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2025-07-02 28:55

【実践者に聴く】生成AIのネクストステップ アプリ作りに挑戦&2025年の動向最前線[前編]【ゲスト:生成AI開発スタートアップMYUUU社代表・室谷東吾】[#050]

【実践者に訊く】

リスキリングやキャリアづくりの実践家をお招きし、社会人の学びのコツなどについて幅広く聴いていきます。


<今回の内容>

  • 室谷さんの経歴紹介
  • 生成AIのネクストステップは?
  • AIを使いこなす人が少ない理由
  • 生成AIを活用しやすい職種は?

<出演>

桜井陽(NIKKEIリスキリング編集長)

二村俊太郎(NIKKEIリスキリング編集部)

室谷東吾(生成AI開発スタートアップMYUUU社代表)


<メッセージフォーム>

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00:00
聴くNIKKEIリスキリング
こんにちは、NIKKEIリスキリング編集長の桜井洋です。
この番組では、ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今回は、リスキリングやキャリア作りの実践家をゲストにお招きし、
社会人の学びのコツなどについて幅広く聞いていく【実践者に聴く】シリーズです。
ゲストに、生成AI開発スタートアップMYUUU社代表・室谷東吾さんをお迎えしました。
今回は、DeFiという誰でも独自の生成AIアプリを作れるツールについてお話を聞いています。
面白かったのは、誰でもソロファウンダー、一人創業者になれるという点でした。
生成AIツールを駆使することで、ある分野に精通している人は、
プログラミングの知識があまりなくても事業を起こせるということでした。
私も挑戦してみたいなと思いました。それでは本編どうぞ。
今回のゲストは、生成AI開発スタートアップMYUUU社代表の室谷東吾さんです。室谷さんよろしくお願いします。
室谷と申します。よろしくお願いします。
一緒にお話を聞いていくのは、日経りスキリング編集部の新村俊太郎さんです。新村さんもよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
我々結構長く、いろいろと。
そうですね。1年以上ぐらいは付き合っています。
そうですね。もうちょっとありますかね。
もうちょっとあるかもしれない。
日経りスキリングの中で、室谷さんはいろんなアドバイダリー的なことも知っていただいているんですけれども、
最近は生成AIをどうやって使うのかっていうところのコンテンツ作りだとか、
そのあたりは新村さんと室谷さんで一緒にコンテンツ制作などをしていただいておりますが、
今日どんなコンテンツをやってきたのかとか、もう少しあれですね。
本をね。
そうなんですよ。
書かれたので、ちょうどいいタイミングなので、生成AIのネクストステップ的な、
皆さんこれから生成AIをどうやってネクストステップとして使っていくのかっていうヒントをいただければと思います。
これね、本あれですね。
すごいタイトル。
すごいタイトル。
室谷さん読んでください。
副題からいくと、AI×新規事業はDeFiを使えば自分で作れる。
お金を使わずAIを働かせるDeFi活用術。
ソロファンダー時代へ。
DeFiを活用して企業や自分でビジネスを作れる時代に。と書いてあります。
めちゃくちゃタイトル長いですね。
似合いが伝わります。
メインタイトルは、お金を使わずAIを働かせるDeFi活用ってとこなんですよね。
そうですね。僕はちょっといまいちタイトルどこまでかよく分かってないんですけど、
おそらくそういうことなんだと思います。
新規事業を作るようなところまでいけると。
03:00
そうですね。まさに室谷さん今日そういった話をぜひさせていただきたいなと思います。
楽しみですね。
楽しみですね。
じゃあ始めたいんですけど、どっからいきましょうか。
まず室谷さんね、どんな方なんですかっていうお話をドバイから。
そこからですね。
いらっしゃった。
はい、かしこまりました。
改めて株式会社ミューの代表の室谷と申します。
キャリア的には新卒がKDDIに入りまして、その後にDNAでメディアとかマーケティングの事業責任者をやっておりまして、
