東京都議選の結果
はい、今日は2025年6月29日、日本時間の9時4分になります。日曜日ですね。
先ほどですね、テレビを見ているとですね、東京都議選の結果に関しての考察がテレビでもいろいろ流れていたので、
ちょっとそこからですね、今の日本の状況というものを掘り下げていければなと思っています。
結構この都議選というのは重要な立ち位置の選挙でして、日本の首都である東京の都議会議員の選挙というところになります。
端的に申し上げると、結果としては自民党はかなり議席を落としたと、議席を落としたんですかね。
それ一方でですね、立憲民主党であったり、新しい政党としての三政党とか、あとは国民民主党もですね、国民民主党もですけど、
いわゆる今まで議席を持っていなかった政党がですね、議席を取ったというところになります。
もちろん小池由里子知事の作ったアトミーファーストオンカイというのもかなり躍進をしたというところで、非常に自民党が負けたという形で報道がなされているような状況です。
これですね、結構その後に参議院選挙があるというのは、歴史的に見ると一定程度回数がありまして、直近でいうと2001年と2009年、あと2013年ですね、3回あるんですけど、
面白いことにですね、この後の選挙にもかなり影響があるというのがわかっています。2001年はですね、特にそこまで大きく変わらなくて、そのまま参議院選挙がその後にあって、結果としてもあまり変わり映えがしないというところになりました。
その後小泉政権がガーッと伸びていったというところになるんですけど、2013年、これは安倍さんの時ですね、この時も都議選は自民党が結構勝って、自民党が第一党に、この時もですね、都議選で帰り裁定で安倍さんのアベノミキスが始まって、ガーッと回復したというところになりますよね、株式資料においては。
これまで、この2001年と2013年は自民党がかなり勝ったんですよ。2009年ですね、これはですね、都議選民主党がだいぶ勝ちました。その後ですね、今回参議院選挙ではなくて衆議院選挙として、2009年はありまして、衆議院選挙で民主党が大勝利を抑えて、自民党が大敗をして、その当時の麻生さんの政権が負けてですね、
新しい政権がですね、鳩山大学として誕生したというところになります。これが非常に暗黒時代、党史家的には暗黒時代の始まりだと言われていた時代なのかなと思っています。
なので結構この都議選の結果というものは、その後の選挙に大きな影響をもたらすというのをヒストリカルに見てわかっているというところになりまして、なので今回の選挙、東京都議会選挙で自民党がかなり負けたというのは7月ですね、7月28日ですかね、投票は。
日本の政治構造の変化
7月3日に公示なのでもうほんとすぐそこなんですけど、これにおいて自民党が参議院において議席を減らす可能性はかなりあるんじゃないかなと思っています。ただ必ずしもだからといって、これでまた政権が変わりますよと、主要党が変わるということはあまり僕は予想しないんですけど、そういう状況ですと。
多分おそらく株式市場はそれを既に織り込んでいるんだろうなと思っていまして、じゃあなんで仮に政権交代があるとしたら株価が上がるはずがないんですね。
おそらく日本の構造変化の方に株式市場はプレミアムがあるというふうに感じているんじゃないかなと思っています。
どういうことなのかというところで、2009年の自民党が負けた時代を振り返っていければと思いますけど、今は過去、2009年は要は自民党対民主党という構造だったので、巨大な政党がバチバチやり合っていたという状況だったんですけど、今はちょっと違うんですよね。
自民党は普通に大きいですよね。そこに自民党とはまだいかないんだけど立憲民主党というものがいて、それ以外で小粒として日本維新の会やったり国民民主党、三政党とかいろいろあるわけですよ。
なので、二大政党制プラス多党制みたいなのが日本政治における現状だと思うんですね。
実際立憲民主党も、彼らも大連立を含めば営業都合が晴れる可能性も十分あるんですけど、今の立憲民主党の代表である野田さんですね。
ちょっと前というか十何年前は首相としてもやってましたけど、彼は別にそこまで彼が首相になりたいとは思っていないのか、内閣府審議決議というものも出さないですし、そういった交渉カードありものの彼らが政権を取ろうというアクションは見られないんですね。
