《犬》犬🐶も夏バテする❓夏痩せする❓気を付けるのはむしろ〇〇【質問回答】

💛7月6日（土）朝7時～＜まるげんフェス＞で歌います🎤

「最近、うちの犬、元気も食欲もありません。
犬にも夏バテありますか？夏痩せしても大丈夫ですか？」

とご質問を頂きました🐶

もちろん、病気の可能性もあるので、
諸症状と元気な時の状態はよく観察してください❣

犬を始め動物たちは
暑いさなかは、熱を作らないように活動を制限します

「活動」には、食欲・行動と目に見える物の他
代謝・消化などの目に見えない物も含まれます。

気温や湿度、環境や季節の変動によって
生き物は必要摂取エネルギーを自然に変えます。

無理に「いつもと同じ量」や「いいもの」を
食べさせなくても
健康が維持できているようであれば、
食事量を減らし、少しやせても大丈夫♬

冬場に活動量が増え、食事量が増える犬は
夏にその分が減るのは当たり前です！

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00:05

こんにちは、横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。

犬と人の架け橋でありたい私が、大好きな犬のこと、旅のこと、子供たちのことなどを、マイペースにお話ししています。

時々、ゲリラライブで、ひそひそと歌を歌ったりしています。

はい、7月もね、第1週がもうすぐ終わるというこの頃ですけれども、暑くなりましたね。

もう梅雨はどこかへ行ってしまったようですね。

これからますます暑くなるこのシーズンに、1つね、ご質問をいただきましたので、

ちょっと作業をしながらで申し訳ないんですけれども、ご質問への回答をしていきたいと思います。

こちらのご質問は、皆さんももしかしたらね、ワンちゃん、猫ちゃん、そしてもしかしたら人間さんにも当てはまるんじゃないかなと思います。

その質問というのはどういうものかと言いますと、

暑くなってきて、我が家の愛犬の食事を残すことが多くなっています。

そして元気もなくなって寝ていることが多いです。

このままでは痩せてしまうんじゃないかなと思っていますが、犬も夏バテや夏痩せというのもありますかというご質問をいただきました。

ご質問いただいてありがとうございます。

こちらのご質問なんですけれども、夏バテというのは、人間でも夏バテと言われますけれども、夏バテに関しては犬でも確かにあると私も思います。

ただし、この夏バテの定義なんですけれども、夏だからバテるというよりも、夏は活動量が下がる時期であるということが犬にとっては普通であるという認識の方が正しいんじゃないかなと私自身は思っています。