その後自分で独立をして、当時はデジタルマーケティングとかコンテンツマーケティングの支援をする会社を作りまして、
今の白宝堂グループのソウルタウト株式会社という広告代理店があるんですけれども、そちらの方に会社を売却し、
ロックアップも落ち着いたということで退任をしまして、
その後改めてドバイの方で生成とブロックチェーン特化したミューという会社を作ったと。
そんな経歴の人間でございます。
ミューってね、さっきもちょっとお話ししてますが、M-Y-U-U-UってUが普通。
そうなんです。
だからいつもね、発音ミューなのか、どのくらいの。
僕もよくわかってないんでしょうね。
いつも迷うっていうね。
もともと生成AIはお得意だったというか、出会ったきっかけみたいな。
そうですね、実はもともとドバイに住んだきっかけでもあるんですけれども、
本来はブロックチェーンの事業をメインで考えてまして、そちらの方をやるために出資を受けたりとかしていたんですけれども、
その事業をやるにあたって、生産性を上げていくために生成をもっと使っていこうというふうに取り組んでいたんですね。
実写の中で。
日本にとあるイベントで戻ったときに、生成AIのイベントがあったんですけれども、
思ったよりも、ちょっと言い方失礼なんですけれども、普及が進んでないな。
僕らの方がかなり使っているなっていうことがわかりまして、
であればこれをそもそも事業にしちゃえるじゃんということで、いつの間にか生成AIの方が事業のメインになってしまってですね。
ブロックチェーンの方が少しちょっと至強もあってシュリンクし始めているというところもあり、
であれば日本に改めて生成に特化した会社を作って、そっちをメインにやっていこうということで、
今、生成の方をメインで事業としては展開しているという形です。
本当にもともとはご自身で活用するみたいなところからスタートしたんですね。
そうです。
その方法がわかれば同じように。
そうですね、まさにまさに。
我々がやっていたようなこととかをお客様にそのまま使っていただければ、
本当にもう数千万規模ぐらいでコストは全然削れるんじゃないかって自信もあったので、
そういったところからスタートしたのが弊社になります。
まさに本のタイトル、お金を使わずAIを働かせるDeFi活用ですけど、
今回も前半と後半で分けてお話を伺いますけども、前半はDeFiの方から伺いましょうかね。
06:08
生成AIこれだけ言われているので、
チャットGPT、クロード、ジェニーに使っているよっていう人も結構増えてきたと思うんですけど、
じゃあ次どうすれば、メール書いてくれるようになったとか、
いろいろ活用している方いると思うんですけど、
エクストステップとしてはどうしたらいいのか、もっと踏み込んで仕事に使うためにどうすればいいのかみたいなのを教えてください。
わかりました。
そうですね、DeFiについても触れながらがいいですかね。
そうですね。
DeFiは簡単に言うとノーコードで、つまりプログラミングをしなくても、
生成アプリケーションを作れるというオープンソース、厳密に言うとオープンソースではないんですけれども、
オープンソースのライセンスに近しい技術になっております。
本当はちょっと絵を見せた方が多分わかりやすいと思うんですけれども、
コードキャスターですかね。
そうですね。
ブロックをつなぐことによってアプリを作れるというのがDeFiの特徴になってまして、
例えばですけど何か企業のレポートを作るためのアプリケーションを作りたいとなったときに、
本来であれば例えばGoogle検索のAPIを叩くためのプログラミングをして、
それを生成AIの例えばOpenAIとかGeminiとかのAPIを叩くためのプログラミングをして、
それでアプリケーションを作っていくというのが従来のAIアプリの開発手法だったんですけれども、
DeFiであればGoogleを検索するツールブロックみたいなものが先にツールに内包されて、
生成AIのブロックみたいなものもDeFiの中に組み込まれているので、
要は検索するブロックとLMM生成のブロックをつなぐだけでアプリが作れるみたいなところが
このDeFiの特徴だというふうに思っていただければなと思います。
これは私も文系の人間なんですけれども、
全くプログラミングの知識とも全くないので、
すごい難しそうに聞こえたんですけれども、
ITエンジニアさんが使うようなツールだったりするんですか?
