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こんにちは、年間指導時間2000時間のプロ家庭教師直希先生を教えるここだけの勉強メソッド。
今回からはですね、学校別のね、特色について話していこうかなと思います。
まずは麻布中学校について説明していきます。
自由なのに常に東大合格者数トップ10ということなんですけれども、
戦後のね、東大の合格者数のトップ10から一度も外れたことがないのは、実は麻布のみなんですよね。
折り紙付きの男子進学校なんですが、
生会、そして在会、文学会、芸術会まで多彩で個性的な人材を多数出しているということでも有名です。
輝かしい進学実績を誇る進学校のイメージと裏腹なんですけれども、
校則とかね、設定書も制服もないんです。
休み時間には、近くのコンビニで買い食いする生徒の姿も日常の風景。
ただし、授業中の出前だけは禁止というね、謎のところがあるんですけれども、
とにかく徹底的に自由な工夫で知られていて、教員も生徒も大尾もそれを誇りしている節があります。
麻布中学校に入学すると、中1で週3校の世界という科目をね、履修することになります。
東アジア、南アジア、ヨーロッパ、アメリカ、旧ソ連の地域など、まず気候について学んでいき、
次に歴史的背景についても学びます。
最後に現在の社会状況を学ぶ、地理と歴史、そしてね、生計を横断したような麻布オリジナルの科目なんです。
なぜこのような科目が生まれたのかというと、社会科の村本博先生に聞きましたと、
20年ほど前から始まりました。従来の世界地理とか世界史のような枠を超えた科目を作ることはできないかという思いと、
社会の教員が専門分野に関係なく誰でも中学生を主導できるようにしようということで始まったのことです。
全体像を捉えてから学習する男子にぴったりです。
入学後すぐに世界を学ぶことによって、概要ではあるんですけども、まさしく世界の全体像がインプットされます。
その後に学ぶあらゆる事情をその全体像の中に位置づけながら学んでいくことが可能になります。
1年間ひたすら地図帳と睨めっこして、カタカナの地名を暗記し続けたりとか、
スイマを寝さす歴史の絵巻きをひたすら紐解いたりとか、歴史的背景の理解が不十分なまま時事問題を表層的にインプットするよりも、
はるかに立体的に世界を捉えやすいんですよね。
また、教科にも関わらず、まず全体像を捉えていって、次に細部の各要素について学んでいくスタイルは、
多くの男子にとって効率的な学習スタイルであることはわかっているんですけども、
世界というのはまさに6年間の学習の全体像を捉える科目であるといえます。
基本的になる教材というのは、教員が手書きして作ったオリジナルプリントがありますね。
それというのはほぼ穴埋めになっていて、授業を聞きながら埋めていく、しかし単なるキーワードの穴埋めではなくて、
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その背景にある重要な文脈についての論点は星印で示されています。
そして手書きプリントとか、ビデオ学習用のプリントも大事です。
教員によってはさらにオリジナルの補足プリントを用意していきます。
村本先生の場合は、味わい深い手書きをやっていくんですけれども、
授業が単調にならないように、生徒たちが興味を持ちそうなことをまとめています。
時々男女に関するネタも織り交ぜると喜ばれます。男子校ならではですね。
そして各学習単元の区切りのタイミングでは、
理解を深めるための映像資料教材を見ることがあります。
学校で映像資料教材を見る場合は、一般的には最後に感想を言っておしまいということが多いんですけれども、
遊ぶ場合は、ここにも一工夫があります。
映像資料を再生する際に、ビデオ学習用のプリントを配っていて、
そのプリントと映像資料を照らし合わせながら進めるということですね。
そしてその図というのは、教員が指導に使用するための補足付きのサンプルなんですけれども、
そこには何分何秒で2次の映像を止めるというところまで細かく書かれています。
重要事項については、そのために映像を止めて、そして要点を整理し、
理論をしていくという感じですよね。
授業前に教員が綿密な下準備をしているということはすごいなと思います。
定期試験で重要なのは、核センスとまとめる力ということなんですけれども、
定期試験に関しては、学年共通問題が6割前後あります。
残りの4割前後については、担当教員によって問題がかかっていきます。
ビデオに議士入れの長文は、このテストのためだけに教員が書き下ろしたオリジナルの文章になっています。
高校受験がないので、1点2点を争うような意識はないです。
テストのための重要事項を覚えることは必要なんですけれども、暗記はいつでもできると。
中1のうちにそれ以上磨いてほしいのは、核センスとまとめる力だというふうに言われています。
高度な読解力と記述力が求められることで知られているアザムの入試をくぐり抜けてきた生徒たちが、
そういったところで見ていくと、そういった先生の中から見ていけば、読解力も記述力もかなり幅があるといいます。
世界のテストについても、中1の1学期では、単語を書けば丸がもらえるような問題がほとんどなんですけれども、
1年経つ頃には文章で書かせる問題を増やすという、そうやって核センスまとめる力を磨いていくってところですね。
ちなみに、高1の冬の冬休みには、生徒全員に社会科の基礎家庭修了論文が課せられます。
続いて主体的な学習を促す英語指導について話していきます。
アザムでは長年、英語の免許法材としてProgressを使っていた歴史があります。
2003年、ProgressがProgress21に改正された時には、引き続きProgress21を使ったんですけれども、
教員たちの間から、アザム製の学習スタイルが合っていないということが言われてしまって、
そして2007年からBirdlandというのを教材を使うようになりました。
Progress21のどこがアザム向きではないのかというと、
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アザム製というのは単言ごとにポイントが明確化されているテキストを好む傾向があるようなんですよね。
