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2022-12-18 12:00

#1632 【料理しながら雑談】パジャマ姿で配信しよう from Radiotalk

【料理しながら雑談】パジャマ姿で配信しよう

#202212n
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はい、みなさんこんにちは。漫画家のなおくんです。ということで、今日もですね、ご飯を作りながら雑談をしたいと思います。よろしくお願いします。
ということでですね、食事の用意をしながら収録しておりますので、多々雑音等入ると思いますけれども、あらかじめご了承ください。
はい、ということでやっていきたいと思います。ここ何日かね、料理作りながら雑談をやってるんですけれども、最初はちょっとぎこちない部分もあったんですけど、だんだん毎日やってると自然と喋れるようになってきたなっていうふうにね、思いますね。
やっぱこういうのも練習すれば上達するもんなんだなと思う。
なんかね、ちょっと今トントントンって聞こえますけど、これはタッパーを叩いてる音ですね。
で、まあそれはいいんですけども、そうそう、なんか気づいたらね、料理ができちゃったみたいな感じ。喋って、喋りながら料理してたら、なんかいつの間にか完成してたっていう、なんかそういうね、不思議な現象が起きてますね。
で、それを見直したりするんですけど、自分の配信がどんな感じだったのか。そしたらね、意外にリラックスして喋れてるんですよね。
普段のラジオトークは割とちゃんとした感じで喋るときもあるんですけれども、でもこうやって料理を作りながら雑談してると、なんか作業しながら雑談してるから、
なんかいつも以上にね、リラックスして喋ってる感じがね、自分の配信を聞きながら声から感じたんですよね。
例えて言うならね、パジャマを着ながら、パジャマを着たまま配信してるっていう、そういうなんか感じの声でしたね。
ちゃんとした服を着るんじゃなくて、本当にパジャマのまま配信してるっていう、そのリラックス感がすげえいいなって思ったんですよ。
でね、今日話したいのは何かというと、つまりパジャマを着たまま配信できる人になろうっていう感じのことを言いたいんですよね。
なんかね、この今、すっぴん文化っていう、なんかそういうムードになりつつあるんですよね。
ここ10年ぐらいはインスタとかでいかに盛るかとかね、いかに加工するかっていうのがすごいネットのトレンドだったと思うんですね。
もともとはそんなでもないけど、インスタとかで加工すればめちゃくちゃ美人になりますよとか、プリクラとかもそうですよね。
異常に加工してもう別人じゃないかみたいな、宇宙人じゃないかみたいな顔に加工するような、そういうのもありましたし、
あとYouTubeで言えば、YouTuberが、たいしてトーク力のない若者YouTuberが、どんどんカットしたり編集したりテロップを派手にしたりとか、効果音を入れたりして、
なんかいかにもトークが上手いですよみたいな風に見せてる。
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そうやってつまり加工する文化っていうのがあったんだけど、ここ最近のトレンドとして、ここ2、3年ぐらいのトレンドとして、
もう無加工というか無編集、編集をせずにそのまんま出すっていうスタイルが出てきましたよね。
例えば堀江門が自分の思っていることを時事ニュースに絡めて喋るっていう動画がバズりましたよね。
これも無編集ですよね。
あとメンタリストだいごさんが編集なしで生放送したりとか、あと折り味の中田さんですね。
折り味のあっちゃんが無編集というか、編集なしで2時間ぐらいぶっ続けて喋るとか。
ここ最近の流れっていうのは何かっていうと、いかにトーク力のある本物の人たちが参入してきて、そこに編集をせずに喋れるかとか、
喋りのみに関わらず、喋りのみに限らず、多分そういう写真とかそういうことも編集をせずにそのままの自分を出すっていうのが多分出てきてると思うんですね。
BDRっていうアプリがあるらしいんですけども、それがインスタのアンチインスタみたいな感じだと思うんですが、
自分の素の写真を載せる、そういったことを目的としたアプリなんですが、そういうのが出てきたりとか、それが2022年にめちゃくちゃバズってるらしいんですよね。
っていうことを考えると、何が言えるかっていうと、やっぱりアンチインスタ的価値観みたいな。
加工とか盛るとか、編集でなんとかをごまかす。ごまかすって言い方悪いですけどね。
っていうのではなくて、編集なしで実力で喋りを聞かせるとか、実力でこの素の自分を見せる。
いかにリアルな自分を見せるかっていう、そういうところにトレンドが変化しつつあるというふうに思います。
だから僕もラジオトークは極力編集、編集はしないですけど音声だからね、編集はしないし、
あんまり事前にガチガチに台本を作るとか構成を考えるとかっていうこともぎこちなくなっちゃう原因にもなるので、
そういうのもなるべくせずにやっていきたいなと思ってるんですが、
だから料理配信とか料理を作りながら配信雑談っていうか、そういうことをやったりしてるんですね。
これももう本当に何も考えずに喋ってるんです。台本とかも全くないですし。
