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こんにちは、おはなし屋なおとです。今日は個人で生きるということは、猫科のように生きるということっていうね、ちょっとそういうテーマでお話ししていきたいと思います。
今、僕は北海道の旭川市に宿泊しています。北海道出張2日目ですね。
今日は家族で旭山動物園に行ってきたんですけれども、旭山動物園ね、普通の動物園と違って、あの面白くてというか、
動物の習性とか、こういう生き物はこういう群れを作って暮らすんですよ、みたいなことの解説している看板みたいなところが至るところにあって、
動物の習性みたいなものがね、僕はすごく興味があって、いろんな看板をずっと読んできたんですけれども、
個人で生きるっていうのは猫科の生き方をすることなんだなと思うんですよね。
僕たちっていうのは人科じゃないですか、人間ね、人科なんだけど、基本的な行動原理っていうのは猿とかに近いと思うんですよ。
その集団を作って、集団の中にはボスがいて、そこでは序列ですよね、上下の段階があって、
そこで群れからはぐれたりしたりすると死活問題だから、群れの中での社会的な自分のポジションを取っていくみたいな生き方が猿とか、犬とかもちょっと近いんですよね。
犬も群れを作って生きていくんですけど、猫科の動物ですね、ライオンとかトラとか、そういうタイプの生き物は基本的に群れを作らないんですね。
大きな集団は作らないけれど、群れのように見えるときってそれは家族単位、子供とか母親とか、そういう単位のちっちゃい集団を作ることはあるけれど、基本的には単独行動をするっていう感じらしいんですね。
猫科の生き物っていうのは基本的に群れることがないので、自分で自分の食料は狩るみたいな、だから狩るか、狩れるか狩れないかが死活問題なんですね。
だから結構トラとかライオンとかって1日中寝てることが多いんですよ。24時間あると20時間寝てるとかいうのが普通、20時間寝てるというか20時間くらい休息をしているというのが普通で、朝夜の涼しくなった時間帯にグッと動き出して必要な食料を飼って、それを家族に食べさせたりして生きているみたいな感じなんですけど、
犬とか猿とかは社会を形成して生きるので、自分より階級が上の個体とかボスとかに対して認められたりとか、群れの中での自分のポジションを維持するような、維持するのに必要な行動っていうのが結構あって、それこそ猿でいう毛づくろいとかそういうものですよね。
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狼とかも自分より階級が上の狼にだけ見せる仕草があったりとか、自分より下の個体にだけ見せる仕草があったり。
それってすごく人間が作る集団の会社組織とか上司が部下にマウントを取るじゃないけどとか、部下は上司にこびえつらうじゃないけど、下の者としての行動をするみたいな。
飲み会でいう上司の空いたグラスに酒を注ぐみたいなものって、狼でいう上の階級の狼に対して尻尾と耳を垂れた状態でコミュニケーションを取るみたいなのとすごく近いなと思っていて。
僕たちはヒトカなので、猿と同じなので、社会を形成して生きるという習性があるんだけれども、ことを個人で生きるっていうね、起業したり自分でビニール袋を持って生きるっていうのは猫のように生きることが求められるんだなということを感じたわけですね。
僕起業するときに心谷陣之介さんという方の本をめちゃくちゃ読んでですね、心谷さんが結構猫のように生きようみたいなことを言ってるんですね。
当時は猫は自分を責めたりしないし自分のペースで生きてそれで人間に可愛がられてるから素敵でしょ、だから猫のようになろうよみたいな風に、実際心谷さんはそういうことを本で言ってるんですけれども、そういう風にしか僕も捉えられてなかったんですけどね。
今日実際に猫科の生き物っていうのはこういう習性の生き物で、猿科の生き物はこういう生き物で、犬科の生き物はみたいなことをね、実際に勉強して実物を物語りにすると、個人で生きていくっていうのは本当に猫のようになろうよ、にゃーんとかそういう話じゃなくて、
マジの猫として猫科の生き物がやっているように生きるっていうことなんだなっていうことを強く感じたわけですよね。
例えば企業っていう世界で個人で生きるってなるとやっぱり自分の必要なお金とか生活に必要なものっていうのは自分で揃えなきゃいけないわけですね。
