で、それ以降のネーミングには全部アースっていうのを頭にくっつけるようになっています。
で、さらにね、アースさんは独自でこれらの商品のことを虫ケア用品という風に銘打っています。
この虫ケア用品のものは全部、今までアースつけてなかったやつも、こう、アース何々っていう風につけてるんですね。
例えば代表的な商品、アースサラテクトっていうのがあります。1994年に発売されました。
それまではね、ベタベタする虫おけといえばっていうイメージがあったらしくて、私もなんかちっちゃい頃そういうイメージでした。
1990年にはアース虫おけっこっていうね、この可愛らしいネーミングの虫おけがあったらしいんですが、これが結構ベタつくよっていう不満があったらしくて、
そっからちょっとサラサラしたパウダーイン処方の虫おけ作れないかっていうので研究したのがこのサラテクトっていう商品になります。
私ステクトって何の、どっから来てる言葉なのか全然わかんなかったんですけど、調べて納得。
これはサラサラでお肌をプロテクトしてくれる全く新しい虫おけっていうのがねコンセプトだったらしくって、オノマトペプラス外来語、プロテクトね、が元になっている名前だそうです。
めちゃくちゃわかりやすいし、1回聞いたら忘れないなっていう名前で、これ大変秀逸だと思います。
他にももう一つ、アースといえば忘れちゃいけないのが超ロングヒット商品、アースノーマットがありますね。
1984年に発売されました。
当時はメッスル?鬼滅の滅にかで、メッカっていうのがこのノーマットの最初のネーミング案だったらしいんですけど、直接的すぎるっていうことで没ネームになったそうです。
っていうね、ちょっとしたエピソードもあるノーマットちゃんなんですが、このノーマットの、マットって何?っていうのをクイズとして出してみたいと思いますが、皆さんご存知でしょうか?
私、世代でギリギリノーマットの元ネタがわかるんですよ。元ネタっていうか。
このノーマット、結構うんちくたっぷりなので、少し掘り下げたいと思うんですが、
この由来を知る上で外せないのが、なんとライバル会社の商品名でございます。
ノーマットよりちょっと先に別のもう一個の会社の名前行きたいと思います。
それがフマキラーさんです。日本三大殺虫剤メーカーの中で一番新しい企業ですね。
1950年創業で、今年は150周年だそうですよ、2024年。
ちなみにうんちくたしておきますと、フマキラーは社名が結構面白くて、フマキラーのフはハエですね。
ハエの英語フライのフと、モスキート、これカですね。カのちょっとネイティブっぽい発音のマスキートですか?のマ。
と、キラーね。殺すとか殺虫するみたいなキラーのフマキラーっていうことで、
創業時の殺虫剤の商標名、強力フマキラー液っていう溶液があったらしいんですが、それの由来でもあるということで、
社名から取られた商品名がこの強力フマキラー液っていうやつなんですね。それを冠しているっていう社名になっております。
結構殺意の高いネーミングだと思うんですが。ちょっと脱線しましたが。
で、このフマキラーさんが出しているめちゃくちゃこちらもロングヒット商品のベープっていうのがあります。
はい、これねベープシリーズいっぱいあって、オスだけベープとか、どこでもベープ、
虫おけスプレーだとスキンベープとかもありますね。はい、いろいろあるんですが、一番最初に発売されたベープシリーズがベープマットと言います。
これはね、ほんと若い方わからないと思う。私でギリ現物見たことあるぐらいなので。はい、こちら1963年に発売されました。
あのね、じいちゃんとばあちゃん家にあったんですよ。で、なんかベープつけといてって言われて、変えた覚えがあるんですけど。
あのね、ベープマットっていう、まあマットがあるんですよ。そのマットっていうのはクソでかい敷物とかじゃなくて、
SDカードって言ってももう伝わんないから、なんて言えばいいかな。あのね、シムカード、スマホに入ってるシムカード、標準シムカードくらいの小さいサイズの薄いマットがありまして、