というのも犬は人間と違ってですね、汗をかいて自分で自分を冷却するという機能があまり得意ではないんですね。

どちらかというと、寒いところでの活動の方が適している犬種の方が多いのではないかなと思っています。

特に純血種、ヨーロッパから入ってきた純血種とかはその通りですよね。

なのでひもが厚かったり、ダブルコート、下着があったりする犬が多いんじゃないかなと思いますけれども、

そういった寒い地方での活動を得意とする犬たちというのは、日本の夏、特に都市部とかの夏に対して体制ができているような体の構造にはなっていないです。

皆さんもお分かりのように、人間でも動くと暑くなりますよね。

体の中で熱が発生するわけです。

03:01

ですので、熱を発生しないためには動かないのが一番いいんですよね。

動物というのはそれを本能的に知っていますので、

私も若い頃はインドや東南アジアを旅して、いろんな国のワンちゃんたちを見てきたりしたんですけれども、

例えば木陰だったり泥の中だったりに入って、自分の体を日中は冷やしておく。

なるべく活動しないでじっとしている。

それでエネルギーを使って熱を発するということを避けるということを積極的にしています。

ですので、日本に暮らす犬たち、もちろん暑い暑いというのは相当そうなんですけれども、

そうじゃなくても犬の本来の機能としては、夏はあまり動かない。

暑い時には動かない、じっとして自分の体の中で熱を作らないようにする。

というふうな自然の構造なんですね。

ですので、春とか冬とかよりも夏のほうが寝ている時間が多いとか、

なんとなくおっくそうにしているとか、活動量が下がっているとか、

そういうのは当然のなりゆきということになります。

もちろん他の症状が寝ている場合には体調不良、病気の可能性もあるので、

そういった肺尿だったり、他の様子もきちんと見ていただければと思います。

そして、夏痩せのところに入っていきたいと思うんですが、

夏痩せをしますかというのは、基本的にはします。

なので、活動量が減る、エネルギーを体の中に作らないようにするためには動かない。

動かないということは、お腹が減らないということでもあります。

そして、お腹が減らないから食事量も下がります。

そして、運動量も下がるので、必要とする量も少なくなる。

すなわち、食べたいという意欲や食欲というのが落ちてくる。

これもまた自然の節理なんですよね。

ただ、この夏になると、夏痩せして夏バテするというイメージが、人間にとってはあまり良くないことと捉えられたちです。

バテちゃうからしっかり食べないと、とかね。

そういう理由で、人間の方がこのワンちゃんに、

夏バテしちゃうから、どんどんきちんと食べさせなきゃ。

なんか食欲が落ちてきたから、あれをトッピングしてみようとか。

普段はあげないんだけれども、ちょっといいお肉をトッピングしようとかね。

そういった形で無理に、本来は必要とされていない量を食べさせてしまうと、今度はどうなるか。

というと、夏太りになってしまうわけなんですね。

どちらかというと、ワンちゃんに関しては、夏痩せというよりも、この夏太りの方がよく見られる兆候じゃないかなと思っています。

06:07

特に今のワンちゃんたちは、冷暖房完備の室内で暮らしていることが多いですよね。

ですので、日中は快適。室内の中でね。

朝晩お散歩に行くけど、暑くて全然動かない。

いつも冬の散歩量の半分しか行かないとかね、そういうことになってくるんだけれども、

お家に帰ると、クーラーの効いた、エアコンの効いた室内なので、

普通、いつも冬と同じ量を食べている。これでも夏太りになっていきます。

ですので、夏場に食欲が落ちるというのは、私はワンちゃんの自然のサイクルとして、当然のことだと思っているんですね。

逆に活動量がエアコンの効いている室内の中で変わらないワンちゃんだとしても、気持ち消化力とか落ちますので、

気持ち夏はご飯の量を減らしてもいいんじゃないかなと思うぐらいです。

そして、夏に太ってしまったというワンちゃん。

これはですね、ぜひこの犬の自然のサイクル。

夏は代謝量が落ちる。活動量も落ちる。だから必要とされる食べる量も落ちる。

それが自然のことであるということを認識していただいた上で、無理に食べさせようとしない。

冬と同じ量をトッピングしてまであげようとしない。

ということをちょっと心がけていただくと、夏太りは避けられるんじゃないかなというふうに思っています。

人間でも夏に消化のいいものを食べたくなるとか、消化のいいものがそうめんとか、

あとは水分が取れるようなキュウリとかナスとかトマトとかそういったものが旬のものに出てきたり。

それはやはり人間も暑さの中で消化力が落ちてくるわけですよね。

内臓を消化をするというのはかなりエネルギーを必要とするので、

エネルギーを使うと体に熱が出てくるわけですね。熱を発生するわけですよね。

なので外界が暑い時期には消化力を落として体の中で熱を作らないように体が自然とそういうふうになっていくので、

消化力も落ちていく。だから消化に負担がかかるようなものではなくて、

消化にいいもの、それが食べたくなる。

これも動物としての我々の自然の説理だと思うので、

夏も全く冬の同じ量だったり、夏バテしちゃいけないからといって、

余計にいろんなものを食べたり、カロリーの高いものを摂取したりすると、

簡単に夏太りになったりとか、逆にお腹を壊してしまったりとか、

そういうふうになっていくんじゃないかなと思います。

もちろん体質もありますし、私自身は栄養学の専門でも何でもありませんので、

あくまでもワンちゃんの方の一例として、そういう仕組みになっているよという形をご紹介しました。

もしもっと栄養のことで、ワンちゃんにどういったものをあげたらいいのか、

09:04

この時期に摂るといいよというものは何があるのかということに関しましては、

ペットの栄養を管理してあられるヒロミカさんやホリスティック獣医のサラ先生などの

ご配信を聞かれるといいんじゃないかなと、他人に丸投げですね、申し訳ないです。

ご参考にされてみるといいんじゃないかなと思います。

ということで今回は、犬は夏に夏バテをしますか、夏痩せする生き物ですか、

ということに関して私なりのご意見をお話をしてみました。

結論としては、犬が夏に元気がなくなる、活動量が低くなる、そして食欲がなくなるというのは

当然の仕組みであって、そこで無理に食べさせたりしないようにした方がいいのではありませんか、

ということになります。

逆に夏太りになって、これから夏が終わって秋冬と気温が下がってくる頃に

もっともっと食べたくなるということで、どんどん太っていってしまうよということで、

ちょっと気をつけていただければなと思います。

犬も人も快適にこの暑い時期を乗り越えていきたいですね。

それでは今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。