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2024-12-30 22:26

第4号 園長が農業をやっていて感じる様々な環境の変化

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五感をフルに活用して農業、野菜の栽培を行っていると、環境の変化に気づく機会が多いように感じます。同時に、これから10年後、20年後の農業を考えることが増えてきました。

「食べもの」という生命活動の維持、豊かな生のためになくてはならないものを、安全性や美味しさを確保しつつ、安定的に供給できるシステムを確立することは、農家側だけで真剣に考えて、頑張って、実現できるようなものではない気がしています。

「安全安心な農産物を生産する」シンプルな言葉ですが、この言葉を実現するための農業経営は試行錯誤と試練の連続です。

園長が、研究を重ねた「和炭栽培」で健やかに育つブランド「和炭とまと」に込めたものとは。なかなか聞けないトマト農家の本気の声をインタビュー形式で配信します。
 

月刊ねいちゃーは、福岡県北九州市若松で「とまと狩り」を営む、ねいちゃー園の園長が、農業のこと、経営のこと、ネイチャーのことについて、考えるポッドキャストです。

北九州市のふるさと納税返礼品として「和炭とまと」掲載中♪【楽天ページ】
https://item.rakuten.co.jp/f401005-kitakyushu/369-3090/

 

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サマリー

ポッドキャストでは、福岡県北九州市若松で農業を営むネイチャー園の園長が農業における環境の変化や気候変動の影響について話しています。特に、栽培に関する課題や未来の食料生産の持続可能性について考察されています。農業を通じて環境問題や食料問題の重要性を実感し、実際の体験が人々の意識を変えることが強調されています。しかし、情報を適切に伝え合うことがなければ問題の解決は難しいことも指摘されています。