集団に所属したり社会に、社会じゃない、組織に会社とかですよね、所属している場合っていうのは自分の食料を自分で狩るというよりかは、その集団の中での自分の序列だったり立ち位置っていうのがかなり大事なわけですね。
いかに上司に記念られるかとか、仲間と気づくりをしあって、自分はあなたたちの仲間ですよっていうことをアピールするかっていうものが大事で、人っていうのはそもそもそういうことをして生きる生き物なんですよ、僕たちはね。
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けど、今、人の長い歴史の中で初めて猫科のように生きるチャンスが与えられた時代っていうのはこの時代だと思うんですよね。
一時期、風の時代だみたいなことをこの世界では言ってる人とかが多くて、自分らしく生きれる時代になったみたいな、そういう風の時代って表現してる人たちが結構いたんですけど、今いるか知らないんですけど、
なんかそれはまさしく人科である僕たちが猫科として生きることを許された時代なんだなと思うわけですよ。
人間っていうのも社会を形成して、社会を形成するのはなぜかというと、自分の生きていくために必要なものっていうのを集団に所属することとか、序列の中で上からおこぼれをもらったりだとか、そういうことをしなければ生きていけなかったから、人間っていうのはとても社会を重視していた。
個人がどうこうっていうよりからは、集団の中で、集団の利益になるようにっていうことを意識していたわけですし、それが僕らのもともとの習性なわけですね。
だから人に嫌われたらどうしようとか、上司に気に入られたいとか、そういうことを考えるのは自然なんですよ。なぜなら僕たちは人科の動物だからですね。
でも、じゃあ僕がやってるみたいに個人で起業していけるっていうことは、そういうことをやったって別に自分にお金入ってこないんですね。
だから、そういう誰かに気に入られたりすることよりも、もっと自分がどうやったら生きていくために必要なものを得られるかっていう考え方をしなきゃいけなくて、
そのためには自分が一点集中してパフォーマンスを出せるように、パフォーマンスを出せる以外の時間をしっかりリラックスして楽しんで過ごすみたいな。
これってまさしくライオンが1日20時間ぐらい休息していると同じことじゃないですか。
ちゃんと必要な力を蓄えて自分の力を配分するみたいな。
けど、これが猿科の生き物とか犬科の生き物がこういうことをしたらどうなるかっていうと、
あいつサボってるとか、あいつはその他の奴がやってることをやってないとか言って、無理から追い出されちゃうんですね。
つまり無理から追い出されるイコール死っていう考え方がやっぱり僕たちのDNAには刻まれているわけですよ。
だから人の顔色を伺うんですね。
だから人の顔色を伺う自分は良くないんじゃないかみたいな感じで自分を責めちゃってる人とか結構いると思うんですけど、
それは人科なんですね。人という動物だから仕方がないと。
でも僕もやっぱり起業する前はそうでした。
やっぱり自分の直後の上司にどうやったら気に入られるかとか考えてたし、
自分が正しいと思ったことを上司がそれは正しくないって言った時に自分は間違ってるんだろうかという風に悩んだりとか、
人からどう見られるかっていうのをめちゃめちゃ気にしてたんですね。
それは僕がその人からどう見られるかを気にする性格とかではなく、僕は人間なので人間としては当然の立ち振る舞いをしていたっていうことになるんですね。
でも起業するとそれをやったって飯は食えないわけですよ。
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コーチングなんてうさんくさいんじゃない?みたいな。
コーチングやってるなんて人に言えないみたいな。だからしないみたいな感覚。だって生きていけないわけですよね。
別に他人から見てうさんくさいとかどうでもいいやんみたいな。
実際に自分が相手するのはお客さんで、周りの友達とか昔の職場の上司じゃないし、
全ての人が自分がやっている行動を理解してくれるなんて思わないわけですよ、当然。
群れなんか作んなくていいというか。
自分が大事にしたい家族とかそういうちっちゃい群れを大事にするためには世間からどう思われても、
それはもちろん法律を守ってやらなきゃいけないし、人間として大事なモラルとかマナーっていうのがあると思うんだけど、
綺麗事ばっか言ってものたれ死んじゃうでしょっていう世界観なんですね。