で、このマットをベープ本体、ヒーターにセットしてスイッチをオンして熱することで有効成分が部屋に広がって顔をやっつけるっていう商品だったんですが、
あの、かとり線香より長く持つんですけど、デメリットとしてはそのマットをね、毎日取り替えないといけないっていう、一回使ったらもうそれは使えない。
回路みたいなもんで、使い捨てだったんですね。っていう手間があったんですが、そこで発売されたのがノーマットだったわけです。
はい。あの、このマット自体がね、まあ一般名詞としてはかとりマットと呼ばれてたので、はい、そのマットから取ってノーマットということで。
まあだから、アースのノーマットはこの他社のふまキラーのベープマットありきのネーミングだったということで、
ちょっとなんか会社同士でね、やり合ってるのが伺えるネーミングなので、私は結構あのちょっと歴史も知れて嬉しいなっていう名前なんですが。
はい、ちなみにベープの由来ですが、これは英語の、ちゃんと読めるかわかりませんが、
Vaporize、あってるかな。Vaporize、蒸発させるっていう動詞が由来になっているそうで、
あの電子タバコのベープってありますよね。あれと、まあちょっと続いて違うけど、あれと同じ語源だと思います。
はい。で、この当時はね、マット型って言われる電子、電気かとり機みたいなのが主流だったけど、
1つ目はそれぞれに社名を冠した商品があるっていうことですね。
緊張だったら緊張の渦巻き、緊張るとか。
で、アースだったらもうシステムネーミングになっていて、全部のね商品名にアース、サラテクト、ノーマットみたいになってるし、
フマキラーはね、そもそも協力フマキラー駅の由来にもなってるっていうことで、
各社、その自分のブランドにめっちゃプライドを持ってるなっていうのが感じられて、結構熱いなっていうところ。
あともう1個共通点としてね、ロングヒット商品ほど由来がガチだなっていうのがあります。
まぁ何だろう、最近で言うとね、蚊がいなくなるスプレーとかシンカトリとかね、
アースさんだったら部屋を守るっていう意味で、マモルームっていう商品名が最近出たりしてて、ちょっとダジャレっぽいんですけど、
ノーマットだったらカドリマット、他社の商品を踏まえてそれがいらないからノーマットだ、みたいな風でさ。
その時代とか、あるいは人々の生活様式の変化、みたいなものが商品名に如実に現れているなと思うわけで。
はい、その辺の味わいっていうところが結構噛みごたえがあるなっていう風で、この辺が共通しているんじゃないかと思いました。
はい、というわけでうんちくもりたくさんでお送りしてきた今回でしたが、
意外とね、社名をネミけんは取り上げてないということを私は結構気にしてたので、
今回、キンチョウとかアース、ふまキラさんのそれぞれの由来、ちゃんと紹介できて良かったかなと思いますが、
今回ね、あえてゴキブリ駆除剤は全部省きました。
これについてはね、またゴキブリ駆除剤はゴキブリ駆除剤でおもろい傾向があるなっていうので、いつか別でまとめてみたいと思います。
お楽しみにしておいてください。
はい、というわけで今回のエピソード面白かったら、皆さんの虫除けエピソード、はい、成功例も失敗例もお寄せいただけると嬉しいです。
私はね、毎年なぜか足の裏のど真ん中、ほんとほぼ同じ場所をね、毎年刺されて、歩行困難になるほど痒いんですが、痒い思いをしてるんですが、
はい、あの足の裏にねアルコール吹きかけると刺されにくくなるらしいので、皆さんも試してみてください。
ちょっと私が言うと説得力ないんですけど。
はい、というわけで今年の夏はね、快適な虫除けライフをお送りいただけると嬉しいかなと思います。
はい、引き続きYouTube版のチャンネル登録、コメント、評価、あるいはTwitterXでのハッシュタグ、ネミけんをつけての感想もお待ちしております。
ねみはカタカナ、けんはひらがなです。お待ちしています。
あ、YouTubeの方はね、次ゲーム実況待ち構えておりますので、もしよろしければそちらもお楽しみにしておいてください。
はい、では今回は以上にします。ありがとうございました。
じゃ、また次回1週間後です。バイバーイ。