漫画制作のテーマ
はい、お疲れ様です。なおくんです。今回のテーマはこちらです、どどん。
タイムラプスを見ながらマンガを作る工程を解説してみた、優勝!
はい、ということで今回はですね、今サムネイルに載っている漫画があると思うんですけれども、
この漫画を作る工程をですね、ちょっと解説、説明していきたいなと思っております。
漫画を作ることとか、イラストを描くことに興味がある人とかですね、
もしくはこの漫画がどういう工程、過程で作られているのか、興味がある方はよかったら聞いていってください。
はい、ということでですね、この漫画を作るプロセスをですね、
タイムラプスっていう早回し動画みたいな感じのものがあるんですけれども、
それで撮ったものがツイッターに上がっているので、よかったらそれを見ていただきたいんですけれども、
一応リンクは概要欄に貼っておきます。
で、それを自分自身でもう一回ね、見ながらですね、
自分がどういう過程で漫画を作っていったのかっていうのを自分自身で振り返りながら、
ここでね、セルフライナーノーツ的に解説、説明していきたいなというふうに思っております。
自分自身でね、作っている間は意外と夢中になっているのでね、
分からないんですけれども、改めてタイムラプス動画を見ることによって、
こういう工程で作ってたんだっていうふうに振り返れるんですよね。
別に意識してね、この順番でやろうっていうふうにやってるわけじゃないんですよね、作っている最中っていうのは。
なので、作り終えた後に作っている過程を自分で振り返ることによって、
自分のその漫画制作マニュアルじゃないですけど、そういうものができるんじゃないかなと思っているので、
ちょっと自分のマニュアルを作るがてら喋っていきたいなと思っています。
同時にですね、同じように漫画を作ることに興味がある人がそれを聞くことによって、
ああ、なんかこいつはこういうふうに作ってるんだっていうふうに思ってもらえれば、
自分自身の制作の何かヒントとか参考になったりするかもしれないので、
そういう観点でもね、聞いていただければ嬉しいかなと思います。
制作工程の詳細
制作プロセスって本当に人それぞれなので、どれが正解っていうこともないので、
別に当然ですけども、これが正解っていうつもりもありませんので、
ああ、なんかそういうやり方もあるんだな、ぐらいの気持ちで聞いていただければと思います。
制作プロセスはですね、振り返ってみたら大きくわけで5つありました。
ちなみにね、この漫画を作るのにかかった時間、どのくらいかかったかわかりますか?
このアイビスペイントっていうペイントアプリで作ったんですけども、
このペイントアプリにですね、制作時間っていうのがちゃんと記録されるようになってるんですよね。
別に僕が測ったわけではないんですけれども、
ちゃんとそのアプリの中でね、この漫画を作るのにかかった時間っていうのが記録されてまして、
それによるとですね、なんとこのサムネイルの漫画を作るのにかかった時間というのは、
はい、何分くらいだと思いますか?
結論から言うと、40分です。
40分。こんなね、漫画を描くのに40分もかかってるんですよ。びっくりですよね。
こんなのね、5分くらいで描けそうじゃないですか。知らない人から見るとね。
で、この読むのだって本当に一瞬でしょ。もう5秒もかかんないくらいで読めるでしょ。
こんなものにね、40分もかけるんですよ。
で、こういうの毎回作ってるわけですから、これはね、大変でしょ。そうなんですよ。漫画作るのってね、大変なんですよ。
こんな絵柄の漫画ですら40分かかってるわけですから、
世の中のね、もう本当に緻密に描かれた漫画なんて、一体どのくらいのね、手間暇がかかってるのかと思うと、
ちょっと恐れ多くてね、もう夜しか眠れないですよね。
はい、えーということで、えーとですね、じゃあ、工程をね、ちょっと振り返ってみましょう。
えーと、5つの工程がありまして、先に5つ言っておくと、
えー、1つ目がですね、コマを割る。
2つ目が、ネーム兼ラフを書く。
で、3つ目が、えー、写色、かっこ、セリフを入れる。
で、4つ目が、ペン入れをする。
で、5つ目が、えー、着彩をする。
えー、着彩というのは色塗りですね。
はい、この5つのステップで、えー、作りました。
ので、それぞれちょっとね、簡単に解説していきたいと思います。
えー、まず1個目のステップですね、コマを割るというところです。
はい、えーと、今ちょっと消防車の音ですかね、外で鳴ってるんですけども、
えー、こちら側の音ですので、えー、気にしないでください。
はい、で、えーと、まずコマを割るというところですね。
まあ、まず漫画はですね、コマを割るところから始めます。
えーと、これはまあ4コマ漫画で、サムネイル用なので、正方形の大枠なので、
えーと、中もですね、等分、えーと、等分というのは全部同じ大きさの正方形に4つに割りました。
で、こういう風にするとちょっと読み方がわかりづらくなるので、
えーと、中央部分にですね、あの、1、2、3、4というですね、読む順番を書いています。
はい、で、まあ別に読み方っていう、この、このタイプのね、真四角の4コマ漫画って、
あの、いろんな読み方があるんですけども、これは、えーと、N型と呼ばれる読み方ですね。
えーと、N型っていうのは、えーと、アルファベットのNのような形で読める流れになっています。
えーと、右上のコマから始まって、右上、右下、左上、えー、左下と、その順番を全部こう線で繋いでいくと、
アルファベットのNに見えますよね。で、こういう読み順をN、N型の読み順っていう風に言うんですけども、はい。
まあ、そういう形式ですね。
