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こんにちは、年間指導時間2000時間のプロ家庭教師☆直希先生が教えるここだけの勉強メソッド。
今回は、受験学年に入る前の話についてしようかなと思います。
それではやっていきましょう。
幼児期に指したらいい習い事っていうのは何ですか?ってことなんですけど、
今は、習い事の選択肢も多岐にわたり、幼児教育、英語、ピアノ、バレー、スイミング、絵画、将棋、プログラミングと、
いくつも駆け持ちしている子が珍しくないんですが、英語教室を2つ駆け持ちしている子もいるぐらいなんで、
本当にね、サラリーマン以上に忙しいような子供が多いです。しかし、子供が好きでやっているのでない限り、
これらほとんど親の自己満足で終わってしまって、子供には何も身につかないんです。
中学受験をする市内に関わらず、子供の能力、学力を伸ばすには、子供が好きで集中できるものに尽きます。
本を読むのが好きなのに嫌いな算数教室に放り込まれ、毎日親に怒鳴られながら宿題をこなす日々、
そういったのは子供を算数嫌いにするだけです。一つのことに没頭し、集中できる子は後に大きく伸びてきます。
学力的に、成熟度的に、中学受験に踏む気であっても、高校受験までには快化します。
幼少期から芸能人並みのスケジュールをこなし、無理やり入宿時を育てられた子供が、5、6年生になって息切れし、どんどん周囲に行かれていくケースも少なくないです。
虫捕りでも鉄道でも、子供が好きなものに親がとことん付き合ってあげる、あるいはその環境を用意してあげる。
子供を伸ばすのには習い事の種類ではなく、親の働き方にかかっている。
幼少期は、体を動かすことによって脳が成長していき、日々の生活の中でその点を意識するといいと思います。
もちろん算数教室やバレエを見学させて、本人が興味を示せば、往々に伸ばしてあげればいいと思います。
子供が興味を持つ対象は、千差万別です。習い事ありきではなく、若い子が集中力を発揮する、好きなものは何なのか、親の目で見極めてください。
続いて、塾には何年生から通わせる方がいいですか?
今のほとんどの塾は、4年生から中学の受験のカリキュラムをスタートさせています。
1年生から3年生の間は、中学受験そのものに直結というよりも、勉強の地ならし、あるいは科目に興味を持たせるという位置づきになっています。
よって、塾に乗っかっていくんだったら、4年生からということになります。
どの塾も、一度勉強した分野が上の学年でも繰り返し出てきますが、その場合は丁寧な導入、そして基本演習、そういった部分は活躍されていきます。
もし何らかの事情で、5年生の秋から入塾となった場合は、1年半分の未就分野を過程で補う必要があります。
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もちろん、5年生の秋から受験勉強を始めた子、6年生の夏から始めた子もいますが、中学受験で扱われる内容量を全て扱うには、それ相応の時間が必要であり、
この場合は非常に熱心な親御さんの協力、あるいは個別指導や家庭教師といった、心なしには厳しい現実です。
さらに5年生の後半ともなると、入塾テストそのものを突破できないというケースも出てきます。
3年生の2月から本科カリキュラムがスタートし、塾業家が一方的に作ったものなんですけれども、塾に通うと決めた以上は、その流れに則るというのが負担が少なくて済むのも事実です。
続いて、低学年のうちは何をさせたらいいですかという質問に対して答えていきます。
低学年のうちに必要なのは、机の上で紙と鉛筆を使う勉強以外です。
もちろん、計算や漢字の書き取りも好きな子は大いにやらせてあげたらいいと思うんですが、そうでない限りは、無理やり参考書や問題収集に取り組ませてあまり意味ないかなと思います。
今は大学入試改革を見据えていて、中学入試の問題も少しずつ変わっていっています。
つまり、机の上だけの勉強では立ち打ちできない問題が増えつつあるんです。
その時に、いかに受験勉強以外の経験や知識、人間としての幅があるかどうかが問われています。
特に、理科とか社会、高学年になった時、社会嫌いという風に言わないように地図を片手にいろんなところに行ってみる。