そうですね、ITエンジニアの方とかも結構使ってらっしゃる方多いんですけれども、
DeFiの特徴なのが、コードを書かなくてもいいというのが特徴なので、
どちらかというと今のトレンドだとビジネスサイドの方とか文系の方とか
コーディングを今までやったことないような方とかが
DeFiで自分が作りたいアプリを自ら作っていくみたいなところが
結構トレンドになりつつあるかなというふうに思います。
私も記事編集してブロックを積み上げる、ツリー状にしてというようなお話聞きましたけど、
まさにそういうドラッグ&ドロップで積み木みたいにして作っていけるというものですね。
そうですね、おっしゃる通りですね。
DeFiっていうツール自体初めて聞きましたみたいな方もまだいらっしゃると思うんですけど、
具体的にできること、どういうものなんだっていうのをもう少しお話にお伺いさせてください。
09:00
そうですね、これ一番困る質問で正直何でもできる。何ができません?結構難しかったりするんですけれども。
連載の方ではみんなの生成活用術ということで、
XのユーザーさんにこのDeFiの活用の仕方みたいなのを聞くというインタビュー記事の連載をやってますけれども、
その中では社内マニュアル、Googleドライブの中にある社内マニュアルを探して最適なものを見せてくれるアプリだとか、
あとは経費生産、領収書のカメラで撮るとそれを書類に一瞬でしてくれるアプリとか、そういうようなものの例が出ました。
まさにまさに。本当に滝に渡るんですけど、
例えば個人事業主様とかによく人気なのが、さっきご紹介した経費生産とかでして、従来であれば経費生産システムとか、
経費生産サースみたいなのがあると思うので、そういったものを高いお金払って契約して使っていくっていうのが従来だったと思うんですけれども、
個人事業主の方であれば、自分で自分使いたいツールをDeFiで作ってしまうみたいなことが簡単にできちゃうわけですね。
例えば経費生産であればレシートをスマートフォンで撮影して、その画像を生成AIのビジョンという機能があるので、
それでOCRをすると、例えばどこのお店で、どういう金額で何にお金を使ったかっていうのを、
全部スプレッドシートとか、あとはExcelとかにまとめてくれるので、
それを例えば税理士さんとか会計士さんとかに連携するだけで簡単に経費生産ができてしまうみたいなことが、
本当にエンジニアじゃない方でもできるんですね。
本当に今ソロファウンダーってここの本にも書かせていただいてるんですけれども、
穴勝ち嘘ではないと言いますか、自分が作りたいツールとかアプリをエンジニアに依頼しなくても自分自ら作っていくみたいなことが、
本当にノーコードとかAIを使ったコーディングをすることによってできるようになっているというのが、今のトレンドなのかなというふうに理解しています。
なるほど。なんかシステムを作るってなると、今まで会社にお勤めの方でも、そういう専門の企業に、
かなりお高いお金、数百万数千万みたいな金額で1年とか半年かけてみたいなことだったかなというイメージなんですけど、
そういうのが変わってきてるっていうことなんですね。
めちゃくちゃ変わってきてますね。まだQターン以前の開発っていうのはもちろん行われてはいるんですけれども、
僕がこの本でめちゃくちゃ熱意を持って書かせていただいたのが、やっぱり開発会社とかに依頼をしちゃうと、
基本的にウォーターホールって言って、要件が全部最初からガーって決まった上で、システムを1年とかかけて何千万何億かかけて作っていくっていうのは一般的なんですね。
会社にフィットするようなものを決めてっていうことですね。
このアプローチだと、生成案の開発、モデルの進化のスピードっていうのが早すぎるので、
1年前に要件定義したものがもう1年後使えませんみたいなのが全然あり得るんですよ。
12:01
変わっちゃいますからね、生成案の機能が。
