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こんにちは。年間指導時間2000時間のプロ家庭教師が教える、直希先生のここだけの勉強メソッドということですが、始まりました。
今回はですね、数ある学習方法の中で、最も効果的な音読について話そうかなと思います。
それではやっていきましょう。
音読はすべての教科の力を伸ばしてくれるということですが、小学校低学年のうちからやらせてほしいのが音読です。
小学1年生からぜひやらせてください。
読むものは教科書でもいいですし、童話でもいいです。
子供が起きるようだったら、2、3年向けのやつでもいいでしょう。
わざわざ難しいものを読ませる必要は全くないです。
スムーズに音読をする練習を続けると、周辺視野も鍛えられます。
つまり、今声に出している部分より、先を目で覚えないとすぐに使えるからです。
こうした目の動きは、いろいろな学習でも必要になります。
また、文節の中で単語の意味を理解することで、語感を鍛えることもできます。
助詞の使い方がわかるようになることも、とても大きいと思います。
5年生、6年生になっても、30-5を35で引くと言ってしまう子がいます。
30から5を引くが、なかなか出てきません。
35で割るとか、32、5をかけるなども同じで、
日本語の、を、から、で、に、などの助詞をきちんと使い分けることができないこと、
すべての教科の学習で苦労していきます。
これは音読経験の不足が大きな原因かなというふうに思います。
きちんと声に出して音読すると、目読だけでは理解できなかったことも、不思議なほどわかるようになります。
先生、この問題がわからないと、算数の文章問題を持ってきたときに、
じゃあまず、この文章問題を声に出して読んでごらんと音読させると、
それだけで、あ、わかったというふうに解き始める子が非常に多いです。
算数の問題には、産業の壁というものがあります。
文章問題の問題が産業を超えると、陳分カンプになってしまう子どもが結構いますね。
音読の学習習慣がある子は、この壁をすぐに超えられます。
続いて、音読にも通常の音読と即音読の2種類があるので、お話ししますね。
勉強が苦手な子の読み方を見ていると、問題文を読んでいるようで、全然読んでいないということが結構あります。
重量あるのに目の動きを見ていると、5億ぐらいしかしていない子もいます。
こういう場合は、問題文を音読させると結構解けたりします。
子どもに音読させるときに、私がお勧めしているのは、通常の音読と即音読の2つを組み合わせる方法になります。
通常の音読というのは、漢字を込め、抑揚とかで換気をつけて読むのですが、即音読ではできるだけはっきりと速いスピードで読みます。
この2つをやってみるといいでしょう。
前者は動揺とかに向いていて、後者は説明文とか読むのに適しています。
小学校1年生だったら、小学校新聞みたいなものや、動物とか宇宙のことを書いた子ども向けの科学文を読ますとか、いいかなと思います。
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音読することで、文章に込められた感情を読み取る力がついていって、文章同士の繋がりの理解が進みます。
一方で目読を訓練すると、スピーディーに読み上げることができるのですが、目読だけだと感情がわからなくても、
道筋だけ追ってしまったりとか、面倒な文章を飛ばすことがあるようになるので、あまり良くないかなと思います。
特に小学校低学年のうちは、しっかり音読することで、こうした力がついていって、確実に目読の場合の読解力もつくかなと思います。
大人の読書家になると、文字という視覚的な部分が入ってきて、直接ね、そして意味情報に変わるそうなんですけれども、
文字を読むことを覚えたばかりのちびっ子とかっていうのは、視覚情報を音の情報にまず変えてから、そして意味情報に変えるということが多いので、
最初の段階はね、やっぱり音読させる方がいいかなというふうに思います。
今日はどうもありがとうございました。
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それではまた。