2020-03-31 15:58

第27回 受験の天王山、6年の夏休みの「四大受験塾別」の過ごしたか

好評だった前回の春休みの過ごし方に続いて、少し早いですが四大受験塾別に夏の過ごし方をお話いたします。まだ早いと書きましたが、実は夏休みを迎える前の準備が一番大切となります。春休みを終える今だからこそ意識していきましょう。 
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こんにちは。年間指導時間2000時間のプロ家庭教師☆直希先生が教えるここだけの勉強メソッド。
今回は、受験の天王山、6年生、夏休みの四大受験塾別の過ごし方についてお話ししていきます。
夏休み中、最後までやり切って成功させる、成果を出せる子が限られているという話をしていきます。
中学受験の本番場で約7ヶ月となる夏休み。
まとまった勉強時間を確保しやすいため、この夏の成果が入試の成功につながると言われています。
6年生の受験生にとっては、まさに踏ん張る時です。
塾で実施される夏休みの申し込みや早い塾では、5月頃には済ませるんですけども、そのカリキュラムの内容をよく見てください。
小6になると、さすがに講習時間も長くなって、家で見てあげられない分助かるわとかね、
これだけ金かけているから、子供には頑張ってもらわなきゃとかね、
そういったいろんな思うことがあると思うんですけど、
でも、これだけ勉強すればなんとかなるというふうには絶対に思わないでください。
夏休みには、普段の3、4倍の勉強することになることを知っておいたほうがいいです。
けれども、まだたくさん勉強すれば成績が上がるというわけでもないです。
たとえ朝から晩まで勉強しても、最後までやり切って成果を出せる子っていうのは2割かなというふうに思います。
しかし、事前に計画を立てて、我が子にあった勉強をしていけば、夏休みほど伸びるチャンスはないです。
では、このチャンスをものにする確率を上げるために、どんな対策をしたらいいのかということをね、
ちょっと話しておこうかなと思います。
4大受験塾の夏季講習。各塾の特徴を知って、我が子にあった勉強法をチョイスという話をしていきます。
夏の講習を有意義に過ごすためには万全な準備が必要ということなんですけれども、
塾で講習さえ受けていれば成績が上がるというわけじゃなくて、
全ての塾においてその日の授業で習ったことを定着するための多量の宿題が出されて、それを家でこなさなきゃいけないです。
また、秋以降の本格的な志望公別の対策が始まる前に、苦手としている担任を絶対に克服しなきゃいけないんです。
夏休みは約40日かあります。でも、やることだけ、そういったものだけで山積みになってきます。
やみくもに勉強するだけでは絶対に効果は出ません。
大事なのは夏の講習を意味のあるものにするための対策です。
では、6年生の夏季講習の内容を塾別ごとにちょっと見ていこうかなと思います。
サピックス。多くの塾では夏季講習はこれまで習った範囲の知識を確実に定着させるものの総復習の場所として位置づけられています。
サピックスでも数の性質のようにこれまで習った単元が出てきます。
ところが、その内容は一見復習のように見えますが、子供にとっては実は初めて習う解き方を含む問題が数多く含まれています。
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つまり、復習ではなくて新たな学習と位置づけられています。
ですからすでに知識が定着している上位の子であればそのまま学習もスムーズに進みますが、
5年生の時点でつまづいている子にはとても立ち打ちできません。
これまでの学習の取りこぼしがさらに学習の学力の差を広げてしまうのです。
以前であればこうした積み残しの多い、まあ挽回のチャンスとして夏休みを有効活用することができたんですけども、
夏季講習は必修ですけども、夏季集中志望訓練とかね、そういったオプションコース、
それを受講せずにその期間中苦手な単元を広告する勉強ができたからなのかなと思います。
ですが2014年ぐらいから、サフィックスの運用姿勢に変化が現れてきて、
よほどの理由がないと夏季集中志望訓練の不参考を認めない雰囲気が結構広まっていくんですよ。
この練成特訓は上位の子供たちの理解度に合わせて設定されているので、
理解できない子が受講しても全く意味がないかなと思います。
こうしたことを踏まえた上で、今一度オプションコースを受けるかどうかというのはよく検討しておいた方がいいかなと思います。
前、中学受験の業界では難関校の合格に一番近い好きだと言われているんですけども、
宿題に習っていないことがたくさん出る。
それなのにテキストの解説が不十分、先生のフォローもあまり期待できないという現状を受け止めながら、
親がしっかりとサポートしていかなきゃいけないのかなと思います。
そうしないと子供の努力が結果につながらず、ちょっと負担もかかってくるんじゃないかなと思いますね。
何より気をつけたいのはマンスリーテストへの対策です。
6年生の7月までには直前の数ヶ月分を復習する構成になっているんですけども、
8月からは入試問題同様に宿題範囲が全範囲に変わるため、ここで多くの子供が成績を落としてしまいます。