そうなんですね。もう1個が、やっぱり皆さんも経験あると思うんですけれども、
開発会社とかエンジニアにビジネスサイドの人がこういうものを作りたいって依頼をしても、なかなかそれが満たされた機能が落ちてこないってまあまああると思うんですよね。
本当はこんな機能が欲しかったのに、ちょっと出てきたものが違うやんみたいなことが。
なんでかというと、これは僕の結構よくツイッターとかでも主張してるんですけれども、
結局そのもちやもちやで、例えばですけど、何かリーガル系、法律をチェックするようなAIツールであれば、
これはエンジニアが作るんじゃなくて弁護士が作ったら絶対いいわけですよね。
もう法律について詳しい。
例えば最近のセールステックとか営業かけるDXとか営業かけるAIとかすごく流行ってると思うんですけど、
あれも本来であれば営業が作った方がいいわけですよ。
一番詳しいということですね。
なのでよくドメイン知識とかって言わせていただいてるんですけれども、
結局その開発会社がドメイン知識を持ってないので、その業界とか何が課題なのかっていうのを全部自分たちがキャッチアップして作りきれないんですよね。
なのでそこにビジネスサイドと開発の溝ができやすいっていうのが今までのトレンドというか流れだったかなと思いますけれども、
これがノンコードツールとかAIを使うコーディングが流行ったことによって、
ビジネスサイドの人もそれをできるようになった。
この辺が結構今大きく知名度として変わっているのかなと僕はちょっと今認識しています。
革命的じゃないですか。
これね本当に。
めちゃくちゃ面白い時代ですね。
ある意味、あまりいい言葉ではないかもしれませんけど、あまりいい言葉じゃないものはやっぱり使うのはやめましょう。
やめますが、この仕事、この要件、このツール、必要ないよなっていうことって、
やっぱり大きな企業に勤めてても日々感じることがあって、
いやでも本当にフィットしないんだけどなーって。いくらだっけって。とんでもない。
そうですよね。大社規模だと相当長くかけて作ってますよね。
まあまああるんですけども、ドメイン知識さえあればそれをツールにまで作れるっていう時代になっているって本当に革命的だなと思うんですよ。
僕の周りで、じゃあそういう革命を起こしてる人がどれぐらいいるかっていうと、ちょっと室谷さんぐらいしか知らなくて。
革命の彼女もおこそある。
あんまり見たことないんですよ。だからどうなんでしょうね。まだそこまで普及してみんな使いこなしてるところまでいってないじゃないですか。
いってないですね。
これって何でなんですか?
そうですね。とはいえ日本って海外に比べてもまだFAX使ってたりとか、DXそのものもそんなにうまくいってないのかなって思うんですね。
僕は結構ドバイとかシンガポールとか中東、あとはアジアの方とかとの企業様とも稀にやり取りさせていただくんですけど、
日本人との大きな差異で言うと、やっぱり政制扱って事業を作ろうっていう気概がめちゃくちゃある方が海外は多いような印象があるんですよ。
15:08
これめちゃくちゃビジネスチャンスだって思ってらっしゃるんですよね。前経営者の方とか、幹部クラス部長級とかも結構思ってらっしゃるんですけど、
やっぱり日本の、ちょっと言い方あれなんですけど、ITじゃない会社の経営者とかと話すと、確かにAIは大事なことはなんとなくわかってるんだけど、
こっちも今の仕組みで利益出ちゃってるしなとか、今忙しい社員にAIを使わせることを知るのはな、みたいな感じの反応が返ってくるんですよ。
なのでこの辺の温度感とか感度とか、緊急性とかの理解度が結構海外と比べるとちょっとフワッとしてるというか、すごくゆるっとしてるなって感覚個人的には受けます。
個人はどうですかね。個人でソロで、おそらく世界観的にはドメイン知識を持った個人がユニコーン作れちゃいますよ。それが一番面白いじゃないですか。
どうでしょうね、そういう個人って生まれてます?
