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こんにちは、横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
ただいま、絶賛夏休みモードということで、企画モノやライブなんかが中心になっています。
先週はね、私の子供2人を連れて、1人でワンモペ東北旅ということで、
2泊3日、スタンドFMのお友達を巡る旅をしてきました。
通常配信はね、少し戻るのが先になりそうです。
夏休み、中盤に差し掛かっていきましたが、ママの皆さん、パパの皆さん、お疲れ様です。
今回は、企画に参加をさせていただきたいと思います。
こちらの企画は、ほっこりアチラジオさんが企画発音されていらっしゃいます、
ハッシュタグアチファイトの企画になります。
こちらのアチファイトの企画なんですが、空と星でつながろうという企画になっています。
アチ村のある長野県、南新州は、このアチ村がですね、町の名産ということで、
その星空の美しさが、日本で一番と言われているんですよね。
残念ながら私はまだアチ村に行ったことはないんですが、
このアチ村の素晴らしい財産である、星と空、それにまつわるエピソードを
ハッシュタグアチファイトをつけて、みんなで配信していこうという企画になっています。
よろしければ、こちらの企画8月17日まで募集をされているようなので、
みなさんも、星と空にまつわるエピソードや歌、朗読などがございましたら、
ハッシュタグアチファイトとつけて配信をされてみてください。
概要欄にアチファイトの詳しい案内を載せておきます。
私の星と空にまつわるエピソード、これはもう何と言ってもですね、
世界一周の船旅、私は大学4年生の時、前期の3ヶ月お休みして、
ピースボート世界一周の船旅をしてきました。
その時の様子は、過去、ハッシュタグなおちゃん先生の世界一周の船旅で配信をしていますし、
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Kindle本も5冊に分けて発売しています。
また、今はですね、モンブランテイパーク市長が毎週月曜日に1話ずつ、
私の世界一周の船旅の記録を読んでくださっています。
この世界一周の船旅というと、都各気候地ですね、船が着く港に、
みなさん意識が向きがちだと思うんですが、
私の乗った船、104日間のうち半分は船の上だったんじゃないかなと思っています。
そして、船旅というものは、空と海の間にいるわけなんですね。
世界が空と海だけになる時間、
これはもう船旅ならではの贅沢な時間だったと思います。
何にもない日も、日は昇り日は沈み、星々が月が夜空を彩る。
そのめくるめく時間をゆっくりと船の上で眺めるということは、
私たち人間という存在がなんてちっぽけで、
この船が少しでも傾いたら、もう自分の命はこの海の木屑と消えてしまうんだ。
そんなちょっとした不安や儚さというものを、私自身に教えてくれました。
私たち人間が特に都市部で生活をしていると、
自分がこんなに雄大な自然のほんの一つの小さなかけらの命であるということを、
深く忘れがちです。
世界一周の船旅、海と空に毎日囲まれていたあの時間で、
私は自分の命が本当にちっぽけであること、
だからこそ与えられたこの命とこの時間を精一杯生き切ること、
それを学んだのでした。
特に太平洋や太西洋、インド洋といった大海を渡るときには、
船は5日間から7日間ほど海の上になります。
毎日毎日見渡す限りの海と見渡す限りの空を見ていても、
飽きることはありませんでした。
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太陽が昇る瞬間、海と空の境目にぼんやりと色がつき始め、
そのうっすらとした藍色の線がきれいに水平線を分けてくる。
そうか、あそこが夜と朝の境目なんだ。
私たちにそれを教えてくれる瞬間、
日の出の章は太陽がその姿を表す前から確実に始まっています。
やがてあたりがうっすらと明るくなっていき、
星々が消え始め、反対に真っ赤な光が海の中から立ち上がってくる様は、
まさに神秘的なものでした。
何度見ても朝日は飽きることがありません。
私がその中でも一番印象的だったのは、
アンコールワットの朝焼け。
蒸し暑い遺跡の中で息を凝らして、
アンコールワットの背後からゆっくりと昇ってくる朝日を眺めたあの空のこと。
水色、グリーン、オレンジ、朱色、白、絵も言われぬ色々な色が、
空を一目に染め上げるあの瞬間、
太陽が昇り切る前のあの瞬間の色は私はたまらなく好きでした。
そしてその次に壮大な自然の章を見られる空は夕暮れ。
これもまた海の上で眺める夕日は何度見ても飽きることがありませんでした。
この世界の光を全て連れ去っていくかのような、そんな太陽の章。
毎日毎日太陽は昇り沈んでいくのに、都会で暮らしている時にはあんなにゆっくり、
この素晴らしい章を眺めることはなかった。
こんなにも世界は毎日毎日美しさで満ち溢れているというのに、
私が一番大好きだった夕暮れの章はスウェスウンガに沈んでいく夕日でした。
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スウェスウンガはウンガなのでほとんど波がありません。
エジプトガロは反対のイスラエル側、どちらを見ても見渡す限りの地平線が続きます。
地平線とウンガ。
その境が黄金色にキラキラと光って、世界がすべてオレンジの光の中に包まれる瞬間、
それがスウェスに沈むウンガでした。
同じようにナイル川に沈む夕日もすべてを黄金色に照らしました。
ゆっくりとナイルを行き交う小型船や観光用のボート、
ナイルの川の土生の上をゆっくりと逃げる間を引いたロバが行き交います。
地元の人たちは時折、特に子供たちは私たち気がつくと手を振ってくれました。
それらの光景がすべて黄金色の中で、人々は建物がすべて等しく、
同じように太陽の光に照らされて平等になったその瞬間でした。
朝焼け、夕焼け、それと共に飽きることなく眺めたのは星空でした。
外海に出ると全く遮るものがない360度海に囲まれた船旅になります。
頭上を見上げればすべてが天然のプラネタリウム。
私たちの乗っていた船はとても豪華客船とは言えなかったので、
夜の明かりも乏しく、そのおかげで帰って星々がよく見れました。
特に進行方向と逆の後方デッキは暗くて、星を見るのに最適な場所でした。
毎日毎日飽きることなく星空を眺める。
星空を眺めながら、当時はまだスマホなんてものはほとんどありませんでしたから、
若者たちはデッキに集まって自分の夢を語ったり、恋愛話をしたり、
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誰かが一人歌を歌えば誰かが活気を持ってくる、
そんな光景が毎晩満遍繰り広げられていました。
星空というのも不思議なもので、一見同じように見えても毎日変わっていきます。
特に月の満ち欠けによってその色は全く要素を変えていきます。
満月の日は月明かりが海面を照らし、
こんなにも月というものは明るいのかと思わせるほど、
星々を覆い隠してしまうほど眩い月の姿、
月夜の夜は明るく、どこかみんなの心もウキウキとしていました。
真月の夜は逆に星々の独壇場です。
こんなに夜空に星があったのかと思わせるぐらい、
満天の星、今にも降ってくるのではないかと思うぐらい、
特に北極圏での星々は、
8月といえど空は澄み渡り、気温は10度以下、
澄んだ空に満天の星がきらめいていたのを今でも思い出します。
今となっては記憶に頼るだけしかこの星空を思い出すことはできませんが、
七つの海で毎日毎日太陽と月、
そして海と星空を眺めたこと、
今となって思い返すとなんて贅沢な時間だったんだろうと思い返している私です。
こんな素敵な思い出をまたよみがえらせてくれた
ハッシュタグアチファイト企画をしてくださった
ほっこりアチラジオのももかさん、せいらさん、ありがとうございました。
いつか私も星空日本一の南新宿、あちむらを訪れてみたいと思います。
少し長くなりましたが、最後まで聞いていただいてありがとうございました。