1. なおくんのラジオ遊び
  2. #2560 『リ・パッケージング』..
2024-08-20 11:59

#2560 『リ・パッケージング』という考え方 from Radiotalk

#2560 『リ・パッケージング』という考え方
・リ・パッケージングとは?
・リ・パッケージングの具体例3選
・リコーダーをリ・パッケージングしてみると?

■リ・パッケージングとは?
・ある商品を、ターゲット・デザイン・価格帯などを変えてパッケージングし直すこと

■リ・パッケージングの具体例3選
・具体例1: ラムネ(受験生向けラムネ)
・具体例2: 万年筆(子ども向け万年筆)
・具体例3: ガラスペン(本屋さんで売る)

■リコーダーをリ・パッケージングしてみると?
・本体と楽譜をセットにした箱に入れて、本屋さんで販売する

参照リンク
✔︎万年筆カクノ | プロジェクトストーリー | PILOT
https://www.pilot.co.jp/employment/project/project2.html

#202408n
00:01
はい、お疲れ様です。なおくんです。ということで、今回はですね、リパッケージングという考え方というテーマでお話ししてみたいと思います。よろしくお願いします。
はい、ということで、ちょっとマーケティング的なお話になるんですけれども、リパッケージングというのはですね、僕が考えた造語なんですけれども、
そういう言葉があるかどうかわかんないですけども、ちょっと思いついたので、それを説明してみたいと思います。
リパッケージングというのはですね、リというのは再びという意味ですね。パッケージングというのは、パッケージをするみたいな意味ですね。
なので、再びパッケージするみたいな意味の言葉だと考えてください。はい、これはどういうことかというと、僕の考えた概念なんですが、
リパッケージングというのは簡単に言うと、ターゲットやデザインや価格帯を変えて同じ商品をもう一回パッケージングし直すみたいな意味ですね。
はい、こういうふうに考えるとですね、オワコンになった商品を再びリバイバル
ブームにすることができるんじゃないかなというふうに考えたので、ちょっとその辺を共有してみたいと思います。
はい、例えばね、どういうものがリパッケージングされているかっていうのを実際に世の中にあるもので、ちょっと検証してみたいと思うんですけれども、
大体3つぐらいあります。1つ目がラムネ、2つ目が万年筆、3つ目がガラスペンですね。
この辺りがリパッケージングされて売れているものの一例ですね。 それぞれちょっと見ていきたいと思うんですが、1つ目はラムネですね。
これ1つ前の収録トークで話していることなんですけれども、 このラムネというのがですね、まさにリパッケージングで成功した例かなと思ったわけですね。
詳しくは1つ前の収録トークを聞いていただきたいんですけれども、 ラムネっていうのは一般的に食べるラムネですね。
シュワシュワって飲むラムネじゃなくて、食べる方のラムネのことを言ってますね。 そのラムネっていうのは普通に考えたら子供のお菓子みたいな感じですよね。
あんまり大人になってから積極的に食べることは基本的にないですよね。 なんですけどもここ近年ですね、ラムネにはブドウ糖というのが豊富に含まれていて、
そのブドウ糖っていうのは実は脳にすごくいいよっていう、脳のエネルギー源になるからみたいな感じで言われているわけなんですけれども、
だから、子供のお菓子だと思われていたラムネも実は勉強とか仕事の集中力を回復させるのに有効なんじゃないかということで。
03:05
とはいえ、子供向けのラムネを買うのはちょっと恥ずかしいっていう、そういう心理がありますよね。
そこでリパッケージングをして、ちょっとラムネのパッケージを変えてですね、ブドウ糖90%集中力をつけたい時にみたいな感じで、
中身は同じラムネなんだけどパッケージをし直すことによって大人向けに売ることができるわけですね。
そうすると大人の人も、集中力にラムネいいのかみたいな感じで、そのパッケージを見て知る人もいると思いますし、
さっき言ったようなことをもともと知ってたけど、でもなかなか子供向けのラムネって買いづらいなって思ってた人たちも気軽に手に取りやすくなるわけですね。
このようにですねリパッケージングすることによって同じ商品でもまたちょっと別の価値をつけて売ることができるわけですね。
つまりターゲット、デザイン、価格帯を変えるというのは、
ターゲットっていうのは子供向けだったお菓子をラムネというお菓子を大人向け、受験生やビジネスマン向けにターゲットを変えたということですね。
あとデザインっていうのも、通常ラムネっていうのはプラスチックのボトル入りの子供向けのラムネありますよね。
あの森永の半透明のボトルに入った緑色のやつね。
それだと子供向けなのでそのデザインを変えて、よくコンビニに売られているような袋型、ジッパーが付いた袋型の入れ物にして、
そうするとコンビニに置いても違和感がない、大人が買っても違和感がないようなデザインにして、
あと価格帯もちょっと高めの価格帯にして、少し量を多くしてみたいな感じで、そういうところも調整してリパッケージングした例ですね。
これが一つ目の具体例、ラムネでした。 じゃあ次2つ目の具体例ですね、万年筆ですね。
万年筆のですね、カクノっていうね、パイロットが出しているカクノっていう万年筆があるんですけれども、
これがですねあのめちゃくちゃヒットしたんですね。 もう10年ぐらい前になりますけれども、
子供向けの万年筆というコンセプトで発売されたんですよ。 これも一つのリパッケージングという考え方の一例だと僕は思っております。
