はじめにと告知
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
ドッグトレーナー、ペットロス専門士、アニマルコミュニケーターである私が、人と犬が共に、より幸せになるためのヒントをテーマに配信をしています。
まず、告知をさせてください。
4月17日、明日ですね。
明日の朝、9時10分頃から、朝の9時10分から、
インスタ・スタイフ同時ライブを、久しぶりにね、行いたいと思います。
こちら予定をしていないライブだったので、急遽のお知らせになりますが、
後悔の少ない、ペットたちとのお別れのために、私たちができること、というテーマで、
30分程度ね、スタイフ・インスタ同時で、ライブをさせていただきたいと思います。
ペットをお迎えしたら、必ずやってくるお別れ。
どんなお別れだとしても、後悔、思い、というのは、絶対に残ります。
ただし、それを少しでも、少なくする、軽くする、そんなことができるのであれば、そうしてみたいと思いませんか?
私は16年、自分で犬の保育園をやってきたことから、最近はね、やはり虹の橋を渡る生徒さんたちが多くなってきました。
自分自身も、もう2年前になりますが、愛犬を亡くして、その前にやっておいて、これは本当に良かったなと思ったことや、
生徒さんの旅立ちを見送らせていただいて、飼い主さんたちから聞いたお話などから気がついたこと、そんなことを皆さんとお話ししていけたらと思っています。
インスタ・スタイフ同時ライブということで、よろしければ、明日の朝9時10分からですが、お耳よりいただけたらと思います。
そして、来週木曜日、4月24日木曜日の夜の8時よりですね、毎月行っている月一のオンラインセミナー、こちらは、今のままでもっと犬に愛される飼い主魅力アップセミナーというセミナーを行っていきます。
こちらはですね、無料のセミナーとなっておりますので、またお話の中でセミナーについて、どんな内容なのかはお話ししていきますが、
ワンちゃんと暮らしていらっしゃるすべての方に、ぜひ知っていただきたいポイントだなと思いますので、よければこちらも、今回は無料ですので、Zoomでご参加いただければと思います。アーカイブも残ります。
要求吠えの理解
それでは、今日の本題に入っていきましょう。こちらは、少し前に配信した質問回答、ドックカフェで吠えてしまうワンちゃんへの対応、どうしたらいい?というご質問へ回答のパート2となります。
概要欄に、そちらの前回の配信のURLもつけておきますね。
いただいたご質問は、ドックカフェで吠えてしまうワンちゃん、このワンちゃんに対してどんな対応をしたらいいですか?というご質問がありました。
こちらのご質問に対しては、ステップを踏んで、こういった段階で、まずドックカフェに行く前にやること3つ、そしてドックカフェに入って吠えてしまった時にしていただく対応についてご説明をさせていただきました。
前回の回答では、シチュエーションがどういう理由で吠えているのかというのが私の方でわからなかったので、まずは外部の刺激に対して反応して吠えてしまうワンちゃんに向けて配信をさせていただいたんですが、今回は要求防衛ですね。
外部の刺激、例えば犬の動きですとか人の動きに対して反応して吠えてしまうというのではなくて、飼い主さんに構ってほしくてドックカフェで吠えてしまうワンちゃんへの対応、こちらに対しての回答をさせていただきたいと思います。
こちらはですね、ドックカフェで要求防衛をしてしまう飼い主さんに向かって要求防衛をしてしまうワンちゃんへの対応ということでお話、回答をするんですけれども、すべての要求防衛に対して使える対応になっていきますので、要求防衛うちの子もあるんだよなという飼い主さんはぜひ最後まで聞いていただければと思います。
まず吠えというものは大きく本当にざっくりですね、ざっくり人類を男と女に分けるくらいのレベルで吠えを分けていくと2種類あるんですね。
これはですね、外部刺激に対する警戒防衛が1つ、もう1つは自分の自己主張のための要求防衛、この2つになります。
