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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に、好きなものの話をしています。
今回お話しするのは、「悔しい気持ちを諦めてきたんだ……」というものです。
土曜日は日頃考えていることを適当に話しています。
仕事や勉強でうまくいかないことがあったとき、どうしますか?
友達に愚痴を言ったり、悪食いしたり、趣味に没頭したり。
まあ、いろんな方法で乗り越えますよね。
人によってはそんなことあまりないなぁという方もいらっしゃるでしょうし、
うまくいかなかったことを真正面に受け止めて何とかするという人もいるでしょうね。
やるべきことは真正面にぶつかるアプローチだろうと思っていても、
なかなかそんな風には動けないというのが正直なところではないでしょうか。
ただ、よく考えてみると、なかなか前向きに捉えられないという人でも、
物事によってはできるということもあると思います。
課題の大きさや得意・不得意によってできたりできなかったりするものなんですよね。
そしてこれは思考の癖なのかもしれませんが、案外うまくいかなかったことはくよくよと考えて、
うまくいったことは気がつかなかったり忘れてしまうのではないかとも思います。
何かに失敗したとき、なぜだろうとぐるぐる考えたり後悔したりしますよね。
そういう思いが湧いてくるのはつらいですから、
やらなきゃよかったなんてこともよく思うでしょう。
でもここが結構大切な局面なんですよね。
やらなきゃよかったと思ったときは、ナイストライだったと言い換えて、
次はこうしてみよう、そのためにやれることは何かと思い直すといいかもしれません。
僕はうまくいかないことがあったときに、しょうがない、まあいいやと流してしまうことばかりです。
つらい気持ちから一刻も早く逃れたいからですね。
悔しいと思うことすらやめようとしてしまいがちなんです。
それは平穏に生きていくための合理的な思考方法ではあるのです。
悔しい思いとか恥ずかしい思いをしたくないから慎重に準備するという側面もあるのですが、
それは成長の限界を決めてしまうことでもあるのかもしれません。
悔しいとか恥ずかしいと感じる出来事には、自分の思考の枠の外側で起きることが含まれています。
それは貴重な築きのチャンスなのではないかと思うのです。
悔しいとか恥ずかしいという気持ちを諦めたら、それは大きな成長のチャンスを逃すことになるのですね。
僕は小さい頃から運動が苦手でした。
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早生まれでヒョロヒョロしていたこともあって、体を動かすことについて同じ学年の子たちにはどうしても叶いませんでした。
多分それがきっかけで無意識に悔しいと思うことを避けてきたように思います。
だからスポーツなどに真剣に取り組んでいる人はすごいなと思います。
強いプロ意識を持って動く人を眩しいと感じます。
いい歳になって、今さら悔しいとか恥ずかしいと思うことが大事なのだと分かってきました。
このことに早く気づいていたら、もっといろいろなことがやれたのではないかと思うのです。
だから誰かが失敗したときは、次も挑戦しようよという気持ちで、ナイストライだったねと伝えるようになりました。
そして自分の失敗にもナイストライと言うようになりました。
この配信もそういうトライの一つなのですね。
このラジオはYouTubeでも配信を始めました。
喋ることを諦めない。動画で発信することを諦めない。
そういうチャレンジを続けています。
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どうぞよろしくお願いします。
今回は、「悔しい気持ちを諦めてきたんだ。」という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。
ではまた。