00:05
こんにちは、おはなし屋なおとです。今日は、フリーランスの人間関係は、ドラクエのように勇敢で、ちょっと切ない、というね、テーマでお話をしていきます。
僕は情報発信を中心に8年ですね、ライブコーチをしているものなんですけど、今日ふとですね、ちょっとお散歩をしている時に、
フリーランスの人間関係って、普通のその一般的な、というかね、学校とか会社で作る人間関係と、やっぱり根本的に違うよなーっていうことを考えていまして、
僕はね、23歳ぐらいの頃に起業しても今8年目なんですけど、やっぱりこう、個人で人とつながっていくっていう人間関係をね、
ずっと繰り返しているので、まあその会社とかにね、入ってたら、こういう感覚で人と関わることでなかったんだろうなーって思うことがありまして、ちょっとね、人間関係について話していこうかなと思うんですけど、
まあね、今日のテーマにもあるドラクエのように勇敢でちょっと切ないっていうのはですね、なんかこう、ドラクエ、ドラゴンクエストって知ってますかね、
ドラゴンクエストで魔王を倒すために勇者がね、最初は一人で食べに出るけど、道中いろんな仲間と知り合って、魔王を倒すっていう一つの目的に向かって、一緒にやっていくわけじゃないですか。
だからその目的がすごい一致しているから、そこでね、なんていうのかな、本当絆みたいなものはすごく生まれると、ただね、その会社とか学校とかみたいに同じ場所にいたから仲良くしましょうねっていうよりかは、
やっぱりその目的を共有している人たちとの繋がりっていうのは深さも全然違うし、やっぱりそこでね、生まれるシナジーというか、結合のパワーみたいなものってやっぱすごいもので、
まあそのね、コーチとクライアントっていう関係でもそうですし、ビジネスのパートナーっていう意味でもそうですし、やっぱりこう、なんていうのかな、目的があった上で繋がる関係っていうのは、
ものすごく得られるものも大きいんですよね。
まあただ、これが僕がその勇敢でっていうところ、まあそのなんか一つの目的に一緒に立ち向かう、本当こう仲間みたいなものができるんですけど、
ただちょっと切ないって表現したのは、ドラクエって魔王を倒した後って絶対に別れのシーンがあるじゃないですか。
魔王を倒すと、それぞれの各地の村を回って、でその一人一人メンバーが離脱していって、みんなそれぞれの故郷に帰るわけですよね。
で最後、まあその勇者は一人で故郷に帰って、でそこでその村の仲間とか、だいたいそこにね、あの婚約している幼馴染がいたりするんですけど、
まあそういう人たちのところに帰る。なんかこう一緒に、一時期は目的を同じくして、ぐわーっと一つの目的に向かってね、
03:07
進んでいくんだけど、まあそれもずっとは続かないものというか、なんかそれもいつかは終わりを迎えて、それぞれがそれぞれの帰る場所に戻っていくみたいな、
なんかそういう感覚を表現したくて、ドラクエみたいにっていう話をしたんですけど、このなんかこう、すごい深い繋がりなんだけど、
その目的を共有している一時期だけっていうね、それがずっと続くわけではない。別にその、なんていうかな、仲悪くなるとかではないので、まあ故郷に帰ってね、
まあその、ひとしたら久しぶりに会うことがあるかもしれないし、そうしたら会ってないうちに何をしてたかっていう思い出話にも花が咲くんだけど、やっぱりその一緒にいるとき、目的を同じくしているときにしか、
まあ感じられない熱量、関係性が出る摩擦の熱量みたいなものがあるんですよね。なんかそれをなんかこう、
いろんな人と縁をつなげていくのが、まあ僕のやってるライフコーチっていう仕事、フリーランスっていう働き方なのかなと思います。
なんかね、これ他にも似たような感覚のものないかなと思ってちょっと考えたんですけど、そうやって考えるとね、中学時代の塾って、なんか僕にとってそんな感じだったなと思って、
僕、その高校受験するために中学3年生から家の近所にある塾に入ったんですけど、大体塾って偏差値別でクラスが分かれるんですよ。
高校受験の時にね。で、その僕が入った偏差値のクラスが塾の中では一番上のクラスだったんですけど、なんかそこのメンバー20人ぐらいかな
いて、なんかみんなそこでね、やっぱ同じぐらいのレベルの高校を狙ってるんで、その塾はね、結構こう
