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2024-03-21 09:19

人は物語の世界を生きている 

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こんにちは、おはなし屋なおとです。
今日は、人は物語の世界で生きているというテーマでお話をしていきます。
僕はライフコーチとして、8年間個人でコーチングサービスを提供して生きているものなんですけれども、
今ですね、読んでいる本でちょっと興味深い話を聞きまして、
ちょっとこれはね、リスナーの皆さんにシェアをしようということで、今収録を撮っております。
人はですね、目の前のこと、目の前のことっていうのもなんかあれだな、あれなんだけど、
現実は一つなのに、人によっては解釈がいろいろあるよね、みたいなことを書いてある本を読んでいるんですけれども、
そこで面白い話があって、プロのテニスプレーヤーの話だったかな、
テニスのプレーヤーが相手からのサーブを打ち返すために行動をするわけじゃないですか、体を動かすね。
でも、物理的には脳が相手がサーブをバコーンって打つのを見て、
その球の軌道を見て体を動かしてたら、テニスのサーブとかって球早いんで、
それに追いつくことって物理的に無理らしいんですよ。
108キロとかあるらしいんですよ、プロの男性のテニスプレーヤーのサーブのボールのスピード。
だけど、そのボールのスピードを見てから体を動かしたら絶対間に合わないらしいんですね。
それとか野球とかでもそうですよね。大谷翔平165キロでボールを投げるじゃないですか。
大谷翔平が手からボールを離した瞬間のボールの軌道を見て、その軌道に対して体を動かしても絶対的に間に合わないらしいんですね。
これはもう人間という機能の性質上、相手が…相手じゃないな。
ボールの動きを見てからそのボールの視覚情報を脳に入れて、
その脳の中でこのボールを打ち返すためにはここにバットを出せばよいという指示を出して、
実際にバットを出すという行動までに0.何秒かかかるらしいんですよ。
だけど0.何秒かかかってるうちに翔平のボールはもうミッドに突き刺さってるんですね。
これっておかしいじゃないですか。
でも大谷翔平のボールを打ち返すメジャーリーガーっていっぱいいるわけですよね、実際ね。
だってもう大谷翔平…全部の試合パーフェクトピッチングじゃないと
なんか人間の構造的におかしいらしいんですよ。
165キロとか出ちゃうと。
165キロ投げれたら人類は反応できないらしいんですよ。
だけど大谷翔平も…それはもちろんすごいピッチャーだけど
打ち返されるわけじゃないですか。
じゃあなんでって言われると人は実際のボールを見て反応しているんじゃなくて
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こういうフォームで投げた、こういう軌道で腕を振ったら
ここにボールが来るだろうって勝手に予測をして
現実ボール見てるわけじゃないんだけど
先にボールが来る前に体を動かすっていうことをやるらしいんですよね。
それが物語の中で生きているっていうことを作者さんは表現されてたんですけど
それを見てなんか面白いなと思って。
だから人っていうのは現実世界の…それこそ朝起きて
じゃあ仕事に行くからね。
家を出る時にドアノブを握ります。
ドアノブをひねります。
で、ドアを開けますってなった時に
そのドアの向こうにいつもと同じ日常が広がっているだろうっていう
勝手な思い込みの中で処理をしているらしいんです。
だから毎日ドアノブを触る感覚とか
開いた時にドアの向こうに何があるのかみたいなことを
いちいち処理してたら追いつかないんですって、脳の容量が。
だから人間の脳ってほとんど予測で動いてるらしい。
っていうね、プロのテニスプレーヤーとか
バーサス将兵みたいなことをしてる人たちではなくて
僕たち人間はほとんどが予測したことに対して
体を動かしてるっていうらしいんですよ。
見て動いてるわけじゃないらしいんですね。
だからそういうことを考えると
僕たちは実際の現実で起こっていることに対応しているのではなくて
起こるであろうことを勝手に脳で予測して
実際に何か物事が起きるまでに
先に体を動かしておくっていうことをやるらしいんですね。
つまりこれで何が言いたいかっていうと
僕たちって現実世界を生きてないんですよ。
だからこれ面白いなと思って
ここからは完全に僕の持論なんですけど
人間って物語の世界を生きていますと
それはつまり物事に適切に反応するためには
その物事が起こってから反応しても遅いんですね。
だから体が先に動くという
これがやっぱり無意識の領域とか言われることで
人間っていうのは今までの自分の経験則とか直感とか
そういうものに従って体を動かして
後から現実を把握して理解して
これはこういう行動をするべきだったから
こういう行動をとったんだっていう認識をしていくという
現実より認識って後らしいんですよ。
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僕スポーツやってたんで本当に面白いなと思って
人間って自分が実際に体でやってる処理
脳でやってる処理と
自分が実際に体を動かして
こうやって動かしただろうって思う処理って
全然違うんですね。
だから何が言いたいかっていうと
僕たちって僕たちが認識してるような世界を生きてないっていうことなんですよ。
物語を持ってるんですね。
それは今までの人生から経験してきたこと
直感っていうのは自分の経験則であったり
そういうものの集合体なんで
なので悩んだときは直感を選ぼうっていうのも本当その通りで
僕たちの体には今までの人生でとんでもない量のデータが蓄積されてるんですね。
だから何にも考えなくても朝起きて歯磨けるじゃないですか
何にも考えなくても家出れるじゃないですか
いつも通勤してる職場とかだったら
ほとんど何にも考えなくても行けるわけじゃないですか
それって毎日そこに行くために全神経を集中してるのではなくて
自分の頭で前回もこうだったから
きっと次回もこうだろうっていうことを勝手に想像してやってるらしいんですね。
これすごいことだなと思って
だから自分の人生を変えるとか
今までのパターンと違う生き方をしようと思った時に
頭で違う生き方をしようって思うだけだったら
今まで生きてるストーリー、物語の中から出られないと
頭の力では
だから今までと違うパターンを
意図的にやっていかなきゃいけないよねっていうことが
この本から僕が学んだことかなと思いまして
僕も最後まで本読めてないんですけど
すごいそういえばそうだなーみたいに思うことがいっぱいあって
人間ってね本当に反射とか反応で生きてるんですよ
みんな自分の頭で考えていろいろやってるっていう風に思ってるけど
僕も今車運転してますけど
車最初運転する時ってめちゃめちゃ怖かったはずなんですよ
一つ一つの動作をどうしていいか分かんないし
もう集中していや車なんてもう乗るの怖いわって思ったけど
今なんかねラジオ撮りながら運転してますからね
どのタイミングでブレーキを踏むかとかアクセルを踏むかとか何キロ出すかとか
こんなことはもう全然考えずに車なんか運転できるわけですよ
これも結局自分が持ってるストーリーを元に体が処理をしてるということで
このことの天末はあなたに任せますが
人間っていうのは物語を生きてるらしいですよ
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だから現実世界はあんまり生きてないらしいです
面白いですね僕はこういう話が大好きなので
またねこういう話を見たら皆さんにシェアしようかなと思っております
お話しアナウンスでした
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