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吃音のプロバスケット選手
2026-04-22 10:35

吃音のプロバスケット選手

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九州北部エリアのニュースをどこよりも早く、どこよりも正確に…RKBのニュースサイト「RKB NEWS DIG」編集長の高藤秋子が、1週間のできごとの中から注目のニュースをピックアップします。

田畑竜介
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サマリー

吃音(きつおん)を持つプロバスケットボール選手、加藤俊和選手(ライジングゼファー福岡)が、自身の経験を子供たちに伝える活動を紹介する。加藤選手は、幼少期から吃音に悩み、学校での音読が怖かった経験を持つ。言語訓練やバスケットボールとの出会いを通して克服し、現在は子供たちに成功体験の重要性や、違いを恐れないメッセージを伝えている。また、吃音を持つ子供の親たちとも交流し、共感と支援の場を提供している。

加藤俊和選手と吃音
この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げる
ブラッシュアップ。毎週水曜日はRKB NEWS DIGから高藤秋子編集長です。
高藤さん、おはようございます。
おはようございます。
今日はこちらの記事です。
小学校の授業で音読が怖かった。
喫音のプロバスケットボール選手。
悩み克服し自信をつけるまで。
学校で子供たちに伝え続けるメッセージ。
喫音を理由に将来の選択肢狭めてほしくない。
福岡県を本拠地とするプロバスケットボールチーム。
ライジングゼファー福岡に所属する
加藤俊和選手。32歳の話題なんですけれども。
加藤選手身長192センチ。
やっぱり大きいですね。
献身的なディフェンスで相手チームを封じるプレースタイルで活躍しているんですが。
実は去年からプライベートで小学校の通級指導教室などを訪れて
自分自身の喫音について子供たちに話をしています。
喫音というのは同じ言葉を繰り返すなど
言葉がスムーズに出ない発話障害の一つです。
加藤さんの場合は言葉は頭の中にあるのに
その言葉が出てこない。
だから漢字が読めない子だって思われることもあったそうです。
自分の話し方が人と違うなと気づいたのは小学校の頃です。
加藤さんこんな風に話しています。
幼稚園の頃友達からその喋り方何?と言われたことがありました。
でもその頃は何も気にせずに過ごしていました。
小学校に上がってやっと自分の話し方がみんなと違うことに気づきました。
克服への道のりとバスケットボール
息子が上手に話せないということに気づいた母親に連れられて
幼稚園の年中から中学3年生まで
神奈川県内にある子ども医療センターの言語科で訓練を受けたそうです。
出ない言葉を無理に話すのではなくて
体を使って伝えたり
同じ意味を持つ言葉に置き換えたりするなど
自分なりの克服方法を見出しました。
訓練を続けることができたのは
やっぱり友達と楽しく会話したい、そういう思いから。
もう一つ、小学校4年生の時に
友達からの誘いで始めたバスケットボールの存在も大きかったと話しています。
加藤さんの言葉です。
子どもの頃は常に頭の中に喫音のことがありました。
誰かと話すということは言葉を発するということ
うまく話せなかったらという思いは
バスケットボールをしている時間だけは忘れられました。
無我夢中で楽しむことで心の余裕が生まれていきました。
バスケットを出会っていなかったら
ここまで人前で明るくできていなかったかもしれません。
バスケは精神安定剤のような存在なんです。
子供たちへのメッセージと交流
こういうストーリーを加藤さんが子どもたちに分かりやすく伝えるわけですけれども
逆に子どもたちから加藤さんに質問が起きることもあるんですね。
例えばこんな質問。
小学生、友達から話し方について聞かれた時どう答えたんですか。
加藤選手の答えです。
最初は普通だと思っていたから何のことをと言っていました。
でも小学生の頃からからかわれたり
しゃべり方を真似されたり馬鹿にされたりもしてきて
その時はその場で笑って何も言えずに
その場から離れるようにしていたかな。
そういう巣をさらけ出す語りの場になっているんですけれども
こうした講演の後に子どもたちとバスケットボールをする時間を加藤さんは設けています。
なぜかというと子どもたちに成功体験をしてほしいから
実際にこんな寄り取りがあるんですけど
加藤選手がこうやって呼びかけます。
みんなで協力して1分間で10回シュートが入るようにやってみよう
どうやったらできると思う質問をするんですね。