歴史ドラマを見たりとか、地理マニアや、本当そういったね、歴状とかね、力量になるくらい家族でそれらを楽しむことが大事かなと思います。
医者が好き、そういった得意な子には大抵家庭内でそういったような成し掛けが行われています。
国語においても問題文で、戦時中の話が出てきた時に、戦争を題材にした映画を見たことがある子、原爆ドームに行ったことがある子、
そういった子というのは、空襲とか防空防という言葉が出てきてもきちんと理解できます。
たくさん経験を用意すること、それが親の自己満足にならないように、子供の興味を引かせるように働きかけることを意識してみてください。
続いて、低学年のうちに、中学受験の無理不可には判断できますかということなんですけれども、率直に言いますとできません。
例外的に最難関考に合格していこうに限っては判断できます。
いろいろなことに興味を持ったり、深く考える力があったり、学年よりずっと先の内容も理解できている。
そういった子は成熟度も高く、学校で一目置かれており、1年生のうちから図学を表しています。
とはいえ、中学受験生のうちの1%にも満たないケースで、あまり参考にはなりません。
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4、5年生になればある程度判断が進みます。
それは小学校のテストで特に努力せずも、80点以上取れる子、中学受験で扱う内容はボードなので、
小学校の授業内容についていけない場合は、中学受験の勉強が辛いだけになります。
しかし、低学年は勉強よりも外遊びや友達のしていることに興味が向いて、学力も成熟度もまだまだ発展途上なんです。
もし中学受験を考えているんだったら、低学年のうちから向き不向きを考えて、一騎一御するのではなくて、家庭でいろいろと働きかけてあげてください。
もちろんこれは中学受験に限ったことではないです。
続いて、受験生になる前に先取り学習をすることは有効でしょうか。
中学受験に関して言えば、飛び級レベルの子どもの先取りは有効です。
ただし、それ以外の子どもにハイレベル内容を先取り学習させてしまうと、リスクの方が大きくなります。
算数に限らないことですが、言い事でも何事でもピークを本番に持ってくることが最も大切とされています。
例えば、5年生で最上位クラスにいる子どもに6年生の最難関レベルの内容を先取りさせると、学年が上がった時、塾の授業では余裕が生まれます。
しかしその分、漢字の入試時期には学力もモチベーションも伸びきってしまうのです。
人は伸び盛りの時こそ120%の力を発揮できます。
したがって受験においては、入試1、2ヶ月のそういった前の仕上がりを8割程度にしておいて、残りの1週期間で一気に仕上げるというのがベストかなと思います。
6年生の頭あたりにピークが来てしまうと、その後成績は下降していきます。
また問題の申請にも非常に重要です。
先取りしているから大丈夫という余裕が、気の緩みとミスを呼んでしまいます。
子どもが間違い直しより新しい問題を解こうと行う姿を見ても、引きの勉強さをご理解いただけると思います。
ただし、知的好奇心や入試と関係のない学力を伸ばす先取りは多い結果です。
サースオリンピックや幹事検定などを目指す姿勢は、ぜひ応援してあげたらなと思います。
続いて、発達障害があるのですが、成績はまあまあです。
気をつけるべきことは何かありますか?ということなんですけれども、何よりも大事なのは、お子さんに合う学校を選ぶことです。
才能豊かで多様性に富んだ生徒を喜んで受け入れる学校もあれば、そうでない学校もあります。
勉強も生活も管理の厳しい学校の中には、成績・会社だけではなく、集団生活から少しでもはみ出る行動をとる生徒を容赦なく切り捨てる、そういった場合があります。
そうならないためにも、事前に学校説明会や個別に学校に電話してあらかじめどのような対応をとるべきか聞いておきましょう。
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学校側がはっきり言わない場合は、文化祭や学校公開などで高校生に実態を聞きましょう。
そのような学校がある一方で、中学に入って学習障害と診断された生徒に対し、学年及び学校が一丸となってチームを組んでフォローしてくれるケースもあります。
このような対応している学校は、質問に対して具体的な事例で答えてくれるので安心ですね。