実際日本だとまだこれからっていうフェーズかなと思うんですけども、やっぱりTwitterとかX界隈では、いわゆるソロファウンダーというのがめちゃくちゃ増えてる印象がすごくありますね。
本当に自分が得意なアプリを、得意なジャンルのアプリを作って、実際にTwitterで集客したユーザーに売っていくとか、
そういった世界観は割と海外の方では当たり前というか普通になってたりしてまして、
実際日本とかでも、いわゆるコミュニティマーケティングをしてファンを集めながら、そのファンに対して作ったAIプロダクトを売っていくみたいなケースがやっぱりかなり増えてるんですね。
なるほど、面白い。
従来の企業ってどっちかというと資金調達して、エンジニアを採用して、プロダクトを作って、マーケティングで伸ばしていくみたいな流れがトレンドだったかなと思うんですけれども、
今ソロファウンダー時代だと割とXとかを中心にファンを作っていって、自分はこういうプロダクトを作って、こういう世界にしていきたいみたいなことを発信して、
ファンを作って、ストーリーテリングをしていって、そのファンに対して自分が作ったプロダクトを売っていくとか、
プロダクトの開発過程とかも全部ツイッターで発信しちゃって、そこで共感してもらったユーザーをユーザー課金していくみたいなのが結構トレンドになっているような印象があるんですね。
本当にまさにソロファウンダー時代の幕開けフェーズなんだろうなというのは個人的に思っています。
いいですね。ソロファウンダーだったら三村さんは何作りますか?
私ですか?何ですかね。
ちょっとこの場であんまり言えない。
この場で言えない?そんな危険なものを作るとしてるんですか?
危険な思想の道ですからね。所属しながら。
男です。
迫害されてしまうので。
そういう専門職の方が専門職で役に立つようなものを使いながら、プロダクトみたいな形のレベルにまでを作れるってことなんですかね?
18:10
まさにまさに。言っていいのかわかんないですけど、たまたまXで知り合った弁護士の方からDM来て相談をもらって、
弁護士が今やってる業務委託とかNDAとかって、弁護士のチェックの8割がNDA業務委託契約書とかのチェックらしいんですよ。
これを普通にAIでチェックできるよなって彼は思っていて、
ただこれを作る技術がないからDefiでやりたいと思ってるんだみたいな相談を受けたんですよ。
その人すごくて、Defiで自分でちゃんと作って、
IT用語になっちゃうんですけれども、フロントっていってアプリを作る、使う画面とかをやっぱりゼロから作ると、それもそれでお金かかっちゃうので、
彼すごく優秀だったのが、スラックとかTeamsにそのDefiで作った仕組みを入れ込んでたんですよ。
つまりスラック上でNDAとか業務委託契約書をチェックできるような仕組みにして、
それでまず販売してみたみたいな形でうまくいって資金上達もしてるみたいな。
もう販売までいって。
そうなんですよね。これめちゃくちゃ今のAI時代の理想形態だなって個人的に思ってまして。
ちょっと話してもいいですか?まだ。
そういう話はもう無理です。
例えば似たようなケースだと、ミッドジャーニーっていう画像生成AIがあるんですけれども、あれもプロダクトすごく上手いのが、
画像生成AIをシンプルに本当は作ろうとすると、
画像生成をするためのAIモデルと、あとはそれをウェブ上から使えるためのアプリケーション画面って本来これ2つ作んなきゃいけないんですよね。
ただミッドジャーニーはすごくて、何をやったかというと、画像生成のモデルは頑張って作りました。
それをどこから操作するかというと、Discordっていうチャットツールから操作させてるんですよ。
Discordでこういう画像を作りたいっていうふうにチャットで指示すると、画像が出てくるみたいな形にしてるんですね。
めちゃくちゃ今風だなって思っていて、要はユーザーが親しんだ慣れているDiscordっていうものをアプリの操作画面にしてしまって、
裏側のバックエンドのモデルの部分だったりとかっていうものだけを作ってらっしゃるんですよ。
めちゃくちゃ開発早いですよね、そうすると。