そうすると子どもたちから順番をうまく回す
できまない大きな声で応援するなんていう言葉がどんどん生まれてきて
これを見ていたお母さんたちからお父さんたちからも自然と応援の掛け声
それから拍手が起きるっていうすごくいい雰囲気なんですけれども
加藤選手こんな風に話しています。
何でも挑戦してみようという気持ちを持ってほしい。成功体験をしてほしいんです。
塞ぎ込んでいたというか自信のない子どもたちが一緒にバスケをしているときに
笑ったり楽しんだりはしゃいだりする姿を見ると
一歩踏み出すきっかけになってくれたら嬉しい。
僕自身も力をもらっています。
保護者との交流と母親の支え
それからもう一つ加藤さんが大切にしているのは
喫音の子どもを持つ親たちとの時間です。
保護者が互いの顔を見ながら本音で語り合える場所を作りました。
きっかけは加藤さん自身が母親から言われた言葉ですね。
自分の母親から。加藤さんのお話です。
母は喫音があるのは自分の育て方が悪かったのかな。
自分のせいだと何度も責めたと言っていました。
気持ち分かりますよね。
親って小さなことでも自分のせいかなって思っちゃいますよね。
母親のせいではない。誰でも起こることだと意思に言われて助けられた。
喫音のある子どもを持つ親にしか分からない悩みもあるはずだから
子どもだけでなく親も救ってあげてほしいと母に言われました。
保護者からはやっぱり加藤さんにいろんな質問が来るんですよね。
加藤さんその一つ一つに当事者として答えていきます。
例えばこんな質問。
子どもの頃喫音について親に相談することはあったんですか。
加藤さん相談という形はとっていなかったと思います。
音読ができなかったこととかその日にあった出来事は話していました。
その度に母がまた次うまく話せたらいいねというような
ポジティブな言葉を返してくれたことを覚えています。
共感してあげることが大事だと思います。
母からは一度も喫音のある子というふうに接せられたことはありません。
母はずっと背中を押し続けてくれました。
決して裕福な家庭ではありませんでしたが
制限せずに僕がやりたいことをまずは一度やってみようと
挑戦させてくれたことが自分の自信にもつながりました。
常にポジティブだったことがありがたかったですというふうに話しています。
学校関係者からの評価と活動の影響
加藤さんのこういう活動について
学校の先生はどんなふうに感じているかということなんですが
言語障害教育研究会というところに所属している
勝賀野小学校通級指導教室の黒岩慶子教諭の言葉です。
どの子どももどの保護者も将来がどうなるのかというのが分からなくて
不安を抱えています。
しかも喫音のある大人と出会う機会というのが非常に少なくて
いても皆さん上手に喫音と付き合っているので見た目には分からない。
だからこそ加藤さんの話を聞いて
こんなふうになれるんだと実感できることは大きいし
将来への安心や見通しが持てて
希望につながるのは大きいなと思います。
実際にこうした加藤選手の活動を通して
子どもたちだとか保護者の気持ちにも変化が現れているようで
ある子さんは週に1回だったサッカークラブを週3回に増やして
意欲的に取り組むようになったりだとか
ニュースディグではこの記事長いので前編と後編と
活動の広がりとSNS社会への示唆
2本の記事で紹介しているんですけれども
その中で子どもたちの反応だとか
保護者の方の反応も紹介していますので
ぜひ検索して読んでほしいなと思います。
学校って集団生活を送る場なので
人との違いを見つける場
それを知る場でもあると思うんですけど
今のSNS社会ってその人との違いで自分を
ヒゲして劣ってるんじゃないかとか
ついつい考えてしまう人も多いですけど
でもこうやって加藤さんみたいな選手が来て
いろんな話をしてくれると
違いって大事なことなんだなとかって気づく
きっかけにもなりますよね
だからすごくいい活動されてるなと思って
応援にも行ってほしいですね、選手のね
加藤さん、自分の試合に子どもたちを連れていくこともあるんですって
そうなんだ、それは子どもたちも嬉しいでしょうしね
本当にできないっていうことがあると
それでいっぱいいっぱいで
特に世界が狭いので
学校っていう単位でしか人付き合いがないので
自分はできない人間なんだって
思ってしまう子もいると思うんですけど
そこから得意を見つけて
こんなに活躍している人がいるんだ
っていうのを目の当たりにすると
少し光が見えますよね
本当にいい話なのでぜひ
ぜひ検索して記事も読んでみてください
RKBニュースリグで検索してくださいね
編集長の高藤さんでした
ありがとうございました
ありがとうございました
10:35

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