最初にタイトルだけ考えて、今日はパジャマ的な配信、発信態度が今トレンドになってるなっていう漠然としたテーマだけ、
一行だけタイトルを決めて、そこから今思ってることを展開して喋ってるんですよ。
これはやっぱりラジオトークを1600回以上やってきたから、ある程度自由にできてる部分もあるかとは思いますが、
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それより何より大事なのはやっぱりパジャマ姿で配信するこの感覚がこれからトレンドになってくるような気がするんですよね。
今までは無編集でスーツを着て喋るっていう感じのイメージだったんですよ。
芸人さんであるとかある程度のビジネスの実績のある人とか、ビジネス系の話でいうと、そういった人たちがちゃんとスーツなりしっかりとした格好をしてそれなりのことを喋る。
これが今までのトレンド。
今度はどうなるかっていうと、パジャマ姿で普通の人が普通のことを喋るっていうのが意外にウケるのかもしれないなっていうのが何となく感じてるんですよね。
インフルエンサーとかではなくて、普通の一般人がパジャマ姿で日常のことを喋るっていうコンテンツ。
それって一番ダメなコンテンツじゃないんですかって思うかもしれないですけど、反動で逆にそれが面白いみたいになるような気がしてるんですよね。
それは簡単なより難しいんですけど、パジャマ姿で喋るっていうのは簡単そうなんだけど、そこでいかに普段思っている何気ない日常をうまく言語化して、それがわかるみたいなことを言えるかどうかっていうのはまたそれはちょっと難しいというか、一段上のレイヤーという感じなんですよね。
例えて言うならコミックエッセイみたいな感じなんですね。
共感できるコミックエッセイ。本当に普通の主婦がコミックエッセイ出版しましたみたいな最近多いんですよね。
SNSで日常の子供とのやりとりを毎日ツイッターにアップしてたらいつの間にか気づいたらバズってて書籍化しちゃいましたみたいなそういうのが結構あるじゃないですか。
そんな文脈でラジオ道具とかyoutubeとかそういったところにおいても本当にパジャマ姿の自分を出したものが受けるみたいな、そういう時代に突入しつつあるなっていう肌感覚でそういうのを感じているんですね。
だから僕もそのまま実験として料理を作りながら本当に思っていることを喋る、そういう練習をしているわけなんですね。
ある時はこの楽器を叩きながら楽器練習の様子を流してみたいとか。
これは別に今に始まったことではなくて昔からある文化ではあるんですけどね、作業配信とかそういうのありますね。
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そういう感覚なんですよね。これはバズることは多分ないと思うんですよ。
圧倒的にバズることはなくて、それはコアなファンっていうかその人のことをよく知っている人が見に来るとかそういう感じになってくると思うんですね。
つまり2010年代はいかにバズらせるか、いかに大衆に周知させるか、いかに多くの人に見てもらえるかっていうそのインフルエンサー的な価値観というか考え方が主流だったと思うんですが、
これから2020年代っていうのはそうではなくてコミュニティの時代なんですね。そう言われてるんですよね。
コミュニティっていうのは自分と価値観を共有できる少数の仲間たちの村みたいな感じ、そういう村がたくさんできていて、
自分は別にそこに一つに所属する必要なくて、いくつかの村に所属してもいいんだけど、そういうちっちゃな村がたくさん点在しているみたいな、そういうイメージなんですね。
だからその村の中で自分のニッチな発信というか、自分の本当にどうでもいいつぶやきやそういう話をして、それを本当に興味がある人が見てくれるみたいな、そういう感覚なんですね。
つまりまとめると、2010年代はいかにマス受けするか、いかに大衆に受けることをかけるか、発信できるかっていうことが一つの勝負というか、目標みたいなことだったんですよ。
つまりあるあるネタであるとか、誰もがわかる、共感できる、いいねしたくなるみたいな、そういうことをやっていけば、バズってさらにリツイートされて、どんどん拡散されて、何十万人ものフォロワーがついてみたいな、そういう価値観だったのが、2020年代はちょっとそれが古いというか、時代が変わってきていて、
それは何かというと、100人ぐらいに共感される、ある程度深い話をできるようにする人、そういうことができる人が結構人気を集めやすくなってきているフェーズになるんじゃないかなというふうに思っています。
そういう人はすごくバズるわけではない、2010年代的な感覚で言うバズるってことはないんだけど、深いエンゲージメントって言うんですけども、共感が得られるっていう、いかに共感を、深い共感を得られるかどうかっていう、そういう戦いっていうか、戦いって言葉あんま好きじゃないですけど、そういう価値観の移り変えがあるんじゃないかなと思いました。
なので、いかにパジャマ姿でリラックスして配信できるかっていうのが、そういう意味ではすごく大事になるんじゃないかなと思っているので、自分なりにそうやってラフな配信をできるように日々精進しているという感じでございます。
はい、ということで今回は以上となります。ありがとうございます。
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