2025-03-25 13:00

176 Whiteboard Explain Everythingで授業動画を簡単に作成

spotify youtube

今週の木曜日、ロイロノートのイベントで登壇するので、出張に行きます。

そのため、補習の授業動画を作成しました。

ほんと、簡単にできます。iPadとアップルペンシルさえあれば、しゃべるだけです。

その模様をお伝えします。

なお、詳しい説明は私のブログを見てください。

https://www.naomi-sensei.com/ipad-movie/

 

なお、使ったアプリはこちらです。

https://apps.apple.com/jp/app/whiteboard-explain-everything/id1020339980

 

#授業動画 #iPad #気軽に作れる動画 #画面収録

サマリー

このエピソードでは、授業動画を簡単に作成するためのアプリ「Explain Everything」の活用法が紹介されています。特に、iPadを使用した画面収録や関連する技術的な工夫について取り上げられています。エクスプレイエブリシングやiPadを使った授業動画の作成方法が示され、効率的な動画作成の工夫が語られています。授業動画は時間をかけずに作成することが重要で、ICTの普及により新しい教育手法の可能性が広がっています。

授業動画の作成準備
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、176回Whiteboard Explain Everythingで授業動画を簡単に作成というタイトルでお届けしたいと思います。
私は、今週水曜日から東京に行きます。
というのも、木曜日に超女子力というロイロノートのイベントがありまして、そのイベントで登壇するからなんですね。
このイベントは、女子の先生ばかり集めて、初心者、ロイロノートとかICT初心者の方に気軽に使えるロイロノートの活用方法について
皆さんにお知らせするとともに、働く女性のお悩みとか、それから相談とか、そういったことについてシェアし合う
そういう対話会というのもありまして、そこで私も一応いろいろ年配といいますか、ベテラン組として参加することになっています。
それで、授業というか、補修を開けてしまうので、授業動画を作ることにしました。
この授業動画の作り方について、今日は簡単に説明したいと思います。
そもそも、私が授業動画を作り始めたのは、やっぱりコロナ禍の影響ですね。
あの時に、やっぱり生徒たちが登校できなくて、どうやったら生徒たちに授業の内容を少しでも伝えられるかなと思った時に、動画を作るということを思い出しまして
自分で一生懸命調べて、どうやって動画を作ったらいいんだろうということで、本当にいろいろいろいろ調べまくりました。
iPadを持っていたら、結構ね、手軽に授業動画を作ることができるということは分かりました。
来れば来るほど大変なんですけど、やっぱり授業動画を撮ると音がね、なかなか上手に、黒板を撮りながらiPadで撮影したりすると音が取れないし、
それからズームインとかズームアウトもできないし、かといって本格的なビデオを購入して、三脚を立てて、マイクもちゃんと音が取れるようにいいのを買ってということになると
とんでもなくお金がかさんでしまうので、それも克服したいなと思って、動画を作る、iPadでの動画ということを一択でずっと調べまして、それでいろんな方法があることに気づきました。
まず、紙とかホワイトボードに手書きで書いて、それでそれをカメラで撮影する、iPadで撮影するという方法です。
この方法は部屋の中でやるので明るさがとても大切、明るさ、それから音量の調節が結構大変ということですね。
あと間違えたら結構編集とかもしないといけないので、紙はホワイトボードに書いてカメラで撮影というのはお手軽だけれども、ちょっと編集したりというのが大変だなという、一発撮り必須の、そういった方法です。
あと、版書授業スタイルをカメラでそのまま撮影するという方法なんですけど、先ほども言いましたように機器が揃ってないと版書の字が小さすぎたり、音がきれいに撮れなかったりして、結局情報がきちんと伝わらないということで、これも大変だと思いますね。
あとはパソコン上でPowerPointを作成して、PowerPointの録画機能で撮影するということです。
これは結構楽です。マイクを使うとちゃんと音声もクリアに入るのでいいと思うんだけど、PowerPointを作成するという手間が結構かかるので、これも大変です。
それからタブレットのアプリを利用して撮影する方法。これ私一番楽だなと思ったんですけど、タブレットの端末に色々データを提示して、そこでペンでポインターを動かしながら説明したり書き込みながら文字をちゃんと入れていって説明したりという、いわゆる版書がそのままiPadの画面に再生できて、これをそのまま録画するということで、
音声もちゃんとクリアに入るし、編集も楽ですし、今回はこれを中心に撮影しました。
Explain Everythingの利用
あとはMeetやZoomなどの画面共有で録画するという方法があって、これ音も撮れたりしていいんですけど、画像が荒くなるというそういうデメリットが発生します。
これも一発撮りなんで、丁寧に編集した場合は手間がかかるということになります。
そういう色んな動画の撮り方を調べたんだけど、私が一番楽で一番良かったのが、Explain Everythingというアプリを使って、iPadで画面収録をする方法ですね。
私がコロナ禍で購入した時は1,740円だったんですけど、2,3年前6,000円ぐらいに跳ね上がっているのを見た時にはびっくりしました。
でも今調べたら無料って書いてあるので、概要欄にリンクを貼っておきますけど、興味のある人は無料で一回お試しをされてもいいんじゃないかなと思います。
まずPDFを用意して、Explain Everythingに読み込ませて、操作画面に提示します。
例えば自分の手持ちのプリントでいいんですよね。
