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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読者と編集の千葉直樹です。このチャンネルでは、読者とIT時代のリテラシーを中心に、好きなものの話をしています。
今回話するのは、地図好き女子がゴールイン、結婚ですか、というものです。
火曜日は地図の話をしています。タイトルにアニメのタグをつけてあって、アニメの話ではあるのですが、今回はちゃんと地図の話もできると思います。
たぶん。今回は1137回目の配信です。1074回と1088回はどちらも火曜日、地図の話として同じアニメ作品の話をしました。
作品名は、結婚するって本当ですか、です。 旅行会社の同じ営業所の同じ部署に所属する男女、
タクヤとリカが新設されるアラスカの営業所への転勤を開始するために、結婚を偽装するところから物語が始まります。
転勤者は独身者が優先というところから始まった、そうなのです。 この2人はどちらも人付き合いが苦手で、結婚なんか全然考えていなかったのですが、この嘘で周りを巻き込んで起きる様々な出来事をきっかけに、当初の意図に反して気持ちが近づいていってしまうんですね。
この流れ、最初のきっかけこそドラマ的ですが、そこから起きていくストーリーは案外リアルな感じがするんです。 結婚という外形的な事実から恋愛が始まる。
普通は順番が逆って思うでしょうけど、そうでもないんですよ。 そして結婚はゴールではなくて、むしろスタート。
そこから始まる人生は決して良いことばかりではありません。 それを一緒に背負って生きるかどうかは、形としての結婚の前に、よく考えておいた方がいいと思うのですね。
そんな感じで、恋愛を考えてこなかった2人が、結婚ということを真剣に考えている恋愛物語。 いいと思いませんか?
この作品、そろそろ最終回になります。 もちろん作品タイトルの通り、右予曲折があったけど、ゴールインという形になりそうなんですが
どこから地図の話になるの?って思いました? 大丈夫です。ここからです。
理科が地図好きなんですよ。 地図を見ながら現地を想像するのも好きだし、それを元に現場を訪れるのも好きなんです。
結婚を偽装することで、2人でいろいろやらなければならないことがあって、お互い少しずつ好きになっているんだけど、2人とも自分の気持ちがうまく整理できないし、
だから気持ちをうまく伝えることもできずに、悶々とするんですね。 アニメ第10話で、理科の方が区切りをつけようと決心して、
昨夜と一緒に地図の旅に出かけるのです。 こんな変な趣味を持っているのを見せたらきっと呆れられて、悶々と考えてしまう関係に区切りをつけられるだろうと考えるのですね。
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行くのは玉川の上流にある浜松水滴。 玉川上水の始まりの場所です。
マニアックでしょ? でもね、昨夜の方はそんな理科もいいなと思っているんですね。
別に地図好きだから変なんて思わないじゃないですか。 理科の思い込みというか、本心は本当の自分を知って欲しかったのですね。本人は気づいてないけど。
どんな展開になっていくのかは本編を見てくださいね。 で、僕がいいなと思ったのは浜松水滴に行ったことなんです。
玉川上水は江戸時代から江戸・東京に飲料水を引いてきた水道システムです。 玉川上水はこの浜松水滴から始まりますが、
現在の水道システムもこの水滴から水を取り入れているのです。 水道の歴史的な始まりの場所でもあり、今でも水道システムの始まりでもある場所なんですね。
なんとなくここから始まる2人の物語を暗示する場所のような気がしませんか? 深読みしすぎなのかもしれないけど。
この場所を選んだ理科、すごくいいなと思うんです。 地図を通じてこの場所にロマンを感じていて、無意識にそこに人生を重ねているのですね。
こういう地図の読み方ができる人って男女問わずいいなと思うんです。 ああこの人本当に地図が好きなんだと思いました。
恋愛物語の伏線として出てくる地図だけど、これは地図が好きな人じゃないと描けないと感じるんです。 この作品を僕が好きなのは恋愛物語だけじゃない深みを感じるからなのですね。
そんな観点からもこのアニメを楽しんでいただけたらいいなと思います。 今なら各配信サイトでまとめてみるチャンスですよ。ぜひ見てください。
そして僕は私はこんな風に楽しんでいるよっていうことがありましたら、ぜひコメントしてくださいね。 このラジオは youtube でも配信しています。
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今回は地図好き女子がゴールイン、結婚ですか?という話をしました。 今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように。 千葉直樹でした。ではまた。