6月7月に紹介した団体の振り返りです。
- まちのえんがわキャスト#03 友だちを作ろう(ローカルナイトニッポン 湯浅章太郞さん) - まちのえんがわキャスト - LISTEN
- まちのえんがわキャスト#04 心の実家(ココトモクラブ 相良暁さん) - まちのえんがわキャスト - LISTEN
- まちのえんがわキャスト#05 子供の日常の充実(みやっこベース 早川輝さん) - まちのえんがわキャスト - LISTEN
- まちのえんがわキャスト #06 継続 (OSS Gate 須藤さん) - まちのえんがわキャスト - LISTEN
全体の流れ
- オープニング
- 活動拠点とその特徴
- さまざまな共通するテーマ
- 印象に残った言葉やできごと
- 全体に共通したキーワード
- 今後の放送に向けて
感想
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サマリー
このエピソードでは、6月と7月に紹介された4つの地域・コミュニティ活動団体、ローカルナイトニッポン、ココトモクラブ、みやっこベース、OSS Gateの活動を振り返ります。これらの団体は、地域密着型とオンライン拡散型の二つの軸を持ち、新しい世界への第一歩やオープンソースソフトウェア開発への参加を支援しています。また、オンラインでの居場所提供や、気に入らない現状を自ら変える能動的な姿勢、参加者が支援する側へと循環するエコシステムなど、多様な取り組みが紹介されました。活動の根底には「楽しい」という感情が重要視されており、リスナーに対し、自身の活動に行き詰まりを感じた際にこれらのコミュニティを参考にすることを促しています。
はじめに
今週も始まりました、まちのえんがわキャスト、パーソナリティの高見知英です。 この番組は、日本全国各地、様々な場所の地域活動、コミュニティ活動、その中に通じる様々な思いをご紹介するポッドキャスト番組です。
日本全国各地には様々な地域活動、コミュニティ活動が存在します。 その中にはあなたの思いに近い、そんな団体があるかもしれません。
そのような団体の活動を見聞きすることで、あなたの活動に、生活に取り込める何らかのヒントが見つかれば、そんな思いの下に配信を行う番組でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回は7月第5週ということで、ここまで6月と7月に紹介をしてきた様々な団体の活動を振り返っていきたいと思います。
6月・7月紹介団体の活動概要
まずは活動拠点とその特徴等を整理していきましょう。
まずは6月第1回、No.3にて紹介したローカルナイトニッポン。
活動場所は長野県塩尻市を拠点として活動しています。
ポッドキャストの番組で、移住や地域活動の第一歩の情報を、様々な情報を発信しているというところでした。
続きまして、次はココトモクラブ。
関東およびオンラインが拠点の団体です。
24時間、いつでも帰れる心の実家ということをキーワードに、インターネットでの様々な居場所を提供していました。
そしてその次は岩手県宮古市のみやっこベース。
こちらは地域に根差した遊び場やコミュニティを運営しています。
広大な宮古市の土地の中で、子供が孤立しないようにどのようにすればいいかというような活動を展開している場所でした。
実際にみやっこハウスという拠点には、自分も実際足を運んで状況を聞いております。
そして最後にOSS Gate。
こちらはオンラインないし東京を拠点としたITコミュニティです。
オープンソースソフトウェアOSS、これの開発に協力できるような人がより多く育つような場を作るということで活動をしておりました。
このように4つの団体を紹介して今回は参りました。
共通テーマ:活動の軸と第一歩の支援
それぞれの団体の話を聞いていて、共通して浮かび上がったテーマもあります。
こちらについて見ていきましょう。
今回の団体は非常に大きく2つの軸に分かれるようになっていたと感じます。
まずは地域の密着型、そしてオンラインを活用して地理的制約を超えるオンライン拡散型。
地域に密着をしていた団体、ローカルナイトニッポンやみやっこベースがありますし、
オンラインでのコミュニティ構築、オンラインでの拡散を試みていた団体として、ココトモクラブやOSS Gateがあります。