開発するのはもう画像のところだけ、画像の生成する部分だけなので、フロントの部分はもう作らなくていいということですし、
あとは他のユーザーがどんな投稿をしてどんな画像を作ってるかってDiscordに全部共有されてるんですね。
ある種のプロダクトレッドグロスでしたっけ、みたいな形でユーザーさんが勝手にどんどん伸びていくような仕掛けになっていて、
すごく今風のプロダクトの作り方だな、AI時代のプロダクトの作り方だなっていうふうにすごく個人的には関心してました。
そうすると専門的な知識、弁護士だったら法律みたいな知識があって、それこそ少しプロダクトの中の内部のところだけ作ってしまえば、
あとはスラックだったりLINEだったりとか、そういうところで使えるようにできると。
21:03
結構SaaSからの転換期だなとも個人的に思っていて、SaaSブームが来て資金調達でバブルになって、
ちょっと今SaaS弾けてますけど、SaaSとかもすごく今ガラパーゴス化しちゃってるんですよね。皆さんSaaS使ったことあります?人事刑とか契約とか。
会社では一応使ってはいますね。具体的に言うとあれなんで、本当に使いにくいと思っていつも怒ってます。
僕も本当にそう思ってて、SaaSの画面開いたサイドバーにめちゃくちゃしのほど長いメニューがあって、
さらにクリックして深掘ってサブメニューみたいなのが出てきて、上の方にはナビゲーションメニューみたいなのがあって、
どこから何を使うんだよっていう学習コストがめちゃくちゃ高いじゃないですか。
被害者の回があるらしいですよ。○○は言いません。
あれって結局SaaSがどんどん個別のニーズに対応していったら、すごくメニューが増えちゃいましたっていう事象かなと思ってるんですけど、
業務をDXするためにSaaSが生まれたのに、いつの間にか機能型になって、SaaSの学習コストがめちゃくちゃ上がってるんですよね。
結果使えないから解約してチャンが起きてるみたいな感じなのかなと思ってるんですけど、
SaaSって2つ特徴があって、1つは自然言語で日本語で指示ができるので、
言ってしまえばチャットにこうしたいって言えば、後は勝手にAIが考えてその結果を返してくれるので、
そこはすごく学習コストが低いっていう視点もありますし、
あとさっきの弁護士さんがやられてるような、もうすでに皆さんが慣れしんでるスラックとかチャットワークとかチームみたいなところに
そういったアプリケーションを組み込んでしまえば、学習コストめちゃくちゃ低いわけですね。
こういうようなプロダクトの作り方とかが個人的にはトレンドかなというふうに思っています。
これは今はプロダクトあるいはソロファウンダーみたいな文脈で言いましたけど、
例えば会社に勤めてて、自分の部署の中でちょっと業務効率化したり、
でも外注すると高い、数千万かかるみたいなところが、
自分の部署の中だけで使うようなソフトも簡単に作れる。
今、弁護士の例がありましたけど、例えば事務の会とか経理の会とか、総務、人事とか、そういうようなシステムも作れるんですかね。
そうですね、もちろんです。
よく一般的にあるのが、例えば社内資料の検索、チャットボットを作りたいみたいなのがよくあるんですよね、ニーズとして。
例えばですね、Googleドライブとかにアップロードしたファイルが家庭のDFI上に連携されて、
あとはそれでスラックで指示をすると、例えばこういう営業資料を探してるんだけどというふうにすると、
分かりました、探しました、こういう資料がありました、いかがですか、みたいなチャットボットとかも結構比較的簡単に作れたりするので、
自ら作りたいものを作っていくっていう、そういう時代かなというふうには思います。
例えばですね、この本を今開いてみたんですけども、多分聞いてらっしゃる方って、いろんな方いらっしゃるんですよ。
24:06
営業、マーケティング、事業企画、経営企画、カスタマーサポート、人事採用、バックオフィスとかね、いろんな職種の方いらっしゃるじゃないですか。
そういう方々、ここは使えるんだけどここは使えないとか、そういうものですか、あるいは誰しも役に立つものですか。
そうですね、基本的にはほぼ何でもできると言っても過言ではないんですが、今の生成や全般のトレンドで言うと、