でそれまで万年筆っていうのは、 かなりちょっと高級な文房具で取っ付きづらいものみたいなイメージあったと思うんですよね。
どっちかと言うと、 おじさんが使う文房具みたいなイメージね。
イメージですよあくまで。おじさんが使うイメージで、ちょっと値段も数万円ぐらいして、
06:02
でなんか手入れが大変で、ちょっとなんか一般の人にはなかなか触りづらい文房具みたいなイメージがあったんですけれども、
それをカクノという万年筆は、 子供向けにしたんですね。
つまり小学生でも使える万年筆ということで、 ターゲットはまず子供に。大人、おじさんとかね、そういう年配の人が使うもの
イコール万年筆っていうところを、子供が使える万年筆。 具体的に言うと小学校3年生から6年生ぐらいの子供のための万年筆。
そして価格帯も、通常万年筆って言ったら数万円ぐらいするものが一般的だったのが、
なんと1000円で買えるというね、そういうふうなことでターゲットと価格帯を変えて、 あとデザインもすごくスケルトンモデルとか、
あとその原色のカラーとかですね、 ピンクとかオレンジとか水色みたいな、そういうもう従来の万年筆とは全然違いますよね。
従来の万年筆って言ったら、なんか黒いツヤツヤの万年筆で、なんかちょっと金の色のラインが入っているみたいな、そういうイメージじゃないですか。
そこをスケルトンボディにしたりとか、あとピンクとかね、あのブルーとか オレンジみたいな、そういうデザインにして、もうなんか全然万年筆の概念を変えましたよね。
これがリパッケージングっていうことですね。そうすることによって、万年筆というものの新しい市場を開拓して、
また万年筆が大ヒットしたんですね。これによって万年筆そのものもまためちゃくちゃこう、
リバイバルブームというか、万年筆って若干ちょっとオアコン感があったというか、 まあ新聞とか小説みたいな感じで、昔の人がよく使ってたよねみたいな、
そういうイメージのある文房具だったと思うんですが、この格納というね、万年筆がブームになったことによって、また万年筆そのものも見直されるようになって、
でまぁ、近年ではインク沼って言ってね、その万年筆のインクにこだわるような人たちのことを、インク沼って言うんですけども、そういう言葉も
流行りだしたりして、またそのそこからインクというものもまた売れたりとかして、万年筆業界そのものもまた活性化したっていうのがありますね。
これもリパッケージングの非常に良い例だと思います。 はい。
で、具体例の3つ目がですね、ガラスペンですね。 ガラスペンの話題もね、この僕の収録トークの方で過去にちょっと話しましたけども、
ガラスペンもね、近年流行ってるんですよね。 で、多分ね、コロナ禍ぐらい、2021年ぐらいから流行りだしたような気がするんですけど、僕の感覚で言うとガラスペンというものが。
で、それまでガラスペンって言うとどっちかというと、文房具というよりかは工芸品みたいな、そういう扱いだっていうような感じがするんですよね。
09:03
まあなんか、お土産物みたいな、そういう感じで、実用的な文房具というよりかは、工芸品、ガラス細工みたいな、そういう感じだったと思うんですが、これが文房具として使われだした。
で、これもね、多分ね、あのさっき言った万年筆ブームから来ているような気がしてるんですね、僕と僕の感覚としては。
その万年筆ブーム、書くのが流行ったおかげで、万年筆というものが見直されて、そこからインク沼みたいな感じで、まあいろんなインクがあるよね、みたいな感じで、そのインクにはまる人が増えて、そうすると万年筆だとちょっとインクの入れ替えが大変だったりするので、
そういう時にガラスペンというものがあれば、インクをですね、簡単にこういろいろなインクを試せるので、まあそういうところもあってね、ガラスペンが流行りだしたと僕は思ってるんですけど、まあそれはともかくとして、で、このガラスペンもまたリパッケージングして流行ったところがあって、で、このガラスペンは何かっていうと、あの本屋さんで売られてるんですよね。
本屋さんでなんかこう、なんかなぞり書きの本と一緒にこうセットになって箱に入って本体と本でセットになってガラスペンが売られてるんですよね。
で、これもまさにリパッケージングですよね。ターゲットデザイン価格帯をうまくこう変えて、まあ売ってるわけですよね。
っていうふうに考えると面白いですよね。このいろんな商品をパッケージングし直すことによって、また全然違うターゲットに向けて売ることができるということです。
それをまた延長して考えていくと、例えばね、僕が今やっているリコーダーという楽器、これもねリパッケージングしたら意外と売れるんじゃないかなと思ったわけですね。
リコーダーって言うとね、やっぱり小学生向けのなんか子供向けの楽器っていうイメージですけども、これもさっき言ったように万年筆みたいな感じで市場を全然変えるわけですね。
例えば大人向けのリコーダーっていう形で、ガラスペンみたいな感じでちょっと高級そうな箱に入れてリコーダー本体とあと簡単な楽譜とセットにして本屋さんとかに置いたら
なんか結構嬉しそうじゃないですか。リパッケージングしたらムックボンみたいな感じで、ガラスペンのようにね、その箱の中にちょっと高級そうな箱に入れて大人のまた再び始めるリコーダーみたいな感じで、みたいなね、そういうふうに考えるとちょっとワクワクしませんか。
はい、ということで今日はですねリパッケージングという考え方についてお話ししてみました。よかったら皆さんも面白いリパッケージングを考えてみてください。
11:59

コメント

スクロール