アットホームの雰囲気だったけど、やることめちゃめちゃやらせるみたいな、宿題めちゃくちゃ多いみたいな塾だったんですけど、やっぱね、なんかみんなすごい仲良くて、その塾帰りに
大体そのね、塾って夜10時半ぐらいまで授業があったりするんで、そこから帰る時にちょっと近くのスーパーの裏の駐車場にね、集まってね
みんなでちょっと騒いでね、ちょっと騒ぎすぎて警察に呼ばれちゃったりとかしたこともあるぐらい、本当になんかね、そのワイワイワイワイするのが
なんかめちゃくちゃ楽しかった記憶があるんですよ。やっぱ同じぐらいの学校にね、挑戦している仲間みたいな、一体感みたいなのすごい出て、でもじゃあそのいざ受験が終わったらそのメンバーで集まるかっていうと
集まらないんですね、不思議とね。そのメンバーのうちの何人かは同じ高校に行ったんですけど、じゃあ仲良いかって言われると、別に仲良くしないんですね。
いやあったらうぇい!ぐらいはしますけど、これ本当不思議だなぁと思って、なんかね、そういう感じなんですよフリーランスの人間関係って。
06:02
やっぱその同じ目的に向けて走ってる時、本当に協力してガッて手を繋ぐ時もあれば、その目的が達成されたり、その目的が変わったりすると、それぞれの帰る場所に戻っていくみたいな。
なんかその感覚、出会いと別れを本当に繰り返すみたいな。別に別れじゃないんだけどな。別れじゃないんだけど、やっぱり一緒にいられる時期とそれぞれの場所に戻っていく時期っていうのがあって、
そこにやっぱりどこか寂しさを感じるっていうのが僕の感覚かな。自分で人間関係を繋いで、自分で別れていくっていうね。
この感覚って、ただ会社に入ってその場所にいる人と仲良くするとか、仕事の関係上この人と仲良くしなくてはいけないから仲良くするとか、
学校とかなんだったらね、クラスの友達と変な感じにならない程度に仲良くするとか、そういうのとはまた違った、目的が一緒で一緒にいたいから、手を組みたいから手を組むみたいなね、
関係ってすごい僕は実りのあるものだと思うし、ただずっと一緒にいることはやっぱりできないんですね。どれだけ仲が良くても、
どれだけその時一緒にいて、本当僕はあなたに出会うためにこの仕事をしてきたんだって思うような人とでも、僕8年やってるんでね、そういう人と何人も出会ってきたけど、やっぱり終わりが来るんですよ。
その終わりはやっぱりひょんなことからやってくるというか、ちょっとした考え方のずれとか意見のずれとか、僕起業最初は本当中学1年生、12歳の時から一緒だった。
こいつとは死ぬまで仲良くてずっと一緒にいるんだろうなって思ってた友達と起業して、そいつとも1年半ぐらいで別れてますから、別れたって言っても別に仲悪くなったわけじゃないですよ。今でもちょこちょこ遊んだりするし、
あれだけど、一緒にビジネスするっていう目的からはもう離れちゃったので、っていうね、出会いと別れ、本当に繰り返すなっていうね、なんかこれはやっぱフリーランスっていうか、自分で人間関係を作って生きていくっていう
生き方特殊だなぁと思って、だから僕は基本的に僕の
なんていうのかな、人間関係におけるスタイルは、去る者を追わず、来る者を拒まずかな、で一応やらせてもらってはいるんですけど、それはやっぱりそのね一緒にいられる
時っていうのはやっぱり限られている。僕のクライアントさんに対してもそうですけど、クライアントさんたちもね、今、僕とあなたたちは一緒に手を繋げているわけですけれども、これって多分一生手を繋げるわけではきっとないんですよね。
まあ、遅かり早かり卒業のタイミングが来るだろうし、卒業しても今と同じ関係でいるっていうのは、僕もずっとね、クライアントさんとは同じ関係でいるつもりではいますけど、やっぱりお互いの目的とか見える場所とかが違ってくると、
09:02
きっとね、いつか話が合わなくなることもあるだろうし、自然と関わる機会が減るっていうことも全然あるし、今までの経験から考えてみるとそうならなかった人っていないので、
だからやっぱり今一緒にいられることっていうのはやっぱりすごい嬉しいことだなと思うし、いつかそうやって別れていったり卒業していったりする時は、それはその時で悲しい話じゃないんだよなって思うようにはしてますね。
こういう仕事柄、本当にあなたに会うたびにって思うような出会いもあれば、やっぱね、別れもあるので、そのこの別れがあるっていうのがね、転勤とか転校とかじゃないですからね。