やっぱりその画像とか動画よりかはテキスト生成のがまだやっぱり精度が高いので、
テキスト関連で効果が出やすいジャンルとかはやっぱり比較的入りやすいかなって思ってますね。
例えばですけど、職種で言うと営業とかはかなり労働集約の会社多いと思うんですけど、
本にも載っけたんですけど、弊社で実際にやっているのが、営業リスト自体も正社員に作らせたりしてるんですよ。
そういう業者から買ってくる営業リストってめちゃくちゃ精度が低かったりしてて、
例えば不動産業界っていうリスト買ってくると、不動産の賃貸の会社もあれば、
投資の会社もあれば、ビルメンテナンスの会社もあって、全然ビジネス問題が違うんですよ。
なのでわざわざ一個一個精査しなきゃいけないので、すごく使いづらいですと。
ただ精査や使えば、不動産でこういう事業を展開していて、
例えばリモートワークをやっている会社だけを抜き出したいみたいな指示をして、
ウェブ情報からリストを作っていくみたいなことができるので、こういったものも弊社でやってますし、
あと例えばアウトバンドコールとか、営業するときにお客さんに電話かけてアポを取ると思うんですけど、
今うちだとZoomフォン使っていて、Zoomフォンの録音データをD-Fiに投げて、
その内容のもとにどういうコールをしたかっていうのを全部文字起こしをして、
かつそのアポが取れたのか、それとも断られたのかっていうのを全部スラックに通知するようにしてるんですよ。
そうすると、例えばオペレーターのAさんがアポ取れました。何で取れたのかみたいなところが、
他のオペレーターとかにも伝わるので、すごく社内共有とかが進んでいてですね、
こんなような結構使い方とかも結構営業とかでもできます。
そうすると、今回Next Step、生成へのNext Stepっていうタイトルなので、
もっと自分の業務に踏み込んだような形で作っていく。
オリジナルのアプリを作っていくみたいなのが、次の一歩みたいなことになる。
そうですね。なかなか難しいと思うんですけれども、やっぱり今、僕がD-Fiという、
このD-Fiに特化したコミュニティをやっていてですね、
そのコミュニティの中でもいろんなアプリケーションを皆さんに作ってもらってるんですけれども、
めちゃくちゃ面白いのがですね、実は開発力が高いエンジニアがいいものを作れるかというと、
そういうことでは実はなくてですね、例えばこの本にも書いてあるんですけど、
不動産業界向けのアプリを、エンジニア2名と、
不動産業界にもともといらっしゃった方2名に作ってもらったんですね。
27:01
どっちがクオリティ高かったかというと、不動産業界にいらっしゃった方だったんですよ。
そうなんですか。
これはめちゃくちゃ面白い事例だなと思っていて、
やっぱり結局ドメイン知識とか、何が課題なのかっていうのを肌感覚で理解されている方が、
やっぱり作ったアプリが絶対使えるものになりやすいんですね。
なるほど、要するにドメイン知識っていうのはそこの業界の特有の暗黙のルールも含めた深い知識。
深い知識です。
ですよね。それを知ってるかどうか。
で、DeFiを使って、DeFiでいろんなツールができているということだと思うんですが、
ちょっと後半にあれしましょうか。その辺り実際に具体的にどんなことが起きていて、
あとさらにもっと自動的にAIエージェントとかが生まれてきていますし、
そのネクストステップの深掘りというのを後半にぜひお伺いいたしましょうか。
あっという間にだいぶ時間が取ってきましたね。
話すぎちゃいました。
いやいや、こんなんのりです。
じゃあ前半ここまでにさせていただきます。
前半あれですね、こんな感じなんですけど、
ポッドキャストの詳細欄にメッセージフォームのリンクがありますので、
番組への感想とか、あと呼んでほしいゲストなどメッセージをお待ちしております。
ではまた次回お会いいたしましょう。
開いた日経リスキリング編集長の桜井洋と、
日経リスキリング編集部の三村俊太郎、
そして株式会社ミュウの室谷東吾さんです。
また後半お楽しみに。
28:55

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