三政党とか日本維新の会とかは国民民主党もですけど、意見はします。意見はしますし、それに対して圧力は議席を持っているので欠けられると思うんですけど、彼らが総理大臣になりたいとは思っていないんだと思うんですね。
なので、そういったちょっと構造が2009年の自民党大敗の時とは違うというところになります。
おそらくイメージとして今の野党は自分たちの議席とか内閣府審議決議を出そうと思えば出せるという、ある種その交渉カードを使って自民たちが考える、いいと思う政策を与党にやらせるという構図を生もうとしているんじゃないかなと思ってまして、
これがもしかすると海外都市化から見ると日本的であり、日本が構造的に変化するという意味で交換している可能性があるんじゃないかなと思ってまして、やっぱり日本はヒストリカルに見るとリーダーはあまり変わってないんですね。
要はずっと天皇がいて、もちろん戦後は天皇は政治に入りませんから内閣総理大臣が主張しますけど、海外から見ると日本のリーダーってずっと変わってないという認識なんだと思うんですね。
なのでそういう意味で言うと、日本はリーダーの顔を変えるべきではないということなんだと思います。
なので2009年に大きく株が売られたのはもちろんリンマーショックもありますし、要はその後の回復が日本非常に遅れた、これも3.11もあるんですけど、やはりリーダーが変わったということで海外都市化からすると日本がよくわからない状況になったと思ってしまったというところなんだと思います。
なのでそういう意味で今回は違うところは、違うというかまだわからないですけど、海外都市化から交換されるシナリオとしては、自民党は参議院選挙で勝ちはしない、やや負けるぐらいの結果なんですけども、与党ではあり続け、ただし議席を取った野党集団は何らかの構造変化であったり、
国内にスパイスをもたらす政策を実現し、結果として日本が構造的に変化していき経済成長を発展させるという感じなんですね。
なのでこれを簡単に四字熟語、これ僕が作った言葉ですけど、外安内変ということをちょっと考えたんですけど、要は外としての顔、国際外交における顔としての日本のリーダーというものは、自民党が与党として出た内閣総理大臣であるものの、内国としては自民党だけで、
外安内変の概念
一存で決められる状況ではなくて、与党の意見も聞いて、しっかりと検討がなされて、政策が実現していくという構造になるんですね。
なので、ある種その制度の変化がもたらされ、イノベーションが生まれやすい。ただし外面としての顔は安定して、リーダーは変わらないと。
そういう構造が、海外都市化からすると非常に安定しているんだけども、内部でイノベーションを生みやすい状況なので、株式市場としてはポジティブだというふうに見られるんじゃないかなと思っています。
この構造も確かに明治維新も近い構造なんじゃないかなと思っていまして、当時は江戸時代、江戸幕府が崩壊しても天皇という朝廷は変わらなかったというようなんですけど、
明治維新の中で、薩長同盟とか薩摩藩から新しい変化の風がもたらされたりとか、そういった外案内編の時代が明治維新にもあったと思います。
それというアナロジーで考えると、海外都市化からすると外の顔は変わらないけど、内部では変化がもたらされ、イノベーションが発生するという外案内編という状況というのはポジティブに移りやすいんじゃないかなというところですね。
なので、そういう意味でおいて、今、日本株が6月22日、自民党が大敗して、トランプ大統領がバンカーバスターで攻撃をして、バンカーバスターの攻撃によってトランプ大統領としての強権が世界経済、世界秩序を言って黙らせた状況。
なので、これによって外案がもたらされるわけですよね。
その上で、日本においては内編が起こり得ている。これが都議会議員選挙ですよね。6月22日。結構似てるんですよね。
6月2日なので、土日に起こったことが、いわゆる外案内編構造を作り上げ、結果としてその1週間、日本株のパフォーマンスが非常に良かったと。
なので、そういったところの構造変化の兆しを読み取る必要があるんじゃないかなというところが、この都議会議員選挙を見たときに答えていたアンサーというところになりますね。
本日は以上になります。それでは私のコンテンツ、ロングプットするイメージでフォローいただければと思います。
それでは、また明日。