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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「本を語る14歳からの世界史」というものです。
この配信をポッドキャストで始めてから、面白そうな音声配信を検索して聞くようになりました。
その中で、古典ラジオというのがとても流行っているというのを知り、ハマってまとめて聞いたりしています。
学生の頃、歴史という科目にはあまり興味がありませんでした。
今考えると、教科としての歴史に面白みを感じなかったということなのかなと思います。
なので、勉強としての歴史はあまり真面目にやらなかったし得意でもなかったのですが、
歴史そのものに対する興味がなかったかというと、そんなことはなかったようです。
割とピンポイントなテーマについて深掘りする感じで、自分なりに調べて納得するみたいなことはよくありました。
学校の科目で言うところの、地理は好きでしたが、好きな要因をよく考えると歴史だったのです。
地形でも地理的な街の成り立ちみたいなものでも、なぜそうなったのかということは、一つの歴史だからです。
歴史科目の中でも面白いと思ったのは、何とか時代はどんなことがあったということではなくて、
例えば税収とか財産みたいな観点で人々の考え方がどう移り変わったのかというような見方に興味があり、それを追って考察するのは好きでした。
そう考えると、日本史・世界史という括りも、あまり興味を持てなかった原因だったような気がします。
科目的にこれらがあまりにも分かれてしまっているように感じたわけですね。
ずっとピンとこなかったのは、世界史と日本史の時系列の関連でした。
人によっては年号で関連を並べ直すことができるのかもしれませんが、
僕は絶対的な年号ではなくて、人々の考え方の変化を時系列として覚えている感じなので、全く違う系列を混ぜて並べ直すことができなかったのです。
そんな認識で長いこと過ごしてきましたが、様々な切り口での歴史みたいな知識が増えてくるにつれて、
網羅的に世界史を把握し直したいという欲求が出てきました。
その大きなきっかけとなったのが古典ラジオだったわけです。
その関連で知ったのが、今回紹介する14歳からの世界史でした。
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この本は世界史を学びながら取ったノートの題材になっていて、タイトルに14歳からのとあるようにとても平易な言葉で書かれています。
僕のようにバラバラな個別知識をまとめ直すには便利でした。
特に世界という概念が生まれてくる近世から後のワールドワイドな流れを整理することができて、
現代の世界が出来上がってきた過程を少しだけ解像度を上げて考察できるようになったと思います。
年齢を重ねて学びが面白くなっていくというのは楽しいというか幸せだと思います。
14歳からのシリーズは、とりあえず学び直そうということよりも、これまでの知識・経験をまとめ直してもっと深く考えていくために有効なシリーズだと思います。
面白いからもっと調べてみよう!と思えたら、ある意味で人生の勝ち組になれたような気がしませんか?
面白い歴史の切り口をお持ちの方がいらっしゃったら、ぜひレターやDMで教えてくださいね。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。