1. にゃおのリテラシーを考えるラジオ
  2. #725 【技】VRはリアルの..

Adoの2023全国ツアー「マーズ」の動画配信を見ていたら、ちょっとだけ未来のライブがどんなふうになるか想像してしまいました。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


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サマリー

アドさんのライブの未来イメージについて考察しています。 VRの発展とAIの進化により、ライブの体験が現実のイメージを超える可能性がありますと提案しています。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読書ソロ版を中心に、様々な話をしています。
アドさんのライブと未来の展望
今回お話しするのは、VRはリアルの代替ではないのかもと思った話、
水曜日はITを中心とした技術的な話をしています。
先週と先々週の木曜日の配信で、2週続けて歌い手のアドさんの歌を聴いていたら泣いてしまうという話をしました。
先週の火曜日、10月24日はアドさんの誕生日で、
その日に、今年の全国ツアーMARSの都道館公演のビデオがアペマTVで無料放送されました。
無料放送は一回限りでしたが、ライブの様子があまりにもすごかったので、もう一回見たくなって、ペーパービューに課金しちゃいました。
これには副音声が付いていて、自分のライブのビデオを見ながら、アドさんが感想を喋るのですね。
これ、アドさんにとっては地獄だったでしょうけど、ファンにとっては一粒で二度おいしい以上の体験でした。
だって、推しと一緒にライブを見ている感じなんですよ。そんなの楽しみに決まってるじゃないですか。見られる期間中何度も見てしまいました。
やっぱりライブは良いなぁと思いながら見ていたのですが、ふと未来的な予感が頭をよぎりました。
このライブは未来への入り口かもしれないなぁと感じたのです。コロナ禍で既存のエンタメは大きな制約を受けることになりました。
ライブ市場主義な方々にとっては想像を絶する苦しい時期だっただろうと思います。
しかし、そういう厳しい制約の中で一気に拡大したものもありました。
それはネット配信をベースに活動していたアーティストが、一気に配信以外の世界まで活動の範囲を広げ、新しいアドスタイルを知らしめるという形だったと思います。
アドさんもその一人と言っていいでしょう。
その新しさはYouTubeを見ると感じられます。
とは言っても、このスタイルは結構前から始まっていて、配信の世界をよく知っている方にとっては、何が新しいんだろう、というものなのですが。
それはアニメーションで世界観が表現されたミュージックビデオが当たり前ということですね。
そして、そのアニメーションでは歌詞が表示されます。
そもそもはカラオケの歌詞表示を先祖に持つものだと思いますが、今は歌詞が歌い方に合わせて多彩な表現に変化するアニメーションになっていて、アドさんのミュージックビデオではそれがかなり効果的に使われています。
アドさんが自分の顔を出さずに活動しているのは、そういう多彩な表現を作り出す人々をリスペクトし、自分の役割は歌うという作品全体のほんの一部分だと考えているからなのだと思います。
そういうふうに発展したアートをライブの世界に持ち込むのは、実はとても挑戦的なことなのですね。
アドさんのライブは巨大で高精細なディスプレイを多数使って行われます。
そこに小さな影としてアドさんが存在して歌っている形です。
大きなディスプレイに表示されるアニメーションは、アドの世界観を知っていてライブに参加している人たちの期待を裏切りません。
要するに動画配信の世界観をライブに持ち込んでいるわけです。
そしてそれは孫子となきライブでもあって、アドさんがその瞬間にしかない表現をするわけですね。
コロナ禍が始まった時、ソーシャルディスタンスの文脈でVRが客を浴びました。
僕も元々VRに興味を持っていたので、その動向についてよく考えました。
その時に、音楽系のライブの在り方について僕はこんな風に考えていました。
VRが提供する新たなライブ体験
たぶん、ライブを趣向として家で見られるライブ配信までの間に、その体験のレベルに応じたグラデーションがあって、そこにこれまではなかったビジネスチャンスが生まれるだろうということです。
映画館でIMAXみたいなものが少し高い料金で提供されるようなことが、一般家庭でも起きるかもしれないという発想でした。
ただ、これは現在のライブ体験を頂点として、体験が少しずつ劣化するものを大体的に提供するという発想なのでした。
でも、ADOさんのライブ放送を見て、ちょっと考え方が変わりました。
ライブの体験は現場に行かないとわからないし、それは素晴らしいものです。
でもそれが本当に頂点なのかというと、そこはまだわからないと思ったのです。
現在のライブの方法では体験できない、さらに素晴らしい体験があるかも、と感じたのですね。
それは、ADOさんの歌を本当に体感するためには、歌を聴くだけでなく、ミュージックビデオを見る必要があるということに気付いたから感じたことなのですね。
今の時点でVRと言われているものは、まだまだ体験の質が高いとは言えないから、リアルの大体のイメージが強いけれど、
将来体験の質があるレベルを超えた時、全く違う世界を見せてくれるに違いないと思ったというわけなのです。
ADOさんと一緒にADOさんのライブを見るって、とても不思議な世界ですが、こういうのが不思議じゃない世界が来るかもしれません。
ひょっとすると、ライブでパフォーマンスを見るADOさんと、それを見てしゃべるADOさんのどちらかがAIなんていう、もっと不思議な世界に入り込んでしまうかもなぁと、ちょっと失礼な妄想もしてしまいました。
皆さんはどんなふうに想像しますか?今回は、VRはリアルの大体ではないのかもと思った話をしました。
今日はここまで。読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ストア化で、ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから見に行くことができます。
コメントはリスンで。文字で読みたい方はノートをどうぞ。
どちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。ではまた。
07:05

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