まあ、日本語の漫画は基本的にですね、あの、日本語の文字って縦型に書くと、右上から、えー、下に進んで、左に進んでっていう風になりますよね。
だから、この日本語の文字の順、文字の読み方の流れで、漫画もこう、基本的にコマが進んでいくんですよね。
なので、日本語の漫画っていうのは、あの、右上から始まって、左下で終わるっていう形になってるんですね。
はい。という感じで、えーと、まずはコマを割るというお話でございました。
じゃあ、次のステップいきましょう。えー、ネーム兼ラフを書くということですね。
はい。えーと、タイムラプス動画を見ていただくと、まずですね、ざっくりとですね、あの、手書きでガーッと書きます。
これが、まあ、ネーム兼ラフですね。
えー、ネームっていうのは、まあ、漫画の設計図みたいなもので、もっとこう、ラフに書くものもあるんですけども、
これはもう、そのネームといわゆる下書きっていうものを、えーと、同時にやってます。
まあまあ、ほぼほぼ完成形なんですけども、えー、これをこのまんまそのまんま使ってるので、えーと、もうネームも下書きも、えーと、ペン入れも全部兼ねてるところもあるんですけども、
はい。えー、ほぼ一発書きで書いてますね。
漫画制作の基本工程
まあ、本来はもっと丁寧に書くべきなんでしょうけど、えーと、もうこのサムネイル漫画はなるべく、えー、ざっくりと書いてますね。
はい。で、この段階でセリフはもう一旦手書き文字でガーッと書いてますね。
まあ、人によってはね、先にセリフをテキストで入れちゃう人もいるらしいんですけども、僕はこの漫画を書くときに全部一回手書きで書いてます。
はい。えー、じゃあ次のステップ行きましょう。下書きセリフを入れるということです。
で、この一回ラフに書いた漫画の、えーと、セリフの文字の部分をテキストの文字に置き換えます。
まあ、これをね、漫画の世界では写食っていうふうに言ったりするんですけども、えー、はい。
まあ、今あんまり言わないかもしれないですけど、そういうふうに言ったりしますね。
で、この文字のね、手書きでも別にいいんですけども、ちょっと手書きだと読みづらかったり、えー、したりとか、あと素人っぽくなったりしますので、まあ、余裕があるときはテキストの文字に置き換えてます。
で、このときに、まあ一応気をつけることとしては、僕なりに気をつけることとしては、えー、手書きで書いたときの文字の大きさとか、開業のタイミングをなるべく、えー、活かすようにしてます。
えー、なんでかって言うと、結構ね、勢いよくね、下書きを書くと、下書きというかラフを書いたときのその、なんか、そのテンションをなるべく活かしたいと僕は思ってまして、
やっぱね、まあ漫画家あるあるなんですけども、その、思いついたときにラフで書いたときのやつが一番、こう、なんか気持ちが乗ってるんですよね。
で、こう、それをね、丁寧に清書したりすればするほど、どんどんどんどん最初のこう、勢いがなくなっていくんですよ。
で、その絵は見やすくなるんだけど、その漫画としての勢いがなくなるっていうのはよくあるので、なるべくその最初に書いた、ラフで書いたときの絵をなるべくこう、活かしたいっていうのがあるので、
で、それはセリフにおいても同じで、文字の大きさとか開業のタイミングとかにもそのときの気持ちっていうのは結構乗ってるので、なるべくそれを、えー、活かすようにして、
その、下書きで書いた、ラフで書いた文字の上をなぞるようにしてセリフのフォントを置いていますね。はい。
そうすることによって、このラフのときの勢いをなるべく活かしたまま、えーと、清書ができるということですね。はい。
着彩と背景処理
で、4つ目の工程いきましょう。ペン入れですね。はい。
えーと、ま、これはですね、ペン入れはしてないですね。
あの、たまにね、ちょっとラフスケッチがあまりにも雑な場合は、もう1枚レイヤーを重ねて、もう1回同じようにこう、上からなぞる場合があるんですけども、
これは今回はですね、このラフスケッチをそのまま、あのペン入れ、本番の絵に活かしてますね。
えーと、ま、ラフで重なって書いたところを消しゴムツールで消したりとか、あと線がはみ出したところを消しゴムツールで、えーと、消したりして、えー、整えてますね。
はい。ま、そんな感じですね。ま、実質ペン入れはしてないですね。はい。
で、最後5つ目の工程、着彩、括弧色塗りですね。はい。
で、最後にカラーマンガにするために色塗りをしていきます。
で、色塗りは大きく分けて2つのステップがありまして、1つ目がキャラクターの色塗り、で、2つ目が背景の色塗りです。
で、キャラクターは、えーと、ま、見ての通りなんですけども、キャラクターに色塗りをします。
で、この4コママンガの場合、同じキャラクターが、えー、4つのコマに、こう、連続して出てくるので、同じ箇所は全部一括で色を塗るようにしてますね。
これは、ま、ペイントツールの、あのー、ペイントアプリの選択ツールとか、えー、色塗りツールを工夫することによって、一括で塗ることができます。
えー、例えばその帽子の、黄色い帽子だったら、その黄色い帽子のところを全部一括で選択して、それを全部同じ色でガッと塗るんですね。
そうすることによって、時間が短縮できます。
はい、そんな感じでキャラクターの色塗りをします。
で、最後背景の色塗りですね。
で、僕のマンガは背景あんまり何か描くってことしないので、ちょっとスカスカになっちゃうので、色を塗ることによって結構なんかこう、スカスカ感が埋まるので、えー、背景に適当に色を塗ってます。
はい、ということでざっくりとでしたが、えー、マンガを描く工程を説明させていただきました。