って内容とかはすごい面白いものいっぱい見てきたから、
そういう話にすれば技術展0点内容100点で50点になって受かるんじゃないかと思って、
それは試したわけですよ。
そしたら案の定作戦はうまくいきまして、
それでクリアしたんですよ、その試験を。
それでちょっと待ったと。
そんなに自分に苦手なものとかがある場合は別にそれを諦めて、
違うやり方でいけばいける可能性がこの世の中にあるんだっていうことを
ふと気づいちゃったんですよね。
承認。
割り詰められたテストで。
割り詰められた承認で気づいたんだ。
そうなんです。
なのでそこからいろんなサバイブが待ち受けてましたけど、いろんな各国で。
それもだからその時は無意識ですけど、
同じ手法でずっとエピソードはつきませんがあるんですけど、
でもそれってよく考えると今の仕事とほぼ一緒じゃないですか。
これがわからなくて困っていて、
これはどうにかうまく使ってよくしなきゃいけないっていうのって、
私のその承認の状態とほぼ一緒だなっていうふうにやっぱ思うので、
やることはずっとそれ。
27:00
その時は自分のサバイブのためにやったけど、
今は他の困っている方とかにそれをやるっていう。
本とかもそういうことにもっとみんな気づけば、
いろんなやり方があるのにっていう、
普通はないよっていう、
そういう私が見たことをみんなに伝授するっていう本です、基本は。
だからいろんなやり方可能性をいっぱい並べて、
みんな混乱するかもしれないけど、
そこから自分に合うものを選んでいけば、
今合わなくてもやり方はあるし、
普通なんて先生も逆のことを言っているから、
先生の言うことも必ずしも絶対的な正解ではなくて一つの答えだけど、
他にもいっぱいあるよっていうことが分かれば、
結構変わるんじゃないかなっていう。
じゃあ後半、その話からいきましょうか。
ありがとうございます。
もうあっという間のこの時間。
おや、28分になっちゃった。
おやおやおや、あっという間だったぞこれ。
あっという間でしたけども、
ちょっとじゃあ後半はですね、
まさに今ナージャさんがおっしゃっていただいたような、
こういう作戦でいけばいろいろうまくいくぞと。
これね、聞いてらっしゃる方、ニッキリスキリングの視聴者の皆さんなので、
自分の仕事にも、これ子供向けに書いてますけども、
僕もたくさん線を引いたのはやっぱり大人としても、
これ応用できるよなっていうところがたくさんあったので、
たくさんその線を引いた部分もありますので、
大人にも子供にも応用できるナージャさん流の仕事術みたいなのを、
じゃあ後半いきましょうか。
いきましょう。
いきましょう。
では前半ここまでにさせていただきます。
聞き手はニッキリスキリングMCの桜井陽でした。
ゲストは?
リードバナージャでした。
ではまた後半お楽しみにしてください。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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