今回は模擬試験対策だったので、私は模擬試験の問題の用紙を全部PDFに取って、それを全部読み込ませて、それでExplain Everythingを開いて、
そこにApple Penでどんどん書き入れていきながら解説をしました。
蛍光ペンもあるし、書き入れるペンもありますし、当然消しゴムもあったり、付箋メモも付いていたり、ポインターもあったりして、
大変に説明するのに使い勝手がいいなというふうに思いました。
画面収録の方法は、下の方にある赤い二重丸をタップすると録画が開始されるんですね。
自分のApple Pencilでちょうど黒板に書くように説明しながら書き入れるという方式です。
自分の版書能力をフルに活用できるし、版書しながらしゃべるという日常やっている授業の方法を取るので、すごく手慣れた感じで画面収録ができます。
一時停止もできるので、さっき間違えたなと思ったら一時停止して、間違えた箇所から戻って撮影も録画もできるんですね。
だから編集も簡単だし、間違えても気にすることないし、非常に取り回しが効きやすい。
手軽に編集がその場ですぐ終わります。
それが終わったら動画として書き出しをして、それで写真というアプリにビデオを保存で選んで、そこにビデオが溜まるわけです。
ということでまとめますと、この方法のエクスプレイエブリシングを使う方法の良いところは、
Apple Pencilで書きながら日常的にやってきた版書の能力を活かしてくれるということと、
既にあるプリント、既に手持ちで持っているデータを活用できるということと、準備とかに時間がかからなくて済む。
あと顔出ししなくていい。お化粧しなくていい。
あとは文章に沿って生徒と同じプリントで説明ができるので、生徒も認識しやすいというそういうメリットがあります。
悪いところを強いてあげるならば、顔出ししようと思ったら顔出し機能があるのかどうかわからないけど顔出しができなかったり、
あとエクスプレイエブリシング無料バージョンなんだけど、使うときに課金が必要なのかもしれません。
授業動画の作成方法
ということで、クオリティーを上げようとすると果てしなく手間暇がかかって、時間がかかって、
大変なのでクオリティーを求めないで一発撮りレベルで動画を出した方がいいと思いますね。
動画撮影の時には、いつも忘れるんだけど、いつもの3倍くらいテンション高くしてあげた方が違和感がないように私は思いました。
ということでエクスプレイエブリシングでの動画の撮り方については、私、概要欄にリンクを貼っておきますのでそちらの方でも図式化してちゃんと画像付きで説明してあります。
それからエクスプレイエブリシングを使わない場合は、iPadの画面録画機能で、
例えばグッドノートを開きながら画面録画をして、そこにアップルペンシルでいろいろ書き入れながら説明動画を作るという方法ももちろんできますので、
エクスプレイエブリシングが高くて手が出せないという人はグッドノートを使って、あるいはお手持ちの描画アプリを使って説明しながら書き入れながら画面収録という方法でも説明動画ができると思います。
作った動画は、例えばGoogleワークスペースのドライブに入れるとなると、ラグが生じてすぐ使えないので、
使うタイミングの2、3時前に作ってドライブに動かすというようなことをしないと、さっき作ってさっき再生ができないので注意してください。
一番安全なのは、YouTubeに上げてリンクを限定公開にしてリンクだけ投げるという方法がストレスが少ないですし、
受け取る側も回線の速い遅いに合わせてYouTubeが上手にそこを調整してくれるので、
YouTubeにリンクを貼るという方法が一番ストレスなくできる方法だと思います。
私はロイロノートを使っているので、ロイロノートの資料箱に時間が少しかかるんですけど動画を上げておくと、
生徒は取り出すときにストレスなく時間もかけないで資料箱から動画をダウンロードできるので、
ロイロノートを使うときには本当に資料箱に上げるという方法が一番ストレスなくできるんじゃないでしょうか。
授業動画の活用と可能性
ということで、授業動画について説明しましたけれど、今日も4本撮りまして、
私が出張行っている間に生徒は模擬試験の解説動画を見ると、こういうことになっています。
ワーワーワーワー、iPadから音が出てうるさいんで、生徒にはイヤホンを持参するようにって言ってありまして、
説明動画をイヤホンをつけて聞きながら、適宜自分が都合のいいところでストップしながら答え合わせをしたり、
答えを書き入れたりっていう、そういう流れで授業動画、説明動画を活用してくれるように、
あらかじめ言っておくということにしたいと思います。
ということで、授業動画についてお話ししたわけですけれども、
結局やっぱり授業動画はとにかく時間かけないで見苦しくない程度に作成するので十分です。
質を上げようとすると果てしなく時間を消費してしまうので、
私たち実践者は本当に最低限の能力で授業動画を作る。
こういうのがとてもいいかなと思います。
私は思ったんだけど、こうやってPodcast配信してると授業動画でもそのスキルを生かすことができて、
わりかしスムーズに喋ることができるので、
やっぱりPodcastの喋りの能力、喋りの鍛錬っていうのはこういうところでも生かせるのかと思って、
今回4つ動画作ったんだけど、自分がだいぶ喋ることに慣れてきたなっていうふうな思いを持ちました。
ということで、授業が今まではリアル対面で生徒にそのまま生のライブでお届けするっていうことが多かったわけだけれども、
ICTの普及によってこうやって授業動画を作るっていうことも授業の一つの手法として入ってくるようになって、
いろんなことができること、いろんなことを可能にするようになりました。
今回もこの動画を作ったおかげで、私は気軽に出張に行けるということなので、本当に感謝しております。
皆さんも授業動画を作って、こんなの作ったよとか、もっとメリーな方法があったよということがあったら、ぜひぜひお知らせしてください。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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