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2023-06-04 08:05

#575 【刻】2018年9月の時刻表と行けなかった旅の思い出/時刻表は読み物だからな(58)

時刻表は読み物だからな!(笑)

第58回です。

本棚から2018年9月の時刻表を見つけました。

この時刻表にはドラマがあったのです。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


「令和の時代に必要なの?時刻表の世界/有隣堂しか知らない世界」
https://youtu.be/A_gzRkM3YeM

#156 電車の時刻調べるならネットを見ればいいけど、時刻表は読み物だからな!(1)はじまりは有隣堂。
https://anchor.fm/82661/episodes/ep-e1gdn10

#044 時刻表を語る
https://anchor.fm/82661/episodes/ep-e1bf1t3

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をご覧ください。

時刻表を読む楽しみ
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「2018年9月の時刻表と行けなかった旅の思い出。時刻表は読み物だからなぁ?」の58回目です。
日曜日は時刻表を読む話をしています。
毎週時刻表の話をしているのですから、もちろん家には何冊かの時刻表があります。
それでも時刻表マニアということではなくて、復刻版時刻表はあっても、最近の時刻表はあまり持っていないのです。
思い出してみると、10代の頃は年に何冊かの時刻表を買って読んでいました。
時刻改正はせいぜい年に一度くらいなので、なぜそんなに買っていたのか不思議に思うかもしれませんが、時刻表は読み物ですからね。
毎月ちゃんと読みどころがあるのです。代表的なのは季節列車です。
四季に応じて様々な企画列車が走っていて、それを読んでみるのも結構楽しいものなのです。
何が楽しいかって?想像するんですよ。
朝何時に駅に行って、お弁当とか飲み物とかおやつを買って、ホームで列車をワクワク待って、乗り込んで、
この時間にはこの辺りを通るから景色はこんな感じだろうとか、目的地に着いたらこの観光地に行きたいけど駅からそこまでどうやって行こうかとか、
ホテルはどこが安くてサービスが良さそうかとか、帰りの列車まで何をしようかとか、
お土産は何が良いかなとか、
季節列車があるということは定期列車もあるわけですから、同じようなルートを定期列車で行くとしたらどうか、
だとしたら一緒にこっちも回れるなぁ、なんてね。
まあ、空想旅行がいくらでもはかどります。
そういうネタが毎月の時刻表に結構あるんですよ。
でも残念なことに実際にはあまり旅行には出ないのですね。
10代ですからそんなにお金がなかったということもあるのですが、
根本的にはデブ症で空想旅行で満足してしまったということのような気がします。
小型全国時刻表の発見
さて、今回タイトルにした2018年9月の時刻表の話です。
いつものように本棚を漁っていたら出てきました。
時刻表を読み物とする場合には大きい時刻表がいいのです。
大は小を兼ねる、みたいなところもありますが、やっぱり情報量が多いからです。
ですが今回見つかった時刻表は、交通新聞社発行の小型全国時刻表というものでした。
旅行に持っていく用途の時刻表ですね。
持っていく用途なのでコンパクトなサイズではあるのですが、全国版なので厚さはそこそこあります。
同じような本がないかなと本棚を探したら、ちょうど新書版の京国夏彦の産めの夏と同じくらいの感じです。
旅好きでも本好きな人なら苦にならないけれど、本を読まない人にとっては邪魔っていうくらいのサイズ感です。
問題はこのサイズの時刻表がなぜ本棚にあったのかということです。
5年近く経つのですっかり忘れていました。
小さい時刻表があるということは、空想旅行家の僕には珍しく、実際に旅行に行こうと思っていたということなのです。
しかも飛行機での移動というより、鉄道主体に考えたということになります。
そうそう、静岡、長野、愛知、三重を回ってお友達に会うつもりでした。
まずは札幌からどこに飛ぶかが課題でした。
品川から新幹線に乗るのも楽しそうでしたが、千歳から羽田は飽きるほど飛んだからつまらないし、
岡玉空港から富士ドリームエアラインを使って静岡に飛ぼうかなって考えていました。
大変というか、面白いのは静岡から松本に行く方法でした。
ルート検索してみるとわかりますが、鉄道を使うとなると新幹線で名古屋経由と、
水信線を使って甲府に向かって、そこから中央本線を使うルートがあるのです。
僕はこういう旅行のときは、できれば同じところを通りたくないのですね。
あとで名古屋方面に行くことを考えると、名古屋経由は没です。
旅行の計画
それで水信線経由になるのですが、静岡と富士の間のことを考えると羽田から新幹線を使うのはダメだなということで、
レアな岡玉経由案が浮上したわけですね。
実は岡玉からは松本行きも飛んでいて、じゃあ松本に先に行こうかなーなんて考えました。
その後は当時四日市に住んでいた息子のところによって、伊勢神宮をお参りするとしたらどのルートがいいかとか、
その後奈良に行こうかなーとか、悩ましいけれど楽しく考えていたのです。
出発は9月の8日として、前日に荷物をパッキングして寝たのですが、夜中にひどい揺れで目が覚めました。
大きな揺れではありましたが、家の中に被害はなく、すぐに停電したので念のためにお風呂に水を溜めて、暗い中では特にできることはないので寝ることにしました。
テレビも見られないし、まあそのうち復旧するだろうと思ったのです。
明るくなって目を覚ましてみたら、電気は復旧していませんでした。
北海道のベースロード電源である発電所の直下が震源の北海道胆振東部地震の当日だったのです。
これはただごとではないとスマホで情報を集めて、すぐに当時働いていた介護事業所に向かい、利用者さんの対策に動き回ったのでした。
ということで旅行は幻に終わって、手元にこの小型の時刻表があるというわけなのでした。
今考えると出発した後じゃなくてよかったと思います。
北海道地震と幻の旅行
しばらく戻ることができずにもっと大変だったはずですから。
まあそんなわけでデブ症なだけでなく旅行運も良くないようなので、相変わらずの空想旅行を続けているのです。
今回は2018年9月の時刻表と行けなかった旅の思い出という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉の沖でした。
ではまた。
08:05

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