もちろんもうちょっとね、本当は種類はあるんですけど、本当にざっくり分けると要求防衛と警戒防衛と2つ種類があります。
これだけざっくりと分けた中にこの2つ大きな括りがあるわけですから、当然ですね、対応の仕方というのが変わってきます。
前回お話しさせていただいた外部の刺激に対して吠えてしまうワンちゃんに対しての対応を要求防衛のワンちゃんに対応として行ってしまうと逆効果になってしまうことがありますので、これはぜひ注意をしていただきたいと思います。
ですので、要求防衛をしているワンちゃんへの対応のまず第一条件としてはここ。
自分のワンちゃんがドッグカフェで吠えているときに、それが何に対して吠えているのか、外部の刺激に対して吠えているのか、それとも要求して吠えているのか、これを正確に見極めるということになります。
この見極め方の一番簡単なパターンとしては、要求防衛は基本的には要求をする、相手に向かって吠えていることがほとんどです。
例えば、飼い主さんにかまってほしい、なでてほしい、おやつがほしい、抱っこしてほしいという場合には、飼い主さんのお顔やおひざ、自分が欲しいおもちゃやお菓子といったものを見てワンちゃんが吠えていることがほとんどなんですね。
ですので、このワンちゃんが何を要求して吠えているのか、そもそもそれが要求防衛なのか、それとも他の犬が嫌いで、あっち行けという感じで警戒で吠えているのか、これをきちんと把握する必要があります。
ただし、非常に厄介な要求防衛というのもあるんですね。これは何かと言いますと、警戒防衛に見せかけた要求防衛というパターンになります。
これはですね、例えばドッグカフェなんかで、人が入ってきたときにワンワンワンと吠える。それを飼い主さんがダメでしょと言って注意をする。
そうするとワンちゃんが吠えやむので飼い主さんが褒める。褒めて抱っこをしたり声をかけたり撫でたりおやつをあげたりすることで、何かの刺激に対して吠えてそれに声をかけられたときにやめればママは自分のことを褒めてくれるんだ。
おやつがもらえるんだ。抱っこしてもらえるんだ。かまってもらえるんだというふうに犬が学習することなんですね。
なのでもしかしたら、もし外部刺激に対して吠えてしまうワンちゃん、自分のワンちゃんはドッグカフェに連れて行くと他の人や犬の動きですぐ吠えてしまうので、なかなかドッグカフェに連れて行けないというワンちゃんですね。
もしかしたらもしかしたらですね、この警戒防衛に見せかけた要求防衛のパターンも少なからずあるのではないでしょうか。
そんなときと合わせて、今日はこの要求防衛の対処法についてお話をしていきたいと思います。
ドッグカフェでの対応
なぜ犬が要求防衛をするのかというと、要求防衛をしなければ自分の要求が満たされない状況にあるということを犬が学習しているからなんですね。
ということは、これと違う学習の体験、経験を積み重ねてあげればいいわけです。
それはすなわち、要求防衛をする前に犬の要求を叶えてしまうというパターンなんですね。
はい、斬新ですね。
多くの飼い主さんがドッグカフェに入ってまず一番最初にやること、それは何かというと、
もし特にお友達なんかがいる場合には、お友達とお話をしながら席を決める。
コートを脱いだり、お荷物をかけたり、ワンちゃんをつないだり、それから席についてメニューを開く。
メニューを決めて店員さんを呼んで、QRコードでも何か注文をするという流れだと思います。
ここに至るまでどのぐらいワンちゃんの方に意識を向けているか、ちょっと振り返ってみてくださいね。
もしワンちゃんが何も言わないで静かにじっとおとなしくしていた場合、この飼い主さんがワンちゃんに意識を向ける時間は、
カフェに入ってから約何分後になるんでしょうか。
チッチッチッチッチッワガミを振り返ってみてくださいね。
犬の要求吠えの理解
おそらくですね、席に座って、ひと落ち着きして、ワンちゃんのスペースを作って、リードをつなぐなり、カートに入れるなり、バッグにしまうなりして、
それからやっとワンちゃんの方に気を向けるという方少なくないんじゃないでしょうか。
