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おはようございます。かなやなおこです。 本日は、私が今読んでいる本のお話をしたいと思います。
今、本を、おー、ゲスト、ちょっと今、風こんこん中です。
だんだん、これでもよくなっていってるんですけどね。
自弁のせいだと思わない、恋愛の人間関係に執着しない233の言葉、という本を今読んでおります。
ただ、私の場合、読むのは読むんですけれども、前から順番に読んでいくということはせずにですね、
目を瞑って、今、私にふさわしい言葉を教えてください、っていう感じで念じてから、パッて、適当にページを開けて読んでいます。
その時にですね、内容はあまり詳しくはお話ししないんですが、会話をできるということは、
自体がいいよ、というお話のような趣旨のお話があったんです。
例えばなんですけれども、病院で入院していると、やっぱり医師の卒業がそもそもできない方もいらっしゃるみたいなんですよね。
なので、やっぱりその会話ができること自体が素晴らしいことだと、そういったことが書かれてたんですよね。
それでその時に思い出したのが、私の祖母の話です。
私の祖母なんですけれども、私が結婚して、数週間で亡くなりました。
突然亡くなったというよりも、ほぼほぼ131回ぐらいな感じだったんですよね。
90、後半まで生きていてて、認知症もかなり進んでいてて、
それで病院が併設されている、そういったお年寄りの方の施設があったんですけれども、そこにも長らく入所していました。
それで嫁もそんなに長くないということで、私と夫とお見舞いに行きました。
その時はもう祖母は寝たきり状態で、意思疎通はまさにできない状態でしたね。
目も開いてなかったですし、口もおそらくちょっと舌が下がっていて、話すことはできない状態でした。
それでも耳は聞こえているだろうと思いまして、夫を連れて行くのは初めてだったので、
結婚しましたという報告と、夫の紹介もしたんですよね。
それで、夫がすっと私の祖母の手を握ってくれたんですよね。
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すごくうちの夫って口下手なところがあるんですけれども、そういったところをすっとできるのは本当にすごい人だなと思います。
それで、祖母はもちろん話はできなかったんですけれども、それでも何か伝えようとしていて、ずっと口をパクパクパクパクさせてたんですよね。
酸素マスクもつけてたんですけれども、口元が動いて酸素マスクも結構ずれてきてて、何回か直したりとかしてたんですけれども、
本当に3人で話は確かに会話はできなかったかもしれないけれども、すごく温かい15分間だったなということを思い出しました。
それですごく不思議だったんですけれども、その後に私の親戚のおじとおばが来たんですよね。
ちょっと私のおじのあまり悪口を言うとあかんのかなと思うんですけれども、やっぱり祖母が隣にいる、祖母が寝ているところでね。
起きてるんですよ、祖母が起きてるんですけど、祖母がいる前でお葬式の話をしだしたんです。
私はそこに加担したくなかったからずっと無言でいてたんですけども、そしたら祖母の口元が止まったんですよね。
私と夫と3人で話した時は、口元がすごく動いていて酸素マスクがずれるぐらいだったんですけれども、全くずれずにずっと祖母は口を閉ざしたまんまだったんですよね。
だから本当に認知症を長いこと患ってはいたし、おそらく私のことってもう忘れているとは思うんですよね。
忘れているかもしれないけれども、やっぱり自分のことをよくないことを言っているとか、自分に対していい思いで言ってくれるとか、なんかわかるんちゃうんかなってその時思いましたね。
だから本当に息子もそうなんですけど、息子はやっぱり今まだそんなにうまくお話ができなくて、でもすごくお話をしてくれようとしてたりとかやっぱりするんですよね。
だから聞こえていないかもしれないっていうよりも、もう聞こえてるんちゃうかなと思って、やっぱり会話には気をつけるようにはしてますし、やっぱり亡くなる人、亡くなる人って言ったらあれですけど、いくら寝たきりだからと言ってもね、やっぱり言うたらあかんのやなって思いましたね、その時に。
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うん、なんかうまくまとまらなかったですけど。
あ、うん、ね、そうね、今お話してるのね。
うん。
だから、そうそう、だから私ね、それの経験があってから結構ね、息子が成語まだ間もない時とかでも普通に結構お話したんですよね。
これしようね、あれしようねとかって言ってね、そうそうきっとね、聞こえてるんだろうなと思って。
それで、祖母なんですけれども、私と夫がね、その祖母に挨拶しに行った4日後ですかね、亡くなりました。
はい、なんかね、今思い返してみると、私がまだまだ若い時ですけれども、
なおちゃんの結婚式は絶対行くからねって、うちのおばあちゃんほんとよく言ってたんですよね。
私はもう結婚式をあげることもなく、現在もね、過ごしているわけですけれども。
だからそれで、ああ、なおちゃんちゃんといい人に出会えて結婚できてんなと、祖母がね、見届けてくれて、ほっとしてあの世に行ったんかなと思っております。
はい、本日はそんなお話をさせていただきました。
はい、まあね、最後までお聞きくださりありがとうございます。
本日もご機嫌な一日になりますように。
金谷菜穂でした。