農業と味のバランス
月刊ネイチャーは、福岡県北九州市若松で農業を営むネイチャー園の園長が、農業のこと、経営のこと、ネイチャーのことについて考えるポッドキャストです。
東土系とかは使ってはないんですよね。東土系で測ってとかではなくて、天野さんの見極めというか。
三ッ星トマトは、東土系で測ります。
だいたいね、おいしいと思う東土って言われたら7度ぐらい。
バランスが良いんですか、それ。
今のうちで言うと、7度ぐらいあればうまいんですよ。
すぎてもいいってもんでもないんですかね。
やっぱり甘いほうがよりうまいと思うよ。
7度ぐらいあればだいたいうまいって思うし、えぐみとか臭みとかがなければ、
7度では甘く感じるんですよ。
通常のトマトの7度っておいしいと思う。
うちのトマトの7度ならやっぱりコクもあるし、うまみがあるからおいしいって感じ。
やっぱりバランスですね。
いっさい昆布とかのうまみ成分を入れて、味がとってくる感じ。
昆布を一緒に食べるってことですか。
違う違う違う。じゃなくて料理の話で。
料理の話。
料理とかはコクがあると塩分控えめでいいとか、
身が控えても一緒に食べるとか。
たぶんうまみ成分があれば、甘さとか軽さとか、
臭みとか臭みとかもちょっと少なくなる。
それと一緒ってことですね。
感じになるんじゃないかなと。
確かに。うまみすごいですね。
昆布のようです。トマト自体が。
昆布のようなうまみを感じます。
なんか、自分で思うけど、食べたらうまって言いたくなる。
甘いとか、うまって感じですね。
そういえば俺、今回トマトプレゼントしてないの?
そうなんですよ。プレゼントというか、買いたかったのにまたすっかり忘れてて、
トマト鍋もしたかったのに。
まだまだこれからシーズンだから機会はあると思いながら。
これから他の野菜とかも充実させていきたいみたいな話でしたよね。
でもアスパラとアスミブラザーズがしてるんですよね。
そうそうそうそう。
他に何か計画してるものとかあります?
あとはブルーベリーを作ってみようかな。
今年はしないんだけど、来年はしない。
他の野菜も収穫体験として、栽培体験として確立したいなと考えたので、
そこを試験的に土でどういうふうにしたらいいやつができるか、
という技術研究的なことはしようと思ってます。
やっぱりそれぞれの野菜でまた違ったバランスに今度もなってくるってことですよね、おそらく。
バランスというか、そこの土の質とか日当たりとか水たけとかを
気候変動の影響
どうしたらいいものができるかっていうやつの研究をこれから。
話は全然違うんですけど、気候の変動とか大きいところで、
そのあたりで農場情勢とかもあると思うんですけど、
最近変わってきてるなとか大変だなって思われると。
例えば今年の夏でいうと、再耕地の温度が高すぎたり、
それが続きすぎたりすることで栽培の影響がものすごく出るので。
やっぱりすごく大きいですか?
いやめちゃくちゃ大きい。
そこの環境に適応していくのが追いついてない。
今年の時期が悪かったのは、対策はしたんだけど足りなかったんですよ。
簡単に言ったら、暑いときにどっか遊びに行く、
だけどうちわ持って行った、うちわじゃ足りんかったみたいな。
扇風機持って行ったけど扇風機じゃ足りんかったみたいな。
熱中症になったみたいな。
エアコンもスーツも買おうかとか、そういうふうまで対応しないといけないので。
これが果たして人間が対応できるレベルまでで収まるのかどうなのか。
今ぐらいだったら、エアコン、費用は別としてエアコン入れればできるけど、
それで対応できないようになってきたらどうするんだ。
最高のが50度とかになったら枯れますから。
人間も熱中症でバタバタ倒れる。
そういう未来が予測できてしまうので、
そうですね、このままいけば。
50度とかになれば植物とかも枯れこむ。
もちろん動物も死になるようになってくるんで。
どうしたらいいっていう答えはないんだけど、まずいよねっていうことはすごく。
持続可能な未来の探求
何かアイディア、土の中で作るとか。
土の中で作る。
今考えれば現実的じゃないんや。
土の中で太陽光を入れながら。
そんな形じゃないと。
今ハウスって土の上に立ってるんですけど、
それが屋根の部分だけ上に立ちて、
すごく冷たいんです。
15度ぐらいで安定してるので、
そしたら栽培もできるんじゃないかみたいな。
これはちょっとアホなことを思ったのか、それが現実になるのかわからん。
そうですよね。ものすごい大きいシフトチェンジが起こるのかも。
結局、テクスチャに反発して作るとめちゃくちゃエネルギーがかかるので、
暑さとか寒さに。
これどうしたほうかなみたいな。
めちゃくちゃ。
あと言って、
例えばそれが二酸化炭素の問題なのか、
それとも温室効果菓子とかみたいな問題なのか、
それとも温室菓子の問題なのか、
何なのかっていうのは、わからん。
なので、二酸化炭素の問題から処分器に変える。
対処ができるかもしれないし、
地域、地場、電池、みたいな影響もあるかもしれないし、
それとも地球の流れとして、地球の老化としてそうなっていくようなのかどうなのかっていうのは、
全部一理ありそうで、
その辺をどう対処していけばいいのかっていうのは、
うち農家が考えるレベルを超えてるような気がしてて、
それから、今、俺が取り組もうとしよう。
仲間を増やしたい。
そういう人を増やして、対策を取っていく。
みんなで考えるべきなのか。
つながってきますよね。
農業をしようったらすごく感じるんだなと思います。
夏場でもエアコンの部屋に行って、何か感じるかって言ったら、感じない。
この作業をしようったら、こんな死ぬ場合みたいな暑さの中で、
