マーケットの動向分析
今日は2025年5月16日の日本時間9時46分になります。
金曜日ですね。
昨日の日経平均は37,756円と、
マイナス1%の下落になったのかなと思います。
ボラティティインデックスも22.72と、
若干上がりましたけど、引き続き、
上昇局面における調整局面なのかなというところは変わりません。
ドルも円安基調というのは引き続いてまして、
もちろん、今週の20日ぐらいに予定されている
G7財務大臣のところの会議であったりというところで、
為替論点というのはあるのかなというところであると思うんですけど、
そのあたりに睨みながら調整を続けているという局面であることに関しては、
変わらないんじゃないかなと思っています。
独断層の下落基調という例が調整の範疇なのかなというのが、
僕的な感覚でありますね。
なので、確実とあまり株式のマーケット環境というのは
あまり変わっていないように思っています。
S&Pも昨日が5917ポイントということで、
こちらは前日比の0.4%上昇というところになりまして、
こちらもいい感じなのかなと思います。
S&Pに関しては、業種数も17.83と、
こちらもじっくりと下がっているような局面でありますので、
再建市場も落ち着いていますし、金は昨日やや反発したんですかね。
全体的にはリスクオンであることは変わらないですし、
そのリスクオンにおける最上昇に向けた調整局面であるという感覚は、
日米両方を見ても変わらないんじゃないかなと思っています。
あとは、やっぱり気になっているのは日経のPRですというのは、
そこも変わらないんですけど、
昨日が16.29ポイントなんですね、PRが。
EPSが日経で2317ポイントということで、
ガツッとまた下がったんですね。
100円くらい下がったんですかね。
一番高いところだと2550円くらいだったんですけど、
それが今ですね、250円くらい下がったのかな。
まだかなり下がっていますね。
ちょっとこれは気になっています。
あれですね、本当にモメンタムが弱いですし、
やっぱり為替に支えられて日経平均が上がっているということを意味するんだと思うんですけど、
必ずしもただこのEPSが今下がったと言ってすぐ暴落ということはないと思うんですけど、
ちょっとこのEPSの動き、モメンタムの動きは大事だなと思っています。
このEPSモメンタムの動きですね。
多分結構皆さん今EPSは注目していると思うんですね。
なので結構みんなEPSに関しては注目しているので、
結果としてそれがトリガーにならないというところであるんですけど、
それがいつみんなが気にしなくなるか、
気にしなくなるような行動が起きるのかというところが
結構大事なんじゃないかなと思っていますね。
なのでイベントでいうと、やっぱりあれですね、
G7サミット、これ揚げの要因になると思いますし、
参議院選挙、こちらもありますし、
噂では衆議院解散もあるんじゃないかという話も出ているみたいですね。
今過半数を民党が握れていない状況ですので、
万が一衆議院解散というところを野党に押し切られる可能性もあるんじゃないかなと思うので、
衆参同一選挙というのもあり得るんじゃないかなと思います。
なのでそのあたりの政治絡みのイベント、国際イベントを絡めながら、
どういった構造を作ってくれるのかというところが
結構大事だなと思っています。
あとは企業的な意味でいうと、
EPSももちろん大事なんですけど、
セブンイレブンですかね、セブンイレブンのクシュタルの買収、
あのあたりも割と結構大事なイベントなのかなと思っていまして、
そのあたりしっかり狙いながらマーケットに張っていくのがいいのかなと思っています。
ただリスクオンであることはわからないんじゃないかなと思います、
今の局面においては。
ただ注意事項は日経のEPSかなと思っています、僕の中ではね。
ということで、マーケットレビューはこんな感じにして、
サイクル分析の重要性
今日はちょっとですね、
忘却の話をしようかなと思っています。
忘却というのは、いわゆる忘れるということなんですけど、
僕も結構サイクル分析すごく大事にしていて、
サイクルって結局、そのサイクルをみんなが忘れた頃に聞いてきたりするものでしてね、
