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こんにちは、年間指導時間2,000時間のプロ家庭教師☆直希先生が教えるここだけの勉強メソッド。
今回も前回に引き続き、中学受験で6年生の親がすべきこと、夏以降の秋からの話について話そうかなと思います。
まず、夏休み明けの母子で結果がボロボロで焦っています。そうした質問に対して答えていきます。
夏休み明けの母子というのは、長い夏休みを塾付けで過ごした受験生。
そして、親御さんの方にも、「さあ、夏休みの頑張りの成果はいかがなほどか?」というふうに力を入れると思います。
結論から言うと、夏休みの1ヶ月半を頑張った程度で、9月早々の母子に結果は反映されません。
夏休みの頑張りがテストで反映されるには、自社で約1ヶ月、国産で3ヶ月以上かかると言われています。
夏休み明けの母子で、上昇カーブや手応えを感じることができるのは、夏休み前から実は頑張っていたお子さんだけなんですよね。
書き講習というのは、目の色が変わって勉強していた子どもたちもなかなかすぐに結果が結びつかないんです。
夏休み集中的な勉強を行うと、学習に対する脳の体力がめちゃくちゃ鍛えられます。
それと同時に、学習した内容が時間とともに子どもの中でこなれていきます。
これは非常に重要なことなんです。
それと3ヶ月ほど経った頃に、以前は2時間かけても理解できなかったことが、今は10分で理解できる状態となっていて、頑張りが点数としてアウトプットされるようになるんです。
国語と算数は、点数が上がるもの下がるものも時間がかかります。
例えば、夏休み中、得意な国語は勉強せずに、他の科目に専念するという過ごし方をすると、秋は過労して今まで通りの点数取れますが、冬になって一気に国語の点数が落ちてしまいます。
このように、模式の偏差値というのは、学力を正確に反映していくわけではないんです。
中でも算数というのは、コツコツと理解を積み上げていく科目で、成績を上げるためのウルトラシーではないんです。
すぐに点数には反映されずとも、焦らずすべきことに丁寧に取り組んでいきましょう。
ですから、手元に返ってきた結果が悲しくなくても、嘆きすぎないでほしいなと思います。
むしろ、親の果たすべき役割というのは、思うような結果が出なくて、ショックを受けているお子さんの気持ちを前に向けることなんです。
これから、志望校判定テスト、学校問などで比較にならないほどショックを受ける事態が多々待ち受けています。
それらを乗り越えて入試を迎えるには、どのような事態であっても、オロオロせずに、お子さんが自分自身を信じて、目の前の課題に取り組み続ける精神力を鍛える必要があると思います。
むしろ、現時点で想定以上に良い結果が出てしまうと、満身してしまって成績が下がる時もあります。
頑張りがすぐに反映されない今の時期の模試程度で誤差をしていけば、この先の5ヶ月は乗り越えることができないです。
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親御さんの不安というのは、だいたい10月から11月にピークを迎えるので、まだまだ心が乱れる時期があると思います。
なので、これが分かっていると、今回の結果を一歩を引いてみられるのではないでしょうか。
ぜひ、客観的に手元の答案の範囲分析をしていくことが大事かなと思います。
次回の模試につなげていってくれたらいいかなと思います。
続いて、学校が始まってから急に元気がなくなったようです。
という質問に対して答えていきます。
お子さんは毎日小学校にどのような気持ちで通っているのでしょうか。
私が今まで教えてきた経験からすると、小学校が好き、普通、嫌いは3対4対3ぐらいです。
学校が好きあるいは普通というお子さんの場合は、元気に送り出してあげればいいと思いますが、
学校が嫌いなお子さんは、9月に入って途端に活力がなくなったりして、めっちゃイライラしたりするんですよね。
学校が嫌いなのに、いろんな理由があります。
もしお子さんがいじめられたら、それは真剣に対処すべきことであります。
それ以外の理由、例えば学級崩壊してたりとか、先生が嫌いとか、うるさい子が隣の席になったとか、
こういったことって親からすると大したことない理由だと思うんですけども、子供にとってはめちゃくちゃ重要です。
特に多いのは、真面目な女の子が、男子がうざいというもの。
うざい理由には、うるさいとか直感がかけてきたりとか、劇品だったりとか、幼稚だったりとか、いろんなものがあります。
ペースを保ちたい女子からすると、実は大きく体力とか気力を消耗してしまいます。
そのため、帰宅しても体に身が入らずにテストもミスを連発してしまいます。
このような場合は、まず子供の不満を毎日徹底的に聞いてあげましょう。
