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2022-01-31 05:49

#092 良い仕事につくために勉強するなら、学ぶ範囲をちょっとだけ広げよう。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

あなたもWebデザイナーになれる!なんていうキャッチフレーズに踊らされてはいけません。

もちろんなれないわけではありませんが、少なくとも簡単ではありません。

ひとまず良い仕事につきたいのなら、自分の好みだけで学ぶ範囲を狭くとらえるのは損になります。

そんな話です。

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「良い仕事に就くために勉強するなら、学ぶ範囲をちょっとだけ広げよう!」です。
最近、プログラミングやウェブデザインを学ぶという人が増えてきています。
一昔前までは、IT系はどちらかというと技術系のイメージが強くて、割とハードウェアとかソフトウェアに関する知識が必要でした。
そういう技術的なところを避けて学ぶとしたら、 事務系の仕事に就くために、ワードやエクセルのようなオフィススイートを使えるようにする、
もっと基礎的なところではタッチタイプを覚える、みたいなことになりがちでした。
それはそれで一つの技能なのですが、 今はそれらはごく基本的な素養で、
求められるのはもう少し高度な内容になっています。 その高度なという領域に
ウェブデザインというものが出てきました。 これ自体はとても良いことだと思います。
ただ、このデザインという用語は結構誤解を招く用語です。
考えてみてください。 例えば、アパレルの世界でデザイナーと名乗るのは簡単でしょうか?
同じように、ウェブだから誰でもデザインができるということはありません。
もちろん、デザイナーと名乗るのは勝手ですが、 それが仕事になるかというと疑問符がつきます。
アパレルの世界のデザイナーさんは、大抵自分で服を縫う技術を持っています。
針を使うとか、ミシンを使うとかですね。 デザイン画を描くにしたって、ただ描いているわけではなくて、その背景にあるものを分析し、
論理的に組み立てているのです。
こういうのは技術といって差し支えないもので、 感性とかセンスというものが役に立つのはそれらが身についた後のことです。
ウェブは技術の塊です。 ウェブデザインをするのに技術的な知識を知らなくていいわけではないのです。
ウェブのデザインをするのにインターネットに使われている技術を全く知らなくてもいい、 という段階にはまだ至っていません。
デザインのツールはいろいろあって、その使い方に習熟するのは絶対に必要ですが、 それだけで仕事になるかというと残念ながらそうではありません。
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デザインだけで食べていけるようになるのはなみだいたいのことではないのです。
ではどうしたら良いのでしょうか。
ちょっと知識の領域を広げましょう。 パソコンの使い方やサーバーの構築方法、ネットワーク技術の知識を持つのです。
綺麗なページを描くことはできるけれどサーバーの建て方は知りません、という人と、 お客様の予算に合わせてサーバーを建てるところからホームページを作りますよ、という人ではどちらに仕事をお願いしたいですか?
綺麗なページを描くこともできるけれど、 ホームページのURLとかSNSのユーザー名のデザインだってありますよ、という人はかっこいいと思いませんか?
こういうかっこいい人が考えるデザインとは、ロジカルな設計の世界なのです。
英語のデザインを日本語に訳したら設計ですよね。 デザイナーは設計者です。
そこには技術が必要です。 インターネット上で情報を扱うための技術は必須なのです。
だから、技術的なことわかりません、では通用しないのです。 逆に言うと、技術的なことをわかりません、というエセデザイナーが多いので、
技術を身につけたデザイナーはちょっとだけお得なのです。 逆にデザインのことを勉強したエンジニアもお得です。
そう、実はこの間に垣根を作っているのはあなたの勘違いなのです。 ちょっとでいいから自分の思っている世界からはみ出してみましょう。
それが良い仕事に就くための近道です。 読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
詳しい内容については概要欄のリンクから、または読書と編集と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをnoteで連載しています。 概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。 千葉直樹でした。
ではまた。
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