この2つの軸が共に存在するということは1つ覚えておいても良いかもしれません。
そして、第一歩の支援を行っていた2つの団体。
まずは専門家を育てるというところではなく、新しい世界に飛び込もうという人を支援する。
例えばローカルナイトニッポンは、新しい世界へ飛び込むための入り口を作っていました。
個人的にも普代村で生活をしていた経験からして、飛び込む前に友達を作るということはとても重要だと感じます。
実際に飛び込んでから友達を作るというのは非常に難しいです。
なぜなら生活基盤の構築に忙しく友達を作ろうなどと考えている余裕はありません。
事前に友達を作っていれば、ひょっとしたらその人たちと一緒に自分たちの生活環境を構築していくということはできたかもしれませんが、
それは後でやっていこうというのがかなり難しいと自分は感じます。
だからこそローカルナイトニッポンのようなポッドキャストを聞くことで、まずはその地域の解像度を上げていくというのは非常に重要だと思いました。
そしてOSS Gate、できる人を育てるのではなく一歩目を応援するという取り組み。
特にソフトウェアにおいて一歩目を応援するという地点はとても大事だと思いました。
なぜならできる人はもうすでにいるからです。
そしてできる人たちのステージはすでにあります。
しかしオープンソースソフトウェアではない場合もあります。
だからこそ今できる人が活躍するだけではなく、今できない人が活躍する場を応援するということは個人的にも非常に重要だと感じました。
そしてオンラインでもいかに面白そうな場所があるというメッセージを送信するかどうかという点。
共通テーマ:オンラインでの居場所と情報発信
こちらについてはココトモクラブやローカルナイトニッポンの取り組みがありました。
現地に行ってみるという気持ちを醸成するのはポッドキャストとしての隠された力であると私は思います。
オンラインでもここに居場所があるという可能性を発信し続ける。
世の中には様々な場所があります。
いきなり知らない土地に行って生活をするというのは非常に難しい。
だからこそオフラインとオンラインの両方の軸を持って活動する必要があるのではないでしょうか。
その時の大きな助けとしてこの2団体はあるように感じます。
オフラインで知らないところに行った時はオンラインというコミュニティの場や地域の活動を発信するポッドキャストがある。
そして実際にその場に行ってみるということもできる。
そのように2つの軸を持っている存在というのは実は地域にはあまり多くありません。
だからこそこのようにオフラインでもオンラインでも活動している団体そのような場所に関わるということは
特にオフラインでの場所が変わるオンラインでの立ち位置が変わるなんらかのタイミングには非常に効果的だと思います。
デジタルな時代の雑談の場
ココトモクラブに代表されるようにオンラインでの居場所というのは各地に存在します。
コロナ禍も一段落つきその必要性は以前に比べると下がったようには思われますが
未だに出かけるのに何らかの困難を抱える人やリアルな場に入るのにハードルを感じている人に向けたアクセスの場としては
これらの存在は非常に重要だと思います。
その時のための緩い入り口としてオンラインはあります。
ココトモクラブのような複数人が対等に話し合える場だけでなく
OSS GateのYouTube配信やローカルナイトニッポンのポッドキャストのようなものも居場所たり得るでしょう。
ローカルナイトニッポンの回で語られていた番組のリスナーが
茨城県から長野まで来たという事例はそれの証左ではないでしょうか。
遠方の存在を知るというのは思ったよりも大きいと思います。
YouTube等で配信されている自治体の観光PR動画などもあるでしょう。
しかしそれ以上に地元の人の飾らないリアルな声というのは大きい力となり得るのではないでしょうか。
印象に残った言葉とユニークな取り組み
その他印象に残った言葉や出来事についても触れていきましょう。
個人的には一つ、ソフトウェアに関係なく様々な場で気にしてほしい言葉がありました。
OSS Gateの回、須藤さんより語られた気に入らないところとか自分たちにマッチしないところは直して使うというメッセージ。
仕方ないと諦めている環境に対し自分たちで能動的に働きかけるということは重要です。