テストの内容が大きく変わるので、初回の8月はやむを得ないことがあるんですけども、
ここで成績を落としてしまうと、この夏の頑張りは何だったんだとね、
達成感が得られないまま終わってしまって、モチベーションの低下が心配になってきます。
これを避けるためにも、とにかく夏までに成績を上げるか、
もしくは成績を大幅に落とさないように最善を尽くすことですね。
それが夏休みの一番の目標かなと思います。
続いて日農研についてお話していきます。
日農研は3つの軸は、夏休み前にほとんどの担任を修了していて、
夏休みから総合的な学習に入っていきます。
ところが日農研だけはまだ終わらない担任があって、
総合的な学習に入るのは9月からです。
そのため、秋以降がしんどくなってきます。
受験直前になって、追い込み型の学習をしなければなくなるのが、
日農研の難点かなと思います。
それを避けるために、夏休みの間にできるところとできないところをチェックしていって、
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苦手分野を克服しておくといいと思います。
夏休みに入ってから、あれもこれもしなきゃいけないという状況は、
子供にとってはすごいプレッシャーになります。
できるところには丸をつけておくなど、達成しているものを見えるか、
イメージできるものにしておくことが大事かなと思います。
日農研の書き講習の特徴として言及したいのは、
特に電話帳と呼ばれる極端に分厚いテキストです。
タウンページみたいなやつですよね。
中国側には4科目全てを一冊して、圧倒的なボリューム感を出すことで、
この夏には自分はこれだけのことをやり遂げたんだという、
達成感を子供にもたせるという意図があります。
しかし多くの子供が始める前にちょっとげんなりしてしまうのも事実なので、
科目別にテキストを切り分けて、絶対に取り組みたい問題だけに
印つけてメリハリつけるとか、そういった工夫をしないと終わらないです。
夏休みの間に複数回行われる達成度テストをうまく活用していって、
学習達成度の棚下ろしをしていくのが効果的かなと思います。
最後に日農研は入試問題への対策の着手期間が、
他の塾に比べて遅い傾向にあるので、そこは注意しておいたほうがいいかなと思います。
一部科目のカリキュラムの都合上、過去問題の研究というのは
9月になってからというのが決まっているように伝えられているんですけれども、
平岸口対策などを考えると非効率な面がありますよね。
自信のある科目については、実践練習の一環として
夏休みのうちから平岸口の過去問題に取り組んでいくのもいいかなと思います。
続いて四ツ谷大塚和世話科についてお話していきます。
四ツ谷大塚と和世話科は四ツ谷大塚の予習シリーズという教材を使っているため、
学習内容はさほど変わりはありません。
予習シリーズは中学受験テキストとしてとてもよくできていて、
解説も丁寧のため、タピックスほど親の負担は重くないのですが、
四ツ谷大塚では3年前よりカルキュラムが変わって、授業の進み方が早くなっています。
それを補うものとして授業中の補充プリントが配られるようになりました。
実はこのプリントがすごい大事。
どういう意図でこのプリントが配られているのか、
親はしっかりと理解しておく必要があります。
それによって家庭でどんな学習が必要になるのか、
塾側に確認を取っておくといいでしょう。
四大受験塾の中で唯一夏合宿を実施しているのが和泉赤です。
和泉赤は同じことを何度も学習して覚えさせる復習型の塾です。
また四大受験塾の中で最も宿題の量が多いので、
体力があってかつコツコツ学習ができる子に向いている塾かなと思います。
その特徴を最も表しているのがこの合宿なんですけれども、
夏合宿は授業プログラムに含まれているため、絶対に参加しなきゃいけないです。
しかし合宿中の学習時間は朝8時半から夜の10時半までと非常に長いので、
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体力かつ精神力がないと厳しいかなと思います。
塾側はみんな夏合宿を実行して頑張っていますと言ってくるんですけれども、
親は我が子の状況を見失わないことが大事かなと思います。
うちの子にとってはどうなんだろうと、まず冷静になって考えるべきです。
合宿には参加せず、その期間を苦手分野の克服に充てる方が、
その先良い結果につながる場合もあるからです。
このように各塾の特徴と我が子の実力を照らし合わせながら、
夏の過ごし方を検討する必要がありますね。
では夏休み過ごし方の計画はいつ頃から立てたらいいのか、
そういった部分を話していきます。
理想は6月です。
6月に入ると塾が夏休み中の学習に関する詳しいカリキュラムを発表します。
塾によっては4月の時点で明らかにしているところもあります。
カリキュラムが発表されたら、夏休み中にどんな学習をするのか、
親子で把握しましょう。
夏休みは塾の下記講習があるため、塾による拘束時間が長くなります。
その上宿題も増えます。
いざ休みに突入すると毎日の宿題に追われて、
苦手分野のための勉強時間を確保することが難しいです。
なので6月7月の間を夏休みに向けて姿勢を整える期間として活用し、
できるだけ苦手分野を広告しましょう。
