1. にゃおのリテラシーを考えるラジオ
  2. #716 【棚】枕草子を手元..

枕草子の能因本の本をいつも手元においていて、適当に開いて読むという楽しみを持っているのですが、

そのきっかけとなったのは、冲方丁の「はなとゆめ」を読んだことでした。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


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をご覧ください。

サマリー

枕草子を手元に置くきっかけは、花と夢の小説を読んだそうです。花と夢は川崎市の多活図書館で見つけた本だそうで、一気に読み終えてしまったそうです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、さまざまな話をしています。
今回お話しするのは、枕草子を手元に置くようになったきっかけは、花と夢、というものです。
月曜日は、自宅の本棚にある本の話をしています。
ここでは、たまに枕草子の清少納言の言葉から考えたことを話すことがあります。
いつも手に取れる場所に、枕草子の納印本の本を置いてあって、何か面白いことが書かれていないかなと開いてみることがあるのです。
清少納言は、平安時代のSNSインフルエンサーって感じです。
何か役に立つことを書くみたいなスタイルじゃなくて、清少納言が日頃感じた、しかもみんながそうそう、あるあるって思うようなことを飾らずに書いてあって、こんなに昔からこういうものが人気になっているのが面白いなぁと思うのです。
枕草子にどこで出会うかといったら、やはり古典の授業ですよね。
まあでも、そこから400段近くもある長い枕草子を読んでみようと思う人はあまりいないと思います。
川崎市の多活図書館での出会い
僕が手元に本を置いてちょこちょこ読むようになったきっかけは、産方灯の花と夢を読んだことでした。
この小説は清少納言の一人称で、平安貴族の世界を生き生きと描いています。
作品の中身がとても良いのは当然として、僕がなぜこの本に出会ったのかという話をしたいと思います。
この小説に出会ったのは、単身不妊で暮らしていた川崎市の多活図書館でのことでした。
タイトルの花と夢を見て、漫画雑誌の花と夢を思い出して、どんな本だろうと思って手に取ったのです。
そして、その表紙の絵の美しさに見とれてしまいました。
それをじっくり眺めたいと思ったのでとりあえず借りて、帰宅して読み始めたら面白くて一気に読み終わってしまいました。
単行本は帯がない状態だと清少納言のことを書いたものだとはわからないのです。
読み始めても一人称なのでしばらくの間は清少納言だとは気づきません。
そして作中の清少納言は枕の草子のことを枕と読みます。
まあそのあたりで、ああ、清少納言かとわかってくるのですが、読み進めている間は清少納言本人の気持ちになっているので、清少納言とか枕の草子とかは思い浮かばないのです。
それほど没入感のあるお話なのですね。
ものすごく好きな作品になってしまったので、今は想定の美しい単行本の他に文庫本も持っているし、読みたいときにすぐ読めるように電子書籍も持っているほどです。
この小説を読んだことをきっかけに、枕の草子の納言本の本も手に入れて、ちょこちょこと開いて読むようになったというわけです。
枕の草子は一つ一つの段がそれほど長くないので、適当なページを開いてサクッと読むのにちょうどいいのです。
古文の意味が取れないときは脚注をチェックしたり、それでもピンとこないときは本の後ろの方にある現代語訳を読み直すこともできます。
清少納言の文章を生き生きと感じ取れるようになったのは、花と夢で一人称の清少納言になりきる読み方をしたからだと思っています。
本棚から花と夢の単行本を手に取ってみます。
花がいっぱい描かれたカバーの折り込み部分の端は、十二単位の合わせのようになっています。
カバーを外した本体の表紙はキラキラしていて、その手触りにうっとりしてしまいます。
そんな美しい表紙を見ると、いつもドキドキしてしまいます。
そして扉を開いて、また清少納言になりきってみようと思うのです。
今回は枕の装飾を手元に置くようになったきっかけは、花と夢という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ストア化で、ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
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コメントはリスンで。文字で読みたい方はノートをどうぞ。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。
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