カラカラの方がまず恐竜みたいな見た目なんですが、頭に骨みたいなやつをかぶってます。
これ設定としては母親の骨をかぶってます。頭蓋骨をかぶっているポケモンになります。
ちょっと悲しい過去があるポケモンなのですが、で、お母さんがいなくなってずっと泣いてるみたいな。
で、進化するとちょっと目つきが鋭くなってガラガラというポケモンになります。 このカラカラとかガラガラっていうのは、なんかこうカラカラカラカラカラとかガラガラガラガラっていう
まず音から来てるっていう由来プラスですよ。 これはもう完全に二次創作の意気を出ないと思うんですが、
カラカラに関しては殻、厳密には殻じゃなくて骨なんですけど、殻みたいなものをかぶってるから殻なのではないか。
あるいはもっと深読みすると、孤独でね、母親が死んじゃって、孤独で殻っぽみたいなそういう意味もあって、
カラカラ来てるんじゃないかって、これ深読みしすぎじゃないかなと思ったんですけど、 あとガラガラはね、その母親が死んだ
亡きガラ、亡きガラのガラから来てるのではないかっていう考察がありました。 まあなんかこういう、それ本当か?みたいな由来を調べて突っ込み入れるのも、このポケモンの由来を調べる
自由研究の面白いところなんですけどね。 めっちゃおもろいですよ、これなんか絶対それ違うやろ?みたいな深読みが載ってたりするのが面白いですね。
はい、じゃあですねオノマトペグループ抜け出しまして、お次はですね、実在系グループに行きたいと思います。
実在系、つまりリアルに存在するという意味です。 リアル、我々が生きているこの世界の人物あるいは生物
あるいは神話から来ているポケモンを紹介します。 まず人物系ですね。もう有名ですけど本当に。まず上がってくるのがケーシーですね。
ケーシー系列、これらはかなり、まずケーシーの進化系列っていうのはね、三段進化なんですよ。
ケーシー、ユンゲラ、フーディンっていう風に進化していって、なんかオード色っぽい狐みたいな見た目をしているポケモンで、
この3匹はみんな念力ポケモンになってて、そのモチーフが全員ね、海外の超能力者の名前が由来になっています。
一番最初のケーシー、こちらはアメリカのエドガーケーシーという方がモチーフでした。
催眠術とかで、なんか病気とか難病の治療をするみたいな超能力で一世を風靡したんですけど、
続いてのケーシー、進化系がユンゲラっていうやつになります。
ユンゲラは、なんか額に星マークがあって、右手にスプーンを持っていて、ヒゲみたいなのがついているキャラクターになってくるんですけど、
こちらはね、スプーン曲げで日本でめちゃくちゃ有名になったユリゲラがモチーフです。
もう超有名なので、さすがに知ってるかなと思うんですけど。
ユリゲラに関しては、任天堂と裁判で一回揉めまして、ポケモンカードから消えましたね。
今も消えてるのかな?
なんか自分をモチーフにして、そのポケモンカードが売られているのをユンゲラじゃない、ユリゲラが実際に発見して、
なんだこれは?ってなって訴訟を起こしたみたいでして、額に星マークがあるから、これはなんかナチスを意味するんじゃないかとか。
ポケモンカードの売り出し方として、たまになんですけど、
サトシのピカチュウとか、カスミのヒトデマンみたいな感じで、
同じポケモンでも誰々の何々とかいうふうに差別化を図ることがあるんですね。
その中の一つに、悪いユンゲラっていうのが多分あったのかな?
ロケット団が持っているユンゲラっていうポケモンカードがあったっぽいんですよ。
それをユリゲラ氏が見ちゃって、反感を持たれまして、
任天堂に訴訟したんですけれど、2003年に訴訟は却下されたそうです。
ただですね、今ちょっと調べていたら、2020年11月29日にユリゲラは任天堂に要請していたユリゲラのカード、ポケモンカードですね。
の発行禁止措置を取り下げることを任天堂に伝えたと発表した。
だからもうこれ以上問題にしませんよって言ったそうですね。
それから実際に発売されたのかは謎ですが、本人が遂に撤回されたと。
なるほど。
もうその件はチャラにしようってご本人がおっしゃったっていうことだそうですね。
で、最後ユンゲラの進化系がフーディンです。
フーディンはほぼユンゲラみたいな見た目なんですけど、ちょっとヒゲが伸びて。
で、このフーディンは脱出王の異名があります。
ハリーフーディーニという魔術師?奇術師?みたいなのが由来になっています。
多分ね、このポケモン初代の90年代とかって、超能力ブームだったことも多分あるんですよね、日本が。
世界的にかな、超能力ブームみたいなマジックとかが流行ってたので、そこから多分取っているんですね。
はい、というわけで超能力者3連単でございました。
どんどん行きましょう。実存系の人名のグループ、続きましてはエビワラーとサワムラーです。
もう知っている方にはとても有名な話ですが、まずエビワラーの方はですね、めちゃくちゃボクサーみたいな見た目をしているパンチするポケモンです。
こちらの元ネタがエビハラヒロユキさん、元プロボクサーでフライ級の世界チャンピオンになりました。
ちなみになんですが、英語版とドイツ版とフランス版のエビワラの名前はジャッキーチェンが元ネタになっているそうです。