2020-04-04 11:23

第28回 親の基準さえあれば、どんなに厳しく叱っても大丈夫

つい子供にカッとなって怒ってしまうことは誰にでもあることかもしれません。ただこれを感情的にまた無意識にやっていることで、子供を傷つけてしまっていることも事実です。そうならないための感情のコントロールのしかたや、子供への叱り方についてお話いたします。 
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こんにちは。年間指導時間2000時間のプロ家庭教師☆直希先生が教える、ここだけの勉強メソッド。
今回はですね、親の基準さえあれば、どんなに厳しく叱っても大丈夫、という話をしていきます。
まずですね、早寝早起きが心身のリズムを作るという話をしていきます。
問題を抱えた青年の多くは、昼夜逆転の生活をしています。
早寝早起きなど、生活の基準をきちんとつけるということは、勉強よりもずっと大事なんですよね。
昼夜逆転の生活が始まったら、もう黄色信号を通り越して赤信号です。
そういうことを一度体で覚えてしまった人間は、何年か後にまた振り返したり、
仕事行っても突然いけなくなったりと、いろんな場面で心が折れやすくなります。
これは想像以上にとても根深いもので、意識改革をするのがなかなか難しいんですね。
そういった青年に、小さい頃の家庭の状況を聞くと、日曜くらい寝坊していようとね、文化を持った家庭であることが実は多いんですよね。
つまり、休みの日くらいゆっくりと、休みたいといった親側の理由に子供を巻き込んでいる、そういった家庭です。
もちろん毎日働いて頑張っているお父さんとかお母さん、休むなとは言いません。
親は堂々と寝坊してください。大人はいいのだというね、そういった態度でいれば問題はないんです。
子供は早く起きなさい。あなたたち朝ごはんまで2時間ちょっと走ってこいよ。そういうふうに言ったんですね。
子供は本来365日早起きする生き物です。疲れているなと思ったら早めに寝かせればいい。早起きというのは体のリズムです。
習慣として身につけさせるようにしましょう。日曜に寝坊が許されて、昼夜逆転を体が覚えてしまうと、今度は中間期末とその後くらいは寝坊していいかなというふうになって、
夏休みだから11時くらいは寝ていいやと、そういうふうになってしまいます。長期間の引きこもりにつながってしまうんですよね。
すべては小学校時代に実は原点があります。お母さんはここのところ絶対にブレないでほしいなというふうに思います。
続いてきちんとした挨拶というのは最低限のしつけという話をしていきます。
早い早起きが大切なように日常生活のあり方が実は学力のもとであって飯が食える大人を作っていくんです。
きちんとした生活能力を身につけるということは実は勉強よりもずっと大事なことです。
低学年から心がけていきましょう。早寝早起きだけでなく折り目ごとにきちんと挨拶ができるかということがすごい大事です。
勉強できても仕事できてもまともな挨拶ができないようでは社外人として通用しません。
それで困るのはしっかりとした挨拶をしつけてもらえなかった子供の方です。
本当の挨拶とはきちんと止まって自分の体の正面を相手に向け目を見て行います。
そんなふうに挨拶されたら非常に印象が良いですし企業もこういう人間が欲しいなと思うでしょう。
挨拶はコミュニケーションの第一歩です。挨拶ができなければ会話が始まらずしたがって社会に出ていけなくなるんですね。
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メジャーリーグ日本自発の推しとして活躍したプロ野球の城島選手のお父さんが素晴らしいことを言っていたことを聞きました。
城島選手は学生時代は勉強を嫌いで俺より野球で生きるかと言い切ってとにかく勉強をサボりまくっていたらしいです。
ある時先生からこのままだと退学になると通告を受けたお父さんはじゃあ先生こうしてくださいとあることを提案しました。
お父さんは城島選手にお前もう勉強しなくていいと言ったんです。
そしてその代わり通学路を歩く間に会った人全員に挨拶しろと。
とにかく大きな声で爽やかに挨拶ができれば世の中最低限はそれで十分だという見解が眩いなと思いました。
思わず膝を打つほど正しい子育てだなと感心しました。
その結果今や城島選手といえばバリバリ稼いで人望もある魅力的な大人ですよね。
勉強なんか多少できなくても挨拶が実はきっちりできていれば結局のところ結構こっちの方が勝ちだったりするんですよ。
中学受験の話をずっとしてきてるんですけれどもこういった基本的なところを押されるのは非常に大事かなと思います。
それでは続いて学習の出来不出来よりも学ぶ姿勢を注意することという話をしていきます。
小学校に入る頃学習の始まりの時期に親が見てあげなきゃいけないのは姿勢と鉛筆の持ち方です。
これらはドリルとか教材を手につけること以上に大事なんです。
もちろん学校で注意してくれますし、うちらエデンでもまず最初に子供に言い聞かせてるんですね。
でも子供ですからすぐに元に戻ってしまいます。
時間が経つと背中が丸くなってしまったりとか縦膝をしたりとか蛾流の持ち方で固まったりします。
姿勢を正しくする、背筋をきちんと伸ばすということは学習の第一歩です。
私の経験からも姿勢の正しい子は学習面でも後延びする子が多いように感じます。
姿勢と鉛筆の持ち方に関しては家庭で何度言っても言い過ぎにはならないほど言い聞かせても大丈夫です。
ただし決して感情的にならず何度も何度も繰り返し言ってあげるようにしましょう。
特に低学年までの間は落ち着きがないのが当たり前。
お玉着紙である子供の本質をもう一度よく踏まえて繰り返し言い聞かせることが大事です。