私がしていただきたいこと、それはですね、まずお店に入るところからワンちゃんの意識を変えていくということです。
お店に入る前に一回、アイコンタクトを取る、お座りなどで意識をこちらに向けて、
いい子だね、ここ今から入るからね、と言ってお店のドアを開けて一緒に入ります。
そこでまた、何々ちゃん、見事だったら見事と名前を呼んで、アイコンタクトが取れたらいい子だね、と言って、
じゃああそこの席に座ろうか、と言って一緒にその席まで行きます。
席に座る前にもう一度、見事ちゃんと名前を呼んでアイコンタクトを取って、褒めて席に座ります。
という形で、入店してから席に座る、それから注文をオーダーするまでの間に最低でも5回はこのアイケントのタッチポイントですね。
アイケント意識を合わせる、そこで静かに落ち着いて意識を自分と合わせてくれたことを褒める。
これは言葉だけでもいいです。おやつを使うんだったらおやつを使ってもいいです。
こういう意思疎通、私はあなたのことを置き去りにしてないよ。
私はちゃんとあなたが私についてこのお店に入ってきてくれていることを、それを素晴らしいと思っているよ、ということを褒めてあげる。
それを愛犬に分かる形で伝えてあげる。この意識が非常に要求防衛を防ぐために有効になっていきます。
特にお友達同士、犬友さん同士でいると、そちらの方にどうしても私もすごくわかります。女性なのでね。
お友達同士の会話だったりに花が咲いてしまって、気が付いたら一番最初に声をかけるのはワンちゃんが吠えてしまった時。
精神のために声をかけるようなことが続いてしまうと、自分の存在というのは吠えないと飼い主さんに認識してもらえないんだというふうにワンちゃんが学習をしてしまって、
飼い主さんの気を引くために吠えてしまうというパターンが出来上がってしまうんですね。
そしてこれは何もドックカフェでの要求防衛に限ったことではありません。日常生活至るところでそういったことが見られますし、
私のもとに寄せられる飼い主さんのお悩みの中でも多く寄せられる相談でもあります。
褒めることで関係改善
でもですね、今のお話をしたように飼い主さんが意識を変えるということで犬の要求防衛を減らしていくことができるんです。
そこに気づくか気づかないか。
そしてですね、飼い主さんに怒られるよりも注意されるよりも先にワンちゃんたちは褒められたい。
飼い主さんに意識を向けてもらいたい。自分に注目してもらいたいと思っているわけですよね。
そこが満たされないことで吠えてでも飼い主さんを振り向かせてやろうという思いが要求防衛につながっていってしまうわけです。
そんなことを言ったって、なかなかどこで褒めたらいいのか、どうやって褒める前に褒めるポイントを見つけたらいいのか、ちょっと分かりません。
というあなた、ぜひですね、4月24日の無料のオンラインセミナー
今のままで犬にもっと愛される飼い主魅力アップセミナーにご参加していただきたいと思います。
このセミナーではですね、ワンちゃんたちにもっと愛される、もっと好きになってもらうために飼い主の魅力をアップしていきましょうというテーマで行うんですけれども
飼い主さんの魅力をアップさせるために必要なことは何かというと、ワンちゃんに対して叱るのではなく褒めるポイントをもっともっと築いてあげる
そんな飼い主さんになっていきませんかということなんですよね。
今お話ししたように要求防衛をしてしまってから、それをやめさせるために声をかける。
これだと警戒防衛に見せかけた要求防衛になってしまいますので、そうではなくてまず声が始まる前に
あなたのその姿、その状態がすごくいいよということをワンちゃんに伝えてあげる。
それができる飼い主さんになりませんか。
ということで飼い主魅力アップセミナー4月24日の夜8時よりお待ちしております。
概要欄にお申し込みフォームを載せておきますのでそちらからお越しいただければと思います。
あなたもワンちゃんの褒めポイントたくさん見つけてもっともっとワンちゃんに愛される魅力をアップさせていきませんか。
それではまた次回の配信をお待ちください。最後まで聞いていただきありがとうございました。