ちょうどProgress21が改正されたタイミングで、中古一貫向けの英語教材が複数出されました。
その中からアザム製に好まれそうな構成のBirdlandを選んだようです。
そして提出課題には何も書かれてなくてもいいというところなんですけれども、
教科選択の中の際に足し算の指導なのか、引き算の指導なのかというのは論点になったんですが、
足し算の指導というのは少し足りないくらいの素材を与えてしまって、
不足分の教員の裁量で足していく指導方法なんですよね。
そして引き算の指導方法というのは、あり余る素材を与えておいて、
こことここをやっておけば大丈夫というポイントを指します指導方法になります。
足し算の指導を追求するのであれば、通常の公立中学校と同じ、
検定教科書というのを使うのが選択肢ともあるんですけれども、
教員によっては履修範囲があまりにも変わる可能性がよろしくないという意見から、
どちらかといえば学習量の多いバードランドを選ぶ方がいいなというふうになりました。
しかし、アザブの教育というのは、
引き算の指導になってしまってはいけないというところを力説している人もいていて、
たくさんの課題を与えて、これが全部できれば大丈夫という発想で指導すると、
正当を与えられたものをいたすら消化するだけの、
受け身の学習の姿勢になってしまう。
アザブ線にはそうなってほしくないという最低限の教材を与えるんやけども、
あとは自分に必要なものを自分で考えて、
手に入れる学習姿勢を身につけるという風なスタイルでやっています。
なので、バードランドも隅から隅まで無理に全て授業でこなそうとはしないんです。
予定だけを抑えて、あとは生徒のやる気に任せる指導が基本なんです。
バードランドに付属する音声教材は、
過程で繰り返し聞くことが望ましいです。
しかし、どこまでやるのかは生徒の任せなんですよね。
付属のワークブックの進め方も原則、生徒の実践に任せます。
同じく付属の感性問題集というのは、
試験までに試験範囲をやるように選んでいきます。
ここ数年の課題が増えている傾向があるんです。
この傾向が続きすぎるのが良くないと、
そういう風にも先生は言っているんですけども、
例えば、人によっては、
とっくに覚えている単語を何度も書かせるような宿題を出しても意味がないと。
できる人は、それをスキップしてもいいような宿題の出し方を工夫している。
知らない単語を書き出しなさいという宿題で、
知らない単語のない生徒が何も書かずに実施してもいいと。
そして出題の意図、次のそういったテストで
課題を自覚していくという話をしていきます。
その代わりに、日々の学習内容が理解できているかどうかというのは、
小テストで確認していきます。
点数が悪いからといって、必ずしも補修をするわけではないんですけども、
各自が自分の理解度を把握するのに役立ちます。
中1の定期テストでは流石に長文読解はないですけれども、
リスギングの配定が高くなっています。
中学校2年生になると、1学期から長文読解がメインになるんですよね。
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長文の量も去ることながら、
各説問には丁寧に宿題の意図が書かれている点に注目してほしいです。
テストの結果だけじゃなくて、
自分は何ができていて何が不足しているのかというのを
認識するための仕掛けがあるんですよね。
続いて、家庭学習課題は推奨や強く望むものばかりという話をしていきます。
夏休みには、1学期にやり残したワークブックの仕上げ、
記集単元の練習問題の復習のほか、
NHKラジオや基礎英語を聞くことが強く望まれます。
中2からは英語の課題の図書館が飾られるんですけれども、
手書を引きながら一問一問丁寧に読んでいく方法でも、
ひとまず全体を読んでから細かいところを精読していく方法でも良いとされています。
付属のCDに合わせての音読も推奨されています。
最終的には音読できるぐらいになるのが理想とのことでした。
授業で学んだ英文とか、そして音読を強く推奨しているんですけれども、
そのためのオリジナルプリント、そういったものも配布しています。
基本となる英文は教科書に出てくる英文と同じなんですけれども、
前置詞編では前置詞があの目になっていて、
動詞編では動詞が現在記にされているので、
自分で正しく活用しないと読めないようになっています。
アクセント編では各単語のアクセントを記しながら読まなきゃいけないので、
能動的な音読をしていかなければいけないんですよね。
小学生の音読の宿題みたいなんですけれどもと前置きしつつ、
実は音読記録表というのもあるんですよね。
家庭での音読記録を残すことを推奨しています。
そこには英語は体育ですよと。
理解できたらというレベルは、
教理のルールとか理想的な技術がわかったというレベルなんです。
理解した英語が自分の技術になるように音読トレーニングをやってくださいとあります。
しかしどれも推奨や強く望むという表現があざぶらしいなと思います。
いじれも無理時はしないスタンスです。
ラジオ講座を聞くことを勧めてみたりとか、
様々な方法の音読を課してみたりとか、
こうやってくださいとか、こうやって勉強しなさいという指導ではなくて、
全て様々な学習方法があることを知った上で、
そういったものをしてもらうための手段に過ぎないという、
その中から自分に合った学習方法を見出してほしいという願いが込められています。
放任主義とも言われ、誤解されやすいあざぶのスタンスなんですけれども、
本当に何もしないで放っておくのでは、教育など成り立つわけがないですよね。
高い進学実績の説明がつかないです。
あざぶの放任主義というのは、自主自立を促すための放任主義であって、
どのように学ぶのかを生徒が主体的に選択するための
綿密な下準備がされた上での放任主義なんです。
英語に限ったことではなくて、誰からも強制されることなく、
生徒たちは自分で自分の学習スタイルを確立していって、
自分の目標に突き進む力を得るということなんです。
それがあざぶの伝道であって、
結果的にあざぶの安定した進学力にもつながっているという話ですね。
今日もありがとうございました。
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