このサイクル分析って実は割と奥が深いなというのを最近感じているんですね。
ちょっと前に僕が言っていたのが、歴史は繰り返すんだけど、
全く同じにはならないというところの話をちょっとしたと思うんですけど、
それで要はズレるということだと思うんですけど、
このズレって結構いろんな場面において、
相場じゃなくてもいろんなところで、
同じように見えてちょっとズレてるねみたいなのは割とあるなと思っていて、
それが割と大事な考え方なんじゃないかなということを感じています。
何か一回のことが起きたときに、それがちょっとズレるんですよね。
もう一回周期が来たときに、ちょっとだけズレるみたいな。
それが本当に1ミリとか1分とか1日とか1ヶ月とか、
本当に1という単位でズレるみたいなところがあって、
これって結構大事な考え方だなと思っていて、
再起性の話にもあるんですけど、
結局一つのズレは蓄積すると元に戻るという考え方があって、
要はサイクルという一つのサイクルがあったときに、
サイクルプラス1してそれを何回も繰り返すと、
結局元のサイクルに戻っているという、
これが時間的再起っていうらしいんですけど、
そういう考え方があって、
それが物理学のところにもあるみたいで、
エコノフィジックスっていうらしいんですけど、
これが物理と金融を組み合わせた理論みたいなんですね。
これが遅延フィードバックモデルとか、
記憶カーネルとか、純周期的カオスとか、
そういういろんな概念があって、
ウォール内に物理学者の人たちが参入したタイミングで、
こういうことが提唱されるようになって、
それが結構フラクタル理論とかに結びついているらしいんですけど、
これ要は結局サイクルに多少のズレが加わって、
何かが繰り返し起こっているみたいな考え方なんです。
簡単に言うとね。
数式で表すとサイクルプラス1イコール、
それはズレなんです。
サイクルプラス1だけのズレなんですけど、
それにかけることの周期年数とか周期日数をかけたときに、
それは結局サイクルにもとっているという考え方なんですけど、
結構すごく大事な考え方だなと思っていて、
そういったサイクルはサイクルで認識するんだけども、
多少のズレというスパイスを加えることで、
人々は再起性を気づかないというか、サイクルを気づかない、
そこに割と利益な源泉があるんですよね。
サイクルは気にする人結構いると思うんですね。
単純なサイクル。
単純なサイクルは気にする人いるんですけど、
そこにスパイスを加えるという考え方ってあんまりないのかなと思っていて、
要は結局シンプルなサイクルというのは割とみんな見るから関心を寄せられているんだけども、
そこに少しのスパイスを加えることで無関心の領域を作ることができるということだと思うので、
その辺りの構造は割と大事ですし、
こうやってエコノフィジックスモデルというものがあるぐらいですから、
それをAIが学習しているのは明らかなので、
アルゴリズムのところで裏を描くという考えで見ると、
その辺りの彼らの学びの源泉となっているエコノフィジックスとか、
そういうモデルを勉強するのもサイクルを学ぶ上で割と大事だなと思っていまして、
簡単に言うと本当にちょっとのズレのスパイスを加えて、
それの蓄積によって元に戻りますよというそういう概念だと思うので、
僕が噛み砕くとそういうことだなと思っていまして、
割とこういうサイクルの中の多少のズレというのを、
どういう形で現れるのかというのは大事だなと思っています。
なので、過去のマーケットイベント、マーケットが大きく動いたとき、
それに対する周期性を加えて、
そこに対してどういうズレが発生するかですよね。
そういうことを考えていると、割と今後の動き、
あくまで仮説ですけど、予見できるんじゃないかなというのを考えていました。
エコノフィジックスと再帰性
ということで、今日は再規制というか、忘却のロジックというか、
サイクルにおきるズレの構造みたいなお話を最後にさせていただきました。
もしよろしければ、僕のコンテンツをオーロンゴールするイメージでフォローいただければと思います。
本日は以上になります。それではまた明日。