なんか不可抗力で別れるとかじゃなくて、お互いがなんとなく目的がずれていくとかね、契約が終わるっていうのも一つの区切りだし、僕はその親友とまさか別れることになるとは思わなかったんですけどね。
そういうことってやっぱりいっぱい起きます。僕たちはドラゴンクエストという魔王を倒すじゃないけど、目的が一致しているから一緒にいられると。
で、目的が変わっていったり目的を達成した後っていうのはまたそれぞれの道を持っている。
なんかね、旅している間に泊まっている先のステイ先のさ、ゲストハウスとかでめちゃめちゃ仲良くなるんだけど、それ終わったらもう会わないみたいな、それのちょっと期間長いバージョン、1年とかそういう期間のバージョンなのかな。
もう会わないってことはないんだけどね。ただ、こんなに毎週のように話してたのに、もうぴったり話さなくなったねみたいな人って本当に今まで僕何人もいたし。
そういう人間関係の近くなるがゆえの寂しさみたいなものは、フリーランスをするようになってからものすごく感じるようになったなと思いまして、ドラクエのように勇敢であり、ちょっと寂しいというね、お話をさせてもらいました。
そうそう、そういえばこの中学受験、高校受験の話で、ちょっとこのラジオの放送のネタを考えた時に思い出した話があって、ちょっと全然関係ない話なんですけど、
僕らのクラスに、板山くんっていう子がいたんですよ。板山くんね。板山くんのあだ名が、当時はハネルの扉がめちゃくちゃ流行ってたんで、
インパルスの板倉さんが出てたんですよ。で、インパルスの板倉さんが板チャイっていうキャラでコントをしてて、それでもうその板山くんももちろん板チャイって言われてたんですね。
で、その板山くんは板別中学で板チャイって呼ばれてたんですけど、ある日ですね、中学3年の時ですよね、塾の休み時間に、板チャイ、今板別中学どうなってんの?みたいな話をしたんですよ。
数学の進捗度かな、ここ習った?みたいな話だった気がする。で、どうなの?って言ったら、え?今なんて言った?って言われて、板別中どうなの?って言ったら、え?僕板別中じゃないよ?って板チャイが言うんですよ。
12:07
で、え?みたいな、え?何言ってんの?板別中飲む?板山だから板チャイ飲んじゃないの?みたいな、いよいよいよ。僕は板チャイだけど、市営中学だよって言ってて、その場にいる誰もが板チャイっていう名前だけで板別中学の板山くんだと勘違いしてたんですよ。でも本当はただの板山くんだったんですよ、市営中のね。
なんかその思い込みの力って怖いな、みたいな。そこにいる本当に12、3人いたんですけど、全員が一人も疑うことなく板チャイは板別中学だと思ってたんですね。それがなんかものすごい衝撃で、本当ね、人間ってね、本当に思い込んでることは疑えもしないというか、板チャイって板別中だよね?って聞くやつも一人もいなかったし、けどみんな板別中だと思ってた。俺も板別中だと思ってたよ、みたいな。
板チャイ以外全員板別中だと思ってたんですね。だからその口に出すまでもないぐらい当たり前の信念として、板チャイは板中であるっていう、板別中がね、板中の板チャイであるっていうことが染み込んでて、やっぱ人間思い込みの力って怖いなって思いましたね。
僕たちもね、日常的にこれはそれはこうでしょうっていうような、疑うことすら考えない信念みたいなものって絶対にあるんですよね。個人で稼ぐんだったら人の何十倍も働かなきゃいけないとかね、よっぽど才能あるものじゃないと独立できないとかね、月100万円稼げるのはものすごい優秀で企業の世界で一発当ててるやつだけだとかね、そういう感じ?
何十万円もするお金を1回の取引でもらうなんて信じられない。それは一部のめちゃめちゃ稼ぐコンサルとか、別の次元の話だみたいなね、その辺の人たちが別にそんなサービスを売ったっていいのにね、いいんだけど、やっぱ人間っていうのは言葉にもならない思い込みみたいなものがすごくありまして、その思い込みっていうのはなかなか自分では気づけない。
もう全員が板チャイは板中だと思ってたんですよ。全員、本当に全員。一人の例外もなく板チャイは板別中学だと思ってたんですけど、本当は市営中学だったんですよ。そういうことがあるので、皆さんね、自分の思い込みには気をつけてください。というお話でした。今日はこれで終わります。お話をやろうとでした。バイバーイ。