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2024-11-04 05:51

あぁ、愛しきさくらももこ

#さくらももこ
#さくらももこ展
#藤城清治
#ルノワール

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00:06
こんにちは、なっちゃのです。先日、さくらももこ店に行ってきました。
さくらももこ店、つい1、2年前とか、もうちょっと前かな、2、3年前とか、
そのレベルの時に全国に回ってたんですけど、行けなかったんですよね。
結構遠くて、電車で2時間ぐらいのところがマックス近い開催で、ちょっと断念したということがあって、
今回東京の六本木に来るということで、かなり楽しみにしていました。
予約先日行けたんですけど、六本木の森アーツギャラリーにあるので、
ぜひぜひ、これはもうぜひお勧めしたい展覧会です。
この展示というのは、かなり品数もあってなんですけど、漫画とか扉絵とか原画とか、
これは思わず一つ一つ笑ってしまうようなものとか、あまりの細かな美しさに何でも簡単のため息というかね、
そういうのが漏れたり、あと可愛いなとかって癒されたり、本当になかなか忙しい展示でした。
ボリュームも結構ありまして、やっぱりさくらももこって今を楽しく過ごすということを突き詰めた人なんじゃないかなって思うんですけど、
ちびまる子ちゃんに象徴されるように、豪華な何かがなくても、
飛び上がるような喜びみたいなものがなくても、日常を面白おかしく生きるということの天才だなと思っているんですね。
この日常を切り取る視点とか、言葉遣いとかね、愛情とかそんなようなものをギュッと詰めて笑いに変える天才だなと思っています。
さくらももこの名言がですね、このさくらももこ展にももちろんドーンとあったんですけど、
そのいくつかを紹介したいなと思って、
ちびまる子ちゃんを描くってさくらももこにとってどういうことだったかっていうのが、
今回のさくらももこ展のメインキービジュアルにあったんですけど、
この優しい絵が描かれて、そこにちょこんって添えられている言葉なんですけど、
これもちょっとギュッと来てしまうので、ちょっと読みますね。
さくらももこというものが一つとですね、
自分の職業のことをこういう言葉で示しているっていう、
生の桓末にある言葉なんですけど、これもドーンと展示されていたんですが、ちょっと読みます。
私は面白いことを考えてあなたのところに遊びに行くという職業をしています。
そうしてあなたと一緒に笑います。それが私の一番嬉しくて大切なこと。
あなたはにっこり笑って次のページをめくってください。
こうして私の話はどんどん進んでいきます。
と言っているエッセイがあるんですよね。
03:03
日常をめでる、嫌なこともたくさんあると思うんですけど、
なんて言うんでしょう、きれいな笑いに変えるというんですかね。
やゆするでもなく、いじることでもなく、正論を言うことでもなく、
面白おかしくする天才だなというふうに思っています。
こういうさくらももこを哲学のもとに私も生きていきたいなというふうに、
熱めの赤を煎じてでも飲みたいなと思うんですけど、
私がさくらももこが好きというのと、好きなアーティストが他にも何人もいるんですけど、
例えば藤城誠治が好きということとか、印象派の画家ですね、ルノアールが好きということとか、
これはさくらももこ哲学と二人が似ている気がするなというふうに思うんですよね。
もちろんそういう哲学が好きでその人の作品を好きになっているわけではなく、逆ですよね。
作品があってその人が好きになって、
なんでこういう作品を描けるんだろうって思うからより知りたくなってということがあるんですけど、
藤城誠治は過芸のとてもメルヘンチックな世界観の人ですけど、
彼は今100歳になられるということで、青春時代とされる年齢のまっただ中に戦争があった年代の人ですよね。
それでいてああいうメルヘンチックな美しいものを作れるって、
やっぱりこんな美しいものを見ることができるならば、この世界もいいかもしれないっていうふうに思えるくらい、
美しい楽しい可愛らしい世界観なわけなんですよね。
で、ルノワールも私ずっと幼い頃からずっと心に引っかかっているというか、
当時はよくわからなかったんですけど、なんか忘れてはいけない気がすると思って、
なんかこう自分の記憶に留めていた言葉があってですね、
まあそれというのは人生には不愉快なことがあって、
だからこそこれ以上に不愉快なものを作ってはいけない。
だから美しいものを作るっていう言葉があるんですよね。
で、これもだからやっぱりそうなんじゃ、桜文庫が面白おかしいものを、
または可愛くて美しいものを作っていることと似てるんじゃないかなと個人的には思っていて、
まあこの人たちをこれからも不死鳥星人以外はみなさん亡くなれてしまっている方ですけど、
まあめでて愛していきたいなと思う。
そんな桜文庫の展覧会でしたので、ここで紹介しようかなと思ってちょっと撮ってみました。
ということで今日もどうか平和に皆様ご無事で、それではまた。
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