毎年毎年それが過激になっていくと、
やっぱり想像するから、あと10年できるのかなとか、
その環境に合わせるってどんだけ費用がかかるのか。
肌感覚としての実感があるからこそ、
環境とか食料の持続性とか、
そういうことをみんなで考えていきたいなっていうものもあって、
インタビューとか思いを伝えたいし、
一緒に考えられるような仲間というか、消費者も農業者もやってみたいな。
死ぬ環境とか、食べ物とかって、絶対に人はいるわけじゃない。
なので考えないとまずいんですよね。
私2年ぐらい食べ物なくても大丈夫ですって言う人がおるんだから、
そりゃまあまあ、あんたは食べに行かないといけない。
そういうのがまずい。
人間が住める環境にあるかどうかっていうのも問題やけど、
食べ物が育たない環境になったらどうするのですか。
実際そこになって、じゃあさっき言ったお金かかってるのを土の中で作りましょうって言う。
その時にはモデルケースがあって、
それをちょっと試験的にやるとか、なんかしとかないと、すぐのすぐは動かないし。
おっしゃるとおりだと思います。
しかも街で暮らしていると分かんなくなるんですよ、全然。
時間もないし、ものすごく食べ物がデパートとかにずらっと並んで、
余ったものを捨てられるような生活の中で、
当たり前にそれがあるって勘違いしちゃって。
そうね。
そういう場面はすごく大切なことなのかもしれないなというか、
どうしても違う環境におったら、分からないことがある。
実際現地に来て考えてみる。
目の当たりにすると、考えざるを得ないことがある。
そういう状況があって、
環境問題の実感
そういう環境におったら、分からないことがある。
実際現地に来て考えてみる。
目の当たりにすると、考えざるを得ない。
ただ言葉で伝えても難しいと思うんですよね。
だけ、実際に目の当たりにしないと、
本当に今年の野菜の出来が悪いなーって思ったら、
この環境大丈夫なのかと考えました。
虫が大量発生したんですね。
なんでこんなになったんやろ。
やっぱり環境問題がどうなの、みたいなことは、
このまま食料でも生きるんやろって必要なんですよ、みたいな。
意識もあるやろうし。
そう伝えるっていうことなんです。
伝える?
不足。
不足です。
まずいよとかっていうことを、
解説してもらう、伝えていく。
そういうことをしないと、
無理もできないから。
その時にネットニュース見てるんですけど、
シリアはそうなったんだ、みたいな。
ロシアは、みたいな。
話じゃないですか。
別に、
人間ってそんなもんだと思うんですよ。
身の回りにあることが一番大切で、
そこをどうにかしていく。
それが問題ないけど、
予測できる身の回りのことなんよ。
そこの不をちゃんと伝えていく。
スーパーだけに行って野菜が並べて、
廃棄の弁当があってどうのこうのとか、
そこもね、
実際目の前でひっくり返して弁当捨ててたら、
もったいないって思うし、
その辺を不を伝えるっていうことなのかな、
みたいなこととか、
みたいなのを、
実感しないっていう話かな。
自殺者が日本で何千人、
何万人いますよとか言うと、
ああ、そうなんだ、悲しい出来事やね。
実際、目の前で自殺者が死なれたら、
結構衝撃で、
何で死んだやろ、この人強くて。
考える。
そういった意味では、
見ないっていうことが、
知らないってこともないんだったりする。
その辺は体系農園につなげていける。
そうですね。
そこが体系農園とか、
おじさんに来てもらって取り組むっていうところの
取り組みにつながっていくわけですね。
食べ物の安全とか、
このままじゃあ農家は、
衰退していくのが目に見えてるんで、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
安田さん、
食糧問題にしろ、いろいろな問題にしろ、
ちゃんと実際に見て経験してないとか、考えてないとか。
有事のときに食べ物がなくなって初めてわかることかもしれんし、
その前にわかるなら、それに越したことがない。そこに対策を今のうちから打てていけばいいという感じでもあったりして。
食べ物の安全性とか、もちろん畑が土が枯れていくみたいなこともやっぱりそれがないと野菜が育たないので、
できないから他の野菜を植えるっていう問題ではなく、やっぱり土を作る。
もちろん環境の問題とかに向き合うとか、本当にお金だけじゃなくて、
大切なものを伝えていくみたいな。もちろん考え方が、野菜を育てると広がったりすることもあったり。
まとまらんけど。
いやいや、無理にまとめなくて大丈夫です。
支援の意識
山野さん自身の問題意識がすべて出発点になってる感じですね。
ああ、そうかもしれないね。
そういうのに一緒に問題意識を持って物事を考えたり、
支援してもらう。どういう形であっても支援してもらう仲間を増やしたりとか、
できたらいいのかなっていう思いが。
こうやって安全にインタビューを取ってもらったのに、
今意識してるのは、世の中に使われていくために支援してる人がいないとダメだ。
仲間を増やす。そのためには言語化していかないといけないっていう意識がある。
食べてもらうだけじゃなくて、支援の仕方っていろいろあると思うんですけど。
そこからボランティアにつながるかもしれないし、
金銭的支援みたいなものもあるかもしれないし、技術的な支援みたいなこともあるかもしれないし、
一緒に考えて、一緒に取り組んで、一緒に食料というか、そういうのを共有してっていうところかな。
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