ソフトウェアに限らず様々な実際の環境、リアルな環境であっても気に入らないところがあれば自分たちの手で変えるということを考えるということはとても重要です。
それは全ての地域活動についても言えるでしょう。
自分が触っているものが、自分が今使っているものが、自分たちで変えられないのかどうかというのは改めて考えておきたいところではあります。
そしてもう一つ、帰れる場の重要性。
ココトモクラブが掲げる対面とオンラインを両立させたセーフティーネットとしての居場所。
居場所を作る、そしてその居場所は奪われないということを意識する。
目に見えない場所であっても、あなたがアクセスできない場所であっても、そこを居場所にしているという人がいるということは把握しておきたいと思います。
そしてもう一つ、印象的な出来事としてみやっこベースが行っていた満腹チャリティという試みもあります。
この試みは、宮古市内の飲食店にて料理を頼むと、その一部の収益がみやっこベースへの寄付につながるというものでした。
日々の生活を寄付につなげる、コミュニティ活動に組み込む、非常にユニークな試みでした。
このように店舗や行政などに関わることで、NPOほか地域活動団体ができることというのは、案外まだ掘り起こされていないものがあるのかもしれません。
行政等との関わり方というのは意外と色々あるのではないか。補助金等といった成功法だけでなく、何かしらの方法を考えるというのも一つ効果はあるのかもしれません。
そしてOSS Gateやあるいはココトモクラブにも見られる動きとして、参加者がただの参加者や使う側だけでなく、お世話する側へ循環するというエコシステムも見られました。
こちらについてはみやっこベースでも同じようなことが言えますね。
過去みやっこベースに関わっていた子どもたちが成長してボランティアスタッフとして関わるというようなお話がありました。
このような循環というものについては、もちろんみやっこベース以外にもいくつかのコミュニティで見られました。
一つの理想的な形とも言えるのではないでしょうか。
「楽しい」の重要性と番組の締めくくり
今回の活動を通じて見えてきたのは、非常に楽しいというキーワードが重要にされていることだなと思いました。
体験して楽しい。言葉を聞いていて楽しい。関わっていて楽しい。
そしてスタッフも関係する人もみんな今を楽しいと感じられる。
その結果、それぞれが理想とする未来を作り上げていくことにつながっていく。
今我慢をしてその先の未来を掴もうという思いは、意外なことに少なくとも第一線には存在しない。
それは大人の場合であっても子どもの場合であっても案外同じなのではないでしょうか。
まちのえんがわキャストでは今回のように様々な地域の活動を紹介していきます。
何か自分の活動の中に行き詰まりを感じるようなことがあれば、
このようなコミュニティがある。そんなコミュニティに関わることができる。
それを考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん今回ご紹介していったコミュニティだけではありません。
同じような団体は皆様の周りにもあるかもしれません。
そういうような団体を探してみるということから始めてみてはいかがでしょうか。
次回以降も引き続き様々な団体の取り組みを紹介していこうと思います。
ぜひ来週以降のまちのえんがわキャストもお楽しみに聞いていただけますと幸いです。
今回のまちのえんがわキャストは以上で終わりです。
皆様の活動の参考になるところがあれば幸いでございます。
この番組の感想はYouTube、stand.fm、LISTENなど、配信環境のコメント欄で受け付けしております。
ぜひコメントをお寄せいただきますと幸いです。
今後もこの番組では様々な拠点で地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介してまいります。
それぞれの視聴環境にてポッドキャストの購読ないしチャンネル登録などをしてお待ちいただけると幸いです。
それでは今回聞いていただきましてありがとうございました。
また次のまちのえんがわキャストにてお会いいたしましょう。
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