それでも大人の感覚で子供に対して感情的になってしまうことがあります。
子供にしてみたらよくわからないけどお母さんはいつも怒っているというふうに感じてすっかりやる気をなくしてしまうことがあります。
有名な脳科学者が叱られた人間の脳はやる気をなくすというふうに言っています。
すごい大事です今のね。
特にお母さんが子供の勉強を見てあげる場合は子供というのは何回も何回も落ち着いて言わないとわからない生き物だということを肝に銘じてほしいなと思います。
どうしても感情的に叱ってしまうお母さんへの秘策をちょっと話そうかなと思います。
頭の上で自分をモニターしている自分を作ってしまうのです。
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怒っている自分は主人公、その上にもう一人の自分がいてキーキー怒ってしまう自分を見てまたキレてるなとかね。
そういうふうにと笑う自分を作るだけでだいぶ楽になります。
理想の母親を演じようとして無理してもダメです。
どこかでそんな自分を笑ってしまうぐらいでちょうどいいかなと思います。
それでは叱るときは一対一で褒めるときは人前でという話をしていきます。
私がよく話している叱り方と褒め方のポイントにいけないことを伝えるときは一対一で人前ではなるべく褒めるというものがあります。
よくある例がお母さんが姉妹とか兄弟連れていて上の子の同級生の母親と道端で会ったりして
お姉ちゃんよくできるんだねと声かける場合
そういったときお母さんはこの子はいいんだけどこっちの子がというふうになるんですよね。
母親同士の軽い挨拶程度の会話でも子供の下の子ですよね今の
そういったものをだしに使ってしまう例点よくあるんです。
しかし言われる役はいつも同じだったりするんですよね。
本当にこの子ひどくてそういうふうに言われますがあなたの方がひどいことしてますよとそういうふうに言いたくなります。
どうして人前で子供のプライドを傷つけるようなことをするんでしょう。
まったく言う必要のないことだと思います。
子供から見たらお母さんの言葉が挨拶程度のこととか喧騒のつもりに言ってるんやろうけども全くわかりません。
ただお母さんの言葉が心に突き刺さっているだけです。
言われた方の子供は日々の会話でお母さんの言葉が心の中で折となってたまっていきます。
やがて自信を失っていきそして自己像の小さい人間になってしまうんですよね。
どうか人前では子供を気なさずに褒めてあげましょう。
ただし叱るときはこの反対で一対一でしっかりと伝える必要があります。
間に兄弟が入ってきたりすると効果がないんですよね。
お風呂でも何度でもとにかく一対一になれる場所を作って連れていくのが大事です。
真顔で丁寧に子供とちゃんと向き合って伝える。
叱られると子供は親の気を逸らそうとするものですけれども負けてはいけません。
続いて上手な叱り方三原則は厳しく短く後を引かずって話をしていきます。
叱り方のポイントについては講演会とか保護者の方にもよく言ってるんですけども
それはなぜかというと何回言っても何度も元に戻るんですよね。
上手な叱り方三原則は厳しく短く後を引かずっていうことなんですが
厳しく叱るとは何なのかというと
この子のこの状態放っておいたら社会人としてご飯食べれなくなったり
そして社会人として成立しない余ったれた仲間もできない状態になるんですよね。
それを思い知らせるための行為なんです。
だから心を応援して厳しくしないと意味がないです。
子供が泣くぐらいの強さでちょうどいいかなと思います。
厳しく叱るからといってキャーキャー喚くのは違います。
できるだけ低い声で丁寧に真顔でっていうのがポイントです。
いつも優しいお母さんに低い声で真顔で叱られるのは子供にとっては怖いものです。
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厳しく叱りすぎると子供が傷つきませんかと聞かれるんですけども心配ないですね。
この時期の子供っていうのは散歩を歩いたらケロッと忘れるぐらい素晴らしい時期なので
5年生ぐらいになって親の言葉を聞き流す関係ができてしまうと
お母さんは後々苦労するんですよね。
低学年までにピシッと叱ることができる環境を築きましょう。
短く叱るのが苦手なもの、そして女性の特徴だったりするんですよね。
女性の場合は一度カットになるとそのことだけで済まない傾向があるんです。
一旦感情を高ぶると大体あなたはピアノだってやめちゃうしとかね。
そういった風に随分前の過ちを持ち出したりね。
そういった人に叱ったりするしね。
挙句の果てにお父さんだって帰りが遅いしとか不満のすべてをぶちまけたりします。
関係のないイライラを浴びされた子供っていうのは結構きついですよね。
今子供のこういった小さいところにいる時点で
過ちについてのみ叱るようにしてください。
最後に後引かずっていうのはあるんですけども
短く叱ったつもりでもまだ怒りに収まってて
つまり背中が怒っているお母さんが多いなって思うんですよね。
叱られて1時間くらい経って宿題しても茶碗も運んで
そろそろいいかなとお母さんに話しかけると
なにうるさいわねとかね。
お母さんの方もまだ終わってなかったりするんですよね。
怒りが収まらない空気ってせっかく反省して
気持ち切り替えた子供の思いを潰してしまうんですよね。
なので極力厳しく叱って涙拭いたら
あとはお母さんの方も気持ち切り替えて
いつものように接してあげてほしいなと思います。
今日もどうもありがとうございました。
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