やっぱりそういう世界に順応していくには結構大変だった記憶があります。
お金を稼ぐとかそういうことは別にちゃんとやることやってればできるようになるんですけど、
この人間の習性ですよね。
僕たちがもともと人間として生きていたこの歴史上で身につけた立ち回りっていうのを変えなきゃいけない。
個人で生きるっていうことは集団の一員として生きるっていうことと、
もうその種族が変わるぐらいの大きな生き方の転換がいるって考えると、
僕が昔読んでた心屋さんの本で猫のように生きようよっていうのはとても理にかなっていることだなと思うんですね。
僕はもう今8年経ってるんでかなり猫がとしての生き方にはかなり共感を得るというか、
ライオンの檻の手前についてある看板とかをすごい頷きながら読んでるわけですよ。
なるほど、ライオンはだからライオンなんですねみたいなことを感じるわけなんですけれども、
やっぱり企業の世界で僕は企業をサポートするような仕事をしていると、
なんであなたほどの才能を持っている人が自分に企業はできないと思ってるんですかとか、
なんでそんなに力あるのに辞めちゃうのとか、なんでそんなに才能あるのに調整しないのとか思うことがいっぱいあるんですね。
うまくいってるのになんで辞めちゃうのみたいなことが本当にあって、いろんなケースを見ているとね。
それはやっぱり生き方なんだなと思うんですよ。人化だからなんだなみたいな。
個人で生きたいんだったら、稼ぎ方とかビジネスとかだけじゃなくて、生き方そのものが問われるわけなんですよね。
僕たちは猫じゃないんですよ。人なんですよ。
人化の生き物というのは猿たちを見てください、集団を作って生きるんですね。
集団を作って生きるということは、生きるために必要なことばっかりしてたってしょうがないよっていう世界観なわけです。
毛づくろいをするし、自分の回帰を気にするし、自分が飯が食えるかどうか以上に周りの猿たちからどう見られるかっていうのを猿たちは常に気にして生きているわけですね。
犬かもそうですね。狼の解説が面白かったんですけど、狼も序列を作って生きるわけで、狼って生態系のトップにいるわけですよ。
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天敵っていないんですけど、でも狼ってどんどん絶滅してるじゃないですか。
なぜかというと、狼っていうのは組織というか社会の掟みたいなものがめちゃめちゃいっぱいあって、
やっぱりその掟を守れない狼っていうのは、無理から追い出されちゃうわけなんですね。
それが一匹狼って言われるような状態なんですけど、やっぱり一匹狼の生存率っていうのはすごく低いと。
だからその掟のルールをもうちょっと緩やかにして、狼たちが協力して生きれば、別に狼が絶滅することなんかないわけですよ。
強いんで一番。だけどやっぱりその掟は厳しいから一匹狼になる答えがどうしても出ちゃって、一匹狼だと生きるのが難しいからっていう解説があって面白いと思ったんですけど、
狼が一匹狼になるときに、その狼のまま一匹になるから、それは難しいよなと思って。
でも一匹猫って言わないじゃないですか。一匹ライオンみたいなの言わないですよ。
何でかっていうと猫は一匹で当然、ライオンは一匹で当然だからですね。
一匹で生きていく生き方をしているからなんですよ。だから別に集団をそもそも作る必要がないし、一匹になること恐れないですね。
でも狼っていうのはやっぱりその一匹で生きていけない生き方をしているから一匹になっちゃったときに死んじゃうんだって。
それすげえおもろいなと思って。人間マジで同じだな。企業ってマジで同じことだなと思って。
企業っていうことに人が異常に恐れるじゃないですか。僕は恐れてるな、みんな。必要以上にビビってるなっていうことあるんだけど、
それはやっぱり人っていう生き物は社会を形成して生きる生き物なので、社会からはみ出るっていうことは一匹狼になっちゃうよ。
一匹狼の生存率ってすごく低いんだよって話を多分してるんですよね。
でも僕が言いたいのは別にもう社会から外れて生きるんだったらそもそも人間やめたらいいんじゃないですかっていうね。
人がの生き方をやめたらいいんじゃないですかって。一匹でも生きていける生き物たちっていっぱいいるわけで、
その生き物たちの生き方を学ばなきゃいけないって思いました。
企業家なんだったら、集団に所属して生きていく人たちの生き方よりも、企業をして生きている人たちの生き方って全然違うんですね。