また、受験勉強をするにあたり、集団塾が合わないケースもあるかもしれません。
そのような場合は、面倒見の良い小規模な塾や個別指導、家庭教師などでお子さんが最大限の能力を発揮できる環境作りを探してみてください。
続いて、中学校の学園祭や学校説明会ではどういうところを見たら良いですかという話をしていきます。
大前提として、お子さんにどのような6年間を送ってほしいかという、そういった軸を持つことが大事です。
その家庭の軸によって、学校で見るべき部分が変わってきます。
部活に思いっきり打ち込んでほしい場合やったら、グラウンドは確保されているのか。
部活にどの程度予算がつくのか。
公務の先生を熱心化とか。
進学実績にこだわるんだったら、授業速度についていけない場合のフォローはあるのか。
中1から塾に通わないといけないのか。
家庭の軸がないと、どの学校に行っても全て素敵、どこも同じように見える、そういう風になってしまい、
最後まで志望校を絞り込めず、最終的に塾が進めてくる偏差地順で、パッケージ通りに受験するという風になります。
家庭内で軸ができたら、学園生は一番のチャンスです。
春の場ではありますが、生徒や先生とフランクで話すことができます。
生徒と話す場合は、まだあまり学校が分かっていない中学生よりも高校生がお勧めです。
校説明課は、いわゆる宣伝の場で、比例ごと、あるいは実態にそこがないことしか言わない学校もあります。
突っ込んだ質問がしにくい場合は、別部に学校を訪問しましょう。
上作業後、学校を案内し、いろいろな説明を包み拡散してくれる学校、あるいは電話質問に応じないとか、学校の対応に歴然とした差があります。
その対しての差は、お子さんが6年間過ごす上でも大きく影響するのではないかと思います。
続いて、夏休みはどのように注意して過ごせばいいか、1年生から3年生についてお話していきます。
中学受験をする次第に関わらず、1年生から3年生で過ごし方は共通しています。
学習習慣をつける、思い切り遊ぶということです。
器用な子どもは、夏休みが始まって最初の数日で宿題をすべて終わらせますが、毎日15分でいいので、学校の宿題外で救いに向かう習慣を身につけましょう。
西学年上の漢字を練習する、好きな昆虫を毎日スケッチする、何でもいいです。
毎日取り組む時間を決めることも大事です。
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もちろん取り組むテーマは親が一方的に決めるのではなくて、親子で話し合ってください。
1ヶ月以上取り組めば、ある程度形になります。
そして何より、コツコツ取り組むという姿勢を一時だけでもつけやすいのが、夏休みのメリットです。
夏休みが終わったら手作り書をあげており、最大限に覚えてあげてください。
また、たくさんの経験をさせてあげてください。
勉強付けのスケジュールを組まれる過程もあるんですが、学力をのぼしたいなら、多岐にわたる経験が学習の基礎となります。
子どもにせがまれたからといって、決してゲームとか動画サイト付きにならないようにしてください。
これらに関しては、夏休み中の厳密なルールを決めておくことをお勧めします。
続いて、夏休みはどのようなことに注意して過ごせばよいでしょうか。
4年生から5年生。
4年生で最も大事なことは、学習習慣を生みつけることであり、学習内容を深めることはその次になります。
5年生で最も大事なことは、学習スペースを崩さないことであり、ついで重要分野を攻略することになります。
どちらの学年も優先順位はいかとなります。
計算・漢字に毎日取り組む。
書き講習に通う。
書き講習に出た塾の宿題に取り組む。
2月から7月で習った学習の内容の補強。
初めの計算・漢字は必ずやりましょう。
まだ受験学年ないので、旅行とかでそういったところが解禁にならなくてもいいかなと思います。
宿の宿題はすべてするに越したことはないんですが、中には難しい問題で終わらないのもあります。
ここで無理やり積み込んで勉強嫌いになるのは本末転倒です。
あまりに時間のかかる分野は宿の先生に相談して、最低限やるべき問題だけは入れましょう。
今回は受験学年になる前の勉強方法について具体的に話しました。
今日もありがとうございました。
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