そんなことぐらい喋ってないで宿題しなさいと親は言いがちですけれども、不満をどこかで出さないとどんどん子供は元気がなくなります。
長い時は1時間以上も延々と学校の愚痴を突き切ることもありますが、学校生活に対するマイナス思考を増やすんじゃなくて、
じゃあ明日からどうしたらいいかなとか、具体的な解決方法を真剣に考えてあげましょう。
もちろん解決方法通りに行くほど、小学校生活はね、ヤバじゃないんです。
でも親が話を真剣に聞いて一緒に考えてくれるということで、どれほど子供が救われることか。
そして最終手段はご褒美です。
今月学校で頑張れたら何とかしようねとか、何とかあげるよとか、そんなんでも構いません。
夏前からご褒美付きは賛成しながられるんですけれども、9月以降っていうのは心身ともに消耗するんで、ここからは適切なご褒美は大事かなと思います。
ちなみにウザい男の子とかに運ばれることになってしまった後ろのご褒美というのは、
そういったいろんな漫画であったりとか好きなアニメグッズであったりとか、それを与えてゲットしてからは、
学校の口を一切言わずに元気に投稿したっていうこともあるので、
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適切なご褒美というのは非常に効果的です。ぜひ試してみてください。
続いて、学校行事が忙しくて、塾の宿題をする時間が取れません。
学校が始まると運動会、合唱会、また医療教室とかそういったものを加えて、私立中学校の文化祭とか学校説明会とかめちゃくちゃ行事がありますよね。
また6年生っていうのは日曜日ごとに何かしらの模試があるので、模試が終わってから志望校の文化祭ダッシュっていうスケジュールも珍しくないんです。
しかし塾のカリキュラムは容赦なく、5年6年は高度な探検に入っていって、最高に問題集が出来されていくようになるんですよね。
そして6年生は塾から出された課題をすべてこなすのはほぼ不可能なんです。
というものの塾側っていうのは科目ごとの宿題とか、閉蔵授業とか特別講習とかそういった問題の宿題など一人当たりの全宿題量を把握せずに、
各科目の先生が思い思いに勝手に出しているだけなんですよね。
なので塾の先生に頼んで出るべき授業とか宿題の優先順位をつけてもらったらいいかなと思います。
この時期っていうのは睡眠時間の確保もできなくなります。
単純に学校とか塾とか生活時間、そういったもの以外が勉強で得られる最大の時間です。
可視化すると勉強できる時間が意外にも少ないんですよね。
秋以降はいかに無駄を削っていって最大効果を上げることが大事かなと思います。
続いて、入試まであと少しなのにやる気が加工しているようです。
これに対してちょっと答えていきますね。
入試まであと100日、カレンダーにそう書かれているのを見て、よしやるぞとね、一年復帰する。
受験生は稀なんです。ほとんどの子どもがまだ100日もあるのか、早く終わってくれないかなといった状態で、
100日しかない、本当に間に合うのかと不安に押しつぶされそうになることは親の方なんですよね。
親の焦りと反比例して、受験生は覇気がなくて偏差値も過高気味、なぜこの時期になってとパニックになるんですけれども、
私が教えてきた生徒たちも過半数この状態に陥っていました。
理由は簡単で、子どもたちは疲れてるんですよね。
学校で6時間目まで授業があって、そこから塾で4時間近く座って勉強。
9月以降は塾にいる時間、餅の回数が増えていって、家では過顧問にも取り組まなきゃいけない。
さらに親がうちの子はここが苦手だからとか、弱点補強に本腰を入れ始めて、少しでもボーッとしているとすぐにね、どこが飛ぶんです。
子どもからすればタダでさえ体力を消耗しているのに、毎日が勉強と行動だけで埋め尽くされて、心身ともにヘトヘトなんです。
今の時期だからこそ受験生は優先順位の高いもの以外はばっさり切り捨てるべきです。
塾から出されている課題の半分になっても構いません。
手元に残った志望方向学のために本当に必要なものだけを淡々と、そして精度高く上げていくことがかなり大事かなと思います。
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精度を高めるには時間数よりも集中力が必要であり、集中力を発揮するためには子どもの体と心に余裕が必要なんです。
それにはし睡眠があって、食事があって、休憩があって、そして勉強以外の会話も大事なんです。
受験が終わったら何をしたいと、そういった質問に対して一人になりたいと答える子が結構いたんです。
失速している子どもたちはそこまで疲れ切っているんですよね。
今の時期に追い込みすぎると子どもは直前期で必ず失速します。