ビジネスを一人でやってるかやってないかの違いだけじゃないですね。
やっぱり一人で生きるっていうことは、社会に所属せずに生きるっていうことは、最小の群れで生きるっていうことはやっぱり生き方が変わってくるんですね。
上司に媚びへずらってる場合じゃないでしょうっていう考え方なんですね。
そういう生き方をやっぱり変えなきゃいけない。
だから企業って難しいんだなっていうのはすごく思いました。
やっぱり今あなたが企業に挑戦しようとしていて、なかなか難しいなって思うのはですね、
人化としての生き方をずっとしてきているはずなので、猫化にならなきゃいけないですね。
猫の生き方を人のまま、犬のままやるのってめっちゃ大変なんですね。
だけど、一人で生きる。
自分で生きるってなると、それで自分で生きている大先輩方の立ち振る舞いを勉強してですね、
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確かに今までの考え方だったらちょっときついんだけど、
でもこういうふうに考えたら別に、冷静に考えたらできるよねみたいな感じで生き方をシフトするっていうのが大事なんだなと思いましたね。
やっぱり本当に生き方の転換が難しいのであって、
本当にお金の稼ぎ方が変わるだけじゃ本当にないので、
そういう意味でやっぱり生き方を転換するということにみんな苦労しているんだなと思いましたね。
僕はたまたまそうやって個人で生きるってなったときに、
個人で生きている人たちが周りにたくさんいる環境を手に入れることができたので、
その人たちの立ち振る舞いを見ながら、自分の中ではこれNGだと思ってるけど、
全然この人たち普通にやってるし、
この人たち普通にやってるけど、別にこれ社会的に考えても別に悪いことではないしなみたいなことってめっちゃたくさんあるんですよね。
自分の直感的な今までの人生というか、
自分の人という動物としての振る舞いじゃ理解できないこととかでも、
案外冷静に考えてみたら合理的なことって結構あったりとかするし、
自分が起業する前ですよね、
力を入れていた部分と、実際起業して個人で生きるようになってから力を入れるようになった部分は全然違うんで、
そういう意味で生き方の転換というものがやっぱり難しいんだなというのは、
今回朝日山動物園でいろんな動物の生態系を見て思ったことですね。
起業して個人で生きるっていうのと、
人間社会で僕たちが小さい頃から教育で教えてもらったような生き方をするっていうのは、
そもそもの生き方が違う。
狼の生き方とライオンの生き方くらい違うんだなということで、
大事なのはどこでどう生きたいかなんでね。
自分がこっちで生きたいと思っているのに今までの生き方を引きずる必要はないし、
今までと違う生き方だからそっちに行けないということもないし、
自分も動物なんだなということを今日はめちゃめちゃ感じましたという話で終わろうかなと思います。
じゃあ予言パート行きましょう。
明日は帯広っていうところに乗り組むんですけど、
それがクライアントさんの地元で、
僕はそもそも自分の家から2000キロ離れた場所にクライアントさんがいるっていうことでもとんでもないことなのに、
そこに対して自分が飛行機に乗って家族を引き連れて行って、
さらにそこからクライアントさんの地元に遊びに行くことになるとは思わなかったということと、
常に僕はそのクライアントさんとやりとりしているんですよね。
今日の飯何しようかっていうのを毎回クライアントさんとLINEしながら色々聞いているんですけど、
やっぱり現地の人間の意見を常に聞きながら行動計画を立てられるのはマジ強いなと思って、
もしこれが僕が普通に来てて北海道に旅行するってなったらこんなディーブの旅行になってないなっていうのはめちゃめちゃ思うんで、
色んな世界の人と個人的に繋がっているっていうのはすげえことだなと思いますね。
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多分僕沖縄に行っても沖縄に同じようにクライアントさんいるんで、同じことが起こると思うんですよね。
だからこうやって家族で旅をするのもやっぱり普通に生きているより数倍楽しくなるって考えたらね、
やっぱ我ながらいい生き方してるなと、これがネコ科の生き方かということを思いましたという話です。
ちょっと連日ハードなスケジュールが続いているんで、体調崩さないように今日はもう寝たいと思います。
以上です。