夏休みになっていきなり学習時間を増やすのは難しいという実態もあります。
6月頃から計画を立てて、7月から少しずつ準備を進めていく必要があります。
受験の天皇さんと呼ばれる夏休みを乗り越えるには、
その約2ヶ月前から予想をつけることが大事です。
夏休みの計画は、スタートから7月31日まで、8月からお盆まで、
お盆からそれ以降4つのタームに分けると良いでしょう。
学校の宿題は下記講習開始まで必ず忘れることが理想です。
下記講習が始まると塾の勉強に追われることになりますので、
学校の宿題というのは小学校の最終授業日から
宿の下記講習の開始日まで絶対終わらせましょう。
例えば、学校から出される読書感想文は、
入信でそうな作家の方を読んだりとか、
自由研究は受験勉強でこれまで学習したことをまとめる、
そういったことをすれば負担を軽減されます。
ただし子供によっては、自由研究は納得するまでやりたいというタイプの子もいます。
その場合はいつ取り組むかを決めて、
その分の受験勉強時間をどこで練習するかまで
しっかりと親子で話しましょう。
頑張りたいという子供の気持ちは通行なものですから、
自由研究なんて適当にやっちゃいけない。
そういった部分に言わないでください。
自由研究の時間は無限に使えないことをきちんと伝えましょう。
お盆休みというのは、宿の休みになりますが、
受験を控えた6年生は夏の旅行には行けないと思っていた方がいいでしょう。
よほど余裕のある子だったら構いませんが、
多くの子はその期間を苦手分野の克服に費やそうが懸命です。
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ただし思い切り遊べる日を半日くらいは作っておいてください。
気分転換をして遊び切ったという満足感を与えてあげた方が、
その後の学習には効果的だからです。
夏季講習のカリキュラムは把握して、
これまで学習してきた中で一番苦手な分野を見極めて、
かつ、秋以降のテストを対策しましょう。
何度も言いますが、6年生の夏休みにやるべきことが山積みなんです。
いくら計画的に進めようと思っても、
いざ夏休みがスタートすると思うようにいかなくこともあるので、
そんな時は無理にやらせるんじゃなくて、
先ほど説明した4つのタームごとにできたこととできなかったことを振り返って、
次のタームで立て直すようにしてみてください。
コツは前のタームでできなかったことを後回しして、
目の前のタームに集中することです。
夏休み期間中には死亡後もさらまってくるので、
死亡後の過去問をよく分析して、品質問題に重点を置き、
そしてそうでないものはやらずに飛ばしていっても構いません。
一番やってはいけないのは、いたずらに勉強の量を増やすことですね。
続いて、子どものスランプと体調管理、
折れない夏にするために親がすべきことは、という話をしていきます。
1つ目、子どもの体調管理に気を配る。
夏休みはとにかく体力勝負です。
この夏を乗り切れるかどうかで、秋以降の成績が左右されると言っても過言ではないです。
外の暑さと教室の冷房の温度差で体調を崩さないよう、
塾には羽織上着を戻したりして体調管理には気をつけましょう。
暑いからといって冷たいものばかりを食べさせるのも良くないです。
2つ目、学習計画を細分化させ、中だるみを防ぎましょう。
3年の2月からスタートした受験勉強も2年半が過ぎると、
受験勉強に疲れてスランプが落ちる子も増えます。
そのスランプには2つの種類があります。
1つは中だるみです。
受験勉強はとにかく学習範囲が広くて、覚えなきゃいけないことがたくさんあります。
中だるみとは、ただ機械的に勉強をやるだけの状態のこと。
本人も気づかないうちに集中力が落ちていって、
いくら勉強しても身につかず、また達成感もない状態のことです。
そしてもう1つは萌えつき症です。
頑張ったよりなかなか結果が出せず、疲労感だけが募っていく状態です。
あれもこれもしなきゃいけないと焦って、
知識を入れても脳の容量の限界を超えてしまうことがあるというイメージです。
学習したことを記憶して確実に残すことは、
理解したことを一度落ち着いて思い出す、再現する作業が必要です。
こうしたスランプに落ち入らないためにも大事なのは、
学習計画の細分化です。
そして無理を感じたら随時修正しましょう。
そして3つ目、1日の終わりには子供を褒めましょう。
試験生にとって6年生の夏が勝負どころであることは確かです。
しかし現実には勉強が計画通り進まなかったりとか、
思うような成果が出なかったり、
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思春期の難しさもあって親子のバトルも繰り広げる、
そういったこともあると思います。
でもどんなことがあっても、とにかく1日の終わりは、
今日も頑張ったねと褒めましょう。
もし何かにつまずいてたら、明日一緒に頑張ろうなとか、
子供を助ける気持ちで接することを心掛けてください。
今日もありがとうございました。
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それではまた。
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