犬との暮らしの楽しさ
横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と暮らすって最高!をテーマに、愛犬との毎日をもっと楽しみたい!飼い主さんに向けてお届けしています。
ドッグトレーナー歴20年以上、これまでに800頭以上のワンちゃんとご家族に向き合ってきた経験から、
よくいただくご質問やお悩みへのアドバイス、犬との暮らしが豊かになるヒント、
これからお迎えしたい方から、シニア犬さんにも役立つお話を、
ハッシュタグ1番から7番のフェーズに分けてお話ししています。
今回は、ハッシュタグ3番、政権さんに関わりの深いお話、
そして、ハッシュタグ5番、シニア犬さんにも通じるお話かなと思います。
よかったら最後まで聞いていてくださいね。
その前に、告知をさせてください。
8月28日木曜日、毎週木曜日の朝の定期ライブが返ってきます。
今週の木曜日28日の朝9時10分より30分程度、インスタ・スタイフ同時ライブとなります。
テーマは、今から間に合う5歳以上のワンコへの脳トレというテーマでお話しします。
今年の後半や来年度からの私の活動もちらっとお話しできたらいいなと思っています。
この今後の活動についてなんですけれども、
メンバーシップ配信の方では、私の今後の活動について少し思うところをお話ししています。
よかったらメンバーシップ、月額600円でご入会いただけますので、聞いてみたいよという方は聞いてみてください。
来月、9月のメンバーシップはですね、私が今まで過去にいろんな壁にぶち当たってきたんですけれども、
その壁についてちょっと結構具体的な事例を挙げて、その時にどうやって私はその壁を乗り越えてきたのか、
主に自分の事業の中でいただいたクレームですとか、誹謗中傷ですとか、
とても大変だった局面なんかをどうやって乗り越えて、16年間事業を続けてきたのかということにフォーカスをして、
9月、10月はメンバーシップを配信していこうと思っています。
興味のある方はぜひメンバーシップにご入会いただければと思います。
それでは本題に入っていきます。
今回のテーマは、「しっかり食べないと夏バテしちゃう。これって本当?」
犬の夏太りについてのお話となります。
夏休みの間、飼い主さんから寄せられたお飼いの中に、
全然食べてないのになんだか夏太りしちゃいましたとか、
動かないから夏太りするんでしょうかとか、
食欲が朝も特にありませんとか、
そういったお話を聞くことがありました。
もちろん病気でないということを前提にお話をさせていただくんですけれども、
結構こういった飼い主さんって、食べないと心配になってしまう方が多いんですよね。
ですが、もともと夏場というのは、
体自身が動いたり食べたものをエネルギーに変えることで熱を作るわけなんですけど、
この熱を作るということを積極的にしようとしない。
体に熱が生まれてしまうので、そういうことを避けようということで、
動物さんたちの食欲が一時的に落ちる時期でもあるんですよね。
なのに入ってくるご飯はいつもと一緒。
それどころか食べないからということで、いつものご飯プラストッピングがされていたり、
いつもの食べているものと違うフードに変えてみたりということで、
食べさせようということを頑張ってくださる結果として、
人間で言ったら芋たれのような状態が続いてしまったり、
ますます体が太って重くなって動きたくなくなってしまったり、
というようなこと。
そして芋たれから消化不良になって、さらに食欲が落ちてしまう。
こんなことって、実は夏場によく起こりやすいなと感じています。
もちろん私自身は獣医さんでもないですし、栄養学に精通しているというわけではないんですけれども、
私の経験からしても、夏場は食欲が落ちる子が多い。
そして夏太りをしてしまったという子に、ワンちゃんに限ってですね、
そんなに痩せてはいない子が多いんですよね。
もともとそんなに痩せているわけではないにもかかわらず、
飼い主さんがしっかり食べないと体重が落ちちゃう、栄養が取れないということで、
いろんなものを与えた結果、より非満体系になっていってしまう。
そしてね、秋とか冬になって定期健診なんかに行った時に、
あれちょっと体重増えすぎですよって獣医さんに注意されちゃいました。
もうちょっと体重落としましょうって言われちゃいました。
っていうようなワンちゃん実は少なくありません。
痩せてしまうことが怖いとか、ご飯を食べなくてご縁が悪いんじゃないかって不安になってしまう。
栄養がきちんと取れてないんじゃないかということで気になって、
いろんなものをあげたくなってしまうという気持ちは徐々わかるんですけれども、
かといってね、非満体系、標準よりも体重が多いということはですね、
ワンちゃんたちにとっては必ずしも健康状態であるとも言えないですし、
そこから病気になってしまう。体が重いから関節に負担がかかってしまう。
っていうことも多々あり得ることなんですよね。
やはり適正な体重を守るっていうことも、
飼い主さんの大切なケアの一つだと思いますし、
それが崩れやすいのが特にこの夏場だと思います。
適正体重の管理
もちろん食欲が落ちてしまった。今まで食べていたのに全然食べなくなっちゃった。
そういった時に病気というのも疑われますので、
他にも症状が出ていたりですとか、ちょっと気になるなというようなことがあるようであれば、
あとはね、食べているのにどんどん体重がいっちゃうとか、
そういったことがあるようであれば、きちんと獣医さんに相談するということが必要になると思うんですけれども、
健康状態が良くて、あえて動物さんが選んで体に入れるものをいつもよりセーブしている。
そのことで夏を快適に過ごそうとしているというような状態があるのであれば、
無理に食べさせるっていうことはしなくてもいいんじゃないかなと思っています。
ワンちゃんね、太ってしまうと痩せさせるのって結構大変なんですよね。
特にね、今回は食べたくないよってワンちゃん自ら言っているにも関わらず、
手を顔を失うか何とか食べさせようとして、結果夏太りしちゃったよというワンちゃんに対してですね、
そこまで毎日毎日しっかり2食決まった量を食べなくても、
トータル的なね、1ヶ月の体重の推移だったり、1、2ヶ月の健康状態、
トータルで見てあげて健康状態が良ければ、そして体重が維持できていれば良しとするというような感じでいいんじゃないかなと思います。
そしてね、特に太りすぎのリスクっていうのは病気にもつながっていきますので、
適正体重をね、管理するということを心がけてみてください。
お家にね、ワンちゃんが乗れるような、
従事さんのトリミングサロンにあるような体重計がないよというような方も多いと思うので、
ぜひ抱っこして、ワンちゃんを抱っこして体重計に乗っていただいて、
その後はワンちゃんを置いて、飼い主さんだけに乗っていただくことで、
簡単にね、ワンちゃんの体重っていうのが分かりますので、
できればね、1ヶ月に1回ぐらいはお家で測って、ちょっと太ってきたなと思った時に、
体重の変化に気が付けるといいんじゃないかなと思います。
それでは今日は、夏太りと、もしかしてそれってあげすぎじゃないの、ということについてお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。