上昇カーブに乗せていくためには何よりも覇気が必要になります。
好きなものをたらふく食べさせてあげて、家族の中で笑ったり泣かせてあげることが重要かなと思います。
翌朝お母さんとかお子さんの顔を見て、そこに覇気が戻っていることを見てあげればすごくその反応がわかりやすいかなと思います。
続いてテストの振り返りはどこまですべきでしょうかという質問に対して答えていきます。
受験塾などに通っていると毎週毎月のように復習テストがありますよね。
見直しが必要な子どもは子どもによって異なるんです。
テストが入ってきたらまずは問題用紙に以下のことを気をつけていきましょう。
正解したものには〇、そして不正解だったが解説を読めば理解できるものには△、不正解で解説を読んでも理解できないものは×。
この中で家族で見直すべきポイントは△なんです。
さらに正解していたけれども自分自信はないよと。
同時に見直すと力と自信がついてきますと。
全くハード立たない問題にギリギリ取り組んでも時間の無駄です。
テストの半分以上が×なんですという相談も受けますが、その場合はなおさら△のみを見直させるのがいいかなと思います。
テストの点数を一気に何十点を上げることはできないです。
まずは一問ずつ正解できるようになることがめちゃくちゃ大事です。
ただし△は解説を読んで理解できた、そういった気になっているだけの場合も多くあります。
この場合は解説を見せずに目の前で解かせ、そしてなぜそのように解くのかを口で説明させましょう。
続いて成績が下がってきました。どうすればよいでしょうか。それに対しても答えできます。
秋の成績確保には外的要因と内的要因があります。
外的要因には勉強している内容と生活リズムが深く関係しています。
秋に入ると5年生は割合とか速さ、一長一短に理解できない手強い分野が、
6年生には総合演習が始まり、これまでの勉強スタイルでは立ち打ちできなくなる可能性が高くなります。
また運動会などの学校行事が忙しくなり、体にも疲れがたまっていきます。
この場合には勉強法の見直しが大事なんですよね。
そして生活リズムの再確立も重要になってきます。
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一方で内的要因は心が深く関係しています。
心身の疲れや学校塾での人間関係によってやる気が起きない、無気力、
他に影響を取られて集中できないといったときは式を書かなくなるとかね。
そういった手を抜いている痕跡が見られるんです。
この場合には子供の心にとことん向き合って、本音に耳を傾けてあげることが大事です。
本音を親に聞いてもらえたということだけで子供は穏やかになり、少し前を向けるようになるかなと思います。
そして最後に、模試の結果に親が一気に一応してしまいます。
それに対しても答えできます。
今の時期、模試の結果に一気に一応するのは受験生本人じゃなくて親の方です。
私が指導に入っている生徒でも、今回はこことここを無視しちゃったとかね、
子供が明らかとしているのに対し、親御さんはいつも同じとこ間違っているよねとか、
志望校を変えた方がいいんじゃないかとか、そういったような感じをされますが、
子供に感情をぶつけたところで模試の結果は上がりませんよね。
今の時期、模試が変えてきてまずしなければいけないのは、
執筆分析に加えて次のことを確認しています。
前日と当日のコンディション。
2つ目はテストの科目の順番。
3つ目が難しいと思った問題。
それを覚えた箇所。
そして時間配分ですね。
まず1つ目に関しては、寝不足とか、風邪気味とか、親と喧嘩したとかね、
そういったプレッシャーが原因になって点数は失速します。
2番と3番に関してなんですけれども、苦手科目が最初に出た場合というのは、
そこでつまずいて自信なくして、次の科目に影響を及ぼしている可能性があります。
あるいは科目が最初に、得意な科目が最初に出た場合だと、
意気揚々取り組んだのに早々に難問にぶつかって、
そこで時間を食って後半がメタメタになることがありますよね。
現時点ではまだ問題の見極め力が宣伝されていないので、
得意科目はその問題を解き切ろうと肩に力が入ってしまうんですよね。
そして時間配分は練習が必要です。
問題が触られたら問題数とボリュームをざっと確認していって、
何分ぐらい経ったか題目に入らなきゃいけないのかなとか、
時間を見ながらペース配分というのを確認しなきゃいけないです。
一気に抽出する前にすべきことはたくさんあります。
漠然とした不安に翻弄されずに、具体的な手段を選んで行動していきましょう。
今日もありがとうございました。
最後に私たちからお願いがあります。
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